2023年12月31日日曜日

毎年大晦日の紅白歌合戦は楽しみなんだけど

ネットをついザッピング(サーフィング?)していて目に入った二つの雑誌記事のタイトル

“10代・20代が「まったく見る気にならない」紅白歌手ランキング!【紅組編】”

“紅白歌合戦「一番見たい」と思っているアーティストランキング”

それはそれぞれだれ?と両方のサイトを見てみたら
どちらも一位は、Adoだったりする。ハハハ。

なんだか笑えるような笑えないような。

まぁその下にはそれなりの理由も書かれているわけだけれど、
どちらも無難な意見が羅列されていたりして、それぞれは納得できる。

けれど、雑誌によってほとんどマ反対の結果を載せているこの状態が、なんとも複雑である。
どちらか一方しか読んでいなかったら、やっぱそれを信じ込んじゃうんだろうな。

でもある意味でのネットの良さは、その記事の真偽も含めて
さまざまな情報を雑多に見られることで、そこに妙に安心できたりするんだな。

単純に言ってしまえば、要は、何も信じられなくなるのである。

意見なんて、そこには必ず反対の見方をする意見が存在する。
それが雑多に見られることに、逆に安心できたりする。

私は、かなり前から新聞を読まなくなった。
そりゃ全種類の新聞を読み比べるほどのチカラと環境があれば、それを読み解くことも出来ようものだろうけれど、
一種類の新聞だけで自分の知識なり思いが左右されてしまうのが恐くなったからで。

まぁそれだけに自分の考え・思いを持つことにチカラを使うことになって、ある意味良い傾向にあると思う。

上の2誌からだって、対象年代が設定されている以上、データ自体はどちらも正しいかもしれない。

けど、アンケート自体が“その程度のもの”と思えるのがきっといいと思うんだな。

世は、混沌としている。
政治も経済も生活すべてにおいて。

昔のように、信じていれば済む時代から、そうでない時代に移り変わっている。

それを単に難しい時代と表現するか、自由度の高い時代と表現するか、
来年は、福沢諭吉の「学問ノススメ」でも読み直そうか。

そんなことを思いつつ、本年を閉じる。
来年こそ平和な時代へ移行しますように。


P.S

私は、かなり前から紅白歌合戦を録画しながらしっとりじっくり観る人間である。

今年は特に歌詞が追えない曲ばかりで、、、
録画したモノも特に残したいものもなく全部捨ててしまった、、、。

実に自分の老いを感じたひとときでもありました。







2023年12月29日金曜日

令和5年度 映画鑑賞総括

さて、今年も映画鑑賞総括を。

まぁ記憶に残った映画というか、

もう一度観てもいいかな、
もう一度記憶をリセットして観たいな、

という基準です。

決して、万人におススメする映画ではないと思いますが、
私には、いつまでも忘れたくない映画です。


セント・オブ・ウーマン 夢の香り

やはり終わり方がいいよね。
ヨタヨタのおじいちゃんがスコーンとホームランを打つ感じ。
よかったです。


ハイジ

何しろ純粋、無垢。
それに何にしても一生懸命。
いろいろ悩みも葛藤も問題もあるけれど、
全てが報われる物語がよかったです。


天地明察

いや、この日本人の凄さはやっぱ知っていないとダメでしょ。
どんなことでもひとつのことに人生を捧げるというのは尊いものだと
つくづく思います。
(とてもマネできそうにありませんが。)


大逆転

いや、大金持ちを道楽に、ギャフンと言わせる物語は
やはり甘美でうれしい。
(我が凡人の証明)


