2006年12月31日日曜日

大晦日に、、、

フトこのブログ、今年何コマ書いたかを数えてみました。
そしたら、今日が224個目でありました。
何日か分をまとめて書き込むことが殆どですが、
3日に2コマ書いてる割合になりますか。
まぁ飽きっぽい私にしては、上出来です。
でも、フト思うことは、何気ない日常の中に生きていても
やはり、、、
いろいろなことがある。いろいろ思うことがある。
決していいことばかりではありません。
ツライ日もある。悔しい日もある。穴があったら逃げ込みたい日もある。
けれど、気が付かなければ、そのまま終わってしまう一日も
きっと、いつもと違うことがある。いつもと違うことを思うことがある。
とても日記とは言えなくても
それをこのブログにちょこちょこっと書いて残しておく事は、
きっと私の記録になるであろうと思う。
きっと私が生きていた証になるとも思う。
このブログ、無料であることの意味は大きい。
何故かって、、、
それは、突然、たとえ事故であろうと、私がこの世からいなくなっても
このブログが閉鎖されない限り、私の記録が残り続けるであろう事実。
まぁ、ハードディスクのムダなんて言わないでさ。
ちょっと生きていた証を残させてくださいよ、、、ね。
 
P.S
このブログを読んでいただいた皆様へ
もちろんロボットの検索も含まれてのことでしょうが、
1日に何百のカウントが驚きとうれしくさと。
 
つたない文章と好き勝手なことばかりのこのブログですが、
どうも1年ありがとうございました。
あなた様も善いお年をお迎えくださいませ。
 
PM 12:08:34

2006年12月30日土曜日

私の今年の映画大賞

私の今年の映画大賞の発表です。

ビデオ・DVDでの鑑賞は除き、あくまでも映画館での鑑賞合計20本ちょっとの中からですから、まぁ、大賞というにはおこがましいですが。
 
さて、発表です。
   
私の総合1位は、、、「かもめ食堂」です。
ただ、これは素直に喜んでいいことかわかりません。
とても癒し系の映画でしたから。
癒されたということは
自分もそれなりの状態であることを認めざるを得ませんから。
 
アクションものでは、やはり、、、「007」でしょうか。
 
和モノで言えば、すみません、硫黄島よりも、あえて「武士の一分」です。
# デスノート2も捨てがたいですが。
 
もっとも辛かったのは、「ゆれる」ですね。
「ブロークバックマウンテン」が次点。
 
難解度1番は「クリムト」
 
一番期待を裏切られたのは、、、「ゲド戦記」。
 
そんなところでしょうか。
まぁ、なんの参考にもなりそうもありませんが、一応。
では。
 
P.S
やはり「かもめ食堂」の大ファンで、
DVDまで買って毎日観ているというImazxxさん。
善い年が迎えられるといいですね。
では。
 
AM 11:40:55

2006年12月29日金曜日

消えた12月26日の謎

写真は、イタリア帰りのお土産のカレンダーであります。

 
このカレンダー、本当はきれいな絵画の写真が印刷されていてとても美しいカレンダーなのですが、日本語も含むさまざまな言語で表記されている理由がやはり世界的なイタリアの美術館の世界中の絵画ファンへのお土産だとすれば、
納得も出来ます。
きっと、世界中の鑑賞者がこぞって買っていったことでしょう。

# 商魂たくましいイタリア人、って?
# そんなことを思い付いた方は、ブー!
# 美しいものを追い求める人がそんなこと思いついちゃダメですよ。
 
さて、このカレンダー、なんと12月26日がない。
12月26日の誕生日の方は、今年は歳を取らなかったわけで。
なかなか粋な計らいなカレンダーでありました。
 
というか、イタリアでは12月26日って、印刷もしちゃいけないような不吉な日だったり?
どなたかご存知の方、是非コメントを落していってください。
では。
 
P.S
もし、単なるミスプリだったとしたら、、、
このカレンダーメーカーの恥は、世界中に散らばったことになります、、、かね?
 
