2024年3月13日水曜日

現代語訳 学問のすすめ

人の家に伺った時に机の上に何気にこの「学問のすすめ」が置いてあって、

ちょっとパラパラ見させてもらいながら、いつも

「福沢諭吉の“天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず”のホントの意味はなぁ、、、」

などとエラソーに学生たちに講釈を垂れながらも、

そう言えば、自分もちゃんと読んだことがなかったな、と反省してブックオフでまた10円で買ってきまして。

いやぁ、これはもっと若い時に、学生の時に読むべき一冊だよなぁ、と、この歳になれば思うワケで、つくづく反省。

まぁ、「学問のすすめ」が超有名であって、福沢諭吉がお札の顔になるのには
やはりそれなりのことがあるんだなぁ、と今更ながら思った次第。

それにしても近代化まっしぐらの明治の時代に、西洋一途でもなく
こんなにも論理的にプラス思考の考え方が出来ていたことに
心から敬意を感じるわけであります。

私には、道徳の教本にも相当するような気がするのですが。

現代語訳版で訳者が斎藤孝なのでとても読みやすいのでおススメです。



P.S

本の版数を見たら、2020年3月で第56刷版と。

他の訳者バージョンもあるだろうから

いったい日本人の何パーセントの人がこの「学問のすすめ」を読んだのだろう。

この歳になって初めて読んでいることに、ちょっと恥ずかしく感じたりもして。