2025年7月7日月曜日

七夕の短冊

今年も七夕がやってきた。

せっかくだから、どこかのお祭りにでも、と思ったけれど、7月7日になんて殆どない。

いや、そもそも七夕の発端は中国で、旧暦の7月7日であれば、
今の7月7日を七夕として扱うのであれば、日本化したイベントになる?

いや、今日の本題は、笹につける短冊についてである。

短冊に願いを書いて、笹に結ぶイベント、、、その発祥をご存じで?

# ま、それはググっていただくとして。

要は、高技術織物職人の織姫にあやかって、個人的な技能の向上を願って短冊を書くものであって、

子ども達が「字が上手に」とか「スポーツ選手になれますように」程度までが織姫の範疇であって、

大人が「世界平和」とか「不老長寿」とか書いても、織姫には荷が重すぎるというものである。

フト目に入った「お母さんが優しくなりますように。」という願いも難しいと思うよ。

あえて修正すれば、「お母さんが優しくなくても平気になれますように」だと思うんだけど、

それも哀しいなぁ、、、。

以上、七夕のタンザクについての考察でありました。



P.S

七夕になると何かとしょーもないことを書いてしまうんですけど、

今回のネタが、一番程度が低い気がするな。

参考までに今までの七夕ネタにご興味がある方は、
このページ左上の検索窓で「七夕」と入れてみていただくと、、、

やっぱり、しょーもない内容ばかりでしたが。






2025年7月6日日曜日

フランス館

なんとも入館していきなり目に入るのは、、、

ルイ・ヴィトン、ディオールのこれでもかっ!的な夢(?)のような展示。

# あ~、日本向け展示だなぁ、、、なんて。
 


今回の万博のテーマに?と思いながらもでもそれを否定はしまい。

ブランドというものは、やはりそれを獲得する為には、充分に裏付けされた技術力、デザイン力、政治力も重要な要素と信じているからね。

更に、やっぱりフランスと言えば“ワイン”のイメージも忘れていません。

フト気がつけば、ロダンの手の彫刻があちらこちらに。

フランスパビリオンのテーマは「愛の讃歌」。

「赤い糸の伝説」から、さまざまな愛の表現を試みています。

# 素直にわかるかどうかは別にして。

そして、フランスと日本を結ぶ赤い糸が

ノートルダム大聖堂と首里城の間に、モンサンミッシェルと宮島に、、、他。

なんとも幻想的でもあり、イメージ的な展示のフランス館でした。




P.S

SNSでは、虫の話題がのぼっていましたが、、、(真偽はともかく)

全然気になりませんでしたよ。
何か対策をしたんでしょうかね。

# それにしても「虫どうだった?」と聞かれることの多いこと。
# ネガティブキャンペーンにとっては、重要な要素なんでしょうね。(大笑) 




2025年7月4日金曜日

イタリア館

とても人気が高かったイタリア館。
でもって私にとっても一番気にしていたパビリオン。

イタリア館のアプリから直接予約が取れていたのでスムーズに入場できまして。

私にとっては目玉がいっぱい。

# 万博のテーマにあっているかどうかは別にして。

まぁここも語り出すとキリがなさそうなので、個人的なネタだけをパラパラっと。

流石にイタリア館であれば、歴史ある芸術から文化、現在の技術までその内容は興味を持たざるを得ない。

それも、盛りだくさん。

でやはり一番目立っているのが“ファルネーゼ・アトラス”

紀元2世紀の大理石彫刻で日本で初公開。

そもそもわかってます?地球をかついでいるんじゃないですからね。
天を、宇宙をかついでんですからね。

知識の重みに圧倒され、膝をつくアトラスは、理解し、向上しようとする人間の努力と、
自分の限界を超えようとする欲求を表現しています。(イタリア館HPより)

もう二度とお目にかかれないと思って、撮影が可であれば、、、

とScaniverseアプリで3Dスキャンしてきました。

# 撮影可=3Dスキャン可 という認識、、、
# 私自身も間違っているような気がしますが。

でも、ココに掲載してしまう。
(このブログ、動画が載せられなかったのでGIFで。)


あともうひとつ芸術面では

カラヴァッジョの「キリストの埋葬」

こちらもルネッサンス期の芸術を勉強していた人間には現物が拝めるなんてたまらないですね。

レオナルド・ダ・ヴィンチの素描は、長蛇の列でしたが、あまりの列に係の人から

「写真は一枚撮ったらすぐ前に進んでください。」と声をかけ続けてるのがなんとも。

確かにただ見るだけだったらネットの方がじっくり見られるかも。

いや今回は「現物見てきました。」感の獲得しか得られないかも。

私は、本場イタリアのダヴィンチ博物館を訪れたことがあるので、素描に関してはあまりワクワク感が起きなくてすみません。

とまぁネタにつきないイタリア館なので、やっぱりおススメパビリオンでした。

裏の通路からチラッと見えた関係者の商談ルーム(?)の雰囲気がメチャカッコよかっです。
ショップの表示があったのに、幕を開けて無理に入ったら何もなくて。
スタッフの尋ねたら、「まだオープンできてないんですよ。」と言われちょっと残念。

レストランもメチャ列だし、そもそもそこに馴染める気がないし、、、。

いやぁいろいろいろいろお腹いっぱいになるイタリア館でした。


P.S

かつて昔、カラヴァッジョといえば第一人者の宮下規久朗先生の授業で習った「突出効果」をフォトショで捏造した画像を掲載してしまう。

昔からやってみたかったんだなぁ。

かなり真横からの撮影が出来なきゃ作れないわけで、今回この撮影も一生に一度のチャンスでした。
(^_^!)












2025年7月2日水曜日

侍お握りTシャツ

EARTH MARTの入場までに10分ほど並ぶことになって、
私の前に立っていた外人さん。

どうにも目立つTシャツだったので写真を撮らせてもらった。
 

侍お握り
ULTRA PRESSED RICE !!!
IF YOUR TEETH DON'T BREAK,
WE WILL RETURN YOUR MONEY...

どうも日本のニュアンスじゃなくね?

限りなく日本人が作った感があるけれど、
最後の一歩が日本人製になり切れていないような気がして。

やっぱ、どこで買ったか聞けばよかったな。


P.S

昔々、ロサンゼルスのマジックマウンテン遊園地でジェットコースターに乗るために並んでいたら、前の女の子が突然

「あなた日本人?」と声をかけてきた。

「そうだよ。」と応えると

「じゃ、これなんて書いてあるの?」と自分のTシャツの胸に書かれている漢字一文字を指さしながら尋ねてきた。

ところが「君」に似たその漢字は、どうにも見たことがない漢字。

「それ日本語じゃないと思うよ、中国語じゃないかな。」

途端にその女の子は落ち込み、回りの友達たちからは笑われ、、、

何か、とても申し訳ない気持ちでいっぱいになった経験がある。

知らない方が良いこともあるよなぁ、きっと。

そんなトラウマで今回も詳しくツッコむ気になれなかったんだな。



2025年6月30日月曜日

EARTH MART

7日前予約で取れてた「EARTH MART」。

小山薫堂氏がプロデュースのシグネチャーパビリオン「食を通して、いのちを考える。」

いや、なかなか良かったです。

入場して最初に見せられる映像が、どアップでの松潤がご飯を食べるシーン。
これ、松潤ファンには、たまらんでしょう。(きっと)

