2023年4月21日金曜日

部長 島耕作

いやなに捨てようかと思って。

最初に“課長 島耕作”を読んだのは7年前。

# ちなみに発表時期は、1983年 - 1992年

私もまだ50代だった。

それなりに仕事に励んでいた頃、名前こそ知っていたけれど「どんなマンガなの?」とネットで中古本を大人買いした。

まぁ企業人の現実と夢の世界が語られれば、サラリーマンにとっては、
ある意味で他人の覗き興味的であっても読んでいて楽しくもある。

で、“課長”のあと“部長”になってどう変わっていくの?と思って、
この“部長 島耕作”13巻も大人買いして読んだ。

# ちなみに発表時期は、1992年 - 2002年

確かに時代は、バブルが終わりつつある時期であったりして、世の世相がマンガ内にも滲み出ていたりする。

けど、、、私は、ちょっとその非現実な部分に食傷したのかもしれない。

その後、“取締役”→“常務”→“専務”→“社長”→“会長”とまだまだ続いたようだけれど、

私は、「ここまででもういいや。」と思えてしまって。

そうこうしているうちに、私も定年過ぎて、会社人間からの離脱を目論んでいれば、
なんだか企業的なものとは少しでも離れていたい感が出てきて、

本棚にこれが並んでいたりすることになんとなく違和感を感じ「もう捨てよう」と思い立ったわけで。

まぁ今なお現役の方々から見れば、元気を失っていくかのように見られるかもしれないけれど、

まだまだ残りの人生、やりたいことが多すぎて。

けど、ま、このマンガを捨てるのも、いわゆる断捨離ですね。



P.S

“課長 島耕作”は、古本としての引き取り相手がいなかったけど

やっぱ“部長 島耕作”も同じ運命かなぁ。