2023年3月30日木曜日

黒雲の下で卵をあたためる

黒雲の下で卵をあたためる

   小池昌代 著

小池昌代は、詩人であり小説家。
これは、エッセイである。

もうドップリとはまり込んで読んでしまうと、その感性と表現力に驚くばかりである。

せっかくだからごく一部を抽出して転記してしまう。

 
 
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やがて赤ん坊が、次第にあんあんと、なにごとかをしゃべりだした。

おそらく5ヵ月か6ヵ月くらいだろう。何かをさかんに言いたいのであるらしい。

その声が高い天井に響いてこだまする。

意味として固まり始める前の、泡状のことばが空間を浮遊する。

この場所でいま、自分の声を発見したとでもいうような、それは懐かしい、原初のよろこびに満ちた声であった。

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ただ赤ん坊の泣く情景を目にしながら、
こんな文章は、とても私には思いつかない。



P.S

私は、本を読む時には“ココいいな”と思うところに付箋を貼っていくのだけれど、
キリがなくなってしまって。

まぁだからこそ詩人であり小説家であるのだろうけれど、
でも、そういった感性や表現力は、どうやって習得するのだろう。

つくづく思ってしまう。

やはり生まれ持った特性を努力と訓練で磨き上げるモノなんだろうか。

もう自分がココで書いているのが恥ずかしくなります。





2023年3月28日火曜日

市バスの運転手さんの思いやり


市バスに乗っていて。
バスのちょっと前の歩道を一生懸命走っている女性が目に入った。

もうすぐ次のバス停なのだけれど、そこまではまだかなりある地点だ。
バスは、普通に走っていて、やがてその女性を追い抜いた。

彼女は、このバスに乗ろうとしているのだろうか。
にしては、あまりにもバス停からまだ遠い。
そのバス停までは、まだ信号のある交差点もあるし。

バスは、次のバス停で停まった。
運転手さんも彼女が目に入ったはずだ。

乗り口のドアを開け、エンジンまでも切った。
最近は、信号待ちでもエンジンを止めるのがルールのようだ。
運転手さんも彼女の到着を待ってあげるんだろうな。

彼女は相変わらず一生懸命駆けている。
小さな交差点を赤信号を無視してこちらに駆けてくる。

“あ~やっと着いた、お疲れさん”と私が思った時、
彼女は停まっているバスの横を通り過ぎて駆け抜けていった。

そう、彼女の目的は、このバスじゃなかったんだ。

運転手さんの思いやりは、何気にスルーされていってしまったのだけれど、
こんな出来事は、日常茶飯事なんだろうな。

けど、、、もし自分が彼女の立場だったらどうしたものだろう。
自分の気持ちを運転手に伝える術はない。
そもそも自分の為に待っているのかどうかもわからない。

いやもうその時は、とにかく急いでいるのだ。きっとそんなことすら気付かないであろう。

であれば、今、伝えておくしかないな。
 
運転手さんへ、いつも思いやりをありがとう。




P.S

その時、、、

何も見なかった、何も知らなかったフリをしている自分は、

きっとウブ。






2023年3月26日日曜日

ALONE

# ワタシャね、もうこういう映画はツラいのよ。

二人ペアの狙撃兵が任務に失敗し、逃げて撤退時に地雷原に足を踏み入れてしまう。

そして、一人は死に、自分は地雷を踏んだ状態で生き残るお話。
 
砂漠の中、助けは52時間後にしか来ない。

丸二日以上地雷を踏んだ状態で飢えと渇き、夜は野獣と戦い、、、

いやむしろ本気で戦わなきゃいけない相手は、蘇る過去の妄想であった。

# やっべ、書いてたらだんだんネタバレじゃん。

およそ100分の映画、もうツラいのなんのって。

てっきり脱出するべく戦争映画だと思って観てたら、どちらかと言えばヒューマンドラマなの?

