2023年11月25日土曜日

欲情の作法

欲情の作法 渡辺淳一

私はかつて、渡辺淳一のファンであった。
本棚には、単行本・文庫が列を成して立っている。

或る日、ブックオフの100円コーナーでこの本が目に入った。

「渡辺淳一にこんな本があったんだ。それにしても露骨なタイトルだな。」

久しぶりに読んでみるか、と購入。

で、内容は、なんとも、、、

一応、ひと通り人生を通り過ぎてきた人間としては、、、
まぁ、今更こんな本読んでもなぁ、、、が感想である。

何なんだろうなぁ、渡辺淳一が現代の草食人種に向けた恋愛指南書とでも言いましょうか。

基本的には、男女両サイドに当てはまるように努めていますが、やはり作家自身が男性であれば、
男性への提言に傾いているような気がしますが、それはある意味当然だろうな。

けれど、フト思うことは、、、

年代的に私は渡辺淳一側だと思う。
であれば、彼の思考・思いは、よく理解できる。

けれど、恋愛についての成り立ち・仕組みは、不変、、、

ということは、私も信じたいけれど、それは本当なのであろーか、と思ったりもする。

昔の恋愛の行為・やり方・思いは、今でも同じなのだろうか?などとフト内省してしまうんだな。

ま、どちらにせよ、哀しいかな自分にはもう関係ない感の内容なので、
も、どーでもいいわけなのですが。

文字も大き目で、1ページあたりの文字数が少ないのですぐに読めます。
内容も内容ですし、、、ね。

ただただ若者達がこれを読んだらどう思うのかが、気になるばかりです。


P.S

ちなみに、ブックオフで税込み110円。

100円クーポンを使って、10円で購入。
また引き取ってもらったら、5円戻ってくるかなぁ。

最近、ブックオフが図書館化していてすみません。