 

AM 11:33:11

2006年12月27日水曜日

BAROLO 1964 MIRAFIORE

ワインである。
# 見りゃぁわかるってか?
# ごめんね。
 
BAROLO 1964 MIRAFIOREである。
# 見りゃぁわかるってか?
# ごめんね。

まぁ、X'masシーズンだし。
たまには、こういうのもいいじゃないさっ。
エヘ。
 
そろそろ感想を。
実に1964年ものである。
ビン熟成ということで、中には結構な量の澱が沈殿している。
コルクを丁寧にグチョグチョ開けながら、
口についたコルクくずを拭き取って、
トクトクトク、、、
 
最初、テイスティングでちょこっとグラスについでくれるのだけれど、それでこの後のことが変わるとは思えない。
1杯目を口に含んで、、、
もっともっとコクがあると思ったけれど、もっともっと何か臭さがあるのではないかと思ったけれど、いやなに、すっきりとして、飲みやすい味。

面白いのは、やはりボトルから直接グラスに注ぐので、後半になると、適当な沈殿物が混じって濁りが出てくるのだけれど、それがコクにも感じられて。
前半、中半、後半と3種類の味が楽しめた気がしました。
 
# もういいよね、味の感想なんか。
# どーせ伝わんないんだから。
# 飲んだ人にしかわからないんだから。
# べ~。
 
いやぁ~、やはり美酒であった。
お店の人も一緒に。
# もっといっぱい飲めばよかったのに。
 
40年の時を越えて、私を待っていてくれたBAROLOよ。
ありがとうね。
 
P.S
ちなみに写真下部は、お店のソムリエさんが、今日はどれにしますかぁ?
なんて、4本のお奨めのワインを並べてくれた。
# そんなん選べないよ、ボク。
 
いやなに、恥ずかしい表現で申し訳ないが、ちょっとミスユニバースの審査員にでもなった気がした。
ちょっとだけ待っててね、今回の選考にもれたワイン達よ。
んじゃぁね。

PM 08:08:27

2006年12月26日火曜日

六道を生き抜く

あなたは、六道をご存知であろうか?
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道である。

私も専門家ではないので、間違っていたらごめんなさい。
せっかくだから、ちょこっとだけ解説を書く。
六道とは、以下の6個の世界であります。

地獄
苦しみの絶え間ないのない世界であります。
なんとなく想像できる世界でしょ。

餓鬼
不平不満に満ちていて、感謝することを知らない世界である。
いつも人のものを欲し、深く嫉妬する。そんな世界であります。
 
畜生
鳥・獣・虫などの世界。最後は苦しみを受けて死ぬとされる。
地表の世界である。

修羅
いつも喧嘩腰で闘争ばかりの世界であります。
嫉妬心を持ち、本当は、潜在的に劣等感を持っていたりする。

人間
考える力を持ち、ことを考えながら行う世界であります。
そこにも苦しみはある。生老病死の四苦。

天上
欲を離れた世界であります。
何も苦しみはないが、唯一苦しみがある。
いつかは他の苦しみに堕ちこんでいくという「退没苦」である。

以上の6個の世界。
これに付随して、よく「輪廻」という言葉も耳に入ってきます。
輪のようにつながったこれらの世界を巡りまわることを表す意味です。
 
けど、、、ね、間違ってはいけません。
死んで次に生まれ変わって、今と違った次の世界に移り行くことをいうのではありません。
六道とは、今あなたが生きている世界そのものを言っているのです。
最近私も、六道の世界に生きていることをつくづく思い知ることが多い。
けれども、そこは生き抜くしかありません。
たまには、欲に駆られても、嫉妬心を持っても、ある意味それも仕方がないことで
# ここで、それを許してしまうのが私の凡人である証で。
それでも生き抜かねばならぬのが、この世界であったりもする。
 
P.S
だから、、、思う。
自殺に急ぐ若者たちよ。
今の苦しみから逃れたいのもよくわかる。
それしか道が残っていないと思える瞬間が訪れることもわかる。
けれど、仮に次に生まれ変われる世界があったとしても
やはり、同じような世界なわけで、、、。
次が今よりも幸せな世界なんて保証は何もない。
だから、私も今を生き抜こうと思う。
とりあえず、苦しみながら、もがきながらも、今を生き抜こうと思う。
死を選ぶ一歩手前かも知れないそんな道を
とりあえず寿命まで頑張って生き抜こうと思う。

PM 06:48:56

2006年12月24日日曜日

サンタクロース畑

続サンタクロースネタである。

前回のコラムで、サンタクロースの資本源は如何に?
と、書いた。
 
娘が回答を知っていた。
 
サンタクロースは、畑を所有していて、そこでプレゼントが育つのだそうだ。
 
なるほど、、、
それならば、納得が出来る。
PS3もWiiもヴィトンのバッグもダイヤの指輪も
みんな地中から獲れるのである。
 
まぁ、梱包が大変かもしれないけれど、
そのぐらいなら、、、ね。
 
妙に納得できたりもして。
うん。
 
 
P.S
クリスマス当日、娘が私に言う。
「今年は、サンタ来るかなぁ。」
「へ?」
「欲しいもの今から言ってもいいかなぁ。」
「あのね、いくらサンタの畑でも一日で収穫できんだろっ!」
何となく論破した私である。
ふぅ。
 

