2008年2月4日月曜日

映画チケットの妙

私の映画好きに、母がたまに付き添う。
50歳と80歳のカップルである。

かなり昔、とある映画館で
「シニア券1枚と大人1枚ください。」
と言うと、「夫婦割引きですか?」と聞かれたことがあった。
それも何かヘンなのだけれど、、、。

今回は、ネットで予約。
以前のこともあるものだから、夫婦割引チケットで予約。二人で2,000円也。

# ちなみに夫婦割引きとは、夫婦どちらかが50歳以上ならば、二人で2,000円なのである。

けど、、、どう見ても夫婦じゃないベサ。
夫婦に見られるのもヤじゃんさ。

そもそも、ばぁちゃん(母)は、シニア扱いでも値段は変わらないので、
何も罪の意識はなさそうだけれど、
私の方は、夫婦でもないのに、1800円のところを1000円で入れてしまうことになるわけで、
ちょっとドキドキ。

「こんな買い方、しないでくださいっ!」
そう言われるのではないか、と言い訳を一生懸命考える小心者の私。

で、二人で一緒に入場。
やっぱ、私だけ、呼び止められた。

「年齢のわかるものを見せてください!」
で、免許証を提示。

「昭和32年生まれで今50歳です。」と告げると、
「あ、大丈夫です。どうぞ。」とチケットもぎりのオンナの子。

このカップルをどう思って、何を確かめたくて、何で私の年齢を聞いたのだか、
私は、どうにも訳がわからなく、どうもすっきりしない。
ま、1000円で観られたから別にいいんですけど、、、。


P.S

きっとあの入り口のオンナの子は、

「このいい感じのオジサマのお歳はいくつ?」

そう尋ねてみたかっただけに違いない。
そんな回りくどいことしないでちゃんと聞いてくれれば、
メルアドのひとつやふたつ、教えてあげたのにぃ。

# 50歳過ぎると、日常の中に妄想を見ることが多々ある。