# ご飯をお茶碗によそう時、ちょっとほぐした方が良くない?なんて不粋な感想を持ったりした
# ヤなオヤジ。

それにしても、本当に「食」というものを考えさせられる。

イワシの10万粒の卵から、人間の口に入るのは3匹という。

日本人ひとりが一生で食べる卵の数は、約28,000個。その数の卵の模型で作られたシャンデリア。

それを多いとみるか少ないとみるか。

 展示されている豚肉、牛肉、鶏肉のパック、、、その肉が生まれて育つシーンを見せられちゃぁ涙も滲むでしょ。

コーヒー一杯分の豆の収穫に140リットルの水が必要で、育つまでに3~5年かかる一本の木からは、約40杯分のコーヒーしか作れないという。

いつもお米に疑問に思っていたこともわかりました。

一粒のたねもみから稲が成長して実るお米は400~500粒。
お茶碗一杯分(約3000粒)は、6粒から。

チョコレートのカカオもハチミツも、その貴重さをつくづく感じさせられる。

いやはやどんな贅沢してんだ?私。

そんな思いにさせられる。

展示後半の「未来の食」も感心させられてしまう。

野菜でできたお米をブレンドして、サラダのように食べられる“サラダ米”
お米だけで親子丼を味わう“親子米”
シカ、イノシシなどの肉もあますことなく活用できる“いのちまるごとブイヨン”

# あ~キリがない。

そして、それらを見て思うのは、今自分たちはどんな贅沢をしているのか、

そして、持続可能性な食は、今後どうしてゆくべきなのか。

否応もなく考えさせられる展示群でありました。

私的には、今回見た中での一番おススメのパビリオンでありました。


P.S

お土産は、2050年に食べられる万博漬け引換券とグリコのお米のキャラメル。

25年後かぁ、たぶん万博漬けは、私の口には入らないだろうなぁ。

ちょっと悔しい。












 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2025年6月28日土曜日

日本館

東ゲートから近くにあって、9時からしばらくの間は予約なしで入場できるというので、とりあえず日本館に。

待ち時間約1時間と言われながらも、そんなにかからずに入場。

ま、日本での万博だもの、人気の有無はともかくとしても日本館ぐらい見ておかないとね、と。

木がベースに作られたパビリオンは、外観はなかなか良かったです。
 

で、展示物については、書き出すと止められないので、、、ん~、パス。

# 他の方々のブログなどに任せちゃおうっと。

テーマも多く、多岐にわたっています。

ただ、私の個人的な感想としては、やっぱ工業的感が強く漂ってた気がして、、、。

プラントが目に入っても、どうも現場を思い出してしまっていけません。(笑)

藻とキティちゃんのコラボも、ちょっと複雑な思いを持ちましたが

でもま、それが日本らしさなのかもしれませんね。

日本館のスタッフのユニホーム、ブラックコスチュームがなんともEXPO70の時と対照的ですが、

素材やデザインがリサイクルしやすいように出来ているとか。

「何かをリサイクルして作られているのですか?」と尋ねたら

「いいえ」と応えられたのが、個人的にはイマイチ感があって残念でした。


P.S


「火星の石」見ました。触ってきました。

けど、、、すみません、素人には、単なる石でした。

50年前のEXPOアメリカ館で見た「月の石」も、ただの石でしたが。

凡人は、そんなですみません。




2025年6月26日木曜日

東ゲートから入場


9時東ゲートから入場の予約を持ち、地下鉄で到着がちょうど8時。

で、ゲートの開場が9時ちょっと前から始まったようで、私のゲート通過は9時7分でした。

入場ゲートには金属探知機ゲートと手荷物の✕線検査。

愛・地球博の時には、ペットボトル持ち込み不可だったけれど、今回は飲み物も食べ物も持ち込み可ということでペットボトルの検査が結構時間かかってた。

未開封のペットボトルはそのまま通過できたけれど、開封済みペットボトルとか水筒の持ち込みなんかは、その場で飲まされたりしているのが印象的でした。

まぁその分、時間がかかるけど、仕方がないんだろうなぁ。



P.S

ゲートを通り過ぎると、走り出す人も多く、もうすぐゲート通過となると心がワサワサしますね。

それもまた楽しいと思わなきゃね。







2025年6月24日火曜日

移動基地局

万博へは、私は地下鉄でアプローチしたので東ゲートでの入場で。
地下鉄から押し出されるようにして、もはや迷うこともなく流れに乗って。

で、地上に出てまず最初に目に入ったのが、コレ。
  

これがウワサの移動基地局かぁ。

いざ万博がオープンしたものの、スマホが繋がりにくいという事象に対して、各通信キャリアが基地局を補填。

私のこの写真の基地局が追加されたものか最初からの計画設置なのかは不明だけれど、
回りを見渡せば、人、人、人、、、しかも会場前の人だかりは、ほとんど全員がスマホをいじりながら待っているわけで。

その密度や利用率は、きっとコンサートやスポーツ観戦を上回るに違いない。
だって、待っている間、スマホいじってるしか仕方がないし。
しかも、予約だぁ入場証だぁ、みんなスマホが要るわけで。

まぁきっとその密度・トラフィックは想定を超えたんだろうなぁ。

けど、すごいなぁと思う。
この移動基地局でいったい何人分をさばけるんだろう。

いや、通常の街中でもいったいどんな状態なんだろうといつもつくづく思うワケで。
エンジニアとして40年も働きながら、もう完全に時代に取り残された感ひとしおであります。


P.S

まだ携帯電話が始まる前、もう30年ぐらい前のこと、
大手企業の携帯電話の交換機の設計に携わったことがあった。

その時はその時でこれからは凄いシステムになるんだなぁ、なんて思ってたけれど、
そのノリで30年も経てば、そりゃもう私が想像もつかない状態になっているのは、ま当然と言えば当然で。

でもそれって、わからないながらも、ちょっと嬉しさも感じたりもします。



2025年6月22日日曜日

大阪万博行ってきました。

大阪万博行ってきました。

夏休みはきっと混む。
後半になれば、もっと混む。
梅雨時前にとりあえず一回は、、、と。

まぁマスコミ上ではいろいろネガティブなことも言われているみたいだけれど、、、

で、ちょっとマジレスを書いたりする。


その1:大阪万博が面白そうじゃなさそうだ、という人へ。

それって何で判断してますかね?
テレビ?マスコミ?ネット情報?

で、それをそのまま鵜呑みにするの?
いつもマスコミなんかネットなんかそのまま信じちゃダメだ、と言っている人は、やはり自分で確かめなくていいの?

私は、コスパ・タイパなんて言わずに、とりあえず自分で判断してこようかと思います。


その2:かつて私は大学時代に学園祭の実行委員長をしていたことがありまして

学園祭というと、学校が休みだぁ、帰省する?旅行に行く?
実行委員達の一生懸命な作業を横目に、必ずそんな学生が一定数居るのは身をもって知っています。

まぁそれは仕方がないと割り切ってもいますが、
日本で行われる万博だもの、少しでも盛り上げる側に私は属していたいと思います。


その3:大阪以外の在住者にとってはコスパ悪くない?

