2023年10月30日月曜日

国産パーフェクト野菜プレミアム

「一日〇種類の野菜を食べよう」

なんてことをよく耳にする。
けど、それ普通の生活じゃムリっしょ。
だってムチャクチャ多くない?

# 素直な思いである。

そんな時に目に飛び込んできたこのパッケージの一品。

「国産パーフェクト野菜プレミアム」
32種類の国産野菜をギュッと1粒に!

適性摂取量が4粒/日ということであれば、
それだけでいいわけ?と飲んでみようと実験購入。

既に口コミでは、臭いがスゴイとは覚悟済みだけど
なるほどぉ、こんな臭いがするんだぁ、、、。
けどまぁ私には、耐えられないことはない。

ま少なめとはいえ普通に野菜も食べているから、
毎食1粒で3食で1日に3粒でいいっか、
と飲み続けてみた。

で、どうだった?と言われると、私にはよくわかりませんでした。

便秘だとか肌荒れだとか、
日頃から何か問題がある人には、
それが改善すれば効果が感じられるのでしょうけど、
特に強くそういったことがない人には、大きな効果は感じられないのかなぁ。

そんな感じでありました。

ただ、「うん、野菜はこれである程度摂れているよね。」
というプラシーボ的安心感は得られるかもしれません。

日頃から野菜を全く摂っていない人には、いい一品かもしれませんね。



P.S

遥か昔から思っていることがある。

俗にいう、肉も野菜もバランスよく摂取していたら、今と比べて何が違っていただろう?と。

もっと視力が良かった?
もっと聴力が良かった?

と低次元の想いを持つワケだけれど、

いやそれだけじゃダメでしょ、運動もしなきゃ。
いやいや睡眠も必要でしょ。

改善目標のハードルはどんどん高くなる。

で最後には、それ遺伝でしょ。

人に課されているのは、単に努力し続けることであることに違いない。

# ツレー人生だな。






2023年10月28日土曜日

沈黙の艦隊

ん~思い出せない。
読んだっけ?物語知ってたっけ?

この歳になってくると、よほど印象が深くないと多くのことが思い出せなくなっている。

ま、この際、映画観てサクッと思い出すかぁ、と貯まったポイントで無料鑑賞。

もう30年も前のマンガであれば、実写も見応えのあるシーンになっているんだろうか?そんな期待を持って。

でもって、、、最新と言われる原子力潜水艦の内部がすごい。

今どきの潜水艦って内部はこうなの?
最近の現実を知らない私としては、勝手な想像でしかないのだけれど、
やはりいくらなんでもココまでいってないでしょう?という感想しか出ない

でもって、物語については、、、

「ここで終わっちゃうの?」としか、、、

今回のこの映画の製作がアマゾンであれば、そりゃお金のかけ方もそれなりでしょうが
続編も作ってくれるのでしょうか?
大いに期待してしまいます。

それにしても潜水艦の映画って、海の中を航行するシーンはCGでいくらでも作れるのでしょうが、
実際の潜水艦の運行って、視界無しで運用していることの凄さにあらためて気づかされます。
仮に窓があったとしても、そんな何百メートル先なんて見えないですし。

と、あまりにも物語が最初の段階で終わってしまうモノだから、そんなことしか書けないのが残念です。

でも、ま、続編が出たら、間違いなく観ることになるでしょう。

よろしくお願いしますわ。→ アマゾン殿


P.S

しかし、、、このペースでいくと、、、

続編でも終わらないだろうな、、、

続くとしたら、三部作?五部作?

私の人生内に終わってくれるかどうかが不安なシリーズになりそうかも、、、です。

けど、なぜ今この時またこの物語を?