PM 07:20:16

2006年12月22日金曜日

サンタクロース基地の現状

さて、納期まであと3日である。
世界中の良い子にプレゼントを配信しなければいけないサンタクロースの基地は、今この瞬間、悲惨な状態であろう。
なにせ、延期は許されない。
ロケットの発射のように、天候が悪いから、とか、
トナカイが風邪をひいた、とか、
プレゼントの買い付け先の納期割れ、不良品発生とか、
そんなことが一切許されないサンタの仕事である。
いくら年に一回だけのイベントで
準備期間1年があろうとも、
今、まさにこの瞬間は、サンタ発進!の最終ステージにおおわらわのはずである。
いやぁ、サンタさん、カラダ壊さないようにね。


P.S
しかし、、、
世界中の良い子にプレゼントをばら撒くサンタの、その資本源はどういう設定になっているんだっけか?
ちょっとした小さな国の国家予算ぐらいになるんじゃないだろうか?
サンダーバードのトレーシー一家の台所事情なんかメじゃないよな、、、きっと。
でも、、、少子化日本、、、
サンタさん、ちょっと極東方面、息抜き出来てよかったね。
 

PM 12:42:04

2006年12月21日木曜日

クリムト

満席でした。
それも殆どが女性。
# ん?女性サービスデーだったかな?
 
冒頭から小さな劇場を轟かせた座席前左方向発生源のイビキは、そのままエンドタイトルまでつながった。
# 迷惑な話である。
が、劇場の誰もが思ったに違いない。
うらやましい、、、。
 
実に難解の映画である。
というか、見ていてもわからない。
いやいやストーリーを追いかけよう、などというのは、
冒頭から20分もしたところであきらめてしまったのだけれど、もうその後は、ポワァ~~ンと観ているしかなかったのである。
 
何だか遥か小さな小学校低学年の頃に、本屋で開いた雑誌「トランジスタ技術」を見た時のような、、、
法事の時のお経を聞いているような、、、
フト本屋で開いてみた高校生の教科書の中に
あの微積、複素数、行列、ベクトルの記号のように、、、
私も含めて、かなりの人々が堕ちかけたはずだ。
それをみんな頑張ってかなりの人が観ていたはずだ。
そして、かなりの人が思ったに違いない、、、
今、あんな大きなイビキをかきながら眠りに落ちたらなんて気持ちいいんだろう、、、
なんてね。
 
R-15指定という単語に魅力も感じながら、視聴に及んだのですが、
そりゃ15歳じゃぁ、こりゃわからんだろう。
R-50でも納得できたぞぃ。
などとムチャクチャの感想を長々と書いて本日のコラムとします。
# ばらすネタがなくて、安心な映画だったな。
 
ホームページは、こちら。(は、やっぱもうないな。)
では。
 
P.S
エンドクレジットが流れ始めた時、ちょっとホッとしてしまったことは、内緒です。
寝てたんじゃないの?
いいえ、あのイビキがずぅ~っと気になっていましたから、私は起きていたはずです。
# と、思います。

PM 10:20:09

2006年12月20日水曜日

ラスト サムライ

この前、テレビで上映されていたので、テレビのチャンネルを替えている時に引っかかってしまって、また後半30分だけ見てしまいました。
 
はっきり言って、イメージビデオでしょう。
さまざまな設定に無理がありすぎます。
 
けれど、それら全てに目を閉じて、ただポワ~ンと見るには、なかなかいいんじゃないでしょうか。(無理かな?)
# などという、訳わからぬことを書いている自分もよくわかんない映画であった。
 
最後の戦いのシーンで、敵側が帽子を取ってその場で座り込み敬意を表する部分だけに、ちょっと心が動きました。
 
でも、ちょっとねぇ、、、
私個人としては、その目を閉じてなきゃいけない力が必要すぎて、ツライ映画だったかもしれない。
あくまでもアメリカから見たサムライ映画であることは間違いのない映画であります。

だから、イメージビデオでした。
 
P.S
パンフレットの表紙を見ると、まるで
ラストサムライ=トムクルーズ
のように見えますが、それは違うと思います。
 
けれど、不死身の男、トムクルーズでした。
 
 

PM 09:45:06

2006年12月19日火曜日

ボーナス0の会社

いざなぎ景気を越えるといわれる今の世でも
ボーナスの会社はある。
 
もちろん、会社の業績が悪いからボーナス出せません。
と言われりゃ、それも仕方ないとも思ったりもするのだけれど、
 
社員側は、会社の業績を言い訳にして、ローンのボーナス払いを待ってもらえるわけでない。
 
したがって、金策に走り回ることになる。
 
こういうことが一度でも起きると、景気が良い時でさえ
悪くなる時のことを考えて、せっせと貯金に励むことになる。
 
なかなか気のおけない会社人生ということになる。
 
P.S
けれど、正社員でいるだけましだ!なんて声が聞こえてくるかも。
でもボーナス0の会社には、いつまで正社員でいられるかどうか、、、は、
かなり近い次の課題だったりする。
 