すみません、20年程素人ながらも中世美術を勉強していた人間としては、
イタリア館のカラヴァッジョの「キリストの埋葬」が観られるだけでも入場料金、交通費、、、全然オッケーです。

私にとっては、やはりイタリアはそう簡単には行けないもので。


とまぁグダグダ言わずに、せっかくだもの、楽しめるものを楽しもうと思います。

この後、しばらくきっと大阪万博ネタが続きます。

よろしくお付き合いくださいませ。



P.S

まぁ、並ぶのは覚悟の上。混雑も楽しむぜっ!





2025年6月20日金曜日

国宝

今度は、映画の「国宝」であります。

上映時間は、約3時間。眠くなったりしないか?と思いながら、ちょっと昼寝して鑑賞開始。

いやいや眠くなんてなりませんわな。

# やっぱネタバレは避けねばな。

生々しいストーリーと美男子(美女子?)の歌舞伎所作。

吉沢亮と横浜流星の女形は、確かに美しい。

ただ、いろいろな細かいことが、過去に現実に起きた事件が思い出さされてちょっとツラかった。

いや、どこの業界でも有り得そうなことなのだけれど。

# 詳細は、あえて書きませんが。

原作を読みたくなっちゃうけれど、力が要りそうだなぁ。

それにしても、最近、横浜流星が目に入り過ぎ。

大河ドラマに、ついこの前、アキラとあきらを観たばっかりに、ちょっと見慣れ過ぎ感が。

吉沢亮も人間国宝というには、ちょっと見栄え感が若いってかイケメンで。

そんなところがちょっと残念でした。



P.S

Wikipediaで知ったこと。

日本政府が人間国宝に支給する助成金は一人当たりで年間200万円って決まっているとか。

で、助成金の総額は国家予算で決められていて、2億3200万円だそうな。

そうすると生きている人間国宝の人数は、最大値116人だとか。

だから、最大値の人数に達すると、死亡する人が出ないと新たに人間国宝は生まれないとか。

なんだそれー!

でもま、今は最大値には達していないそうですが、、、。







2025年6月18日水曜日

顔認証地下鉄改札

いえ初めて見たんで。

# 所詮田舎もんですわ。

顔認証タイプの地下鉄改札。

私の目に入ったのは、大阪地下鉄御堂筋線。

# もういたる所にあるのかな?

カッケッェ~って思った次第。

突然何故か、トータルリコール(シュワちゃんのバージョンね)を思い出しました。

確かに、パスやスマホを取り出す手間がないよね。

両手がふさがっている時なんかは、絶対助かるよね。

でも、しばらく見ていても、そこを通り過ぎる人が居ない。全く居ない。

# 平日とはいえ、通勤時間帯じゃなかったからかもね。

まだ新しいのかな?やっぱ顔を登録するのに抵抗があるのかな?

別にヤマしい人生を送っていない人には、メリットの方が大きいと思うのにな。



P.S

利用率が低いと、改札口が狭くなるだけで、メリット薄いよなぁ。

ま、それが主流になるのも時間の問題なような気がするけど、、、

もし、流行らないで撤去されることになったら、、、
それはそれでちょっと、、、ヤバくないっすか?




2025年6月16日月曜日

日本国宝展

6月15日までというので駆け込みで行ってきました日本国宝展。

場所は、大阪市立美術館。

大阪・関西万博記念、大阪市立美術館リニューアル記念特別展、という名目もあって、きっといつもより特別だよね、そんな期待を持って。

なにしろサブタイトル(?)は、「すべてが国宝」だけのことはあって、まさに「教科書でみた、あの国宝が一堂に!」とは、実にナイスなキャッチ―が付けられたものです。

まぁ確かに見所はいっぱい。

私の一番の興味の対象と言えば、やはり雪舟とか尾形光琳、そしてなんと言ってもあの教科書に出てくる源頼朝像でしょうか。

雪舟の天橋立図を見ながら、私の前に立っていたオジちゃんオバちゃんが、「どこから眺めたらこんな絵になるんだぁ?」なんて。

いやいや絵なんだから、別に自由でしょ。現実の視点なんか気にしなくていいでしょ。って声をかけたかったな。

源頼朝像、平重盛像、藤原光能像の3幅なんて、ほとんど同サイズの同タッチなのに、
頼朝像が、やたら洗顔されてて、お顔が綺麗だったのに、その他のお二方の修復の手の抜かれ方が哀しかったな。

それにしても尾形光琳の「燕子花図屏風」なんて東京根津美術館の一番の客引き国宝がここにあっていいの?

いやいや確かに日本中廻らなきゃ観られない国宝が、ここでまとめて観られるのはすごい展覧会だなぁとつくづく。

午後から入館した為、入館するのにも一時間弱、中も混み混みでしたが、夕方5時過ぎるとかなり人が少なくてゆったり観られてよかったです。

夕方からの鑑賞がおススメです。



P.S

金印も見たかったけれど、最初の10日ほどしか展示されてなくて、ベンチでひと休みしてた時の隣のおばぁちゃんの話では、

「大変な混み様だったわよぉ~、だって会場の中で更に金印見るために1時間半並ばなきゃいけなかったんだから。」と。

金印も人気があるのは、やっぱ教科書のおかげかしらん。

いやぁ私も観たかったなぁ。






2025年6月14日土曜日

舟を編む(NHK版)

舟を編む(NHK版)であります。

主演は、池田エライザと野田洋次郎。
もう10年以上前に映画版を観たけれど、時系列でいうと映画版の後半からの続きとなる感じであろうか。

# てか、ある種のパラレルワードだけれども。

まぁそういう意味では、原作を読んでいるわけでもなく、前回映画の内容もほとんど忘れてしまっているので、
今回、私は新たな物語としてとても楽しめました。

今回も基本的には、辞書作りのストーリーであるけれど、それに絡むエピソードがなかなか深い。

映画約2時間と比べれば、約50分x10話の持ち時間は長そうだけれど、様々な出来事に引っ張られて10話をあっという間に観られました。

しかし、言葉というもの、、、深い。

そして、自分の日本語の単語知識の無さを実感したりも。

何気なく自分の話している使っている単語のニュアンスが他人が感じるものと違っていそうで恐くなったりも。

それにしても、みんなが仕事に真剣に向き合う姿がいい。

単純作業の中にも、ひとつひとつを見極め、精一杯頭を働かせて進めてゆくその行為が眩しい。

人間関係も、会社の上層部も、外部の人間も、家族も、、、やはり誰も悪人が出てこない物語なのがいい。

うん、実に楽しめたテレビドラマでありました。

ちょっと気になったのは、
原作は、コロナよりもかなり前に出版されているのに、コロナの頃のエピソードが含まれていること。

原作者が継ぎ足したのかな?NHKのオリジナルかな?


P.S

というわけで、「私にこれ観てよ、絶対面白いから」と10話をブルーレイディスクに焼いてくれたO氏どの。

確かに面白かったです。

もっと早く観て、貴殿の定年退職帰省の前に、この物語で居酒屋で盛り上がればよかったですね。

転職後も今まで同様活躍されていますか?

くれぐれもお体ご自愛下さいませね。






2025年6月12日木曜日

歯型

30年前に被せた歯の被せ物が取れて、再度作り直すハメに。

ま、イマドキは、歯医者さんに2~3回通えば済んでしまう。

で、私の高校時代の同級生の歯医者さん、最後の日に

「どうせ捨てるけど、持ってく?」

「お、珍しいからもらってく。」

で、もらってきた次第。

少なくともブログネタにはなりました。

けど、、、やっぱ不燃ゴミだよなぁ。

でも、せっかくだから、しばらくは、部屋に飾っておきます。

# 悪趣味って言うなー。



P.S

彼は、もう一言付け加えた。

「歯型のデータはうちにあるから、何か悲惨な目に遭った時でも安心しな。」

「お、おぅ。」

私よりも長生きしてもらいたい大切な親友である。





2025年6月10日火曜日

一見未来都市

いやいつも現場からの帰りに見かける光景。

まるで未来都市に見えません?