まぁ、途中で鑑賞を辞めるに辞めれない緊張感はあるものの、
観終わった後の感想は、なんとも、、、複雑なものがアリ。

きっと観終わった後で爽快感は得られません。むしろイライラ感が残るかも。

とにかく緊張感が味わいたい人にはおススメかもしれないけれど、
映画の完成度を求めたい人には、非おススメだな、というのが私の感想。

あ~早く忘れたい映画の一本、、、かもです。


 
P.S

だ、か、ら、戦争なんてさっさと辞めようよ。

フトそんなことを思いついた。

# であれば、この映画はある意味成功だったりするのか?

# なんか違うな。








2023年3月24日金曜日

報道番組嫌い


どうも私は報道ニュース系の番組が好きになれない。

昼の時間帯も夜の時間帯も。

世の出来事をイチ早く手に入れ、それをニュースとしてやはりイチ早く伝えたいのはわかる。

それがマスコミの仕事であり、ある意味使命と思われているのもわかる。

けれど、スクープとして手に入れた事件を、まだ時間が経ってもいない時に

充分な検証もされていない段階で印象的に報じ、

テレビ出演慣れしたコメンテーターが、自分の勝手な思いを述べている姿がどうにも見ていられない。

なにか庶民側の代表意見として、あるいは、

自分の専門的な知識を絡めながら、自分の印象をとりあえず述べている姿が見ていて痛い。

放送している側としては、その段階で精一杯のことをしているつもりであろうけれど、

その不確かさ、無責任さを含んだまま、公共の電波で垂れ流してしまっているのはいかがなものか。

だからついついチャンネルを避けてしまう。

こちらとしては、妙な思い付きな意見を聞きたくないのだ。

私の回りには、その手の番組が好きな人間も居る。

本人としては、自称情報通としての自信があるようだけれど、

ちょっと違った見方でロジカルな質問をすると、すぐに行き詰ってしまう。

まぁマスコミとしては、どこまで世論を扇動出来るのかが目標であり課題であったりするのだろうけれど、

そんなんじゃテレビ離れは致し方ないと思うのは、私だけだろうか。



P.S

決してすべてを信用して見ているわけではないけれど、

事件をまとめた番組、例えばNHKスペシャル的な番組が、

民放にはほとんどないのが残念である。

やはりスポンサーの求めているものも浅いのかなぁ。













2023年3月22日水曜日

3月に咲いた朝顔

続報であります。

昨年、12月に芽が出たアサガオ。

ペットボトルで温室を作り、暖かい日が出れば直射に当て、夜は室内で。

まぁそりゃぁ過保護に育てましたよ。

ただ、どうも茎をのばして背ばかりが高くなるので、ペットボトルでは高さが足りず
30cmぐらいの高さで芽を摘んで、エネルギーを開花に回して、、、

そしたら、なんと3月に開花。

花自体は、ミニチュアみたいに可愛いけれど、朝顔っぽく咲いたのがうれしい。

今日の段階で4~5つ咲いたかな。

残念ながら、とても種を作るまでには至らなさそうだけれど、
真剣にやれば、アサガオも1年中咲かせられるかしらん。

まぁちょっと可哀想な気がするけれど、とりあえずひと花咲かせられてよかったです。

# 写真のスケールがよくわかりませんね。撮影失敗。

# アサガオが巻きついている棒は、菜箸です。


 

