2008年9月23日火曜日

アンコールワット

遥か昔、そう40年ほど前になろうか。

私の小学生の頃、「アンコールワットの謎」という本を読んだ記憶がしっかり残っている。

が、もはや詳しい内容を覚えているわけではなく、

興味を持って読んだ1冊という記憶でしかない。

が、同時に読んだ後に頭をよぎったことが根深く残っている。

それは、「たぶん、生きているうちに、このアンコールワットに行けることは無いだろう。」

それほど、密林の中の神秘の場所として、また、

そこに行くには、とてつもなく大変なイメージを子供ながらに持った記憶がある。

もちろん、40年も前のことだから、実際にもそうだったであろう。

けれど、、、それから40年後に、まさかそこに行くチャンスに恵まれるとは思わなかった。

そして、今回のチャンスである。

胸いっぱいのアンコール遺跡である。

私は、いつも西洋美術画の勉強を少々していたりするのであるが、

本来は、絵画系よりも遺跡系の方が体感的に好きである。

その理由は、明快である。「触れるから。」

# 単純な理由ですみません。

あえて、正直な感想を書くと

どこの遺跡に行っても、それを見た瞬間に大きな感動は得られない。

フィレンツェにしても、グランドキャニオンにしてもである。

それは、どこの遺跡も、それ以前に写真などで見たことがあろうから。

いや、むしろ、それまでに見ていた写真のイメージの方が、雄大だったりするので

そのギャップが埋まるまでに時間がかかったりもする。

# なんとなくわかっていただけるでしょ?

が、そこに立ち、そこで時間を過ごすうちに、不思議な感覚になるのが不思議だ。

その遺跡に触ってみる、腰掛けてみる。

そしてその風景は、当時の実際の眺めこそ違うだろうけれど、

何百年前にもきっとここで同じようにした人が居て、

何を見て、何を考えていたのだろう?

そんなことをフト思う時、とても長い雄大な時の流れと、

今、自分の生きている奇跡と必然性、そして、

それを感じさせてくれるに至ったその偶然の連鎖の結果に

とても感謝する気になれるのだ。

いやぁ、今回も例に漏れずそんな気持ちにドップリ浸かれた。

何だか幸せな気分になれた。

行けてよかったぁ。

# メチャクチャ暑かったけれど、、、。



P.S

で、アンコールワットは、どうだったのよ?

あ、次のコマでも。

# 写真は、自分で撮った写真です、一応。