2023年5月1日月曜日

冒険者たち

1967年の映画であります。

有名であり、タイトルはよく耳にするけれど、そう言えば観てないな、とレンタル。

3人の男女が自分の夢を実現するためにお互いに協力し合っているのだけれど、

どうもうまくいかずにみんながそれぞれの夢を絶たれてしまう。

そんな時に耳にした海に沈んだ財宝の噂。

彼らは、それを求めてコンゴの海に向かう。

けれどさぁ、、、手に入れてしまうんだな、財宝を。

そして、一度失敗した夢の実現をまた夢みる。

しかし、財宝というものは、やはりすんなり手に入るモノじゃなかったんだな。

その後は、、、と、ココでやめてしまう。

彼ら3人は、本当にいい人間なんだな。

お互いの夢の実現のためにお互いに支えあうその関係は、実に嬉しい。

最後の最後まで、お互いに義理堅く、その絆が維持されていたことが、この悲劇の物語を救ってくれるポイントだ。

ただ、私には何がうれしいかって、夢を追いかける3人の中に中年のオヤジが独り含まれていたこと。

いつまでも夢は忘れたくないな、そう思わせてもらえた映画である。


 
 
P.S

誰かが言った。

「夢はあきらめた時点で夢になる。」

新たな夢を見た時に、いつか来るその夢に向かって進めなくなった時の覚悟は常に持っていないとな。

そんな思いもあらためて持った。