私の中のあなた

いやなにすごい物語であった。
出てくるみんながすごい。
悲壮感が軽めで助かりました。


手紙は憶えている

ドンデン返しの極めつけの物語。
絶対にボケたくないと思いつつ
ここまでボケてしまえば、それも有りか?などとも。


インディ・ジョーンズと運命のダイアル

ま、最後にタイムパラドックスの要素があったからね。
この出来事は、私にはかなり嬉しかった。


RRR

物語の壮大さ、人間の絡み、使命と愛、、、
やはり、超大作でしょう。
映画自体も長尺でありながら、どこまでも飽きさせることもなく
うん、面白かった。


こうやって選んでみると、私にはやはり結局、終わり方が大切なんだな、とつくづく。

いやぁホントに映画って楽しいです。



P.S

今年の鑑賞数が合計56本。
ちょっとペースが落ち気味。
その分、読書に流れている感がある。

時間の有限さをつくづく感じます。








2023年12月27日水曜日

MEMORY メモリー

「記憶障害の完璧な殺人者」

って、全然記憶障害じゃないでしょこの人。

この程度の記憶障害ならアナタもワタシも、、、でしょ?

# って言いたくなっちゃうから年寄りはいけません。

まぁ高齢者のタイムリミット感は認めなくはないです。

が、ある意味、そんなタイムリミットを感じた暗殺者って、、、もはや恐いもの知らず。

でもって、犯罪ネタは人身売買であれば、わかりやすい勧善懲悪もの。したがって、この映画のモチーフは、

「業界最高齢の暗殺者」ではないでしょうか。

ボケてても主義は守ります。ってのはわかりますが、、、んー。

# そんなうまくいくのかな。

しかし、確かにリーアム・ニーソンも歳を取りましたね。
現在は71歳ですか。
そういう意味では、このキャスティングは成功しているかもしれません。

「96時間」が既に15年ほど前の作品になるのでしょうが
その路線最後の映画なのでしょう、きっと。

お疲れさまでした。と伝えたいです。


P.S

しかし、、、

もう殺しまくる麻薬や人身売買ネタの物語、、、

もう、、、いらないですから。









2023年12月25日月曜日

クリスマスに思うこと

今年もクリスマスがやってきた。

クリスマスになるといつも思うことがある。
それは、クリスマスを楽しむ側と楽しませる側との存在。

クリスマスイブともなると、
プレゼントを用意し、家族や友達・恋人と楽しく過ごすことを思い浮かべる側と、
「さぁ儲け時!仕事仕事!」と仕事に励む側の存在。

いやまぁ世界観も価値観も多様な世の中であれば、
ひとつのイベントをどちら側で過ごそうとも別に構わない。

もっとも“クリスマスを楽しみたい側”の人間が、“仕事仕事側”の人間に付き合わされている人も大量に居そうで
それはそれでちょっとツラそうだけれど。

# 更には、クリボッチも相当居そうだし。

欧州のようにクリスマスは殆どのお店も閉まってしまって、交通機関も止まるような状態と比べれば
まぁ所詮、クリスマスの本来の意義を単なるイベントとして扱っている日本なんだから
クリスマスに対する価値観もその時の過ごし方もいろいろあって何でもアリで構わないと私は思う。

私も20年も前は、ちょっとレストランを予約して、、、なんてこともあったけれど、
サービスをしてくれる側のその忙しさとそれ故にサービスの無機質化がどうにも痛々しい。
それも行きつけたレストランであったりすると、やたら「ごめんなさい、ごめんなさい。」の連発。

なら、うちでシッポリの方がいいよね、と宗旨替え。

しかし、日本人にとって、クリスマスってなんだろーなー、とつくづく。

そんないい加減な日本のクリスマスであれば、
その雰囲気に負けて、若者の深刻な事故が増えないことをただ祈るばかりです。



P.S

最近は、私はと言えば、せっかくのチャンスだから、
ちょっと背伸びをしてデパ地下なんぞでおいしそうなモノを買ってきて
あとクリスマスケーキを食べる。

しかしなぁ、、、このイベントも、、、楽しめるのはあと何回?







