2024年2月28日水曜日

パラレルワールド


最近、昔の懐かしい人が出てくる夢ばかりを見る。

まぁ懐かしいって言えば懐かしいのだけれど、

どれも現実とは違った出来事ばかりだ。

# そりゃ夢だからね。

あたかもパラレルワールドを追体験しているような気分になる。

朝、夢から覚めて「いや現実の方が良かったはず。」と確信して布団から出る日々。

ちょっと疲れる。


 
 
P.S

まさか“最後は走馬灯のように”ってヤツじゃないだろうな。





2024年2月26日月曜日

眠れる森

# あえて映画のカテゴリにいれてしまう。

このシーズン、あまり見たいテレビドラマがないから、この際過去の面白かったと言われるテレビドラマをDVDで見るか、と思い立ち
回りの人間に尋ねてみた。

但し、若者の恋愛モノや学生ネタ、家族ネタは嫌いという条件を付けて。

そうしたらこの「眠れる森」が面白かった記憶がある、と言われて。

ただ、そう応えた人ももう物語は覚えておらず、単に意外性がスゴかったという記憶だけが残っている、とのことで。

# そりゃぁ25年も前のドラマだものね。

DVDで4枚。レンタルショップでちょうど4枚ともあったので、オトナ借りをして。

まぁ一回に数話ずつ楽しむかぁ、と思いきや、
観始めたら止まらなくなって、1クール12話、一気に連続して観てしまいましたよ。

ちょうど12時間ほどかかって。

# 自分でも信じられないっすよ。

主演は、キムタクと中山美穂。

最初は、この二人の恋愛モノも絡むのか?と思ってたらそれも違ってた。

まぁ確かにこれでもかこれでもか的な出来事に翻弄されながらも
最後は妙にあっさりと真実が語られてしまっ感があったけれど、
確かに、物語の意外性だけは凄かったな。

# ってネタバレ避けるとなんも書けんし。



P.S

12時間の連続鑑賞に充分満足して布団に入って寝ようとした時、
ふとスマホでググったら、とんでもないことが書かれているサイトがあって、
それを確認するために、また布団から出て観直したりして、、、。

まだまだテレビドラマに対する読みの浅さを実感しました。







2024年2月24日土曜日

電源制御 de ケータイ

かなり昔に作ってみた一品。

携帯電話でAC100VをON/OFFできるユニットであります。

どうやって?って中に(使わなくなった)キッズ携帯が入っていまして。

その携帯に向かって電話をかけて、ピポパ(DTMF)の制御でON/OFFします。

# ピポパの組み合わせを複雑にしてパスワード化してました。

ちゃんとON/OFFされたかは、中に音声発生ICが入っていて、

「Aがオンされました。」「Bがオフされました。」って返事をしてくれる優れもの。

ネット環境も不要でお気軽に使えます。

但し、キッズ携帯の通信契約料(当時は600円/月ぐらい)は必要ですが。



P.S

もっともこの通信契約料の数百円の壁が、、、ね。

有用と感じる人もいると思うんだがな。

# けど、そんな人には巡り会いませんでした。

私も特に必要性を感じず、キッズ携帯の契約をやめて、ガラだけが残っていたりするわけですが。






2024年2月22日木曜日

時が流れても、、、


いやなに独り言。

私は若い頃、きっと未来は今よりも良くなるだろうと漠然と思っていた。

冷戦の頃は、人類の最後は核戦争で終わるのかもしれない雰囲気もあったけれど、

そこまで人間はバカじゃなかろうという根拠のない期待も持ってた。

けれど、それから半世紀も経っても、、、

原爆が悲惨なものと知りながらも、核を持ちたがる国があり、

戦争は、未だになくならない。

政治家たちの質もちっとも上がった気がしないし、

様々な利便性を求めたシステムは、高度化複雑化しながらも、なかなかスムーズに進まない。

確かに便利になった技術もあるけれど、それが人間の本質を上げることになってる気がしない。

そもそも原始の頃と比べれば、頭は賢くなっているはずなのに、

それが出生率が2を切ることになっていそうな人間という生物の進化って

なんだかなー、と思う。

所詮、50年くらいのスパンじゃ人間の本質って変わらないんだろうな。

いやそもそももう頭打ちのレベルに到達してしまっているのか?

