哀しい物語だった。
若い俳優の演技も良かった。
画も美しかった。
# まだ上映中だからネタバレは避けねばな。
内容は重い。
現状から逃げ出したかった子供と
それを何気に助けてしまった若者。
何気ない行動をしただけなのに、
口から出したくないことを言わなかったことで
家族も世間も都合のいい判断をし、それを決めつける。
そして、不幸の連鎖が始まる。
どんな終わり方になるのか不安を抱えて観ていたけれど、
こんな着地点でも僅かな光でも希望が見いだせたのが私には良かった。
私は、この物語は“純愛”と思ったりもする。
もういいよ、人のことなんて気にせずに二人で生きていけばいいんだよ。
最後のシーンは、私は彼らの背を押してやりたかった。
P.S
彼らの幸多からんことを祈る。