2008年5月28日水曜日

最高の人生の見つけ方

廻りは、若いカップルが多かった。
若い人間にとっては、この映画は、とても物足りないドラマであろう。

けれど、オヤジにとっては、けっこう、近未来に身近に起こりそうな事象であって、
ただただ、他人事のようには、観られなかったりして。

さて、待ちに待ったこの映画、、、
極めてネタバレに近い、しかもかなり個人的な感想を書かせてもらう。

まず、この映画を観終わって、
やっぱりお金が必要だよね、なきゃ何も出来ないよね、、、
などと思った方、、、ブブブブゥ~~×!であろう。

# 誰もそんなこと思わないでしょ! ならいいんですが。

などという感想を書き出すとキリがないので、しかも始まったばかりで
ネタバレになってしまうので、やはり大巾にパスします。

まぁストーリーとしては、何も特殊な内容ではない。
ただ、余命半年を宣告された二人のこの行為の行き着くところは、、、
とても穏やかな静かなところだったのだ。
誰でも心の持ち様で、簡単に手に入れられる穏やかな静かなところだったのだ。

私は、この映画を観終わって、童話「青い鳥」を思い出した。
幸せを求めて探し回った青い鳥は、結局、身近なところに居たのだ。

私の残りの人生も無駄遣いが許されるほどは残っていない。
近未来に訪れるであろうその寸前とその瞬間とを迎える心構えとしては、
この映画を忘れないようにしたい、そう思った。

わたし的には、お奨めです。

# あー、いっぱいネタバレ感想書きたいよぉ。無念であります。


P.S

久しぶりにパンフを買いました。

特にその必要もないような気がしたけれど、
なんとなくいつまでも、少なくとも自分の寿命が尽きるまで
いつでもこのストーリーが思い出せるように、、、と。

700円也。