2022年10月30日日曜日

カウントダウン

スマホに“COUNTDOWN”というアプリをインストールして

それを実行すると自分の寿命の残り時間が出るというシロモノ。

そして、カウントダウンが始まり、0の時に死んでしまうというストーリーである。

アプリの削除も出来ず、新しいスマホに替えてもすぐに復元できてしまうという優れモノである。

で、この映画、SFと思って観たら、ホラーだった。

# なら観なきゃよかったな。

さて、最後はどうなって終わるのか、なんとも息もつけない展開であれば、

約1時間半、ドップリドキドキしましたよ。

そういう意味では、面白かったB級映画ですが、、、観たくなかったな。

しかしなぁ、エンジニアの見地から考察させてもらうと、、、

まず60Gのサイズ、そんなに簡単にダウンロードできるん?近未来なの?

で、その60Gのサイズには、データーベースとして、名前と寿命のデータが入っている。

# しかも、テキストコードで。

んじゃぁ、同姓同名は、同じ寿命なの?

世界中の人間のデータが入っているの?だから60G?

日本人は、ローマ字で入っていそうだから、同姓同名が超多そうだな。

まぁ、自分のスマホの中の自分のデータを書き換えてしまっても 、また修復されるところは、ブロックチェーン技術でしょうか。

# だから、SFじゃないってばさ、ホラーなんだってばさ。

まぁ、なんだかんだ言ってもドキドキな90分を過ごせたのなら、

この映画は面白かった、っていう評になるのかなー?

# だから、ホラーは、よくわからん。


P.S

よく、自分の寿命がわかったら、年金や貯金の使い方が調整できるのにね、

と、歳を取った方は言われますが、

# 私もそう思わないでもない。

けれど、“あと残り3日”と突然知らされても困るわなぁ、確かに。

まぁ、そういう意味では、いろいろ考えさせられる映画でもありました。

# だけど、ホラーは嫌いだってばさ。














2022年10月28日金曜日

三千円の使いかた

三千円の使いかた 原田ひ香

どんな小説? そもそも小説?

と思って読みだした。

物語は、6話に分かれていて、もう全く日常の普通のやり取りである。

が、すべての話が、ちゃんとお金に絡ませて物語が進んでゆく。

お金の“貯めはじめ”から始まって、高齢者にとってのお金、 結婚の決断・破綻に絡むお金、熟年離婚の経済から、奨学金という名の借金に至るまで。

物語自体が極めて日常的なことなので「そうだよね、そうだよね、」とうなずきながらページは進んでゆく。

大きな感動があるわけでもなく、話の中のいろいろな人の悩みを知ると

「自分はそんな悩みがなくてよかったな。」

そう思えることも多いと思うんだがな。

だけど、、、最後の最後に、、、泣かされてしまった。

大粒の涙が本のページに落ちてしまった。
そう、きっと、私の琴線に触れたんだろうな。

まぁテレビドラマを観る感覚で読めてしまいますので、感動の大作というわけではありませんが、

ふつうに面白かったです。

# 頑張ってネタバレ回避


P.S

おばぁちゃん、、、アッパレです。

そんなお年寄りになりたいなぁ、、、。

# って、もうおじいちゃんでしょ。→ わ、た、し。









2022年10月26日水曜日

母の健康手帳

母の健康手帳である。

もう30年以上前のものなのだけれど、

3冊をうまく貼り付けて、一冊のビニールカバーにしている工夫にちょっと感心して。

確かにボケていない頃は、いろいろ工夫の人でありました。

昔の人は、みんなそうだったかもね。


P.S

母は、今年95歳になります。

ボケてしまってはいますが、元気です。




2022年10月24日月曜日

予告犯

ん~、すみません、やっぱ私はそんな動機では死ねないかも。

と思える自分は、きっと幸せ者です。

# という風に思わせる映画なんじゃないかと深読みしてしまったワケですが。

# 幸せ者なんで。

いろいろと社会問題も含まれ、観ていてツラいことも多い。

実際、そんな境遇の人も少なくないかもしれない。

けど、、、だから、、、こんな風に進んでいってしまうのは、ちょっと違うでしょ。

物語としては、息つく暇もなく観られましたが、
やっぱり小説でしょ、と思えてしまってすみません。

それにしても、、、最後は、、、ハッピーエンドってことになるの?