2023年12月23日土曜日

政と源

教え子の高2が河合塾で模試を受けて、
持ち帰った国語の問題の中の小説の引用を読んでいて

「これなんで?」と尋ねたら

「この問題は、全文が載っていないのでそれはわかんないんですよー。」

# ったく、世は欲求不満になる問題に溢れている。

で、全体を読みたくなって購入してしまった一冊。

二人のジジイの物語であります。

その二人のジジイの名前が国政と源二郎でタイトルが「政と源」

著者は、三浦しをん。

70歳を過ぎたジジイのドラマであれば、
三浦しをんならきっと明るく楽しく書いてくれるだろうな、と期待して読み始めた。

まぁ私よりもいくらか年上の世界だけれど、
ジジイであってもそれなりの考えや想いもあるよね。

いろいろうまくいかないこともあれば、それをなんとか乗り切る術ももう知ってるはずだよね。

いや、もう残りの人生、楽しくやろう。

# そんな気分になれました。

人生をそれなりに生き抜いてきたジジイ達の物語であれば、
こちらのジジイもいろいろ感慨深く楽しく読ませてもらえました。

うん、こういう小説が好きだな。




P.S

しかし、河合塾の問題作成者も粋なモノを選んで若者にぶつけてくれたよなー。

こんなジジイの物語を、、、さ。

この物語に巡り会わせてくれた模試作成者に感謝です。





2023年12月21日木曜日

フォール

どうしようもねぇなぁこの二人。

いやなに、高所・冒険好きの女子二人がとんでもなく高い(600m)古い鉄塔を登り詰めて

降りられなくなった物語。

いやはや高所恐怖症の私としては、もう絶対に有り得ません。

それにしても軽薄なこの二人。
ちょっと見ててイラって来る。

が、最後に大きなドンデン返しがあって。

# なので、ネタバレ厳禁であろうけれど、、、。

いやいや有り得ないでしょ、いろいろと、物理的にも心象的にも。

# と思うんだがな。

まぁスリル満載の映画であれば、こういったパニック映画好きにはおススメかもしれません。

私は、決して好きではありませんが。



P.S

なんでこんなDVD借りたん?

怖いもの見たさ?

最近、自分が理解できないことが多くいけませんわ。






2023年12月19日火曜日

仙人化進行中?

テレビのニュースは、、、

日々戦争の行方を知らせる。

政治の世界はグダグダ。

経済は、良きも悪きも負の面しか伝えない。

芸能に至っては、、、もうどーでもいいわっ。

 
ネットは、、、

誹謗中傷が溢れ、自己肯定感と自己顕示欲の情報が氾濫している。

もちろん自分にとって貴重な情報もあるのだけれど

そこに到達するためには、その何倍かの見たくない情報の中を泳がなければならない。

で、もうお疲れ気味。

何気にスマホを手に取っても、起動したいアプリが見つからない。

最近、天気予報ばかり見ているような気もする。

なんかなー、自分の仙人化が進行中の気がして。


 
P.S

ま、まさか、ボケ世界の入口だったりするのか?






2023年12月17日日曜日

流人道中記

浅田次郎著

たまには時代物を、と思い立ち、やっぱしっとり泣けるようなものがいいよね、とまた性懲りもせずに浅田次郎で。

話は、姦通罪を犯した旗本が切腹を言い渡されたものの

「痛えからいやだ」と。

かと言って幕臣の首を刎ねるのも抵抗があって蝦夷へ流罪となる。

そして、それを送り届ける為、若い与力との片道一カ月の物語である。

犯罪者と言っても威厳の漂う旗本とまだペイペイの若い与力との珍道中(?)であれど
この旗本、なかなかしっかりした人物で、さまざまな出来事と出会いながらもそれをそれなりに収めてゆく。