だとすると、あまりにも哀しい、、、な。




P.S

私の生きているうちには、やっぱ、、、無理か、、、
 
かつてSFの世界で夢見た“地球連邦”みたいな創設は。






2024年2月20日火曜日

湯を沸かすほどの熱い愛


「なんていう題名だよ。」

そう思いながらレンタルショップでDVDを手にした。

2016年の映画で、主演は宮沢りえ。

# ネタバレを避けたいけれど、、、

物語は、正直言って重い。

これでもか、というほどの出来事が折り重なる。

けれど、

家族とは何か、人の強さとは何か、様々なことに考えさせられる。

どんなにツラい状態でも、とりあえず明るくたくましく乗り越え、そして生き抜く姿に感心する。

私は、家族ネタや子どもネタの物語の映画は好きではないけれど、
この映画に対しては、彼女たちを応援したくなった。

それにしても悲劇はやはり哀しい。

が、それを乗り越えてとんでもないことを決行し
本作の題名へとつながるのだった。

こういう日本映画に頑張って欲しいとつくづく思う。



P.S

銭湯のシーンが私には懐かしい。

また銭湯巡りでもしてみようか、、、

そう思わせてもくれた。
 
 
 
 
 
 

2024年2月18日日曜日

もう好きにさせてよね。


「さてそろそろ起きるか」と日々しっかり眠って、

特に時間にとらわれずに、お腹がすいたら食事をする。

歳を取って、時間が自由になってくると、そんな夢のような生活も可能になる。

ところが、

「睡眠時間の摂り過ぎが寿命を縮める」

「健康の秘訣は、きちんと三食決まった時間に」

などの記事が目に入ってくる。

もうたくさん食べたいとも思わないし、寝たいだけ寝てちゃダメですか?


