2007年1月4日木曜日

年賀状の葛藤

 数年前から、私は非常に個人的意味合いの強い年賀状の生産枚数を100枚に限定するようになった。
 
それまで増え続けたこの年賀状。
確かに義理の強い国民性かどうかわからぬが、年賀状だけの関係は、増える事はあっても減る事はない。
もちろん、それはある意味うれしいことなのだけれど、お互いに無意味さを感じることもある。

そもそも日頃会っている人への年賀状ってなに?
などと思えば、それはれっきとした挨拶であり、義理もあろう。それって、、、
 
最後に会って20年経って、尚且つ、将来も会いそうもない人への年賀状ってなに?
などと思えば、それは、単にお互いがまだ生きている証の知らせであり、
いつかきっと会うこともありますでしょうか?の期待と、
単なる、想い出の保持かもしれない。それって、、、
 
などなどなど、、、年賀状への思いは、訳がわからなくなったりする自分がいる。
 
「いいじゃんさ、年に1回の葉書のお手紙ぐらい。」
そう言われると、おっしゃる通りであります。
けどけどけど、、、
 
カタブツのオヤジが世に無意味そうな一石を投じるべく
ヘタは覚悟の上で筆で一枚一枚書いているこの作業には、精神的限界がある。
 
精神的な限界から外れてしまった方へ、、、
ごめんなさい。
 
# 長い言い訳の今日のコラム。言い訳になってないな。反省。
 
 
P.S
100枚以上のものは、印刷にしてしまおうか、、、
と毎年思うのでありますが、そんなことをしようものなら、
あっという間に全数印刷になってしまうであろうことが容易に想像できてしまう自分。
 
年賀状はいつも葛藤の源だったりする。
根性なしですみません。
 
 
PM 12:27:22