ネットをついザッピング(サーフィング?)していて目に入った二つの雑誌記事のタイトル
“10代・20代が「まったく見る気にならない」紅白歌手ランキング!【紅組編】”
“紅白歌合戦「一番見たい」と思っているアーティストランキング”
それはそれぞれだれ?と両方のサイトを見てみたら
どちらも一位は、Adoだったりする。ハハハ。
なんだか笑えるような笑えないような。
まぁその下にはそれなりの理由も書かれているわけだけれど、
どちらも無難な意見が羅列されていたりして、それぞれは納得できる。
けれど、雑誌によってほとんどマ反対の結果を載せているこの状態が、なんとも複雑である。
どちらか一方しか読んでいなかったら、やっぱそれを信じ込んじゃうんだろうな。
でもある意味でのネットの良さは、その記事の真偽も含めて
さまざまな情報を雑多に見られることで、そこに妙に安心できたりするんだな。
単純に言ってしまえば、要は、何も信じられなくなるのである。
意見なんて、そこには必ず反対の見方をする意見が存在する。
それが雑多に見られることに、逆に安心できたりする。
私は、かなり前から新聞を読まなくなった。
そりゃ全種類の新聞を読み比べるほどのチカラと環境があれば、それを読み解くことも出来ようものだろうけれど、
一種類の新聞だけで自分の知識なり思いが左右されてしまうのが恐くなったからで。
まぁそれだけに自分の考え・思いを持つことにチカラを使うことになって、ある意味良い傾向にあると思う。
上の2誌からだって、対象年代が設定されている以上、データ自体はどちらも正しいかもしれない。
けど、アンケート自体が“その程度のもの”と思えるのがきっといいと思うんだな。
世は、混沌としている。
政治も経済も生活すべてにおいて。
昔のように、信じていれば済む時代から、そうでない時代に移り変わっている。
それを単に難しい時代と表現するか、自由度の高い時代と表現するか、
来年は、福沢諭吉の「学問ノススメ」でも読み直そうか。
そんなことを思いつつ、本年を閉じる。
来年こそ平和な時代へ移行しますように。
P.S
私は、かなり前から紅白歌合戦を録画しながらしっとりじっくり観る人間である。
今年は特に歌詞が追えない曲ばかりで、、、
録画したモノも特に残したいものもなく全部捨ててしまった、、、。
実に自分の老いを感じたひとときでもありました。