なんとなく、結局この後も何も変わらず進んでいきそうで、なんとも複雑な気分がしないでもない。

だ、か、ら、この映画は、自分が幸せ者であることを実感するための映画なんですよ。

きっと、、、きっと、、、。


P.S

原作の漫画は未読ですが、

映画版は、どうも俳優の既成イメージが強い人ばかりで

なんとなく雰囲気の不自然さが否めなくてすみません。







2022年10月22日土曜日

女のいない男たち

女のいない男たち 村上春樹著

オトナの小説である。

村上春樹って、この手のお話も書くんだなぁと改めて思ったり。

実に私は、、、思いっきり楽しんでしまった。

オトコとオンナの観方を変えればドロドロの物語になりそうだけれど、

それを読んで楽しめてしまったことに、なんて言うか、、、自分も歳を取ったな。

いわゆる男女の営みもエロチックというよりもひとつの行為・出来事として 、淡々に把握できてしまって、

やれ恋愛だ、やれ不倫だ、の世界が、特に大きな出来事として捉える必要が無くなってしまっている自分に

歳取った、というか、大人になってるな自分、そんなことを思ったりも。

# 何言ってるん?今更。

私も、人生いろいろ経験し辛酸をなめてきたからこそ、その域に達したんだろうな。

そんなことを思い返してくれた一冊でした。

おススメの一冊ではありませんが、、、


P.S

身近に置いておいて、何気にペラペラ読み返したくなる一冊になりました。







2022年10月20日木曜日

10まで聞く事


「1を聞いて10を知る」は頭脳明晰かもしれないけど、

コミュニケーションに必要なのは「10まで聞く事」です。

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SNSで流れてきて思わず笑ってしまった。

確かにそうだよね、と。

そう、中学生の頃を思い出す。

遥か昔、学習塾で先生が教えることをみんなの前で先に答えてしまったことがある。

先生は、私に向かって言った。

「能ある鷹は、爪を隠す。」

中学生の私に、妙に突き刺さった一言だった。

あれは、何故か痛かったなぁ、そんな想い出。

まぁ、知ってるフリよりも知らないフリをしてた方が 、処世術的には良いのかなぁ。

頭のよい人の余裕さが問われるのかもしれない。


P.S

未だに中学生に勉強を教える機会を持っている私である。

数学や物理を長々と説明した後で、

「それ、知ってます。」

と言われると、「先に言えよっ。」って言いたくなるよね。

もっとも話をしないことには、
既に知っていることかどうかもわからないし、
説明の中に新しい発見もあるかもしれないし。

教えるというのは、ある程度のムダを覚悟しなければいけないものだと

つくづく思ったりもして。






2022年10月18日火曜日

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主

これまた死者が見えるという能力を持った青年のお話。

死者は、自分を殺した人間を何気に伝えてくれば、殺人事件は、割と簡単に片付くというモノである。

更には、殺人事件を予知して集まってくる怪物も存在して、それが見えるともなれば、 殺人予知も出来るというスゴい設定であります。

# そんな能力を人間に与えるって、神様勝手過ぎでしょ。

なんとなくB級感が否めない映画でありますが、 VFXもそれなりに頑張っているし、 結構、最後の最後まで気が抜けなくて面白かった。

けど、最後の終わり方が、、、切ないなぁ、、、。

そこまで出来る人間なんだから、何とか出来なかったのかよっ。

神様も中途半端な能力を与えたものである。

# あ~、ネタバレ避けるとなんも書けんなぁ。


 
 
P.S

主役のアントン・イェルチンは、27歳でガレージで事故死。

この映画で変な役を演じたからじゃないの?

