白鳥
かなしからずや空の青
海のあをにも染まずただよふ
若山牧水
海のあをにも染まずただよふ
若山牧水
これを書いたのはもう30年ほど前になる。
# 写真が出てきたので。
# 未熟だな。恥ずかしいな。
書きながらも、そのイメージは、青の中に漂う小さな白い鳥にしか過ぎず、色彩の妙を想って書いていた記憶がある。
けれど、この歳になってくると感じるものが違ってくる。
なんだか面倒に感じる世間と一歩離れて
孤独にゆらゆら波間に揺れているその情景が孤高でもあり寂しさを感じたりもする。
# なんとなく今の自分にかぶさるな。
若山牧水の深みがやっと自然に理解できるようになったってことなのかな。
いやなに今更ながら、、、。
P.S
いくらなんでも遅すぎるだろっ→自分。