 

PM 08:32:38

2006年12月17日日曜日

硫黄島からの手紙

まず、キツイようであるが最初にあえて言ってしまう。
この映画、クイントイーストウッド監督の二部作の後編の作品である。
2本の映画は、第二次世界大戦下の硫黄島での戦いを米国側からと、日本側からとを表したものである。
監督は、何故2本作らなければいけなかったのか?
それは、どちらの国にとっても、人間は同じような思いを抱き、苦しみ、戦争は単に悲惨でしかないことを表したかったはずだ。
だとすれば、やはり2本とも見なければ、その監督の最も重要なメッセージは伝わってこないはずだ。
現在上映されている後編「硫黄島からの手紙」だけを観る方にはまずそういった前提を伝えたい。
単に日本側の戦いの悲惨さだけを感じ取っただけでは、その監督の思いは、伝わりそうもないと感じたので。
 

さて、本編についてでありますが、
これについても厳しい意見となってしまいそうであるけれど、私自身、ちょっと期待していたものを外されてしまった感があります。
# と言っても、私自身、何を期待していたのかもわからないのだけれど。
確かに戦争というものは、こういうものである。硫黄島の戦いは、こんなに大変だったのだ。
また、その家族への思い、個人的な感情の違い、終焉での行動、、、そういった戦争の悲惨さは充分に表されていますが、その事実的限界深刻さはイマイチ伝わってこなかった。
本当は、もっともっと悲惨なはずだ。
もちろん映画に出来るのはここまでであろうし、少ない事実をよりどころにして作られた映画としては充分であろう。
けれど、例えば、臭い(におい)、例えば、長期間空腹時のその人間の動き、例えば、死を目前にした人間の人相、そういったものは、きっともっともっとドロドロして悲惨なはずだ。
残念ながら映画というものでは、それらは体感できない現実を感じてしまった気がして、或る種の映画の限界を感じてしまった。
# とても贅沢な感想である。


まぁ、書き出すとキリがなさそうですし、ネタバレにもつながりそうであえて書きません。
お薦め映画かどうか?を聞かれても、やはり複雑である。
ただ、硫黄島での戦いについて、まったく知識のない方には、やはり観て知っておくべきであろう。
前作の「父親たちの星条旗」を観た方には、必須鑑賞映画であろう。
ネタバレを外して今日のコラムを書こうとしたら、こんな感想文になってしまって、、、
ちょっと悔しい。
ホームページは、こちら。(ってこんなページしかなくなってしまった。)


P.S
硫黄島で亡くなられた方々を題材にした映画に対して、私の感想は、とてもキツイかもしれない。
けれど、映画は、所詮映画にしか過ぎない。
この映画の映像をただ単に信じて終わるのではなく、この映画を基にして、もっともっと硫黄島で亡くなられた方々の真実を頭の中で想像したいと思った。
それが、日米あわせて2万5千人以上亡くなられた方への鎮魂歌となることと、
今、私は信じている。


PM 09:40:36

2006年12月15日金曜日

さよならの種類

悲しい「さよなら」。
苦しい「さよなら」。
哀しい「さよなら」。
淋しい「さよなら」。
涙にむせぶ「さよなら」。
さよならにも数多くの種類がある。

中には、さよなら、したくて、さよならする「さよなら」もあろうけれど、
そのほとんどの「さよなら」は、とてもツライ「さよなら」のはずだ。
 
けれども、
必然的、自然的に、事故的に起こってしまう「さよなら」もあれば、
故意にしなければならない必要な「さよなら」もある。
それは、相手の為に、自分の為に、お互いの為に、、、
そして、もっともっと自分のまったく知らない、今も未来にも、まだ会ったこともない第三者の為にも。
 
けれども、
その「さよなら」が必要なさよならならば、
やはり、大切にしなければならないと思う。
そして、お互いの未来に向けて、そのさよならが後悔しないものであってほしい、あらせたいと思う。
 
 
P.S
こんな考え方、私の一方的な勝手な思い込みだと、自分でも思ったりもするのだけれど、、、
まぁ、中年の戯言と許してくださいませ。
 
 
 
 

PM 09:35:52

2006年12月14日木曜日

武士の一分

まったく。
山田洋次って監督は、どうしてこう残り2分で泣かせるのだろう。
「幸福の黄色いハンカチ」もそうである。
「遥かなる山の呼び声」なんか、最後の2分、何回観ても私は泣いてしまう。
けれど、その終わり方は、実にいい余韻を残してくれる。
 
