「湯道」、、、
ウィキペディアに載ってるんだ。
冗談的な単語だと思っていたら、ちゃんとそれなりに意義が存在していたことを知ってちょっとビックリ。
確かに日本の入浴が大勢の人と裸で同じ湯船に入る行為であれば、
そりゃルールやマナーがある程度必要になろうモノである。
ま、そこに“道”が発生してもおかしくはないけれど、、、
# 極めようとすると、、、きっと大変だな。
さて映画に話題を戻すと、、、
まぁ基本コメディーだわね。
で、基本シーンは、銭湯となる。
かつて中学・高校・大学・社会人と、、、
結婚するまで銭湯にお世話になっていた私としては、銭湯ネタは実に懐かしい。
でもって、私にとって温泉・銭湯の何が魅力かって、
まず第一に、脚を伸ばせることであろう。
そして、その空間の広さ。
露天風呂なんかに行ってしまうと、1時間以上も入っていたりもする。
しかし、大勢の人が集う銭湯ではあるけれど、
この映画のように、そこで全く知らない人と知り合いになることはあんまりなかったのは
私が若かったせいか、人見知りだったせいか、、、
ま、そもそもお風呂を楽しむというよりも、急いでカラダを洗う場所の意味合いの方が強かったからね。
だから私には、この映画がやっぱり作られたドラマに見えてしまっていけません。
それとやっぱ湯道の家元シーンは、、、痛かった、、、な。
# ちょっと無理でしょ。
まぁ全体的に昭和の想いを醸し出してる映画でしょうが、
若いシャワー派の人にこの映画はどうなんでしょうね。
# もう「神田川」の世界なんてありえないんでしょうし。
なので、昭和を生きた人向けの懐古映画に過ぎないのかもしれません。
しかし、確かに小さな銭湯の経営は大変だろうなぁ、とつくづく思う。
今も街には存在しているけれど、ある意味生活必需場としては、簡単になくすわけにもいかないだろうし。
個人的には、今回も笹野さんのさりげない演技が良かったです。
P.S
近頃は、サウナも流行っていて、そこにもマナーがあるという。
# 心臓いじってから、サウナを私はなんとなく避けるようになってしまった感。
しかし、サウナのマナーなんて、全然知らないもんな。
もう、なんとなく恐くては入れませんわな。