私は、電気好き少年であり、自作派であり、
仕事も電気関係の設計・製作をしている人間なので、かつて秋葉にはよく通った。
が、中年となって、自分の状況も変わり、しばらく秋葉をご無沙汰していたのであった。
で、先日、秋葉に行った。
その様相の変わり方に驚きを隠せなかった。
街並みだけでなく、そのショップの業界も、、、である。
そもそもJRの正面が裏になってるじゃんさ。
# 地域性の高い表現でスミマセン。意味フの人もいっぱい居るであろうな。
そこで目にした光景を二点をご紹介する。
写真上は、夜のJRガード下。
ピンクのメイド風コスチュームに身を固め、
(固めという表現はちょっと悪いな。)
PA装置を持って、路上でステージを始めるオンナの子。
そして、そこにパラパラっと群がる一団。
彼らを特別視するつもりはもうとうない。
趣味とはそういうものである。
私は、それよりも需要と供給のバランスが取れた上での
彼女の業界デビューの可能性を祈りたいのである。
もうひとつの話題は、私書箱である。(写真下)
たぶん民間私書箱であろう。
いやなに、鍵のかかる引き出しさえ用意すれば、
もうそこから民間私書箱なる業務が始められるのである。
誰が、何のために使うか? そんな議論はしない。
きっと貴方も想像を膨らませれば
それなりの思い付きは頭に浮かぶであろう。
いやいや、凡人では想像もできない使用法があるかもしれない。
必要から産まれたものであると思うが、
そんな商売の可能性をも秋葉には存在するのである。
今と昔とは、秋葉の様相は変わってしまったが、
今尚、その可能性を夢見る場所であろうことには、
変わりのない街かもしれない。
P.S
時が経ち、秋葉が電機業界を引っ張ってきたことを思えば、
今、秋葉は私たちにはわからぬ業界を引っ張り始めたのかもしれない。
ちょっとその業界にも首を突っ込んでみたい気もするけど、、、
若者達は、私を受け入れてくれるだろうか?
PM 07:48:10