やがて若者与力は、彼のことを、、、そして、真実がわかり、、、

まぁネタバレは避けねばならぬな。

2冊からなる物語であれば、ま、いろいろ起きるわね。

そしてこの旗本、なんだかフラ~っとしているのに、物事を収めていくだけの気風も度胸もあって
そのあたりの表現はうまく表現されていると思います。

まぁ終わり方に残念というかさみしさ感が残るけれど、、、
それも仕方がないか、、、。

今回もやんわりじんわりほっこりする一冊でありました。



P.S

やっぱり義理人情劇を書かせたら浅田次郎ですね。





2023年12月15日金曜日

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

# なに今頃?って
# 書き忘れていたんで。

まぁミッションインポッシブルであれば、
映画館での鑑賞は外せない。

けれど、どうにも気が向かなかったのは、最初っから前編とわかっていたからで。

007やスターウォーズなんかもそうだけれど、
そんなん観ても、後編までに2年もあれば内容忘れちゃうよ。

# っていうのは、あまりにも記憶力無さ過ぎってか

どうせ後編が上映される前に前編もきっと上映されたりするから
2本続けて観た方が良くね?とどうにも敬遠しがちだったけれど、
やっぱ話題と予告編に負けて鑑賞。

物語よりもスリリングなシーンを楽しむ映画だからね、と割り切って。

トム・クルーズは、スタントアクションは自身でやっているとはよく耳にしますが、
やはりCG処理満載の映画であれば、まぁそこは割り切って、
単にハラハラドキドキを楽しむ遊園地気分での鑑賞は仕方がないですよね。

