浅田次郎著
たまには時代物を、と思い立ち、やっぱしっとり泣けるようなものがいいよね、とまた性懲りもせずに浅田次郎で。
話は、姦通罪を犯した旗本が切腹を言い渡されたものの
「痛えからいやだ」と。
かと言って幕臣の首を刎ねるのも抵抗があって蝦夷へ流罪となる。
そして、それを送り届ける為、若い与力との片道一カ月の物語である。
犯罪者と言っても威厳の漂う旗本とまだペイペイの若い与力との珍道中(?)であれど
この旗本、なかなかしっかりした人物で、さまざまな出来事と出会いながらもそれをそれなりに収めてゆく。
やがて若者与力は、彼のことを、、、そして、真実がわかり、、、
まぁネタバレは避けねばならぬな。
2冊からなる物語であれば、ま、いろいろ起きるわね。
そしてこの旗本、なんだかフラ~っとしているのに、物事を収めていくだけの気風も度胸もあって
そのあたりの表現はうまく表現されていると思います。
まぁ終わり方に残念というかさみしさ感が残るけれど、、、
それも仕方がないか、、、。
今回もやんわりじんわりほっこりする一冊でありました。
P.S
やっぱり義理人情劇を書かせたら浅田次郎ですね。
たまには時代物を、と思い立ち、やっぱしっとり泣けるようなものがいいよね、とまた性懲りもせずに浅田次郎で。
話は、姦通罪を犯した旗本が切腹を言い渡されたものの
「痛えからいやだ」と。
かと言って幕臣の首を刎ねるのも抵抗があって蝦夷へ流罪となる。
そして、それを送り届ける為、若い与力との片道一カ月の物語である。
犯罪者と言っても威厳の漂う旗本とまだペイペイの若い与力との珍道中(?)であれど
この旗本、なかなかしっかりした人物で、さまざまな出来事と出会いながらもそれをそれなりに収めてゆく。
やがて若者与力は、彼のことを、、、そして、真実がわかり、、、
まぁネタバレは避けねばならぬな。
2冊からなる物語であれば、ま、いろいろ起きるわね。
そしてこの旗本、なんだかフラ~っとしているのに、物事を収めていくだけの気風も度胸もあって
そのあたりの表現はうまく表現されていると思います。
まぁ終わり方に残念というかさみしさ感が残るけれど、、、
それも仕方がないか、、、。
今回もやんわりじんわりほっこりする一冊でありました。
P.S
やっぱり義理人情劇を書かせたら浅田次郎ですね。