撮影は、飲み屋通りからの一枚ですが。



P.S

東京人に笑われるんだろーな。




2025年6月8日日曜日

アキラとあきら

「半沢直樹」シリーズなどで知られる池井戸潤の同名小説を竹内涼真と横浜流星の主演で映画化されたものであります。

まぁいわゆる二人の銀行員のお話ですが、同期でもありライバルでもあった対照的な二人のキャスティングはなかなかはまっていました。

金融系のお話なので、どうしても好き嫌いが分かれるかもしれませんが、現実感はともかく、比較的分かり易かったと思います。

ただ個人的な思いとしては、キャラも設定もいろいろなところでちょっと大げさ感を感じてしまったのは私だけでしょうか。

まぁそれが分かり易くなっている理由かもしれませんが。

モチーフは、ヒューマンドラマで、最後はハッピーエンドで終わってくれますので、ヨカッタヨカッタで終われます。

出演時間が長くないのに、、、江口洋介と奥田瑛二はいいとこ持って過ぎでしょっ、と。



P.S

けど、こういった仕事で働く職業であれば、私はとても銀行員にはなれないなぁ、と思わせられる一本でもありました。





2025年6月6日金曜日

政府備蓄精米 無洗米

へぇ~こんなものもあるんだぁ、

生まれて初めて見たのでパシャッ。

しかし、自分が生きている間に米騒動が起きるとは思わなかったなぁ。

だって、そもそも日本人のお米を食べる量は減ってきているはずでしょ?

# と、ここからは、あまり本音を書くと炎上するかもしれないからサラッと

いや私は思うのですが、ことの発端は、南海トラフ地震の可能性の発表でしょ。

で、お米の買いだめ(買占め?)が起こった。

# トイレットペーパーのようにね。
# ちょっと前のマスクのようにね。

まぁお米の販売経路もいろいろあるから一概には言えないのだろうけれど

昔と違って、今は自由化もされていれば、需要が上がれば、品薄にもなって、価格も上がる。

ところが上がり過ぎちゃった感が出てきた。

一年で倍になっちゃったわけで。

# となると利益率は、いったい何倍になったのかしらん。

いやこうなると、売る側のシステムにもいろいろ群がるでしょ。

ましてやお米はライフラインに近い存在と考える人たちは、
高くてもいつかは売れるでしょ的な思いにもなろう。

仮に売れる量が半分になっても、今までよりは全然利益が上がるわけで。
となると、売る側が値段を下げる気にはならないわね。

で、世論やマスコミが騒ぎ出し、米騒動となった。

そして、政府が備蓄米を放出することになった。←いまココ。

個人的に疑問に思うことは、今回の米騒動で日本人のお米の消費量が増えるとは思えない。
むしろ高くなってお米の消費を減らしてる人も多いと思うし。

お米の収穫も、近年特に不作だったわけじゃなかったと耳にする。

とすると、今米騒動が起きる理由は、通常のお米の消費量が少なかったために、
余計その落差が大きくなっている気がしないでもない。

世の論調では、お米の生産を増やすべきだと言う人がいる。
余れば、輸出すればいいという。

私は、それも変な気がしてならない。

だって、地震の心配がなかったら起きなかったことなんでしょ?
日本人のお米の消費量は増えてないんでしょ?

なのに、またお米の生産量を増やすの?
それは、単に必要以上に価格を下げるだけじゃない?
農家のツラさが増すだけじゃない?
誰かが責任をもって、高価格で輸出してくれるの?

だから、今生産量を増やしても、また数年後には減反政策とやらが出てくるような気がしてならない。

# ちょっとダラダラ独り言を書き過ぎたな。

私自身、今回の米騒動の行方は想像もできない。

ただただ祈るのは、

買いだめた人が使いきれなくて捨てることになったり、
売る側も、値段を下げるぐらいなら捨てた方がマシだ、

なんてコトにならないように、、、だってそれあまりにも哀しいでしょ。


P.S

育ち盛りの子供たちをお米で育てている家庭は大変だろうと想像できる。

が、ちなみに、私(ジジィ)のお米の消費量は、基本的に1.2合/週である。

# 基本的に家では、2回/週しかお米食べないし。

他は、パンの他にオートミールやらパスタやら、、、。

こんな状態では、お米の価格にあ~だこ~だなんて言えませんわな。






2025年6月4日水曜日

オリジナル商品の自販機

ウォーキング途中でフト目に入ってパシャッ。

オリジナル商品の自販機である。

入っているものは、FOOD LOSS対策としての賞味期限の近いジュースとか、手作りのクレープだとか。

# なにが出るかわからない運試しボタンもある。

まぁ企画としては面白いけれど、、、ん~。

# ちょっと、、、なんていうか、、、いわゆる、、、なんか不安?

詳しくは、「古民家飲食店ぶち」ででもググってみてください。



P.S

すみません、私は買いませんでした。







2025年6月2日月曜日

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング

さて、前回の復習も無事終わり、観てきましたよファイナル・レコニング。

前作を観てない人もわかるのかなぁ、と思いながらも、

# いつもアンタもそうでしょどっちかと言えば。

ま、アクション見るだけの映画と言っても過言じゃないものね。

で、今回も指令テープを受けるのか、って、それ前作を見ていない人の為のサービスでしょうが。

それにしても、命賭け過ぎだよね。

# いや究極のアクション映画であれば、そういうものでしょ。

ここまで凄いと、どこまでがスタントでどこがグリーンバックか気になって仕方がない。

# って、すべて受け入れて素直に楽しめよ。

# ったく。

さて、やはりネタバレは避けるべきだよな。

と思いながらも、どうにも書きたいことがあって書いてしまう。

いやね元エンジニアとして思うワケですが、

このインターネットの分散システムの時代に、どんな容量であれ、どんな転送スピードであれ、

世界征服をたくらむAIをドライブに閉じ込めるっていう発想がなぁ、、、

AIのおバカ、自分のコピーぐらい世界中に蔓延させとけよ。

と思った次第。

AI側を思いやるコメントですみません。



P.S

もうこれで、ミッション:インポッシブルシリーズ終わりだよねっ?

そうだよね?