とりあえずノルマこなしました映画鑑賞でした。


P.S

次回がシリーズ最終話のウワサってホントかな。











2023年12月13日水曜日

日本国紀

百田尚樹著。

私は、歴史というモノは、みんなで創るものだと割り切っている。

文献などで事実を救いあげながらも、そこから真実を作り出して歴史が出来る。

であれば、人によって歴史の見え方が異なるものであろう、そんな思い。

いろいろな文献を読んでも、それはこの作家の想いね、と割り切っている。

だから、自分の歴史観を持つには、いろいろな人の歴史を読まねばな、とも思う。

ちょっと前に、竹田恒泰著の中学歴史なる本に目を通して、
であれば、この本も読んでみるか、と分厚い本に目を通した。

ま、史実としての大方の流れは一般的であるけれど、
教科書や歴史の本と違って、百田氏の想いが濃厚に表現されているのがこの本の魅力の一つかもしれない。

また、分厚い一冊ながら、近代現代で約半分を占めていることも最近の傾向なのか百田氏の想いなのか。

まぁ上でも書いたように、信じている歴史というのは人によって違えば、
こういった本は、他の人から重箱の隅をつつくような指摘がいっぱい来るんだろうなぁ。

でも時おり現れるコラムの中には初めて知ることもあって、私は新しい知識が身に付いた気もしています。




P.S

しかし、歴史って曖昧なんだろうなぁ、とつくづく思う。

だって、例えば、、、

後に生きた秀吉は、信長のイメージを作り上げただろうし、
家康は、秀吉のイメージを作り上げただろうし、、、

彼らが残したであろう文献から本当の真実なんてわかるわけないじゃん、
と割り切ってしまう私は、所詮歴史ってノンフィクションとは言えなくね?などと

私は、歴史不信ですみません。

でも、歴史を知るの読むのって楽しいです、うん。







2023年12月11日月曜日

プログラミングと親の想いと。

ネットで流れてきた。

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息子が中学生の時にWindowsPCをあげたんですよね

そしたらVBScriptで遊び出して

 「このままではITエンジニアになってしまう」

と危機感を感じたのでITエンジニアの皆さんが得意とする「重箱の隅をつつくようなソースレビュー攻撃」を実施して

開発が面白くないと思わせる事に成功しました

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大いに笑ってしまった。

まぁ私も一応仕事でプログラミングなるものもしていたりもしましたが
確かに趣味でのプログラミングと仕事としてのプログラミングは全くの別物で、

息子にもプログラミングの楽しさは伝えたいと思いながらも
それを生涯の仕事にするにはちょっと、、、ね、と思っていた人間です。

で、結果、息子は無事(?)IT産業に従事することにはならなかったのですが、
なんとも複雑な思いを持っていたことも事実です。

最近は、中高生たちも学校でプログラミングをやらされる。
私もいろいろ聞かれてプログラミングのテクニックを説明しながら、その楽しさを伝えたいと思いながらも

「深みにハマるなよ」などと内心思ってしまっているから、きっとタチの悪い先生ですね。

まぁ世で言うプログラミング思考は身に付けて欲しいと思いますが。



P.S

よく、我が子が二代目を継いでくれない、ということを耳にしますが、
私は、あまり自分と同じことはやらせたくない派であったりもする。

# 変人かもね。

それは、親のやっていることを引き継いで、失敗しているパターンをあまりにも多く目にしているからかもしれない。

自分が成功した親は、自分のやっていたことを我が子にも伝えたい・やらせたい、という思いもわからぬものではないけれど、

私は、みんな人生を一代目として生き抜くのを勧める派です。





2023年12月9日土曜日

県庁の星

2006年の映画であります。

昔からどうにも気になっていた一本。

私には、“ドンデン返し映画”と認識されていて、
織田裕二と柴咲コウのラブストーリーかな、と思ってたらかなり違ってた。

それにしても前半の織田裕二の県庁職員ぶりにイライラさせられ、素直に気分が悪くなったものであります。

# さすがの役作りかもしれませんね。

けれど、スーパーのダメっぷりも普通以上だよね。

# と思うんだがな。

まぁ、物語の流れとしては、面白かったと思います。

けれど、やっぱ、公務員の中でのやり取りが、どうにも見ていてツラい。
それも有り得そうなだけに。

# と市井の人は思いますよ、きっと。
# もちろんすべての公務員がそうだとは思いませんが。

ま、どこまで公務員側がいやらしく表現されているかがこの物語のモチーフでしょうから
なんとも見ていてツラい映画でありました。

とりあえずのハッピーエンドが着地点ではありますが、
この構図は、どうにもならんだろうなぁ、、、。

# とも思えてしまってすみません。



P.S

しかし、何を“ドンデン返し”と言われていたんだろうなぁ。

一番は、織田裕二の変わり身なのかなぁ。

# それにしても、あのフィアンセもその父親も、、、ケッ、、、だな。






2023年12月7日木曜日

昔の映画館あれこれ。

映画館で映画が始まるまでの時間、妙に感慨に耽ることがある。

いやなに、遥か昔は、、、

そもそも座席に指定席はなかったし、
映画が始まるまで、場内が明るい時には、だいたいその映画の曲が流れた。

場内も常に出入り自由で、映画の途中に入場して、エンディングまで観て、
また頭から観て、「ここからは観たね。」と帰ってきたものである。

人気の映画の時には、上映中の暗い中で場内後方から空いてる席を探すのがひと苦労。 上映中にもかかわらずスクリーンの前まで行って、場内を見回して席を探す輩もいた。

複数人で行っても、隣り合わせで座ることが難しかったし、
映画の途中でも隣の席の人が帰ったりすると慌ててツレを呼び寄せたり。

映画館側も定員なんかを考えずに入場させていただろうから
劇場の壁沿いに立ち見も多かったし、通路に新聞紙を敷いて座り込んで観た経験も私はある。

それに、何が一番すごかったかって、タバコも場内禁煙じゃなかったりしたことだな。

今から思えば、なんて無法状態だったんだろう。

でも、その何でもアリアリがふと懐かしくなる。

# いや決してそんな状態には戻って欲しくないんだけれど。

ただ逆に、昔には観ながらのポップコーンは、あまりなかったような気がするんだがな。

最近でもやはり、隣の席で音を立てて食べられると、私はとってもイヤである。(きっぱり)

なんでもアリアリから、鑑賞環境の向上を求め、どんどん改善されてゆきながらも、
隣がポップコーンを食べる人間に当たるかどうかのギャンブル的要素の残る座席選択システムってどうよ、

と思ったりもする。
 
# ポップコーン専用席を作ってもらいたいものである。



P.S

何の映画か忘れたけれど、高齢になってから、母と姉とで映画を観に行ったことがあった。

映画が始まって暗くなると、「おむすび作ってきたから。」とおむすびを渡された。

# おいおいおい。

姉にとっては、映画鑑賞とピクニックは同次元のようである。






2023年12月5日火曜日

感謝の伝え方

こんな感謝の伝え方もあるんだな、と思わずパシャッ。

余程助かったんだろうな。

けれど、その感謝の気持ちはちゃんと伝わるのだろうか?
ちゃんと拾い主に気付いてもらえるのだろうか?