という大きな疑問から逃れられないっすよ、アマゾン殿







2023年10月26日木曜日

崖っぷち

いやなにあまりにも1%という表示が珍しかったのでパシャっ。

貴重な一枚である。



P.S

すぐに充電っ、て前にスクリーンショットを撮ろうとする自分の性格ってどうよ。

2023年10月24日火曜日

ベランダの里芋の収穫

この度、誕生日を記念して、ベランダで育てていた里芋を収穫しました。
少しでもお芋を大きくしようとすると、収穫時期を迷います。

で、収穫は、8個。


ベランダで里芋の栽培なんて初めての試みで、ちゃんと出来るのだろうか?という不安ばかりでしたので、

この収穫は充分満足です。

# それにしてもちゃんと出来ててよかったぁ。

プラスチックの大き目の鉢や、肥料を含んだ土も新たに買ってきたので
価格的には、1個100円ほどになってしまいそうですね。

次の日スーパーには、10個ほどで380円で売っていましたので、
金銭面で言えば、やはり家庭栽培は見合いません。

けど半年間、大きくなり出してからは、葉っぱが次々と伸びては大きく開く様は、
毎日がちょっと嬉しかったです。

来年は、何を栽培するかなぁ。

ちょっとクセになりそうな予感。


P.S

さて、試食。

このために、初めて「つけてみそかけてみそプレミアム」を買ってきたり。

 
美味しかったか?ですって?

「そりゃぁもう!」






2023年10月22日日曜日

遥かなる山の呼び声

この映画、もう何回観たことだろう。

最近テレビで現代版に再製作されて放映されているんだけれど、
やっぱちょっと、、、ね、と観るのを断念。

# だって、、、昭和の人間ですみません。

それにしてもこの映画、何回観ても泣かされる。

素朴な高倉健と倍賞千恵子のやりとりは、昭和の人間にはたまりません。

薄幸の男女の精一杯の行動がうれしくも哀しい。

なんて言うかなぁ、、、ホントに好きな映画は、あまりそれについて書けないな。

まぁ否定的な意見もあろう、所詮逃亡者、、、とか。
けれど、そこは小説でもあるわけで。

最後の最後まで昭和的なこの物語の
最後の数分のこの終わり方に、何度観ても泣かされてしまうのは、
まさに私が昭和人間の証なのかもしれない。


P.S

いつも、何度観ても思う。

事件を起こす前の健さんの夫婦の姿はどうだったんだろう、って。

嫁さんの借金の根源的な理由はなに?
結婚相手としては間違っていなかったの?

