かつてマンガ「AKIRA」の発売を楽しみにしていたのは既に社会人(独身)だったな。
とてつもない時代設定と、その中での退廃的な少年たち(いや大人たちも)に意外性と先見性とを感じたものだ。
特に都市での巨大爆発のシーンはショッキングだった。
それまであまりそういったシーンのマンガ的緻密な表現を見なかった気がするし。
で今回の映画、こちらも相当記憶を失っているけれど、記憶がマンガ基準なので、印象的なシーンが欠落していてちょっと残念感も。
もっともこの映画、まだAKIRAの原作が終わっていない段階での製作なので、途中で端折られているのは時間枠の問題だけではなかろう。
しかし、作者の緻密な絵的にも物語的にも当時の中で突出した感があったのは誰もが認めるところでしょう。
それと比べると当時のマーベルなんか稚拙で単純な気がしたもんなぁ。
だから大袈裟ではなく、日本アニメのある種の転換点の作品であったのは間違いないと思います。
けど最近、大友さんの新作を見かけなくなったけど、どうしてるのかなぁ。
P.S
ちなみに上の画像は、当時映画館で買ったパンフの表紙。
ちゃんとオリジナルストーリーと宣言されていれば、
忘れてしまっている元の物語もまた知りたくなるというものである。
私の本棚にはカラフルな6冊が未だに立っている。
また頭から読み返すかぁ?
けど、それから30年も経った今、こちらの感受性も変わっているだろうから、きっと感想も変わってくるんだろうなぁ。
昔のモノが違って見えてくる予感がして、ちょっと二の足踏むジジイであります。
