風の歌を聴け
村上春樹著
いつものように古本屋の中をブラブラしていたら、フト目に留まって。
この本、村上春樹のデビュー作だったけれど読んでなかったな。
で、購入。110円。
確かに村上春樹の原点を感じたりする。
東京の大学生の“僕”が夏休みに故郷で過ごした日々を語る。
“鼠”との日々、女の子と出会い、そして、過去の女の子との想い出が語られる。
長編でもなく薄い本であれば、長い物語でも複雑な物語でもない。
ただ、物語の展開というよりも、確かにその情景・セリフになんとも村上春樹を感じたりして。
数時間でサラッと読み終えてしまったけれど、なるほど、村上春樹でありました。
“鼠三部作”の一作目ということであれば、この後どうしようかなぁ。
40年以上も前に書かれた作品であれば今さら感もあるけれど、
機会を見て挑戦したい気もしますね。
P.S
ちなみに古本屋には、同じ本が350円と110円と2冊あった。
まぁ薄い本であれば、きっと一回読み通すだけだから、と110円の方を買った。
そうしたら、なんと中には書き込みだらけ。
書き込みに「ふぅ~ん」と感心しながらも、その後、一世を風靡して、世界中に話題をバラまいた作者であれば、こういう本が考察される対象なんだなぁ、とつくづく。
私は、なんだかサラって読んでしまってすみません。
そうしたら、なんと中には書き込みだらけ。
書き込みに「ふぅ~ん」と感心しながらも、その後、一世を風靡して、世界中に話題をバラまいた作者であれば、こういう本が考察される対象なんだなぁ、とつくづく。
私は、なんだかサラって読んでしまってすみません。