2023年4月9日日曜日

いつも花を見て思うこと。

桜が終わって、チューリップの花も終わった。

人為的に植えられた桜の公園や川のほとりはドラマチックに綺麗。

だけど、何気に一本だけ立っている桜もまた美しい。

 
住宅街には、チューリップがいっぱい咲いている玄関もあれば、
我が家のように、植木鉢に一本だけのチューリップもあったりする。

そんないろいろを見ていると、いつも思う。

どんなところで咲く花が花にとっては幸せなんだろう。

山の中で、誰にも見られることもなく、静かに咲いては散る花もあろう。
わざわざ花を見るために人が集まってくるような花もあろう。
美しいが故に、切られて花屋に並び、どこかに飾られて終わる花もあろう。

どんな生き方が花にとっては嬉しいのか?

そんな生き方を選べない花たちのことをつい考えてしまう。

いや、考えすぎだろ。そう思いながら。




P.S

どんな生き方が、というのは、人間も同じだ。

人間はそれを選べるか、と言われれば微妙なところもある。

けれど、、、もし今度何かに生まれ変わらなければいけないのなら

私は人間よりも、花の方がいいな。