2022年12月28日水曜日

夜のピクニック

原作を読んだ後、映画化されていることを知り、
高校生の大群が列を歩く様が実際に目にすることが出来るのであれば、、、 と思い鑑賞。

まず第一印象は、、、
いくら撮影のためだと言っても、、、
キミたちダラダラ歩きし過ぎでしょ。

そんなペースじゃぁ、24時間で80km歩けないでしょ。

で、ちょっと考えてみる。

24時間と言っても、昼食(1H)、夕食(1H)、仮眠(2H)を差し引くと 、歩く時間は正味20時間。

であれば、全行程が80kmであれば、やはり4km/Hのスピードキープが必要でしょ。

であれば、最初っからあのダラダラじゃぁダメでしょ。

# というのは、高齢者の甘い計算か?

もっとも最後の20kmで取り戻すってのかぁ?

と本編とはどうでもいいところが気になって。

しかし、確かに、楽しそうではある。

# 体力があれば。

ただ歩くだけのはずが、なにか特別なモノになるというのもわからぬものではない。

しかし、今回もつくづく思うのは、2時間という映画の枠では、やはりつらかろう。

原作読んでない人は、ここんところの移り変わりは理解できるんだっけ?と思えてしまう。

なんだか原作で味わえる状況・感情とか、抒情的なものが、かなり削ぎ落されてしまっているのが残念である。

けれど、私だって、原作がありながらも、映画を観て終わってしまうパターンも数限りない。

そのすべてが、やはり原作の味わい薄く、あらすじの確認で終わってしまっているのだろうなぁ、

と、つくづく反省させられるのでありました。

それにしても、この作品の製作は、2006年。
今から16年も前の映画であれば、キャストがみんな若い若い。

でも、みなさん16年後もご活躍している方ばかりでなによりです。


P.S

さぁ、どうする?「ピクニックの準備」

原作を先に読む? 映画を先に観る?

原作を先に読めば、映画はきっとつまらなくなる。

映画を先に観れば、原作読む時のイメージは、きっと映画のシーンになる。

映画ファンにとっての永遠の課題である。