2008年11月19日水曜日

映画ファンの衝撃的経験

先日、仕事のキャンセルがポカッと出て、

突然の空き時間が生まれたもので、

フト、思い立って、レイトショーで映画館に行きました。

# ま、いつものことでもありますが。

始まりは、21:45。この映画館最後のプログラムである。

平日の最終は、やはりすいています。

だけど、今日は、チケットロビーも妙にすいていて、、、

チケットカウンターでチケットを買いながら、

今まさにチケットを発券しようとしてくれているその若い女性に尋ねました。

# 何か予感がしたんだよね。

「ま、まさか、この回、ボク一人じゃないですよねぇ?」

「ちょっと調べてみますね。

 あ、まだ、どなたもみえてません。」

「げぇ~、そんなんならどうしよう、、、恥ずかしいしぃ、

 なんか申し訳ないしぃ、、、だって、もしボクが観なかったら

 あなた達も早く帰れたりするの?」

「はい、まぁ、、、そうですね。」

「え~、え~、どうしよう、、、まだ、他の人が来るでしょうかねぇ?」

「さぁ、、、どうでしょうか?」

「でも、この映画、今日逃すと、来週で終わっちゃうし、、、

 見逃したくないしぃ、、、。

 でも、、、でも、、、あ~~~、買っちゃう! 1枚くださいっ!」

「席はどこにされますか? どこでもかまいませんが。」

「ど真ん中をください。」

# とーぜんでしょうがっ。

# 広い映画館で隅っこで一人で観るのは、あまりにも哀しすぎます。

「ちなみに、こんなことってよくあるんですか?」

「そうですねぇ、カップル1組だけで、、、というのはよくありますが、

 まったくお一人で、というのは、私は初めてです。」

「ゲッ!」

「だから、次の方がまだみえてないだけですよ。」

上映開始2分前の会話である。

で、なんとなく申し訳なくなって、販売カウンターでコーンポタージュ(250円)なぞ買って入場。

祈る思いで次の観賞者が来るのを待った。

けれど、、、予告編が始まっても、他の観賞者が来る気配もなく、

とうとう本編が始まってしまった、、、。

せめてもの救われたのは、冒頭からドキドキ・ハラハラの映画で

すぐに映画の中にドップリと漬かれたこと。

手を頭の後ろに組んでみたり、思いっきり足を伸ばしたり、

最高じゃぁ~~~ん!って思いながらもけど、、、なんか複雑だったなぁ、、、。

一応、クレジットなども最後まで見たのだけれど、、、

後ろの映写室の中から、「早く帰れー」っていう声が聞こえてきそうで。

でも、初めての貴重な体験でありました。

ちなみに、この時の映画は、「イーグル・アイ」。

評判はイマイチそうなんだけれど、妙に私には、それなりに面白く感じられたのは、

この状況のせいかしらん?などと思ったりも。

けど、、、ひとりぽっちの映画館での観賞は、、、もういいです。

なんだか、もったいな過ぎます。

電気代、空調代、ランプ償却代まで諸々考えると、

映画館側のこの上映回は、どうみても赤字と思われ。

貴重な体験をありがとうございました。→109シネマズ殿

これに懲りず、今後もレイトショーをよろしくお願いしますね。




P.S

一人で映画館で映画を見るシーン、、、

思わず、チャールトン・ヘストンの「地球最後の男 オメガマン」の

冒頭のシーンを思い出しました。

私も、つかの間「地球最後の男の気分を味わえるぜ」と思ったのですが、、、

フト、自分でフィルム回したわけでもないしぃ、、、と思い返されて

やはり、たった一人で観ている贅沢さに恐れ入ってしまう自分の小心さを実感。