もっともそれらに問題がなければ、
この物語は派生しなかったのであろうけれど、
という矛盾にも苛まれたりする。

なかなか心苦しい物語でもある。







2023年10月20日金曜日

阿蘇の朝焼け 大観峰

 
阿蘇の朝。

老人性で朝早く目が覚め、外を見ると朝もやの中での気球のシーンがなんとも良かった。

雄大な中、のんびりとした視界の中、
都会の喧騒から少しだけ外れた世界に今いることがなんだかうれしい。

今日は午前中、大観峰展望台へ。
 

最後に阿蘇の雄大な風景を目に焼き付けて。

午後、九州を離れて帰ります。



P.S

突然の6泊7日の九州旅行だったけれど、
ゆっくりじっくり味わえてよかった。

この人生でまた来るとは思えないけれど、
九州の古いモヤモヤとした記憶が鮮明に更新されて
なんだか終活的にも充分満足です。

うん、よかった。

さて、次はどこに行こうかなぁ。





2023年10月18日水曜日

高千穂あまてらす鉄道

 
九州の達人が言う。

「この前テレビでやってたけれど、高千穂あまてらす鉄道が面白そうだよ。」

このひと言がいけない。

今回の旅程には全く計画になかったものの、じゃとりあえず行ってみるか、と駅舎まで。

ところがこの鉄道、、、超人気。
午後行ったら、2時間後の切符しか売ってなかった。

どうする?ま今日の予定はこれを最後にすっか、ということで、
乗車切符だけ買ってそれまでの2時間をちょっと離れた道の駅で過ごした。

さて乗車。
鉄道、と言ってもどちらかと言えばトロッコ電車である。


屋根もなければ窓もなく。
見晴らしはいいのだけれど、高架鉄橋で停車されてしまうと、私はその高さにちょっと怖い。

まぁガタゴトガタゴトと電車は走る。
見どころは、天岩戸駅と高千穂鉄橋からの眺めでしょうか。


↑ わざわざ鉄橋の下に行って根性の撮影

 
トンネルの中の光の演出や、
 
シャボン玉などの演出も鉄道会社の意気込みも感じられて
なかなか面白いのだけれど、

途中、通り雨の土砂降りに遭遇して、
傘禁止の状態でただただ雨に濡れるのを耐えるしかなかったのが
ある意味、いい思い出にもなりました。
 
うん、ワクワク楽しかったです。



P.S

九州の達人殿は、まだ乗ってないのでしょ?
ここに関しての達人度はきっと私の方が上になったかしらん?





2023年10月16日月曜日

天岩戸神社

まずは、西本宮へ。

無料の天の岩戸ガイドツアーなるものがあって、参加。
拝殿の裏に回って、川越しに天の岩戸が見られます。

# 撮影不可なので、ココに載せられないのが残念。

あそこが天の岩戸の場所かぁ、という思いは、確かに得られます。
が、直接岩戸が見られるわけではないので、、、残念感も。

まぁ神話の舞台であって、お賽銭の意味も分からないけれど、とりあえず拝礼。
 
# って、どこまでバチアタリかよっ。
 
その後、さらに奥に歩き、天安河原。
 

ここは、あの天の岩戸問題の対策を練るために八百万の神が集まったとされる場所。
 
小石が詰まれているのは、何かの願掛けなのでしょうか。
どうも小石が詰まれているのを見ると、
三途の川の親よりも先に亡くなった子供たちを思い出してしまって
なんだか不釣り合いな風景だな、と思ってしまってすみません。
 
けど、、、確かに異界の雰囲気もあり、、、
パワースポットと言われるとそんな気にもなります、確かに。
 
さて、その後、東本宮へ。
 

天の岩戸から出てきた(出された?)天照皇大神がその後住んだといわれる場所。
 
西本宮と比べると、そのヒッソリ感が、ひと悶着起こした天照皇大神の御心を静めたのでしょうか。
 
# なんて。
 
 
P.S
 
まぁ真偽はともかくとして、日本の神話の舞台ということであれば、
それだけでロマンチックな場所ではありますね。
 
単に古事記のお話は知識としては持っていましたが、
それを現実とリンクさせることが出来たのが、
今回ここに訪れた一番の意味かもしれません。
 
人生で一回でもこの地が見られてよかったな。






2023年10月14日土曜日

高千穂峡 高千穂神社


今回の九州旅行のお目当てのメインスポットのひとつであります。

よく旅行雑誌や国内旅行のチラシを見るにつけ、
そう、どうにも気になるシーン、、、
高千穂峡のあの滝のシーンであります。

パワースポットだそうで、更なるパワーが充填できるのでしょうか。
 
ただ、、、旅行の冊子でよく見るこの滝は、確かに静かで神秘的だけれど、、、
特に壮大というわけでもないし、柱状節理の迫力は、ボートに乗らなきゃ感じられなかったのかもしれません。

