2007年1月5日金曜日

井の中のカエル、大海を知らず、されどその、、、

大学生の息子が帰省してきた。
私への土産は、もちろんマンガの本である。
 
その息子、カエルを飼っているとかで
帰省中も放っておくわけにはいかないということで、
ペットボトルに入れて、連れて帰ってきた。(写真参照)
 
「なんか可哀想じゃないの?」
そんな思いもするが、
暖かいところで、冬眠する必要もなく、
餌も与えられていれば、このカエルは不幸か?
と言われれば、言い返せない今の私である。

大海を泳ぐこともなかろう、
広い空を仰ぎ見ることもなかろう、
けれど、生きる上での危機は少なそうだ。
 
カエルの気持ちはわからない。
一体何がいいかどうか断言できない自分もわからない。
 
お正月から考えさせられるカエルである。
 
P.S
最近、なつかなくなってきたそうである。
 
ストレスたまってんじゃないの?
彼の名誉の為に追伸しておくが、
彼の家では、それなりの入れ物でそれなりの環境を整えてやっているそうである。
 
しかし、、、彼に飼われている以上、
餌に関すること、環境に関すること
このカエルに起こる天変地異は、彼の仕業ということになる。
 
彼は、このカエルの全能の神であったりすることを
知っていて欲しいと思う。
 
「井の中の蛙、大海を知らず、されど、その飼い主の愛情を知る(?)。」
 
 
PM 12:56:09