いえなに、トム・クルーズが心配なだけです。






2025年5月31日土曜日

会社の人事 中桐雅夫 酒井憲二

今さらながらだけど、、、

私が大切にしている詩集

中桐雅夫詩集 「会社の人事」

かなり前に古本屋で手に入れた一冊だけれど、表紙を開くと
昭和55年10月20日に酒井憲二先生に贈られた一冊のようである。

ちゃんと相手の手元に届いたかどうかは不明だけど、
二人の関係、中桐雅夫の思い、そんなことがあった事実が埋もれないように、今ここに載せておきます。



P.S

一冊の本が、工場で印刷され、作者の手元に届き、
そこから、誰かに贈られたり、売られたり、、、

そして、運命の悪戯か、今、私の手元にある。

きっと私が生きている間は、私の手元から離れないけれど、
善い本は、時代を超えて、いつまでもどこかを流浪することになるのだろうなぁ、

そんなことをしみじみ思う。



2025年5月29日木曜日

ROLEXの時計


塾で講師をしていた頃、無事大学に合格し、高校を卒業する高3女子が最後の挨拶に来た。

せっかくだから記念に何かを贈ろうと思ったものの、あまりの突然に用意がしていない。

で、机の中をゴソゴソと何かを探して、これが見つかったので進呈した。

ゴールドで文字盤にはダイヤが散りばめてあり、買えば200万円程と言われていた。

「こんなものしかないけど、欲しい?」

「もらいますっ。」

そして、この時計は、彼女の元へ旅立った。

そんなこともあったなぁ、とココにメモ。


P.S

かなり前、確かシンガポールの時計店の裏室で買ったもの。
当時は、この手のモノが流行ってたよねぇ。

「本物なの?」って?

「本物だよ、本物。」

私は、そう信じていますがなにか?





2025年5月27日火曜日

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE (再び)

さて、やっと続きの“ファイナル・レコニング”が公開になって、観に行かなきゃと思いながらも
案の定、前回の内容がもうほとんど思い出せない。

# 映画館で観ると繰り返し観る機会がないからダメだよね。

印象に残ってるシーンはあるのだけれど、やっぱりアクションシーンばかりだし。

で、やっぱりちゃんと復習しておこうとレンタル。

ネタバレは、、、許されるよね。

# いや、むしろ期待されてるか?

正直言って、全体的なあらすじは簡単。

今回は、「とにかく詳細不明のまま2本の鍵を探せ」という命を受け、
いつもの仲間と鍵を手に入れようとするのだけれど、
まぁいろいろ“邪魔”が入っていつものアクションとなる。

# この“邪魔”を書き出すとキリがないのでパス。

で、最後には無事に2本の鍵を手に入れるのだけれど、

「ところでこの鍵はなんなの?」で終わる。

ま確かにキリはいいところだろうけれど、結局2時間半に及ぶこの映画は、やはりアクションを見せつける為のものと言っても過言はないわね。

だから、アクションが記憶に残って、こんな簡単なあらすじが思い出せなくなっちゃうんだから、自分としては、ちょっと哀しい。

さて、これで“ファイナル・レコニング”鑑賞の準備完了です。

楽しみだなぁ。



P.S

今となっては半世紀以上前となる初代「スパイ大作戦」をリアルタイムで楽しんだいた私としては

このシリーズは、人生の付き添いでもある。

生きているうちにスッキリ終わって欲しかったりもするけどなぁ、、、007みたいに。

いったいトム・クルーズはいくつまで演じ続けるのだろう。

私の5歳年下だけに気になる。

私がこの世から退室した後で、新たな作品が出来たら、、、イヤだな、

# 私の素朴な願いであります。







2025年5月25日日曜日

求むマンションチラシ

私の母のマンションに投函されていたチラシである。

まぁマンションにお住いの方は、よく見かけるチラシでありましょう。

が、うちの隣の部屋は、もう何カ月も空き家になっていて、売りにも出てるんですけどぉ。

築40年にもなるこのマンション。
他の住民の資産価値や環境のことを思うと、あまり安くも売れないし。

なんだか複雑な問題が深層に漂ってます。



P.S

しかし、21世紀になっても、チラシ戦術って減らないですよね。

ま、未だに新聞が生き延びてるのと同じかぁ。




2025年5月23日金曜日

今年も対G戦士起動開始

遥か以前は、○○〇〇ホイホイで対処していたものの

それじゃぁ恒久処置にならないでしょ、と据え置き型戦士に切り替えて数年。

確かにめっきり見かけなくなりました。

この効果は、スゴイです。

# ちょっと不思議ですが。

さて、この対G戦士達、我が家の隅々に配置されるのですが、その作戦が年に一回のことであれば、

どこに設置したのかが思い出せないことが多い。

したがって、すべて交換回収できなく、取り残され更に一年戦う戦士達が居たりする。

ところがたまに戦士を見かけた時にそれが今年配置したものか昨年配置されたものかがわからなくなってしまうため、ここのところ毎年ゼッケンを付けてもらうことにしている。

今年は、橙色である。

それじゃぁ戦士諸君、一年頑張ってくれっ、頼みますわぁ。



P.S

ただ、毎年必ず一匹見る。

今年は、まだ見てないので、ちょっとドキドキしてます。

どーせなら室外で見かけたいなぁ。






2025年5月21日水曜日

50回目のファーストキス

2005年日本での公開のアメリカ映画。

場所は、ハワイである。

一晩眠ると、その一日の記憶がすっかりなくなって、或る日に戻ってしまう、、、

っていう設定は、先日観た“リピーテッド”と全く同じ設定だ。

# レンタルする際に“人生を繰り返すという”テーマで選んだからね。

どちらも脳の病気で、という設定なのだけれど、

“リピーテッド”の方は、いざ治ってきてみたら、、、に対して、この映画は最後まで治らずに終わる。

けれど、、、映画のジャンルは、ロマンティック・コメディ。

いやぁ、なかなか面白かったし、この終わり方も許せる、ってか、良かったよ。

# いや、やっぱネタバレは回避。

治らない病気なら、それでも生きていかなきゃいけないのなら、うん、ポジティブに生きていこう。

なにかとても背中を押してくれる物語でした。

それにしても、よく頑張ってるなぁ、みんな。

不治の病気に対しての、回りの考え方はいろいろあるけれど、それぞれがみんな一生懸命なのがいい。

悪い人が出てこないで出演者がみんないい人ばかりの映画は、やっぱいいですね。

どんな女性とも一日限りのプレーボーイの彼が、一日しか記憶が維持できない彼女を愛してしまうっていう設定が

その理由が不明でも、なんとも深く思えてしまうのは、私だけでしょうか?



P.S

あと、原題は、“50 First Dates”。“キス”ではなく“デート”。

粋な邦題を付けたつもりでしょうが、“50回目のファーストキス”のおかげで鑑賞者を減らしてるような気がするのも私だけでしょうか?

# いえ、なんとなく。

リメイクで日本版もあるのですね。

観ようか迷うなぁ。






2025年5月19日月曜日

美術展の不都合な真実

ほぼ素人ながらも約20年美術の勉強の機会を持っていたと自負する私、

# エラソーに。

機会があればしばしば美術館へ行く人間にとっては、この気になるタイトルにひかれて読んでみた。

まぁ美術展の運営側の裏側の話であれば、なかなか面白いことも書いてあったけれど、正直言って“やっぱりね感”が大方だ。

美術展に足を運んでいれば、それが商売ベースであったり、あ~考えがない展示会だなぁ、と私でも思わされた美術展がいくつもあった。

だから、今さらその裏話を聞かされても、「ま、そーだろうなぁ。」と思えてしまう。

そもそも大英博物館にしてもルーブル美術館にしても、その所蔵する量や美術館の広さが半端ない。

ルーブル美術館なんて、一日じゃムリだもんね。

企画展で客足を引っ張ろうとしなくても、自分で所蔵するモノを常設展示しているだけで世界中から人を呼び寄せることが出来るわけで。

# ま、一時でも世界の歴史の中でその国が覇権を握ったことがあったという事実が大きいのだろうけれど。

まぁそこを日本もなんとかしよう、というのが本書の思いであろうか。

しかし、一般的観覧者から見れば、例え金儲けのマスコミ主導の企画展であっても、やっぱいい作品が来れば、それがたとえ一点でも見たいと思うし、入場券が高くても仕方ないわね。