いや、何か特殊な期待を持ち過ぎてたのかな。
フツーの滝じゃん。という感想が大きくてごめんなさい。

# バチ当りですみません。

その後、歩いて坂道を上がって高千穂神社へ。


まぁ天孫降臨の地ということであれば、
もう古事記の世界ではあるけれど、
私も古事記はザックリ読んだ程度で

# 人の名前が憶えられないよね。

宗教というよりも神話の世界であって、
その地だと言われてもあまり実感がわかないよね。

なんだか行ってきました感が強くてすみません。




P.S

にしても外国人が多いこと。

そんな日本の古事記の世界をどこまで知っているかどうか知らないけれど、
マニアックだよなぁ、てか、旅行会社が日本の原点とか言って売り込んでるんだろうか。

まぁ日本人がヨーロッパの田舎の教会巡りしているのとあまり変わんないのかな。

せめて日本への理解が愛着のあるものになることを期待するのみです。






2023年10月12日木曜日

草千里展望所 阿蘇の火口


「ここかぁ、バイクイベントの会場は!」

草千里展望所に立って、その眺めを見た時に思わず私の口から出た一言である。

そう、かつてNHKの番組「72時間」で取り上げられていたそのシーンを思い出した。
余程印象に残っていたんだろうな。
ここから見た駐車場を見てひと目でわかりました。

けれど、草千里はもっと向こうがメインなわけで。
広大な牧場を散歩する人、乗馬を楽しむ人、
まるで人がアリンコのように見えるのが楽しい。

せっかくだから、ちょっと散歩してみようかと思ったのですが、
駐車場に入るのが長蛇で諦めました。

# 天気もイマイチでちょっと無念。

その後、阿蘇の火口に寄って。



P.S

しかし、阿蘇の山は雄大で、どこに行っても眼下に視界が拡がっていて、
やはりそういった眺めは、何だか気持ちが広くなっていいですね。





2023年10月10日火曜日

葉祥明 阿蘇高原絵本美術館

グーグルでマップを見ていると経路上に“葉祥明”なる文字が見えたので
なに?と思ったら葉祥明の美術館だった。


これは寄らずにパスするわけにはいかない、と入館。

そうかぁ、葉祥明って熊本の人だったのかぁ、
あの絵の原風景は阿蘇の高原だったのかぁ。

# きっと忘れていただけなのだろうけれど。

阿蘇の高原をリゾート開発から守ろうと美術館を作ったとかで、
展示館の他に2万坪のお庭があった。

ちょっと予定外の立ち寄りだったので、
ゆっくり庭を楽しむ時間はなかったのだけれど、
久しぶり葉祥明の絵に会えてよかった。

絵はがきを1枚買って、部屋のいつも目に留まるところに貼った。
葉祥明の絵は、私の青春時代を思い出させてくれる。




P.S

葉祥明の絵との出会いは、1970年代後半だ。

雑誌「詩とメルヘン」に掲載されてその絵を見た時は、
あ~なんて詩にあう絵なんだ、と思った。

素朴で美しく、けっしてそこに書かれている文章を邪魔しない絵。
いや、もっと文字を文章を引き立たせてくれる絵。

きっと絵心がない人間がまず最初に描こうとする絵。
そんな印象があった。

当時、詩を書くのが趣味だったけれど、
次目指すのは、こういった文章のバックグラウンドになりうる絵だな、
と密かに思い始めたものでありました。

そして、この人生で何度絵に挑戦したであろう。
けれど、未だ未達である。




2023年10月8日日曜日

熊本ワンピース一味像巡り

熊本駅のポスターで、ワンピースのルフィの銅像があると知って
せっかくだから見てみようか思い立ち
場所は、熊本県庁ということで行ってみた。

なんで県庁にルフィ像が?ということで調べてみると
熊本復興プロジェクトということで。

県庁に設置して経済効果は得られるんだろうか?