もうそれまでの2時間がどんなんであろうと、その2分ですべてを許してしまう。
いやいや、その最後の2分のために、そこに至る2時間の物語は、作られているのだ。
私は、そう思ってしまう。
 
あ~、完全にネタバレだ。すみません。
 
お薦めか?って?
お正月映画には、いいと思います。

ささやかながらも、
これからもほのかにまじめに真剣に真心で生きよう、、、
そんな思いが持てるかもしれません。
ホームページは、こちら。(は、もうありませんでした。)
 
 
P.S
合わない人には、合わないかもねぇ、、、
けれど、私は中年の古い日本人だから、、、
古い人間ですみません。

 


PM 09:32:58

2006年12月12日火曜日

見えるもの、見えないもの。

人には、見えるものと、見えないものがある。

それは、人によって違っていたりする。
 
見えないことが幸せなこともあれば、
 
見えることが不幸な時もある。
 
見えているのに見えていないフリをしたりするけれど、
 
見えていないものを見えているフリはしたくないな。
 
 
P.S
人は、かなり不公平に出来ている。
 
 

PM 11:51:25

2006年12月11日月曜日

ハラガタツ

ハラガタツ。

いろいろなものにハラガタツ。
 
むくわれないことにハラガタツ。
 
きもちがつたわらないものにハラガタツ。
 
おもいどおりにいかないものにハラガタツ。
 
それは、じぶんがみじゅくなせい?
 
でも、ハラガタツのだからしかたがない。
 
P.S
とりあえず、さけをのむ。
 
 

PM 09:14:28

2006年12月10日日曜日

地獄にて

今、地獄である。

もう何回も痛い目、熱い目、苦しい目にあって死んでしまうのだけれど、
何度も何度も生き返させられて、また次なる苦痛を味わわされる。
 
あ~、こんなことならば、生きているうちにもっと正しく生きるんだった!
などと一瞬思うことはあるのだけれど、襲いかかってくる目の前の苦痛は、
一瞬でそんな思いを吹き飛ばし、本能にただただ逃げることを強いる。
 
今も目の前に熔岩が流れてきた。
先は行き止まりだ。
あ~、この熔岩にのまれて、今度は熱い思いをして死ぬのかぁ、、、
そう思った時、隣にいるオトコが、何かをよじ登り始めた。
あっ、あれによじ登れば、助かるかも!
彼がよじ登っているのは、クモの糸のような細い紐だった。
自分も思わずぶら下がった。
 
目の前には、どんどん熔岩が迫り来る。
最初によじ登った彼は、必死に、熔岩を避けてよじ登ろうとしている。
そして、私は、その下で、彼についてよじ登ろうとしている。
私の下には、もうひとりがよじ登ってきた。
一本の目に見えないほどの細い糸に3人がぶら下がって、一生懸命よじ登ろうとしている。
 
とうとう眼下には、熔岩が到達した。
今更、もう降りる場所はない。
ただただ登り続けるしかないのだ。
手を紐から離せば、いや、この細い紐が切れてしまえば、
自分達は、また熔岩の中に飲み込まれてしまう。
3人は必死になった。無我夢中になった。
 
けれど、次の瞬間、上から声が降ってきた。
「おまえら!降りろ!」
「3人もぶら下がっていたら、切れてしまう!」
そう言いながら、一番上の彼は、足で私の手を蹴り、
必死で私の手を紐から離させ、熔岩の中へ落そうとする。
私も必死だが、今出来ることは、彼をなだめることしかない。
「大丈夫だよ!このまま、そぉ~っと登れば、みんな助かるよ!」
「そんなことわかるかっ!」
彼は、私を必死に落そうとする。
 
彼が憎かった。彼を憎む気持ちでいっぱいになった。
けれど、私は、彼に比べて絶対的に不利なことを感じ取っていた。
一番上で切れてしまえば、3人は、みんな熔岩に飲み込まれてしまおう。
けれど、彼の下で紐が切れれば、彼は助かり、私と下の彼は死んでしまう。
いずれにしても下の私達が生き延びるためには、まずは彼に生き延びてもらわねばならないのだ。
 
そして、今私の出来ることは、言葉による説得でしかなかった。
「みんなで助かろうよ!」
「知るかっ!」
上の彼がそういった途端、その細いクモの糸は、一番上の彼の目の前でプツンと切れたのだった。
 
