2023年5月3日水曜日

「超メガ感謝祭」

「超メガ感謝祭」という文字が目に留まった。

いやなにコピーにコメントを付ける気はない。

ただ、「メガ」という言葉はいつ頃から使われるようになったんだっけな、と思っただけで。

メガ(mega)は、100万倍を表わす言葉であれば、「メガ感謝祭」なる言葉の感謝度はそれはそれは大したものだと思う。

# しかもそれに「超」が付いているし。

私の小さい頃、そう戦後10年もした頃には、“鉄腕アトム”は10万馬力だった。

10万と言えば100キロである。0.1メガである。

それでもなんとなくこの上ない単位を感じたものである。

そして、天満博士は、鉄腕アトムを更に100万馬力に改造する。

この時、“メガ”のイメージが誕生した。

もう絶対にありえなくね?というイメージだった。

でも、それから半世紀も経っても、未だに“スゴイ”イメージが“メガ”なんだな、と思うワケで。

この半世紀で、世の単位は恐ろしいほど進んだ。

メモリのサイズも、CPUのスピードも、とんでもなく上がった。

けれど、一般人間のイメージとして、未だに“メガ”という単位にスゴさを感じていたりするのは

なんだか世のスピードに感覚がついて行っていないんじゃないか?とフト思ったりもするわけで。

いやいや、それだけ手塚治虫がスゴかったのかもしれない。

半世紀前に既に“メガ”のイメージを持ち出していたことが、、、さ。

なんて、広告ネタに思考の散歩を楽しんだ地下鉄の中。


 
P.S

「超ギガ感謝祭」なる言葉が現れるのは、あとどのくらい?

いや、たまに広告に“ギガ”なる単語と接することがあるけれど、

でもまだまだギガはありえなくね?と思ったりしてしまう。

しかし、つくづく思うのは、ハードディスクの構造、精度は、ホントにすごいんだな、

それに、CPUのクロックも、、、さ。