という疑問でとどめればよかったのに、
ふと思いついてしまった。

「他のキャラの像もどこかにあったりして?」

調べてみたら、、、あった、、、しかも10体も。

今日は、阿蘇山経由で高千穂に向かうのだけれど、ついでに寄れるところは寄ってみようかな。

ところがいけない、、、ついでとはいえ、
やはり幾らか遠回りになる。
いちいち撮影してたら時間もかかる。

更には、撮影自体がコレクション化してくると、
サンジの像の写真撮ったら、
ゾロの像も撮らなきゃダメでしょ。
やっぱナミも外せないでしょ、
ロビンは必須でしょ。

熊本観光のつもりが、ワンピース像巡りになってしまった今日の半日。

まんまと熊本復興プロジェクトに乗せられてしまった一日であった。



P.S

けど、、、これってなにか復興のためになったのかなぁ。

チョッパー像のための動植物園の駐車場代ぐらいしか協力できていないようですみません。








2023年10月6日金曜日

島原鉄道 フェリーで熊本へ

午前中に軍艦島クルーズを終え、今日は熊本に向かいます。

達人にも勧められ、島原鉄道で島原まで行き、そこからフェリーで。

# 島原鉄道が私鉄とは知らずに
# JRの発券機で島原までの切符を買おうとしていたことは内緒です。


単線で各駅停車、時間がかかりそうで小説いっぱい読めるかなぁと思っていたらとんでもなかった。

単線の風景、雲仙岳の眺め、日本一海に近い駅って島原鉄道だったんだぁ。

諫早駅から終点島原港まで23駅。
3分ごとに駅に停まるから、1時間半ほどの時間が今更のワクワク感であっと言う間だった。
 
日本一海に近い駅“大三東”では、乗車する人がいたので、
ホームの写真を撮ろうと思って思わずホームに降りたらドアを閉められちゃってパニック。黄色いハンカチは見たものの、撮影するの忘れてちょっと悔しい。


島原港からは、フェリーで。

# フェリーは、瀬戸大橋が通行止めで瀬戸内海を渡った時以来だな。

フェリ弁(SNSネタに)食べて、ソフトクリーム食べて、、、

島原と熊本の中間地点の有明海の真っただ中でもスマホのアンテナが立つのってすごいな。

# 今さらながら感心。

熊本港からは、無料シャトルバスで熊本駅まで。

熊本駅では、お酒のイベントが盛り上がっていて、
熊本駅の私の第一印象は、、、お酒臭かった。



P.S

遥か昔、そう半世紀も前、高校生の頃、社会の先生に言われたことがある。

いつか冬に鈍行列車で東北本線を北上してみなさい、と。

大学生になって挑戦してみた。

# まだ新幹線がなかった頃のことである。

普通の街の風景から、やがて雪がちらつき、最後は大雪の雪国に変わってゆくその情景。
急行に抜かれる度に、駅に停まっている時のその静けさと地元の人の声と。

その想い出は、一生のかけがえのない体験となった。

今回も島原鉄道にそんな想いを期待したけれど、、、あまりにも短かった。

もうそんな情緒に巡り会うのは難しい時代になってしまったのかなぁ。




2023年10月4日水曜日

軍艦島上陸クルーズ

さて今回の一番メインイベント感のある軍艦島上陸クルーズであります。

嵐の夜から一日おいて、気持ちのいい日でありました。
これなら外海に出ても、酔ったりしないよな。そんな日。

長崎市端島見学施設利用券を310円で受け取って

# 半券は上陸時にいただきます、ということで大切にカバンに入れて

クルーズ用の船に乗って、いざクルーズスタートです。

まずは、高島町を目指します。

船内では、三菱重工業長崎造船所やカトリック神ノ島教会など
いろいろな見どころがスピーカから流れてきます。

# なので、行きは右舷に座った方がいいかもね。

と、なんと護衛艦“あがの”の後ろ姿ゲットぉ。

# まだ産まれたてのホヤホヤなんだよね、きっと。

海底ケーブル敷設用の船とか、さまざまな船がドックインしているところは、さすが三菱の造船所です。

やがて、高島に到着、上陸。
高島石炭資料館を見学。
軍艦島の模型でいろいろ解説を受け、ただただ感心するばかり。

けど、ここ高島からも海底にトンネル掘って、炭鉱の基地だったんですよね。

いやぁ、この模型を見てびっくり。
高島も軍艦島も、海上に見えているのは氷山の一角で
ここから海底地下に向かって、とんでもない距離を掘ってたことには、ただただ脱帽です。