「あぁ~~~!」
3人は、叫びながらも為すすべはなかった。
熔岩の流れに向かって落ちてゆく時、遥か上の方に哀しい顔をした人が一瞬見えた。
 
私は、小さな頃、そんなマンガを読みました。
一生記憶から消えないマンガとなりました。
ちょっと大きくなって、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を知りました。
ちょっと記憶に頼って、思い出してみました。
 
P.S
他意はありません。ただ、、、
こんなこと、地獄だけではないような気がして、、、
そんなことを思う、今日この頃のオヤジです。
 
PM 09:30:02

2006年12月9日土曜日

007 カジノ・ロワイヤル

007である。
 
はっきり言って、疲れました。
スクリーンに没頭すると、かなり体力が疲労する映画です。
したがって、ボンドの近年のハイテクツールを楽しみにしている方には、ちょっと空振りに終わるかも。
体力勝負のシーン満載です。
おっと、上映中だからネタバレにならないようにしなきゃ。
 
面白かったって?
はい。(まぁ軽いノリできっぱり。)

細かい部分で、ん?ってところもあったけど、まぁ、細かい話の筋よりも
ノリで全体を見るべきでしょう。

007になる前のお話ですから、古い話か?と思いきや、
時代考証がグチャグチャでそこは頑張って目をつむらないといけませんが、
そこを乗り越えれば、そりゃまぁ楽しいスパイ映画です。

残念ながら、やっぱり銃で撃たれるシーンは多いですけど、まぁ007は仕方ないかぁ。
 
ただ、ちょっと長かった。
いろいろドンデン返しもあって、ストーリーもズルズル延長ムードもあったけれど、
そこがよかった、面白かった、という人もいるのでしょうけれど、
私としては、ここでロマンチックに終わって!っと思う区切りが何回もあったような。
 
いかんいかんネタバレだ。
 
さてこの映画、もうソニー商品のオンパレードである。
まぁ、ソニーピクチャーだから、ここぞとばかり宣伝するのはわかるけれど、
ちょっとやりすぎじゃない?なんて。
 
さて、何種類、のべ何回ソニー商品が登場するか?
なんてのも数えながら観るのも楽しいかも。
 
公式HPは、こちら。(は、もうありません。)
 
 
P.S
ジェームズボンドの「騙されてもやっぱり好き」的なシーンは、
007ビギンズでしか許されないストーリーなんでしょうねぇ。
 
あちゃぁ~、思いっきりネタバレだ。
す、すみません。
 
 

PM 08:47:35

2006年12月8日金曜日

デイジー・ダック

デイジー・ダックと思われ。
 
いえ、駐車場に、何故か置かれていた、でかいアヒルのぬいぐるみである。
 
あなたは、デイジー・ダックなんてご存知だろうか?
 
私も思い出すのに時間がかかった。

ま、どうでもいいことです。
 

P.S
困るんだよなぁ、、、
こういうの捨てられないんだもんなぁ。
誰か持っていってくれぃ!
ちょっとナンバーにボカシを入れたのは、私が小心者であって
決してやましい訳ではありません。
信じてください。

 


PM 09:45:15

2006年12月7日木曜日

仮にあなたが高校3年生で、、、

仮にあなたが高校3年生で、、、
電車内で痴漢に間違われたとする、、、
警察に連れて行かれ、取調べの時に、こう言われたとする、、、

「認めなければ10日間、勾留(こうりゅう)され、学校には行けない」
「10日も学校を休めば、痴漢で逮捕されたことも明らかになり、卒業できない。
  認めれば、釈放され、裁判所で処分を受けても学校には分からないだろう」。
 
あなたはこの言葉に勝てるだろうか?
たぶん、真実が正しければ、必ず勝てると思う方もいよう、、、
 
けれど、、、
気の弱さで負けてしまう人もいよう、
気が強くて、呆れながらも、めんどくさくなって、負けてしまう人もいよう、
 
現実は、結構そんなに甘くなかったりもするのである。
 

P.S
私には、悔しい思い出がある。そんなことを思い出した。
私も高校生であった。何年生だったかは覚えていない。

雨の日、地下鉄に乗った。
いわゆるラッシュであった。
カバンと傘を両手に持ち、つり革にもつかまれず、
満員電車の中で電車の揺れに倒れないように必死だった。

降りる駅に到着し、電車のドアが開いた瞬間、
私の横にいた女性が、「キャァー!」と悲鳴を上げて、電車から逃げようとした。
私は驚いて彼女を見た。その瞬間、電車の外へ逃げながら振り返った彼女と目が合った。
が、同時に私は、すごいものも見た。
彼女が出口に逃げようと動き出した時、
私と彼女の間にわずかな空間ができた時、
私は、見たのだ。
何本かの手を。
彼女のスカートの下から離れていく、その驚くべき何本もの手の動きを。
信じられなかった。信じたくなかった。
 
