2008年5月30日金曜日

哀しすぎるNHKスペシャル

あなたは、ご覧になっただろうか?
5月26日放送分 NHKスペシャル。

私は、深夜の再放送で観た。ショックだった。
もう、再放送も終わってしまったので、ネタを書いてしまう。

北極の氷が解ける。
真実はイマイチ自信がないけれど、
地球温暖化のせいとも言われていたりする。

ところが、北極の海底の下には、莫大な石油・天然ガスが眠っているのだ。
今まで、氷に閉ざされていたために、手が出しにくかった。
ところが、北極海の氷が減ってくると、開発がし易くなり、
今や北極圏のエネルギーの争奪戦が始まろうとしている。

なにそれ?
ちょっと前までは、北極の氷が解けてしまうぐらいだから
エネルギーの消費を抑えよう!なんて言ってたんじゃないの?

なのに、北極の氷が溶け出した途端、そのエネルギーさえも使おうとする人類。
いったい、言っていることと、やっていることとのその大矛盾。

やっぱ、人類って、もうダメだよね。

そんな感想を持たざるを得ない番組でありました。


P.S

しかも、この番組のオチは、さらに最後3分に大どんでん返しを日本人に与える。

何かとエコだ、省エネだ、と唱える日本。
されど、この北極圏のエネルギーを
もう既に輸入し始めている日本の現実を知らしめて、この番組は終わる。

やっぱ、人類って、もうダメだよね。