# と、白旗を上げてしまう。

だから、ただただ主催側は、いい美術展を企画してね、と、この書には祈らざるを得ない。

話の流れで行けば、日本中のおススメの常設展示品をリストアップしてくれていたら嬉しかったかもです。



P.S

かつては、東京の美術展に新幹線に乗って行ったものだ。
ある意味、お金の問題ではないところもあるよね。

# お芝居やコンサートだって同じでしょ?

今回の万博だって、イタリア館にカラヴァッジョの「キリストの埋葬」が展示されるとなったら、

万博自体の人気・不人気だとか、新幹線代、入場券代、、、そんなこたぁ無問題。

美術を追いかけるって、そういう一面は仕方がないから。

たとえ、なにかに乗せられていようとも、、、さ。






2025年5月17日土曜日

ジャンゴ 繋がれざる者

パッケージを見た時にこの映画が西部劇だと思って、

そういえば半世紀以上前の私の中学生時代に、隣の席のヤツが西部劇が好きで好きで、いつも西部劇の絵を描いていたのを思い出す。

# アイツ、絵が上手だった、実に。

# そういえば、ビートルズも好きだったな。

で、つい懐かしさから手に取った。

古い映画だと思ったら、2013年公開作品でした。

冒頭のクレジットに、クエンティン・タランティーノの名前を見つけた時、

こりゃ、残虐なキモいものを覚悟しないとな、と思いながらも、思ったよりも軽めでした。

西部劇と言っても、元奴隷だった黒人が、これまたどこかへ売られてしまった妻を取り返すお話だったのね。

まぁあらすじは他に任せるとして、
やはり俳優たちのキャラがなかなかいい。

主役の普通の奴隷の男がメキメキ育ってゆくのがいい。

ドイツ人の賞金稼ぎ、カッコ良すぎでしょ。

レオナルド・ディカプリオの演技は、、、やはりさすがだったな。

2時間45分に及ぶ長尺映画だったけれど、引き込まれてその長さは感じられませんでした。

今さらのおススメ度はありませんが、こういう勧善懲悪的な分かり易いストーリーはやっぱりいいわぁ。




P.S

アイツの好きだったのは、確か“夕陽のガンマン”だったな。

もう一度観てみようかな、なんて。
いや、きっと観たはずなんだけど、全然思い出せないんで。

最近、古い映画を観ながら何かと懐かしく思えるのは、、、

私も歳を取ったもんだ、、、な。




2025年5月15日木曜日

5/15 12345.6+0.1km

くっそぉ、またやっちまったぁ。

気を付けてたのになぁ。

100m前は、全然停める余裕があったのになぁ。

悔しい。



P.S

今回の人生で、こんなチャンス原付じゃぁ二度と来ないのに、、、

メチャ悔しい。





2025年5月13日火曜日

マナカチャージ券

健康目的、というよりも、ウォーキングのついでに、と“名古屋健康アプリ”をインストールして

何気に歩いたり、毎日の体重を記録したりといろいろしてたら

ポイントが貯まって、抽選応募しておいたら、、、

もらえましたよ“マナカチャージ券1000円分”

いやなにこんな券があるのも現物を見るのは初めてで。

ちょっと嬉しい。

しかし、こういう抽選応募は、めんどくさがらずに出しておけばいつかは当たるんだなぁ、と。

これからもいろいろ出したくなっちゃうなぁ。



P.S

しかし、この話にはオチが。

よく調べて思い出したら、景品はもっとすごいもので、

このマナカチャージ券は、抽選に外れた人のWチャンスとして再度抽選での当たりだったのですね。

その数、500名様へのプレゼント。

でも、その500名に当たるってのがすごいんじゃない?きっと。

私は充分幸せです。→ 名古屋市健康マイレージ企画者殿。






2025年5月11日日曜日

ChatGPTの成長具合


いやなに私の身近な高2女子は、なにかとChatGPTを使う。

「辞書忘れたのでスマホ使いますぅ。」と宣言して

仕方ないなぁ、と思ってたら、ググるのではなくChatGPTを使ってた。

オイオイオイ、、、と思ったけれど、確かにググるよりは手間が少ない。

大丈夫か?と思いながらも、結果を見れば、特に間違いはない。

“オイオイオイ”と思った私の方が時代遅れか?などと思ったりも。

或る日彼女に言われた。

「ChatGPTって、手相もみてくれるんですよ。センセイのも見てあげましょうか。」と。

AIってもはやそんなことまで出来るのかぁ。
手相や指紋を手に入れてしまうのかぁ。

って、私の驚くのはそこではない。

私が凄いと思うのは、AIは既に人間を使ってデータ収集範囲を広める手法を使っていることである。

マジ、こえ~。



P.S

ちなみに彼女はAIにコントロールされている自覚はないんだろうな。

いつか私も知らないうちに洗脳されるんだろうか。

# もう、されてるかも? こえ~。






2025年5月9日金曜日

スオミの話をしよう

久しぶりの三谷幸喜の映画ならハズレはないよなぁ、と選んだ一本。

ハズレだったな。

# なに冒頭から

まぁいつものようにお気軽の軽いジョークのお笑い映画であれば、やはりそれなりにいつものように楽しめたのかもしれなかったけれど、

ひとりのオンナが、過去に5人と結婚していて、そのダンナたちからの元妻のイメージがみんな全然違う、、、って、

# メチャ、ネタバレだな。いや平気だよね、こんなネタバレ。

アイデアとしては面白いけれど、なんだかなー、がぬぐえなかった。

重厚な(?)役者を使いながら、コメディータッチで会話が進むのは確かに面白いけれど、

面白さがそれだけだった。

そもそも5回も結婚したオンナの行方不明っていう設定がなんだかツラいやね。

まぁ長澤まさみの七変化を楽しむのが主題であれば、仕方がないのかなー。

おススメ度は、まったくありません。




P.S

かつての映画館で2回も観た“キサラギ”が思い出されます。

キサラギは、本当に面白かった、楽しかった、涙チョチョ切れた。

役者さんも若い人ばかりだったけどなぁ。

でも楽しめたのは、こちらも若かったせいかしらん。









2025年5月7日水曜日

牛乳パック製のイス

そう20年も前のこと、手芸好きな母に牛乳パックで椅子を作るブームがやってきた。

# まだボケてなかったからね。

「牛乳パックで椅子を作るから捨てないで持ってきて」と頼まれせっせと渡したものだ。

まぁ、イスとしては耐久性に問題あるけれど、見た目にはそれなりにオシャレで、出来上がったイスを私も何個かもらった。

イスというよりも、私には畳の部屋で座椅子のサイドテーブル的な存在だった。

そんなイスがボロボロになって、ひとつ捨てようとして、ゴミの体積を減らすために分解したら

中から私へのメッセージが書かれた紙が出てきた。

オイ、オイ、オイ、、、そんなロマンチックなコトすんなよぉ。

他のにも何か手紙が入っているの?

イスじゃなくてあの手芸品にもメッセージが入っていたりするの?