私もその駅で降りた。
彼女は、ホームのベンチに腰掛けていた。
 
私は、その横を通り過ぎた。
両手にカバンと傘とを持ち、決して私は参加していなかったことを示したかった。
 
が、彼女は私の無実を信じてくれただろうか?
弁解の機会も与えられないまま、私は、一生拭いきれない無実の罪を背負った気がした。
 
 
PM 09:32:12

2006年12月6日水曜日

父親たちの星条旗

この映画、基本的には戦争悲劇の映画である。
したがって、「おもしろかった?」って聞かれても、そのまま応えられない。
ただ、是非、観ておくべき映画だと思う。
いつも辛口な感想ばかり思いつく私の性格でも、ごく自然な気持ちで見ることが出来た映画である。
 
話は、第二次世界大戦の硫黄島での悲壮な戦いに端を発する。
まぁ、まだ上映中だからネタバレを避けるために詳しくは書かない。
あえてまだ見ぬ人への注意をお伝えするとすれば、
とてもヨーロッパでは上映できないであろうシーンがある。
戦闘シーンは、プライベート・ライアンやスターリングラードに勝るとも劣らない。
日本人が手榴弾で自決した後の人間のぐちゃぐちゃな死体さえも出てくる。
それらを残酷なシーンと言い放つのは簡単であろうが、
もし戦争というものを正確に客観的に表現しようとすれば、
その戦争の悲惨さを伝えるためには、避けて通れないシーンであろう。
 
またこの映画、硫黄島で撮影された写真から、忠実にシーンが作られている映画とも聞く。
正直言って、私は第二次大戦の硫黄島での戦いが壮絶だったと聞いたことはあるがイメージとして、こんなに大変な状態だったとは、想像以上であった。
そこに参加した戦闘員の数、軍艦の数、使用された銃弾・爆弾の数、、、
きっとそれはあなたの想像以上のはずだ。
 
戦争映画は嫌いだ、という方は、やはりこの映画は合わないであろう。
けれど、戦争というものが最前線では悲壮な戦いがあり、
母国においても、政治家などの駆け引きがあったり、
単に人間と人間が戦うだけでなく、さまざまな隠れた真実・ウソ・葛藤がある事実は、
やはり人類としては、知っておく覚悟が必要であろう。
 
私は、映画「プライベートライアン」が嫌いな人間の一人である。
戦いの中で英雄が生まれ、それをたたえるような感動は、戦争映画の中で得たくは無い。
そういう意味では、この映画は、戦争という状況の中では、
決して英雄は生まれない、などという意義が現れていることが、
私を映画の中に自然に引きずり込んでくれた。
 
まだまだ書きたいことがいっぱいありそうだけれど、ネタバレになりそうなので。
この映画、二部作の1本目の映画である。
硫黄島での悲惨な戦いを米国側からと日本側からと2本続けて上映される。
2本とも監督がクイントイーストウッドであれば、
きっと両側の状況の整合も取れていよう。
二本目次回作「硫黄島からの手紙」も期待してやまない。
公式HPは、こちら。(は、もうありませんでした。)
 
P.S
参考までにパンフ記事から、ちょっと、、、
何故、ここまで米国は硫黄島が必要だったのか?
何故、日本も壮絶なまでもこの硫黄島を守りきらねばならなかったのか?
それは、米国にとっては、日本本土爆撃のためのB29の基地として必要だったのだ。
それまでは、遥か南方のサイパンなどからの発進だった。
そして、硫黄島は、日本とサイパンのちょうど半分の場所に位置する。
ここに基地が出来れば、日本本土上空で傷付いたB29の大半が
海上に消えることなくここで不時着できる。
また、B29を援護すべく小型戦闘機もここから発進できるのだ。
硫黄島での戦死者は、日本人が約2万人、米国側が約6800人。
負傷者を合わせれば、米国人の犠牲者の方が日本人のその数より上回った戦いだった。
 
PM 06:54:35

2006年12月4日月曜日

美術講座の帰りにワイン

ちょっと美術講座に通い出していたりして。
 
その講座の中で、ワインを飲む宴会の絵画がスライドで出てきたりして。
 
そんな絵を見たら、もうダメ。
私の本能は、私の脳の中をワインのイメージで埋め尽くす。
 
で、飲みに行っちゃうんだなぁ、、、。
 
で、飲みながら思うのである。
あの絵画の中にいる自分を想像したりするのである。
 
美術講座の教授に対して不謹慎かな?
でも、レオナルドダヴィンチの「最後の晩餐」を観たって、
ワイン飲みたくなるんだから、、、
 
私、アル中?
でも、そういう絵画を観なきゃ平気だし。
などと書いてたら、飲みたくなってくるので、ここで。
 
P.S
さぁ~って、でも、ちょっとだけ飲むかなぁ、、、。
 

 