 
P.S

けど、、、ボケだけは回避せねばな。

とりあえず本を読む。とりあえず街を歩く。



2024年2月16日金曜日

白夜行

公開は、2011年。
原作は、東野圭吾。

ミリオンセラーにもなった長編小説の映画化である。

哀しい物語であるが、事の発端から性的虐待であったり、性的暴力ネタが繰り返され

なんとも意外性を通り越して、その生々しさがツラい。

それにしても、原作はかなりの長編をやっぱ150分程度の映画に収めるのは無理があるのだろう。

いろいろな経過や、なんで?どうやって?がどうしても未解明のまま物語は進んでしまう。

まぁ原作を読む代わりに映画を観たわけで、とりあえずのあらすじを知れたということでは目的を達成はしたけれど、

いまいち深みを感じられなかったのは、やはり時間枠とキャスティングのせいのような気もしないではない。

ま、小説で読まなくて良かったな、などと思えてしまって残念である。



P.S

原作を時間をかけて読めば面白かったのかなぁ。







2024年2月14日水曜日

バレンタインデー


「先生にもひとつあげる。」

そう言って、彼女は私に手作りのチョコクッキーをくれた。

学校帰りの彼女のカバンの中で、たくさんのチョコがガサガサ音を立てている。

「もてるんだな。」と言うと

「全部女子からのです。」

聞くと今日は、学校でみんなでチョコの交換会の様相だったようだ。

彼女は、今勉強を始める前に、ひとつ口に入れようか迷っている。

「今日、もうかなり食べちゃったんでこれ以上は、、、ヤバいな、太るな。」

そんなことを気にするんだな、と私は思う。

「バレンタインデーなんて、相手の太らせ合いイベントな感じがします。」

笑えた。

先日はこうも言っていた。

「この前の模試で会場でつくづく感じました。うちの高校の顔面偏差値は、、、高い。」

“顔面偏差値”という言葉に大笑いしてしまった。

「顔面偏差値と学力偏差値の関係はどんな感じ?」

「反比例。」

もう笑いが止まらなかった。

「でも歳を取って感じるのは、頭のいい教養のある人にブスはいない、って思うぞ。」

「なるほど、確かにそんな気がします。とりあえず勉強頑張ります。」

とりあえず話の流れを戻せてよかった。




P.S

高校の頃、男子校だった私には最近の高校生活なぞ想像もつかないけれど、

まぁ学校生活が楽しく過ごせているならなによりである。







2024年2月12日月曜日

下手の考え休むに似たり

ネットで目に入った。

私の嫌いな格言のひとつである。

「そんなこと言わないでよ、現実がそうであっても、今出来ることはそれしかないんだから。」

将棋や囲碁でよく使われるこの言葉、どうにも好きになれない。

そもそもこう発する輩は、どんだけ上から目線なんだよ。

ただ、じゃぁ「やってみなきゃわかんないじゃん。」という考えも私はあまり好きではないからに

葛藤しながら生きて行くしかないわけで。

ただただ今ある頭で考えながら慎重に進むしかないわけで。

下手でごめんなさいね。

と、一応先に謝っておきます。



P.S
 

しかし、今年初めの恒例のタナくじでは
 
「直感吉:直感を信じて進む年」
 
と出たんで、この際あまり考えずに進みますかぁ。


# なんだか危ない年になりそうだな。




2024年2月10日土曜日

2/7 11,000.0km

原付記録メモ。 
 
通勤に使わなくなってペースが大幅に落ちたけれど、

こう考えると地球の1/4周走ったことになるんだなぁ。

そろそろオイル交換せねばな。



P.S

大きな故障もせずに走り続けてくれるきみに感謝。





2024年2月8日木曜日

MONDAYS

いやまタイムパラドックスものと聞けば、一応見なければ、ね。

まジャンルがコメディーというのは、出演者たちからも想像つくわけだけれど、

発想は面白かったけれど、、、やはりコメディーだったな。

しかし、同じ一週間を何十回も繰り返すってのは、やっぱ苦痛だよな。

そりゃぁ起きることもかかってくる電話さえも事前に知っていれば、

仕事の手順も手さばきもどんどん向上してくる訳で。

# 一週間の繰り返しの証明を仕事の出来でプレゼンするのには笑えました。

じゃぁ疑似的に仕事が出来るようになっても、やっぱ日にちが進まないんじゃぁ、メンタルやられるわね。

けど、何がどうなろうと日々を暮さなきゃいけないんだから、そりゃツラいわ。

しかし、その一週間の繰り返しの原因が、、、じゃなぁ。

# ちょっと萎えました。

それにしてもこのグループだけに起きる現象であることが面白い。

どんなに仲いいんだよ。(笑)

最後のクレジットの後のシーンも深いんだろうなぁ。

今度の脱出劇も気にはなりますが、、、もういいや。

時間を繰り返す映画は、“恋はデジャ・ブ”が好きだったけれど、

あれは毎日の繰り返しだったもんなぁ。

一日の繰り返しと一週間の繰り返しは、どっちが苦痛なんだろう、、、な。



P.S

まさか、全人類は、同じ一生を繰り返して生きてたりして、、、

げぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!







2024年2月6日火曜日

ペットフード自販機

こんなモノもあるんだぁ、と思わずパシャッ。

コストと価格と売れ行きが気になるところだけれど、
メーカー側の供給戦略とユーザー側の必要需要が一致した結果なんだろうな。

この自販機で売られているフードは、ペットにとってどうなんだろうか。やっぱりグルメ?

感想を聞けないのが、、、無念。



 
 