そう思うと、全ての母の手作り品が、簡単に捨てられなくなった。

母の住んでいた場所が、アドベンチャーゲームの場と化した。




P.S

ま、まさか、〇〇が隠されていたりして?

オイ、オイ、オイ、、、。






2025年5月5日月曜日

フーテンのマハ

再び、原田マハです。

小説家と思ったら、エッセイだった。

原田マハの気軽な旅(出張旅も含む)・食べもの・美術などなどなど日記のような。

軽い短編の集まりの一冊なんだけれど、文がうまいから読んでいても軽く楽しい。

そんな自称フーテンの行動力も仕事ぶりもやはりちょっと違うわね。

なかなかいいなと思いながらも、凡人には、なかなかマネできないぞ感は否めない。

決してセレブ感は感じさせない文体なのだけれど、いやこれきっとセレブでしょ。

# ひがむなよ、くやしがるなよ、→ 凡人の私。

いやいや、簡単に手に入らない体験談だから本にもなるし、読んでて楽しいのでしょうが。

この本を読みながら、何気にフトどっか行ってみようかな、と思えるのは私だけではあるまいし。

確かに原田マハの小説のベースには、こういうことがたくさんあるのだろうなぁ、とつくづく感心した一冊でありました。



P.S

いつも目に留まる場所に未読の本の山がある。

その中に原田マハの小説が3冊も。

まだまだ原田マハ推しは続きそうだな。







2025年5月3日土曜日

かがみの孤城

小説の人気が高くて、読んでみたいと思いつつも
中学生たちの物語と耳にして、ん~と手に取れなかった一冊。

結構長編なのだけれど、
映画、しかも、アニメなら2時間で、、、と鑑賞。

# 根性ナシですみません。

あらすじは、ググっていただくとして、、、

何気に問題を抱えた中学生たちの物語であれば、正直言って重い部分もある。

けれど、非現実的な物語でありながらも、ある種の夢を見させてくれるのがいい。
初めて出会ったバラバラの子供たちが、何気に交流し合って、テンポよく話が繋がってゆくのもいい。
終わりに向かって、徐々に明らかになってゆき、伏線が回収され、収束してゆくのがいい。

まぁ、とても引き込まれて観られた一本でした。

アニメがためのモヤモヤもありましたが、なかなか面白かったです。

あ~、アニメでもそれなりにワクワクして観られたのなら、原作はもっと面白かったんだろうなぁ。




P.S

やっぱ、原作を読むべきだったかな。

けどやっぱ、中学生ネタはちょっと、、、

てのは、私の職業病かもしれないな。








2025年5月1日木曜日

歯科チェア シグノT500

私のかかりつけの歯医者は、高校の頃の同級生だ。

いつの頃からか、

「オレの歯の面倒、一生みろよ」

「おぅ、まかしとけ。」

そんな関係であれば、親友と言っていいんだろうと思う。

# 基本、歯の治療でしか会うことがないのだけれど。
# たまに私が受けるのは、PCやスマホの技術的な問い合わせで。

先日、ウォーキングで歩いてたら、ガチャコーナーに歯科チェアなるものを発見。

今度行く時のお土産だなと、ひとつ購入、800円。

そしたら、妙にウケて。
その精巧さ、緻密さ、本物さに。

そしたら、パーツ3個で一式になると知って、根性で収集。

この度、その3パーツを組み合わせて、写真を撮るに至ったのでありました。

記念に、現物のシステムを前にパシャっ。



P.S

しかし、彼曰く

「しかし、こんなガチャのような最新設備は、今からじゃもう入れ替えられないなぁ。」と。

お互いの歳を再認識したガチャでもありました。







2025年4月29日火曜日

いいかげんなイタリア生活


いいかげんなイタリア生活

イタリア在住15年の私が見つけた頑張りすぎない生き方

      ワダ シノブ

ジャンルは、イラストエッセイ。

なので、すぐ読めてしまいます。

それにしても今更ながらですが、イタリア人の陽気さの根源は、こんなところからきているのかぁ、とつくづく感じる一冊。

何も特別っぽいことがたくさん書かれているわけではないのだけれど、
その生きる上での気持ちの持ち方っていうか気構えが私には勉強になりました。

やることをやったら、あとはそれでいいじゃない。相手がどうであろうと。

であれば、ちったぁ自分の“嫌い”も伝えたっていいんじゃない?

何かと相手への気遣いを良しとする日本では、なかなかそういう思いになるのは難しいかもしれないけれど、

でも、そうじゃんねー、と、私には、いろいろ気付きと同感を感じる一冊でありました。



P.S

例えば、年賀状。

出してない相手から届いたら、慌てて自分も出すのが礼儀、、、って感じもするけれど、

出したい人に出していればいいんじゃないの?

翌年、その人から来なくなっても、それだけの関係な人だったわけで、、、

って、居直りが許されたようで私はちょっと嬉しかった、、、な。






2025年4月27日日曜日

ラストマイル

「海に眠るダイヤモンド」以来で
脚本が野木亜紀子で気になっていた一本。
今度は、どんなお話なの?と。

実に、配送されてきた荷物が爆発するというある種身近に感じる話題でありました。

# ジャンルは、サスペンスになろうか。

まぁ映画の物語もそれなりに面白かったけれど、

それよりもなによりもネットでお買い物、、、を支える配送のシステム、そこに働く人々、苦労や悩み、、、

そんなこんな何気に忘れていたものを今さらながら思い出させてくれることが大切な気が。

1円でも安く買おうとするユーザーと、これまた1円でも安く売ろうとする販売側。
その間で、商品の品質・価値とは関係なく、とにかく安く叩かれそうな配送段階の作業。

ネット販売なんて、配送があってはじめて成り立つものなのにそれを忘れがちなところを
この物語は思い出させてくれる。

しかし、配送物に爆弾が紛れ込んでいる、という前提は、確かにちょっと怖い。

どこで紛れ込んだのか?誰の仕業か?そもそもなんで?

身近に有り得そうな気がして、なかなかスリリングで面白かったです。

けど、なんだかすべてが、、、哀しいなぁ、、、。



P.S

半世紀前の大学生の頃、私も配送所でアルバイトをしたことがある。
お歳暮の時期は、とにかくアルバイトが駆り出される。

まだ、コンピュータ管理もされていなかった頃だ。
私たちの一番のメイン作業はカルタ大会だった。

荷物が配送センターに届くと、荷物をとにかく平面に並べる。
正社員が、伝票の住所と名前を読み上げると、みんなで探すのだ。

「ありました!」

誰かがその荷物をピックアップすると、また次の住所と名前が読み上げられる。

そう、何の為にやる作業かと言えば、配達順に整理してトラックに載せる為だ。

今もラストマイルの小さな配送業者は、きっとやってんだろうなぁ。

今は、ただただちゃんと届いていることを配送業者に感謝したい。






2025年4月25日金曜日

Dr.SLUMP

いやはや古本屋で見つけて、思わず買ってしまった一冊。

なにしろ懐かしく。
若い頃、リアルタイムで読んでいたからね。

それにしてもこの手のギャグ漫画、絵の細かさやデザイン、発想は元より、この絶え間ない出来事、やりとり、そして物語のオチは、
こうも新鮮で斬新なものが毎週毎週続けられるものか?と感心してしまうわけで。

しかも、健全。(だよね?)
未就学児から、こんなオヤジまでカバーできているその発想のスゴさ。

# この歳になって読んでも、未だ笑えるところがあるもんね。

そして、絵の緻密さ。メカ絵のカッコよさ。

鳥山明は、なんて才能を身に付けてたんだろうとつくづく。

# 編集者、鳥嶋氏の存在も大きいよね。

その後、ドラゴンボールへ続き、更に人気を得てゆくわけだけれど、やっぱちょっと走り過ぎたよねぇ。

短い人生で終わってしまったのがとても残念である。

ただ私は、このDr.SLUMPの始まりが、日本から世界へのビッグバンとなった気がしてならない。

だから私はこの一冊を手に取ると、懐かしさと、そして、なにか可能性を感じさせてくれるのである。

だから何気に目の届くところにあって欲しかったりして。



P.S

んちゃっ!