このチラシを外す権利を持つのが拾い主か落とし主だとすれば、
街の清掃業者の判断もツラいだろうな。

そのうち風雨に負けて、ただのゴミにならないことを祈るばかりです。

とてもステキ、とも思うのですが、、、ね。


P.S

寒かったり暖かかったり気温の違いが激しい今日この頃。
プチハイキングにも服装の判断に困ります。

写真をもう一枚。季節は初冬。

一面真っ黄になった絨毯の上を歩いてフト思うこと。

街中に林立するのが雄株ばかりってのもイチョウの木もなんだか不憫だな、なんて。

結局、人間の求める自然なんて、人間に都合のよい自然であって、、、。

世の性別を問題にする最近の風潮でも、こういうのは議論にならないんだろうな。

# ハハハ。





2023年12月3日日曜日

湯道

「湯道」、、、

ウィキペディアに載ってるんだ。

冗談的な単語だと思っていたら、ちゃんとそれなりに意義が存在していたことを知ってちょっとビックリ。

確かに日本の入浴が大勢の人と裸で同じ湯船に入る行為であれば、
そりゃルールやマナーがある程度必要になろうモノである。

ま、そこに“道”が発生してもおかしくはないけれど、、、

# 極めようとすると、、、きっと大変だな。

さて映画に話題を戻すと、、、

まぁ基本コメディーだわね。
で、基本シーンは、銭湯となる。

かつて中学・高校・大学・社会人と、、、
結婚するまで銭湯にお世話になっていた私としては、銭湯ネタは実に懐かしい。

でもって、私にとって温泉・銭湯の何が魅力かって、
まず第一に、脚を伸ばせることであろう。

そして、その空間の広さ。
露天風呂なんかに行ってしまうと、1時間以上も入っていたりもする。

しかし、大勢の人が集う銭湯ではあるけれど、

この映画のように、そこで全く知らない人と知り合いになることはあんまりなかったのは
私が若かったせいか、人見知りだったせいか、、、

ま、そもそもお風呂を楽しむというよりも、急いでカラダを洗う場所の意味合いの方が強かったからね。

だから私には、この映画がやっぱり作られたドラマに見えてしまっていけません。

それとやっぱ湯道の家元シーンは、、、痛かった、、、な。

# ちょっと無理でしょ。

まぁ全体的に昭和の想いを醸し出してる映画でしょうが、
若いシャワー派の人にこの映画はどうなんでしょうね。

# もう「神田川」の世界なんてありえないんでしょうし。

なので、昭和を生きた人向けの懐古映画に過ぎないのかもしれません。

しかし、確かに小さな銭湯の経営は大変だろうなぁ、とつくづく思う。

今も街には存在しているけれど、ある意味生活必需場としては、簡単になくすわけにもいかないだろうし。

個人的には、今回も笹野さんのさりげない演技が良かったです。



P.S

近頃は、サウナも流行っていて、そこにもマナーがあるという。

# 心臓いじってから、サウナを私はなんとなく避けるようになってしまった感。

しかし、サウナのマナーなんて、全然知らないもんな。

もう、なんとなく恐くては入れませんわな。









2023年12月1日金曜日

近所の池で釣り、川で釣り。

川べりの公園のベンチで一休みしていると

私の前を中学生ぐらいの少年が釣竿を持って通り過ぎた。

ん?この街中の川で釣り?そう思って橋から見てみたら、草むらの中で彼がひとりで釣りをしている。

思わず懐かしくなった。

私も50年も前、中学生の頃に近くの池で魚を釣っていた想い出。

どうせ釣れてもコイかフナ、とても食卓に上がるものではない。

けれど、昔は私にもそんな時間が流れていた。

小さな池に針を垂らしながら、長い時間何を思っていたのだろうかと今から思えば不思議だ。

# いや、釣りってそういうモノでしょ。

少年の持っていた釣り具は、リールの付いたオシャレなもので、ちょっと時代の進化を見た気がするけれど、

今も昔も変わらぬものがあることに、ちょっと嬉しくなったことをココにメモ。





P.S

釣っている少年も写っていますが見つけられますかね。