足立美術館を出て、次は、鳥取砂丘をチラッと見ておこうと。
ただ、もうこちとら体力がない。
広大な砂丘へ行ったところで、展望台で全景を見て、リフトで砂丘まで下がって、ちょっと砂を踏んで感触だけ味わってみようと。
で、もう結構夕方近く、展望台まで辿り着いたものの、妙にヒッソリ感。
誰も居ない。リフトも動いていない。
慌ててリフトの切符売り場に行ってみたものの、
「今日は、早めに終わりましたぁ、すみませ~ん。」
ウッそだろっ!
展望台からの眺めも今ひとつで、ここはとりあえず砂丘に行くしかない、と
リフトの高低差を走って降りました。
が、そこで視界に入ったのは、広大な砂丘。
ちょっと歩いてみるか、、、はやり砂地は歩きにくい。
さて、時間は1時間半ぐらいあるけど、どうしよう。
残り時間を考えると、どの辺りまで行っても帰ってこれるかなぁ、などとウダウダ考えてたら、フト遥か向こうにさっきまでそこらに居た人が見える。
「へ?こんな短時間にあんな所まで行けるの?」
「じゃ、あの遥か向こうのあの“馬の背”までも行けるんじゃね?」
「いやいやいや、、、体力的に無理だろ。」
けど、まぁとりあえず行ってみるか、、、と歩き出した。
いやぁ、結構、人間の歩行速度って速い。
「このまま、頂上まで行けるんじゃね?」
ここは、一生の根性の見せどころである。
暑い中、汗をかきかき昇りつめましたよ。もう体力の限界を超えて。
けど、その砂丘の頂上からの海側の景色は、また格別でした。
「いやぁ、来てみて良かったぁ。」
人生、まだまだだな、、、とつくづく思ったものです。
さて、そこからの帰路。
少しでもバス停に直線的に歩きたいと思っても、明確な目印は無し。
こんな時にも役立ったのがグーグルマップ。
ただただGPSとマップを頼りに、その方角を信じて歩き続けたものです。
いやはや疲れました。
# 一日で腕が真っ黒に日焼けしましたよ。
P.S
しかし、この広大な砂丘ともなれば、いろいろなヤツが思わぬことをしでかそうモノであろう。
そんな輩へのコメントが面白かったのでパシャ!
こんな環境だと、普通には思いもつかないコトをやる輩もいたりするんだろうなぁ。