とある旅館での食事。
「このお味噌の漬物おいしいな。」
あまり漬物を食べない私でありますが、
このゆず風味の味噌漬けは、なぜか私に憑(と)りついた。
思わず売店で聞いてみると、
やはり売っていた。で、
その土地の名産っぽいその商品に、自分への土産に、と購入。
さて、うちに戻ってきて、食べてみる。
確かに好きな味だ。
けれど、、、この味、記憶があるぞ。
そうだ、以前に行った旅館でも同じ思いで、やはり土産に買ってきた記憶もあるぞ。
デジャヴ?
で、自分のブログサイト内をググってみたら、、、
やっぱりあった。前回も違う旅館で買ってきていたのである。
# 嗜好がブレない私である。
ん?この旅館の特別な一品じゃなかったのか。
パッケージを見ても、製造元が表記されていなく、販売元のみの表記である。
更に、インターネットの世界でググってみると、、、
おおお、いっぱい出てくる。
北海道から九州まで、様々な旅館で売っているモノだったのである。
じゃぁこれからは、ネットで買えるんじゃン。
やっぱり買うならメーカーサイトから直接、、、
とググっても、なかなか見つけられない。
いやなにここまで来て思うのである。
このメーカーは、決しておおっぴらに表に出ることを避け
各旅館での名産品を装い、日本中の旅館で販売しているのである。
なるほど、こういった売り方もアリだな。
わたしはつくづく思うのである。
# 業界では、当然のことなんでしょうがね。
なので私は、このきのこみそは、今後、その土地の名産品としてではなく
単なる自分にとってのおいしさでまた買おうと思います。
P.S
しかし、こういったこともインターネットが暴いてしまうなぁ。
やはりインターネットは恐るべし。