P.S

ところが、今はまだ3月なのに、また発芽して双葉まで育っている他の朝顔を発見。

「そのまま自力で大人になれそう?」

私の問いに応えてくれないので、また過保護するか迷うけれど、

「最近とにかく暖かいから大丈夫だよね。」

無責任な育て親でごめんね。






2023年3月20日月曜日

大逆転

突然のように思い出してまた観たくなった一品。
公開は1983年だけれど、私はレンタルビデオテープで観た。

強烈に印象に残って、テープをコピーして何度か見ていたけれど、
いつの日かそのテープはなくなっており、、、。

# 今仮にあっても、もう観られないのだけれど。

その結末の終わり方に、実にスカッとしたものだ。

ジャンルは、コメディなんだろうな。

金持ちの道楽で1ドルを賭けて「人間は遺伝か環境か?」の実験を楽しむ。

優秀なやり手の若者を社会から失墜させ、
路上を浮浪している黒人の若者を代わりに働かせる。

死を選ぶところまで行きつく若者と、良い環境を与えられてそれなりに活躍し出す若者。

その結果は、“やはり人間は環境による”という結果に落ち着く。
しかし、それは実験だったということを知った二人は、反逆するのだ。

その後の逆転劇は実に爽快である。

# あへて、その後のことは、パス。

ただ、ちょっと先物取引のことを知っていないと、ついていけないところもアリ。
けれど、そのドンデン返し感は、実に爽快であります。

まぁちょっと引っかかるのは、、、
結局インサイダー使ってんじゃんってことだったりするけれど、
昭和の時代は、そんなんでも楽しけりゃいいじゃんねー、だったりするんだろうな。今なら、どこかのコンプラに引っかかってしまいそうな予感。

それにしても“人間は環境による”という結果が私にはちょっと嬉しかった。



P.S

まぁ、私にとっては、一生忘れられなくなった映画の一本ではあるけれど、
それは、私が庶民側の証かもしれないかもなぁ。








2023年3月18日土曜日

ダメなときほど運はたまる

ダメなときほど運はたまる
だれでも「運のいい人」になれる50のヒント

欽ちゃんの萩本欽一流哲学書である。

# 宗教本に近くないか?

ふとタイトルに惹かれて、古本で読んでみた。

なかなか評判が高そうである。
なにしろ“続ダメなときほど運はたまる”が出版されているようだし。

ただ、、、私にはイマイチ合わなかったな。

「ダメなときほど運はたまる」という考え方は私も好きだ。
何かうまくいっていない時に、それでも“運”が貯まっていると思えば、
それは、励ましにもなれば、救いにもなろう。

けれど更に進んで、自らの行為で“運”を貯めようとすること自体は、
ある程度のところを過ぎると、それはある種の“下心”につながっていってしまうようで、
その辺りから、どうも私は受け入れられなくなってしまった。

まぁ他者の考えを否定する気はないので、多くを語るつもりはない。

なるほど、と思わせてくれる部分も多い。
けれど、残念ながら私にはちょっと合わなかったな。

☆2つって感じですみません。


P.S

今回は、古本で読んでしまったのだけれど、
前に読んだ人が気に入ったところに線が引いてあったり、マーカーペンが引かれていたりしていた。

ふ~ん、こういうところが気に入ったのかぁ、と、それも面白おかしく楽しんでいたのだけれど、

全6章の構成のうち、第2章までで、第3章以降は、その印は見られなくなっていた。

その人は最後まで読んだのだろうか?

確かに2章辺りで終わっていたら、

私も良書として手元に残しておきたくなる本であったに違いないと思ったりもしているのだけれど。









2023年3月16日木曜日

「還暦以上は口を出さず」

NHKの番組からのヒロイモノであります。

宮城県女川町。

「還暦以上は口を出さず」

この言葉を軸にして、若者を呼び寄せ、復興のトップランナーと呼ばれるようになったという。

復興には時間がかかる。
であれば、未来を担うのが若者であれば、
その若者が中心のまちづくりをするべきだよね。

まぁ還暦でありながら、自らがそう考えるトップは、貴重だ。

会社なんかありがちだよね。
過去の成功実績をいつまでも掲げて居座るような古い人間。

そもそもその成功実績だってアンタひとりの成果なの?
会社の生き字引みたいなフリして、その雰囲気の気分よさにドップリ。

会社にはオレが必要なんだ、辞められない、などといつまでも、、、。

# と、書き出すと止まりませんわ、ははは。(大笑)

まぁ、そう思い続けられるその性格は、ある意味、幸せかもしれないなぁ。


P.S

還暦というのは、歴がひと回りして生まれ変わるというならば、

今までと全く違った人生を始めてみたら?

