2022年8月29日月曜日

ハンディーファン

塾の講師をやっていた頃、女子高校生に論破され、扇子(せんす)派の私がハンディーファン派にコンバートさせられ、現在使っている一品である。

どうにもファンには、扇子には勝てない特徴が有って。
 
その仕様というのは、ハンディーファンは「寝ている時も使える」ということである。

こんな川柳はご存じであろうか。

寝ていても
 うちわが動く
      親心

親になると確かにこんな現象は実感することがある。

# 若者にゃぁまだわからんだろうなぁ。

けれど、つくづく思うのは、これは子を想っての発現であり、自分の為には動かないのである。
自分が寝れば、団扇(うちわ)は止まるのである。

が、愛情豊かなハンディーファンは、私が眠っていても清涼を送り続けてくれるのである。

この無感情・無機質なファンが、今となっては私のライフガードの一品であることが悔しい。


P.S

若者は扇子使え。(風流と扇子を守る会)