PM 07:24:15

2006年12月3日日曜日

ツヒノスミカ

この映画のタイトル、あえて漢字に直せば、
「終ひの住処」であるらしい。
 
90歳のおばぁちゃんが、息子夫婦と同居するために、長年住んだ家を取り壊し、新しい家を建てる。
 
その経過を日々そのまま記録したドキュメンタリー映画です。
 
内容、ストーリー、みなさんの感想などは、映画のタイトルで検索してみてください。
なかなか面白いなど良い感想が書かれています。
 
# ただ、、、ごめんなさい。ちょっと冷たい感想を書く。
 
ただ、、、私は、素直に面白く思えなかった。
あまりにもきれい過ぎるような気がしたから。
 
もちろん監督は、ドロドロしたものを排除したのかもしれないけれど、
私は、いろいろなおばぁちゃん達知る上で、
それに比べて、あまりにもきれいなのである。
 
主役のおばぁちゃんは、90歳なのにとても健康そうである。
耳も遠くなって、ボケも表れてきそうなその歳ではあるのだけれど、
買い物もひとりで行けば、身の回りのことは、すべて自分で出来る人である。
一人ではあるけれど、大きな立派な家に住み、
子供も商店街で商店を経営する身だ。
長年住んでいた家を壊して、新しい家を建てて、息子夫婦と同居する計画。
もう、そこまででも、ある意味夢のような出来事とで、
なんてこのおばぁちゃんは幸せな人なんだろう、、、と思えてしまうのは、
私のヒガミであろうか?
 
もちろんそんな思いは、この映画の次元とはフェーズがずれているのはわかっています。
けれど、そう思った途端、この映画の甘さ、上辺ばかりが気になって
素直にこの映画の面白さを感じることが出来なくなってしまったのでありました。
 
身近に老人が居ない方には、新たな発見もあって楽しめる映画かもしれません。
けれど、介護をはじめとする様々な老人問題で悩んでいる方にとっては、
この映画は面白さよりも、自分の境遇と現実との狭間で
大変な思いをしている自分自身を再認識してしまうような気がしたりもするのである。
 
# なんか的の外れた感想ですみません。
 
 
P.S
それにしてもこのタイトルが私にはツライ。
 
このおばぁちゃんは、新しい家が建つまでの間、息子夫婦の商店に移住するわけで、
そこで店の手伝いをする毎日で映画は終わった。
 
でもその後、ちゃんと新しい家に移って、そこがツヒノスミカとなるんだろうな。
 
私は、この約50年の人生で25回も引越した経験を持つ。
今の状態もとてもツヒノスミカにはしたくない状況であったりする。
 
まだまだ残りの人生で
ツヒノスミカを作らなくてはならない。
ツヒノスミカを見つけなくてはならない。
そんな特殊な思いがこの映画を味わえなくしているような気がする。
残念である。
 
 

PM 07:14:01

2006年12月2日土曜日

保冷剤DE消臭剤


まぁ名前はともかくとして、、、
最初保冷剤として使われていたのですが、
よく見ると消臭剤でもある、、、と。

捨てずに使えて地球にやさしい消臭剤入り保冷剤と表記されていまして。
 
いえね、決してひねくれた発想ではないのですけど、、、

ごく自然に考えてね、

保冷剤として何度も使えるわけですから、捨てる時に消臭剤として使えるっていうのも何だか素直に納得できなく。

むしろ保冷剤として使えるのに、中身を取り出して消臭剤として使ったら、この薬品の寿命が短くなって、消臭剤として使われた後、タダのゴミになってしまうんじゃないの?
 
それは、発明者の本意に一致するのだろうか?
 
なんてね。
 
 
P.S
セコイおやじの手に渡ると、、、
消臭剤の機能は、使われることはなさそうで、、、
なんかムダじゃない?
暗いなこの考察、私の性格。
 
 

PM 07:12:09

2006年12月1日金曜日

6年ものビンテージ巨峰酒


以前、誕生日に行くと○○酒がもらえたレストランがありまして。
 
# 今は、もうなくなってしまったお店ですが。
 
いやなに、何故か突然飲む気になって開封、他のビンに移し変えまして、最近チビチビ飲んでいます。
 
想い出いっぱいのお店だったけど、、、
 
飲んじゃうと、記憶もなくなっちゃうかなぁ、、、
 
 
 
 
P.S
おいしいか、って?
まぁね。

 


PM 07:02:46