私なんかそう思うんだけどな。

# なんか今日のひとコマは、ただのグチに落ち着いちゃったな。(笑)







2023年3月14日火曜日

TOMORROW 明日

1988年公開の作品。
 
黒木和雄監督の戦争レクイエム三部作の第1作目。
 
# ちなみに
# 3作目は、「父と暮せば」
# まったく逆順に観てしまったな。
 
この物語、長崎での昭和20年8月9日午前11時02分までの24時間を描く。
 
広島に新型爆弾が落ちたことは知っていても、
明日、まさか自分たちの頭上に2発目の原爆が落ちてくるとは露も知らず、人々はごくごく普通に過ごしている。
 
結婚式を行う家族、夜通し痛みに耐え出産する妊婦、
召集令状が届き、駆け落ちに迷うカップル。
捕虜収容所の外国人の為に食料を求め、医者を探して奔走する軍人。
 
ご時世がこうなら仕方がないよね、とあらゆることに我慢しながら
明日がいつものように来ることを全く疑うことなく日々を過ごし、
明日の約束をし、今を過ごす。
 
が、その時間、その瞬間、すべてが消え去る。
悩み、喜び、約束する行為自体が、一瞬で無になる。
 
そうなることを知っている私たちは、
その行動・活動の不毛さが、見ていてあまりにも痛々しい。
迷うことも、痛みに耐えることも、たとえ生活が平凡であっても、
それは、明日の存在が約束されていることが前提なのだ。
 
物語は、まったくごく普通の生活を見せつけられる。
けれど、それが全く普通であることが、余計に哀しく思える。
 
まさしく、これは戦争映画であり、反戦映画でありました。
 
 
P.S
 
なにか他人ごとではないような気がしないでもない今日この頃。
 
けれど、生きねばならぬ。今を精一杯生きねばならぬ。
 
ただただ明日の存在を信じて。






2023年3月12日日曜日

“ありがたう”と 云はれる様に 云ふ様に

名古屋市博物館の企画展「戦前を生きる~収蔵品が伝えるココロ~」で見つけた一品。

なにも戦前じゃなくたっていいんじゃないの、このポスター。

そう思うんだがな。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
P.S

もう一枚、紹介しておきます。

「めいめい用心」は、私の母(昭和2年生まれ)の口ぐせですが
その言葉の元は、これだったのかも知れません。



























2023年3月10日金曜日

温玉ソフト

温泉タマゴ搭載ソフトクリームであります。

温玉好き+ソフトクリーム好きの私としては、スルー出来ずに購入。

お金を払って渡される時に、「よくかき混ぜてお召し上がりください。」とも言われたけれど、
あまり上手にかき混ぜられなかったな。

まぁ、ちょっと残念なのは、やはりソフトクリームの甘さに温玉の存在が浮かばれていないような。

タンパク質も摂取できるソフトとしてはなかなか良いのですが、なんだか温玉が可哀想な気がしないでもない。

次回もしまた食す機会がある時には、出し汁を用意して行こうかと思います。



P.S

下呂温泉にて。





2023年3月8日水曜日

ONE PIECE FILM RED

5年生の小学生が
「アマプラでワンピースのREDが見られるようになる!」と騒いでいたので、
一応、私も観ておくか、、、と鑑賞に及ぶ。

そう言えば、ワンピースはかつて映画館で観たこともあったな。
なんで見に行ったんだろう、やっぱ前評判がよかっけな。
イマイチ思い出せない。

さて、このRED。なんともコメントしづらいな。

そもそもこの物語の内容は、小5でわかるのだろうか?という素朴な疑問。

私としては、この手の物語になると映画の「マトリクス」とか、漫画で言うと萩尾望都の「
百億の昼と千億の」を思い出してしまうのだけれど、それって今どきの子供は、スッとわかってしまえるんだろうかな。

