八方美人とは、全ての方向に対して落ち度なく対応できる人物のことである。
全ての方向に対応しようとすれば、無理も出てこようものであろうけれど、
そこで発生したストレスをも、うまく分散して八方向にばら撒きつつ、
隠し込んでしまえる達人を言うものであろう。
それに対して、七方美人とは、八方美人に対して、
一方向だけ欠けている状態をいう。
そりゃ、八方美人はとても大変なことは容易に想像できよう。
全ての人間が完璧な八方美人でいるのなら世の中は見かけ上は、
相当スムーズに進むものである。
が、凡人は、なかなかそうはいかない。
自分にとって一見八方美人に見える人であっても、
たった一方向だけ欠けていたりして、
その人物は、その方向に対して、
美人維持に対しての無理なストレスを発散しているのかもしれない。
往々にして、その一方向は、例えば、親であったりもする。
友達にも会社の同僚にもうまく付き合っているのに、
親に対しては、冷たかったりする。
でも、その親は、決して嫌われているのではなく、
逆に言えば、心許せる、我侭が許される、
甘えを受け止めてくれる一方向であったりもするのである。
そういう類の一方向は、どんなに冷たくされても決して怒ったりしない。
愛情豊かな方向かもしれない。
七方美人は、その一方向からある種のエネルギーを得て、
残りの七方向に向かっているのであろう。
そう思えたりもして。
P.S
まぁ、八方美人も七方美人もなかなか自分じゃ判断できないからねぇ。
縁のない議論をしたかもね。
自分に対して客観的観察を試みると、、、
私はたぶん三方美人程度。
要反省?
PM 06:11:54