P.S

巷では、ペットを飛行機に乗せる際のことが問題になっている。
私はネコ派であって、以前から買いたくて仕方がないのだけれど、

# その理由はかつて書いたはずだよな。

「旅行に行けなくなるでしょっ。」のひと言で却下されている。

“ペットを残して旅行に行けないでしょ派” と
旅行にペットも同伴させたい派” は、

どちらがペット想いなのでしょうか、、、ね。





2024年2月4日日曜日

廃棄物処理場

月に一度の不燃物廃棄回収の日、雪が降った。

ちょっと大量の不燃物を回収所に出していたので、「あ~濡れちゃうなぁ。申し訳ないなぁ」と気が気でならなかった。

回収所が窓から見える場所なので、一日中気にしていたけれど、その日回収はされなかった。

「雪だったんだもんな、仕方がないよね。」

ところが次の日も回収されなかった。

「ん?この量に拒否されたか?」

まず感じたのは、自分の罪悪感だった。

「仕方がない、自分で持ち込むか。」

大量の廃棄物を車に載せて、とりあえず事業所へ。
で、手続きをしながら、尋ねてみた。

「やっぱり多過ぎたでしょうか?」

そして、その返事を聞いて愕然とした。

「回収日は、来週ですよ。」「へ?」

うちの町内の月に一度の回収日は、第4水曜日である。
ただ、この1月の最初の水曜日は、1月3日のお休みであった為、週の数え方が1週間後ろにずれたとのことで。

「年末年始の回収日のお知らせにはちゃんと書いてあったんですけどねぇ。」

如何せん1月も半月ほど経った時に、そんな紙は捨ててしまっている。

「昨日は、問い合わせの電話が多くて、、、。」

もう穴があったら入りたかった。

さてもうここまで来たら、このまま押し進もうと決めた。

廃棄物の内容は、タイルだったので、破砕できないものの為に、そのまま埋め立て場へと指示され、
車で1時間チョイの道のりを行ってきました。

山の中、関係者立入禁止区域に入り込み、山を上がる上がる。
すると車両重量測定所があり、そこで車ごと重量を測定。

で、更にまた1kmほど上に上ると広大な廃棄場が。
担当の人が待っていてくれて、車から廃棄物を取り出してくれて。

いやなに、その広大さにビックリ。それに眺めにも。
かなり上ってきたんだろうか、遥か向こうに雪を戴いた山々が見える。

しかしこうも広いと、自分の持ってきた廃棄物が些細なものに錯覚してしまうからダメです。

「一応、あと30年分ぐらいはここで処理できそうな計画ですが、少しでも減らす努力をしています。

 ちなみにあそこのゴミの山は、年末の大火事の焼け残りで。」

いろいろ説明を聞きながら、あ~世の中には、こういった仕事や場所があるのだなぁ、とつくづく感じた次第。

更に帰ってきて、今日行ってきた処理場のサイトを見てみた。

単に埋めるだけじゃなくて、埋めるための処理が山中に施されていることとその規模の大きさにビックリ。

すごく勉強になりました。




P.S

山から掘り出した材料で生活物質を作り、人工的に加工した物を使い終わったらそれをまた山に埋める、、、。

放射性廃棄物じゃなくったって、

人類のこんな営みって、いつまでも続けられるものなの?







2024年2月2日金曜日

余命10年

タイトルからなんとなくストーリーの察しが出来そうで、ちょっと気分が暗くなっちゃうかなぁ、などと思いながらも

いやいやいや余命10年って、こちらもリアルな問題でしょ、物語とはいえ知っておいた方がよくね?とレンタルショップで手に取った。

10年生存率が極めて低い病にかかっている女性の物語である。

病気が判明した年は、20歳。

そこからの彼女の生きざまである。

しかし、設定があまりにも若ければ、これからの未来のことや恋愛と様々な葛藤に立ち向かう物語であったりもする。

ただ、この物語は、、、あまりにも哀しい。

原作者は、小坂流加。

原作者自体が同様な病気だったのである。

作者は、自分の病を物語にして、自費出版で出版社に持ち込んだ。

そして、書籍化が決まり作家デビューを果たした。

更には、闘病シーンを書き加えた文庫版が刊行される3カ月前に38歳でこの世を去ったのだった。

その後、パソコンに残されていた原稿を家族が見つけ、出版社に持ち込み刊行された。

そのタイトルは「生きてさえいれば」。

二作品とはいえ、彼女は短い人生でとにかくカタチを残せたことが何よりだったと私は思う。



P.S

映画のサブタイトルは、

「彼女は最後の10年を生きる。まるで、人生の始まりみたいに」

そう、私もまた歩き始めなければ、と思う。