着る物に無頓着で
コンピュータマニアで
インターネットで交友し
ガチャガチャも好きである。
世の男を二つに分類すれば、
私は、間違いなく電車男側の分類である。
この映画は面白い。
観ていて、笑えてしまう。
けれど、それは、自分に対しての笑いでもあることに気付くと、
私は、ちょっと恐縮してしまう。
# ちなみに、私も家では、Danny FirstのTシャツを着ていたりする。エヘ。
けれど、観終わって、私も勇気がもらえた。
世の平均的観点から見れば、私もかなりヲタク側であろう。
# ヲタクの定義も非常に難しいけれど。
自分がそうであれば、ヲタクの何が悪いのか私にはわからない。
ヲタクと悪人は、本来別次元だと思うし、
ヲタク=不真面目という式も成り立たないはずだ。
極論を言えば、ヲタクを異常視する人は、
私から見れば、無趣味なやる気の薄い人間に思えたりする。
まぁ、この映画が、私のようなヲタクに、
よりあたたかな市民権を持たせてくれるようであれば、少しは嬉しい。
けれど、何もこの映画があろうとなかろうと、
きっと私は、ヲタクであり続けるだろうし、辞めろと言われても辞められないし。
でも、逆にヲタクを小バカにする人に私は問うてみたい。
「あなたの趣味は何ですか?
そして、その趣味にどのくらい没頭できていますか?」
# いかんなー、映画の話にならんじゃんさ。
まぁ、無理にネタバレを避けた今日のコラムであるが、
この映画を観終わって、頭に浮かんだことは、
「誰にとっても、この世は、まだ捨てたものじゃない。」ってこと。
そんな気持ちを運んできてくれたこの映画に感謝でありますっ。
でも、電車男について詳しく知りたいなら、Wikipediaででも。
P.S
私は思う。
電車男系なる分類があれば、
きっと、、、電車女系なる分類もあるはずだ。
これは、男の世界だけの話ではないはずだ。
そんな女性にも、この映画を観て、元気をもらってもらいたい、
そうも思った。