ベネチアに到着である。
サンタ・ルチア駅で電車を降りる。
初めての地ゆえに、右も左もわからず、とりあえず駅を出ようとして、正面出口へ向かう。
駅から出た瞬間、思わず声が出た。
「おーーー!」
どこの駅にもあるバス停や駐車場などまったくなく、目の前は、船の行き交う運河である。
この光景を見た感動は、何に近いのだろう?などと考えた時、映画「レニングラード」が思いついてしまった事実が、自分のテリトリの狭さを感じてちょっと哀しかった。
早速、水上バスのヴァポレットに乗り、ホテルの方向へ移動である。
運河の水は、やはりきれいとは言えない。されど、太陽の光で微妙に色が変わる。天気のいい時のグリーンは、まさにエメラルドグリーンに見えた。
さて写真は、上から
・サンタルチア駅前
・サンマルコ寺院
・サンマルコ広場
・サンマルコ寺院からサンマルコ運河のホテル方向
である。
P.S
ローマには、ただただイタリアの感動があった。
フィレンツェは、その街並みに目を奪われた。
そしてここベネチアは、何とも異国以上の驚きを与えてくれた。
さて、ここでこれからどのように過ごすのか?
いささかベネチアの予習を怠っていた私は、途方にくれてしまったのであった。
PM 05:22:17