さて次に向かうは、期待の軍艦島(端島)。

クルーズは5社ほどあって、各社上陸時間の割り当てがあって、
その時間まで軍艦島の周囲を回ります。

ここから見た姿が軍艦に似ているから“軍艦島”と命名されたとのことですが、

住んでいた住人たちは、そんな意識は全くなかったと言われりゃ、そりゃそうだよね。

さて、上陸に際しては、以下の2点の条件が満たないとダメとかで、

・天候や波高による規定値内であること。
・その他、上陸に際して安全が確保できるかの船長判断。

今回は、無事桟橋に横付け、船の前後のロープも固定され、

私もバッグから利用券を取り出しポケットに入れ替え、あとは下船、、、

という時、桟橋側の人がロープを解き始めた。

「うっそぉ!」船全体に拡がる喪失感と残念感。

# 妙に船上が沈黙に包まれたのを感じたのは私だけではあるまい。

その後、少し余った時間をまた軍艦島周囲巡りに使い、一路長崎港への帰還となりました。

遠くに見えた他の船も上陸を諦めていたようなので何となく諦めもつきましたが、
接岸まで行ったってことは、天候の条件はクリアしていたことになるのでしょうか?

だとすると船長判断で断念?

# 「このぐらいの揺れなら、私はタラップ渡れるよぉ!」という私の心の叫びは船長には伝わらない。

まぁ搭乗客すべての安全を鑑みての船長判断なのでしょうね。

今月の上陸率は、約51%と事前に聞かされていましたが、
やっぱ半分程度の確率では私の運は、良い方には転ばないんだなぁ。

# 日頃の行いをつくづく反省です。

帰港後、見学利用券を返却して310円は返金されました。
記念にもらっておこうか迷いましたが、それもなんだかなー。

まぁでもあそこまで近づけたのだから満足です。
最近、VRで軍艦島を自由に歩けるのですが、いまいちイメージがボヤっとしていましたが、
これからは、本物をイメージできそうになったのが今回の一番の収穫かもしれません。



P.S

軍艦島を初めて意識し出したのは、遥か昔、村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」を読んでからだったと思う。

それを読みながら、まるでSFの世界のようでもありながら、それが現実にあった世界だと知って、私の興味は膨らんでいった。

そして、今回やっとそれを直接見ることが出来て、その想像だにしていなかったことも知って驚きを隠せない。

旅から帰ってきて、あらためて本棚から「コインロッカー・ベイビーズ」を引っ張り出し、もう一度読んでみようかと思って、冒頭の一行を読みだして、その一行に驚く。

今時は、、、こんな文章が許されるのだろうか?

そんな思いを抱いてしまうこの数十年の時代の変化をも感じてしまうことになった。




2023年10月2日月曜日

長崎市内散策 稲佐山展望台

九州の達人から、「長崎に行ったら稲佐山展望台の夜景は必須。」

そう言われて、長崎ロープウェイの乗り場を探しながら

# 神社の中にあるんかいっ、見つけるの大変だった。

 
やっと来ました稲佐山展望台。
 
午前中に見た鍋冠山展望台に比べて、位置が高いし街が近いし、眺めは流石です。
ただ、天気がイマイチでたまにモヤが通り過ぎるのがなんとも。
 
でも暗くなるまで待って、日本三大夜景と言われるシーンを見てきましたよ。


 
 
 
 
# 普通に撮影したら、背景が明るくなっちゃって無念。画像処理しちゃうかぁ。

しかし、外国人とアベックが多かったなぁ。

その後、ホテルに戻って、一日の疲れと汚れを取って、ホテルの向かいの居酒屋へ。

お腹が空いていたので、お造りを定食にしてもらって、ついでに長崎県産日本酒3種セットと。


 
P.S

ちゃんと海のモノも食べましたからね。→達人殿。