2025年4月23日水曜日

日本酒 YUKI

こんなん見つけたら

買わざるを得ないでしょ。

飲んでみないわけにいかないでしょ。

で、飲んでみました。

特にクセがあって個性強いわけでもなく、

それなりにサラッと美味しくいただけました。

以上、YUKI酒レポートです。



P.S

やっぱ、私って、、、無難な人生送ってる?






2025年4月21日月曜日

リピーテッド

タイトルからくる何か繰り返される時空を超えたものか?

しかもドンデン返し映画、、、

と耳にすれば、観ないわけにいかないでしょ。

で、一晩眠ると前の日のことをすっかり忘れ、記憶はかつての若い頃に戻ってしまう、、、

それが何かの能力なのか、、、と思ったら、単なる病気だったのね。

# やっぱネタバレはダメだろうなぁ。

まぁ確かにそれがわかる前だけでも充分にミステリアス。

でも、原因が病気だから、そりゃ治ってくることもあるわさ。

で、で、で、、、なんとなくでも思い出せたら、、、

今がとんでもない状態だった。

けどなぁ、出てくる登場人物の外見とその役柄のギャップがわざとらしくない?

それにストーリーには、単純であっても意外性はそれなりにあったものの、
その状態に陥ったいきさつなんかがわかってくると、、、

主人公よ、、、アンタもワルよのぉ、、、で、同情できませんでした。

これハッピーエンドなの?

なんだか現実的にモヤモヤしたお話でした。



P.S

彼女に感情移入できなかったために、、、

いっそ、、、記憶が戻ってこずに騙されたままの方が良かったんじゃないの?アンタ的には。

そう思えてしまってすみません。






2025年4月19日土曜日

発言禁止

森永卓郎著。

先日、とうとう鬼籍に入ってしまった森永氏が

「誰も書かなかったメディアの闇」

という内容で捨て身で残した書籍であれば、やっぱ目を通したいと思って。

読んでみて私の中では「なるほど」と「やっぱりね」が交錯する。

一般人が目にするメディアは、極めて表層な部分ばかりであろうことは想像につく。
そして、その表層な部分は、これまた極めて深い深層な部分を包み隠していることになるのだろう。

まぁ最近はネットであれやこれやとその深層部分を耳にすることもあれば、
今更驚くことも少なくなってきてしまっているけれど、

その深さは、メディアの領域を超えて、政治の世界まで絡んでいるとなると、なんだかメディアも哀しいやね。

まぁ、そういったことに関連する人々は、事なかれ主義でいきてゆくのか、歯がゆさばかりを感じながら生きてゆくのか、
いや、当人たちはきっと麻痺してしまってたり?

ある意味、メディアや政治で生きる人たちの哀しさを読んだ一冊でありました。



P.S

物事には、表があれば、必ず裏がある。

自分が見ているのは、表だけに過ぎない、ということは忘れないでいたい。







2025年4月17日木曜日

忘八

最近、大河ドラマ内で知った単語「忘八」

# ちゃんと変換に出てくるのがてえしたもんだ。

「忘八」とは

仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 (てい) の八つの徳目のすべてを失った者の意

転じて、遊女屋やその主人のことを指す。

だそうだ。

ほぉ、とこの歳で知った知識をココにメモ。



P.S

自分は、、、忘三ぐらい?うんにゃ忘五か?

なんて思いながらも、閾値を下げてゆくと、、、

結構、私は忘八かもしれないという疑惑。

むむむ。




2025年4月15日火曜日

アンテベラム

ドンデン返し映画として評判のこの映画、
全く予習しないで観たのがよかった。

# もうネタバレ厳禁の極致であります。

公開は、2021年というので、ある意味ちょっと前の映画だ。
で、コロナの影響で、日本での劇場公開はされなくなっちゃったようで。

“アンテベラム”というのは、“戦前”ということで、アメリカでは“南北戦争前”の頃のことを言うそうだ。

物語は、冒頭から黒人奴隷へのツラいシーンから始まる。

あ~この時代のこの手の物語かぁツラいな、と思っていたら、やがて、現代パートへ。
時代を超えた物語? 夢物語? 先祖のDNAの名残りのなせるもの?

いろいろな思いを持ちながら見続けていると、、、思わず

「はぁ????」

その後のラストに向かっての展開に、

「そ~いうことだったの?」

まぁ、確かにドンデン返し映画ではありましたが、なんだかツラい映画だったな、と思ってたら

やっぱジャンルは、ホラースリラーだったようで。

確かにドンデン返しは意外でしたが、あまり人に勧めたくなる内容じゃぁないなぁ。

そんな映画でした。


P.S

しかし、、、モチーフには、黒人差別がある。

こんな物語が作られるのは、アメリカでの今の状況への複雑なモノも感じざるを得ない。

# あ~、うまく書けないので、、、やめておこ。






2025年4月13日日曜日

火の鳥 ギリシャ・ローマ編

先日、太陽編を読んで、ここまで来たら、と火の鳥の原点も読みつくそうと。

この一冊には

・エジプト編
・ギリシャ編
・ローマ編
以上は、1956年連載

・黎明編[漫画少年版]1954年

が含まれていました。

火の鳥のスタートは、エジプト編から始まるのですね。

火の鳥は、神の国で籠に閉じ込められていたのが、逃げて下界に降りて人類の目に留まるようになったのでした。

# って、思いっきりネタバレを書いてしまう。

そして、エジプト編でとある若者カップルが火の鳥の卵を洪水の時に助けたお礼に血をもらってから永遠に生き続けることになるのです。

いろいろな出来事に遭い、何度も命を落としながらも、物語はギリシャからローマへと。

今回の新発見は、

・火の鳥の寿命は、約3000年。
 (決して一個体が永遠に生きるわけではない。)

・したがって、火の鳥は卵で代変わりしてゆく。

・ヒナが生まれ、親は燃えてしまうことにより、その3000年の寿命の能力が引き継がれる。

・だから、火の鳥のヒナは、親には育てられず、小動物達によって育てられることになる。

・なので、小動物たちも火の鳥の親鳥から血をご相伴にあずかることになる。

・ちなみに火の鳥がいろいろな動物と話が出来るのは、3000年も生きているからだそうで。

・代替わりした生まれたばかりの火の鳥もすぐに小動物と話が出来ているので、言語能力はそのまま遺伝するのです、、、かね?

と、キリがないのでココで。

いやぁ、いろいろスッキリして読んで良かったです。




P.S

さて、今回の一番の新発見は、、、卵を産んで引き続いてゆく以上

火の鳥は常にメスであるという事実。

確かに、今まで火の鳥ってメスのイメージがあったのは私だけ?