凄い映画だった。
2011年の作品。カナダとフランスでの製作。
ドンデン返しのその内容もスゴかったけれど、何だか百田尚樹の「幸福な生活」的なドンデン返しで哀しくなった。
場所は、中東。
宗教戦争での内戦で悲惨な状態の中での物語である。
シーンは、現代と35年前を行き来する。
やっぱりどうも外国人の顔の違いの識別に慣れていないせいか、最初のうちは、過去と現代との切り換わりに混乱したりもした。
# まぁネタバレは絶対に回避。
宗教戦争のはずなのに、こういうことに至っては、なんでもアリなのか?感を感じてしまうのは、平和日本に住んでいるからなのだろうか。
それにしても哀しい。
いったい母は、どんな気持ちで子供たちを育ててきたのだろう。
そして、真実がわかった時の母の気持ちは、、、?
もうただただ実話でないことを祈るばかりである。
P.S
この映画をドンデン返し映画で選んだのか、中東問題ネタで選んだのかが今となっては思い出せない。
しかし、確かに驚くべき物語であって、いくら映画がすごくても、
これを“傑作”と表現するのには、ちょっと私は抵抗があるな。