そう思わずにはいられない。




2022年10月16日日曜日

源氏に愛された女たち 渡辺淳一著

私は、源氏物語が好きである。

# と言っても、原文をすべて読み切ったわけではありませんが。

で、今までも何回か源氏物語ネタをココに書いてきたと思うけれど、 いややっぱり渡辺淳一の考察も読まなきゃダメでしょ、と拝読。

いやいや、流石である。

寂聴とはまた違ったその考察が、いろいろと実に納得できる。

# オトコという目線が合っているのかもね。

ついつい気づきの点、オシャレな表現、そこに気づくか?的なところに付箋を貼りながら読んでいたら 、結構いっぱい付いちゃって。


 
 
 
 
 
 
 
 
渡辺淳一の根幹の思いは、千年も過ぎても、男女というもののそのお互いに感じあう感情は、あまり変わっていないということであろう。

だから、現代人の視点からも当時の男女の気持ちが理解できるし、また物語を現代にあてはめることが出来る。

だから、源氏物語を現代風に考察しても、的外れな感じはしないし、また当時の男女に思いを馳せることが出来るのである。

だから源氏物語は楽しいし、面白い。

もっとも今と比べて、男女間の状況の差を取り立てれば、現代においては、いろいろ問題になりそうなものであるけれど、 ある種の歴史書でもあれば、そこは問題にすべきところではなかろう。

まぁ、この本から源氏物語にハマる人もいそうな気がするな。

私の座右の一冊がまた増えた気がする。


 
P.S

私は、渡辺淳一のファンである。

そうだなぁ、20冊以上は読んでいると思う。

で、私は思うのですが、、、きっと、、、

渡辺淳一も光源氏とかなり似通った人生を送ったのではないか、、、と。

もちろん、私の勝手な思い込みですが、、、。





2022年10月14日金曜日

プレミアム商品券


名古屋市でのイベントである。

13,000円分の商品券が10,000円で買えるというモノである。

まぁ3割もお得ならば、買って損はないと思って上限5口申し込んだら
紙の商品券で当たった。

されど、65,000円も使う商品に今現在特に欲しいものは無し。

ま、スーパーマーケットでも使えるようだから、知らないうちになくなってしまうんだろうな、などと思っていた。

ところがなかなかこれが使う機会がない。
何故かというと、この券を使うとおつりがもらえない。

となると、、、

そもそも私は、日常で1,000円以上まとまって現金を使うことがないのである。

某スーパーで全商品5%オフデーの特売日で使おうとしたら
今日は、使わない方がお得ですよ、などと言われ、引っ込める次第。

どんなお店でも、これを使うとポイントが付きませんよ、と言われれば、
何気に引っ込めてしまうセコイ爺である。

けど、まぁなんだかんだで飲み会で使ったり、メガネを買ったりして、知らないうちに消えてしまったわけでもありますが。

こういったチケット、イマイチとてもお得感がありました、って気にならないのが残念です。

3割もお得なのにねぇ、、、。

# って、それ私の問題でしょうが。


 
 
P.S

名古屋市殿、また次回の機会を楽しみにしております。










2022年10月12日水曜日

(r)adius/ラディウス

radius とは、半径のことであります。

で、何故か自分から半径15m以内の生物がすべて死んでしまう能力を身に付けてしまったオトコの物語であります。

よくまぁこんな設定で物語を、、、とつくづく思いますよね。

自分で銃など持っていなければ、基本的に相手から撃たれることはない。

でも、捕まえようとすると死んでしまう。

# 思わず“最強じゃん”と思ってしまいました。

ところが、物語のモチーフは、それだけじゃない。

その能力を中和する人物も現れれば、更には、何故か二人とも記憶喪失だったりもして、 その物語の意外性は、結構大きい。

# ネタバレを避けると何も書けない、、、な。

最後は、どうやって終わるのか、、、それが終始気になる物語。

で、最後は、やっぱり、、、ね、と。

けれど、これは、性善説の映画だったりするのだろうか?