まぁ今回のお話は、50巻辺りで挫折してしまっている私にもとりあえずついていけて良かったです。

が、なんだか歌が多いし、ラスボスのキャラがよくわからなかったし、
いろいろなツッコミどころ満載でもあったけれど、ワンピースのいつものノリであれば、きっとワンピースファンは満足できたのでしょうね。

なんとなくイマイチついていけなくなってしまったのはやはり歳かしらん。
そんな思いを持った一本でありました。


 
P.S
 
ウタの声で私も眠らされそうになってしまった事実は隠しません。







2023年3月6日月曜日

立体つまようじ

古くなって不潔そうだから捨てると言われた爪楊枝たち。

一度も使われることなく捨てられるのも不憫に感じて、何か出来ないかと思って作り始めてみましたよ立体爪楊枝。

まだ製作途中でしたが、とりあえずパシャッ。

この後、どうすんの?と言われても計画はないので、、、どうしよぅ、、、。

ん~。


P.S

写真は、製作途中で仮止めに輪ゴムが付いていますが、この輪ゴムはなくても崩れません。 ちょっと要所要所に糊を垂らすといいかも。

また、中心部を空洞にして小さな鈴など入れることも出来ます。

参考までに。


# ヒマ人って言うなー。







2023年3月4日土曜日

数学問題集古今

いやなに遥か昔、約半世紀前に私が使っていた数Ⅲの問題集が出てきて懐かしく思ったのだけれど、

今私が使っている数Ⅰの問題集と比べてその厚さの違いに驚く。

もっともどんな問題集を選んで買ったかにもよるのだろうけれど、
あらゆることに情報量が増えてしまっている現代は、 そりゃぁ問題集もどんどん厚みを増していくモノであろうことは、想像に難くない。

が、それと共に感じるのは、ちょっと子供たちが可哀想な気もしたりして。
なんだかんだ言っても、大変になったんだよなぁ、きっと昔に比べて。

そりゃぁ歴史なんか分かり易い。
私の受験以降から今に至るまでの出来事を現代史、社会、政治史として一生懸命覚えている子たちの不憫さよ。

そんな自然の摂理をボヤいていてもしょうがないっか。

頑張ってくださいね、受験生の皆さん。


P.S

半世紀後の受験生は、もっと大変なんだよ、きっと。

そう信じて、今の受験を頑張ろう。







2023年3月2日木曜日

天地明察

安井算哲(渋川春海)の半生を描く。

彼は、江戸時代の前期の人間である。

当初は囲碁侍から始まり、算術の得意な彼は、やがて全国を歩き回り、各地の緯度経度を測定してまわる。

そして、歴の精度を求めて苦難の人生を送る。

しかし、、、その内容、スゴ過ぎでしょ。

江戸時代ですよ、まだ日本には、地動説が届いていなかったその時代に、
地球儀ならともかく、天球儀も作ったという。

江戸時代前期に天文台が作られていたことも初めて知った。

そもそも計算ツールは、そろばんしかない。
精度の高い時計があるわけでもなし、距離計だってなかっただろう。

そんな時代に北極星基準で緯度経度を測定するって、
その前提を揃えることすらすごいことだと思うんだがな。

更には、天体の動きを計算して月食・日食を予測するって、、
 
そんなすごかったんだぁ日本。

# と今更ながら、、、つくづく。

いやこの物語は、物語として楽しむ以前に、当時の日本の天文学の凄さを知る映画でありましょう。


 
P.S

2012年の映画だから、もう10年も前の作品になる。

主役の岡田准一カッコいいですね。
その女房役の宮崎あおいも良かった。

で、この5年後にリアルに結婚、、、かぁ、、、。

# って、結局下世話な話題しか思いつかない私の凡人の証明。