2005年10月20日木曜日

アキバの草の根的可能性

(秋葉)アキバとは、秋葉原のことである。 

私は、電気好き少年であり、自作派であり、

仕事も電気関係の設計・製作をしている人間なので、かつて秋葉にはよく通った。 

が、中年となって、自分の状況も変わり、しばらく秋葉をご無沙汰していたのであった。 

で、先日、秋葉に行った。 

その様相の変わり方に驚きを隠せなかった。

街並みだけでなく、そのショップの業界も、、、である。 

そもそもJRの正面が裏になってるじゃんさ。

# 地域性の高い表現でスミマセン。意味フの人もいっぱい居るであろうな。 

そこで目にした光景を二点をご紹介する。 

写真上は、夜のJRガード下。 

ピンクのメイド風コスチュームに身を固め、

(固めという表現はちょっと悪いな。)

PA装置を持って、路上でステージを始めるオンナの子。 

そして、そこにパラパラっと群がる一団。 

彼らを特別視するつもりはもうとうない。

趣味とはそういうものである。 

私は、それよりも需要と供給のバランスが取れた上での

彼女の業界デビューの可能性を祈りたいのである。 

もうひとつの話題は、私書箱である。(写真下) 

たぶん民間私書箱であろう。 

いやなに、鍵のかかる引き出しさえ用意すれば、

もうそこから民間私書箱なる業務が始められるのである。 

誰が、何のために使うか? そんな議論はしない。

きっと貴方も想像を膨らませれば

それなりの思い付きは頭に浮かぶであろう。 

いやいや、凡人では想像もできない使用法があるかもしれない。 

必要から産まれたものであると思うが、

そんな商売の可能性をも秋葉には存在するのである。 

今と昔とは、秋葉の様相は変わってしまったが、 

今尚、その可能性を夢見る場所であろうことには、

変わりのない街かもしれない。

 

P.S

時が経ち、秋葉が電機業界を引っ張ってきたことを思えば、 

今、秋葉は私たちにはわからぬ業界を引っ張り始めたのかもしれない。 

ちょっとその業界にも首を突っ込んでみたい気もするけど、、、 

若者達は、私を受け入れてくれるだろうか?

 

PM 07:48:10