しかし、、、この能力は、あまり平和時の人類の役には立てられそうにないなぁ。

使い方が、シビア過ぎますよね。


P.S

「触れると黄金になる話」の童話を思い出してしまいました。

ミダース王だっけな。

あの話って、どうやって終わったんだっけな。








2022年10月10日月曜日

レンタルDVD 100円均一デー

映画ファンである。

レンタルDVDが全商品100円均一デーに遭遇したら

やはり借りまくってしまうでしょうが。

本能の成せる業である。


 
P.S

年金生活者の性(さが)?。



 
 

2022年10月8日土曜日

Happy Birthday 65th

いやぁとうとう来てしまいましたね65th誕生日。

一般的には、いわゆる定年。

もう半年も前に会社勤めは辞めてしまっていますが、 いろいろな方面から何かとお声がかかって、ちょこちょこ仕事しています。

子ども食堂で勉強も教え始めて、いつまで続けられるかわかりませんが、
子ども達とワイワイ勉強しているのは楽しいですね。

相変わらず60肩(?)には悩まされていますが、
この強烈な痛みとも付き合っていかなければいけないのが、
歳を取る、ということなのでしょうかね。

50肩の時のように、気がついたら治ってた、ってなることをただただ期待して。

いろいろ時間に拘束されなくなった感があるけれど、
逆に生活が不摂生になっていけません。

ストレスは、激減感があるけれど、ボケやすいかなぁ。

テレビも映画を観る機会も増えて、このブログの映画ネタも
3コマに1回のペースじゃ間に合わなくなってきており、
全部映画のコマになってしまいそうで、、、。

# けど、一番アクサスされているのが映画のコマでしょうが。

まぁ肩の痛み以外は、とりあえずの悩みはないので、このまま行けたらいいなぁ。

# お金の悩みは? とりあえずスルーして。

それにしても、一週間が早い。
会社勤めの時よりも一週間が過ぎるのが早い。
そもそも一日が過ぎるのが早い。

残りの人生が見えてきているのに、こんなにアッという間に過ぎていってしまうのがちょっと恐怖。

そんな毎日を過ごしてます。


P.S

いつまで生きられるかなぁ?









2022年10月6日木曜日

約束のネバーランド

以前から気になっていたマンガ。

設定が孤児院で脱出モノという知識程度。

全巻20冊ということであれば、ちょっと今からの人生では無理そうだ、と

とりあえず映画で2時間程度でサクッと知識を得るかと鑑賞。

まぁこのストーリーは、駆け引きや知力で困難を乗り切るというモチーフであって、

そこが充分に満たされていれば、ある意味、面白くないわけがない。

けど、このキャラクター達の国がよくわからない設定であれば、

それを日本人が演じ切るのは、なんとも複雑な気分である。

# 原作は、日本発なのにね。

この映画内では、極めて限られたスペースでの出来事だし、

役者たちの振る舞いが、なんともお芝居っぽくて、そこを乗り越えるのが大変かも。

けれど、彼らの行動が“子供にもかかわらず”っていうのが面白いのかもしれない。

マンガで最後まで追いかけてみたい気がしないでもないけれど、

今回の人生の中では、もう既に優先度が上げられなさそうで、ちょっと無念であります。

でも、ハラハラドキドキで2時間充分に楽しめました。


P.S

この映画の最大のモチーフは、「あきらめない」ということかも。

孤児院で育ちながらも、決してあきらめない子供たちの物語であれば、

なんだか未来が明るくてうれしい物語でもあります。















2022年10月4日火曜日

芸術における自然と人間の融合作品


「芸術における自然と人間の融合作品」そう思うんだがな。

あへて闘いにみなせば、

人間側の印刷メーカーの負けだと思いますが。

どう見ても塗料の選択のチョンボでしょうが。


 
P.S

ま、まさか経年変化を考慮して、このデザインを狙ったとか?

うっそだー。








2022年10月2日日曜日

カルピスソーダ シルキーコーラ


私は、カルピスが好きである。

# こんなお爺ちゃんでも。

# いかんかいっ。

なので、こんな商品を見つけたら、
チャレンジせざるを得ない。

# 結果が目に見えているのにさ。

で、飲んだ結果ですか?

コーラとカルピスの間で
どちらかというとかなりコーラ側、

って感じでしょうか。
 
しかし、、、
メーカーもチャレンジし過ぎではないでしょうか?

とりあえず飲んでみる人種はいるのでしょうが。


P.S

もう二度と手に取ることはないと思います。