2023年5月25日木曜日

人生、いろどり

仕事戦線から離脱してしまった私ですが、

パッケージを見ながら、どんなに歳を取っていようと未だ仕事戦線で戦う高齢者の姿を見れば、なにか元気がもらえるかな?という思いで鑑賞開始。

実話で、しかも成功結果がわかっている物語であれば、最終的にはハッピーエンド的に終わってくれるものであろうと信じて。

が、、、正直言って、見ていてツラい。

映画が、物語が、現実的であればあるほど
高齢者たちの本来の特性が見ていてツラい。

そりゃぁ高齢者たちに希望を与えうるか?
葉っぱでもビジネスになりうるか?

様々な課題が提示され、解決されてゆく姿は、ある意味苦々しくも、結果としては楽しくうれしい。

けれど、あくまでも成功した結果の物語であって、じゃ自分も、と思ってしまうのは危険かも。

私なんかは思ってしまう、うなぎも葉っぱも成功の可能性は極めて低い。

そういったことに挑戦するのは、かなりの覚悟が必要であって
また、成功で終わるとは限らない。
少なくとも、それは知っているべきだと思うのでありました。

まぁ、この物語は、高齢者たちが主役ではなく、この農協の職員の活躍の物語と思うんだがな。



P.S

# と、いろいろ思い書きながらも、こんな内容じゃぁ、ハハハ、私も老害の構成員だな。

私の父は、事業に失敗した人間である。

その本来の事業の難しさを身近で見てきてしまったことが、
私を保守的な思考へと導かれてしまったのかもしれない。

まぁ、挑戦し続けていることが楽しければいいのだけれど、
あまり周りの人間を巻き込まないで欲しかった、とつくづく思う。