1970年、大阪万博の時のことであります。
そう、もう今から30年以上前にもなる。
大阪万博は、日本は高度経済成長時代の波に押されて、とても勢いがあった。
目新しい技術に触れ、未来への技術発展憧れいっぱいの万博でありました。
その中のひとつに携帯電話がある。
当時は、「ワイアレスホン」と呼ばれていたものである。
写真の食玩をご覧あれ。
上から吊るされた透明のカプセルに腰をかけ、その中で電話をかける女性。
あくまでもどこにも線で繋がっていないよ、という演出が何とも憎めない。
その当時、手のひらに隠れてしまうほどの携帯電話が、その後30年後に本当に出現するとは、誰が想像しただろうか?
当時の目指す未来が現実となった数少ない物のひとつである。
P.S
けど、、、そんな携帯電話を手に入れた日本人は、この30年に何か落し物をしてしまったのじゃないか?
そう思ったりもするこのおじさんは、なかなか素直に時代の波に乗れないオヤジであったりする。
PM 10:01:49