ちっともめでたい気分にならない今年の始まりである。
元日の夕方、帰省した人々も集まり、初詣でも行って今年一年の安寧を祈ったであろうその直後に能登の人々は大震災に遭う。
揺れに怖れ、津波に怖れ、寒さに怖れ、飢えに怖れる。
現地の方々には“頑張って!”としか言いようがないのだけれど、
いったい神仏はなにを考えているのだろうか?
バチあたりな、と言われそうだけれど、心底つくづく思う。
神や仏って、、、
# と宗教論を展開したいところではあるが、
あえてお正月早々今日はアホな打算的数学的思考にムリムリ話を引っ張る。
さて仮に、1年に一回大きな地震が起きると仮定する。
# この仮定がすでに無理があるわけだけれど、、、
その一回が元日に起きる可能性は、1/366日である。
そこで想像してみて欲しい。
あなたは抽選会場に居る。
参加者にはひとりづつ日付の書いたカードを渡される。
たまたまあなたは1月1日のカードを持たされて抽選に挑む。
当選者は、1名。参加者は、366名。
当選確率は、1/366。
そんな抽選に、あなたは当たる気がしますか?
私ならきっと思う。「当たるわけがない。」
しかし、アタリが12本あったらどうだろう。
確率は一気に約1/30まで下がる。
「ならひょっとして当たるかも、、、」きっと思う。
だとすれば、1月1日に大地震が起きた今年は、毎月いやそれ以上に来るんじゃないか大地震が。
そう想定して、
家の中の安全、食料・水の備蓄、、、忘れずに備えよう。
そんなことをフト思ったりする爺である。
悲惨な国々と比べれば、とりあえず平和でありながらも地震国の残念な日本。
せめてそれがわかっているのであれば、そこに住む人間はそれに備えておくことが必須なんだよな。
と新年に深く深く思うのでありました。
本年もよろしくお願い致します。
P.S
亡くなられた方も大勢いそうだ。
心からご冥福をお祈り申し上げます。