2023年4月29日土曜日

14歳からの哲学

14歳からの哲学

考えるための教科書

   池田昌子著

タイトルは「14歳からの哲学」であるけど大人向けなんだと思うんだがな。

# ちなみに第3章は「17歳からの哲学」になっている。

確かに哲学である。

いろいろ考えさせられる。
そして、とにかく考えろ、と勧めてくる。

14歳でもわかるようなテーマで語られるが、考え方を示してくれるものの、この本から明確な答えは得られない。

あくまでも考える必要を、そして、考え方を述べるにとどまっている。

が、きっと考えれば、行先はきっと見つかるはず?
いやいや行先よりも、まずは考えること自体が大切だと説く。

ただただ流されがちな人生だ。
ちょっと立ち止まって考えるクセは、現代ではきっと重要なはずで。

人生で一度は読んでおくべき本のような気がした。



P.S

もっと人生の早い時期にこの本に出会いたかったな。