2022年12月31日土曜日

いろいろあった一年でした。

 
今年の一年が終わる。

今年は、いろいろありました。

3月で65歳前でしたが、事務所を閉め、昼も夜の仕事も引退しました。
これでモノ作りは卒業です。

年金の手続きをしに行ったら、まだ雇用保険をもらえるからもらってみたら?と言われてハローワークにも通いました。
今まで、求人の経験は何回もありますが、求職の経験もとても貴重でした。

10月に誕生日を迎えて、年金生活者になりました。

大きく生活のリズムが変わりました。

目覚ましで起きる必要のない生活。

# といっても朝、日の出前に起きてしまう老人の特性が哀しい。

居眠りの自由。

# 人間堕落しますね。

ゲームし放題。

# 体力が続かないのですが。

映画も本もゆっくり読めるようになりました。

面白いのは、会社勤めの時よりも、一日の時間が過ぎるのが早い速い。
好きなことをしている方が時間の流れが速いっていうのを日々実感しています。

「よく定年になったら、○○をしよう」と世の人は言いますが、
私も今、怒涛のように押し寄せていて、優先順位を付けるのが大変。

「慌てることもないよね。」

そう思いながら気ままに過ごせる幸せな日々。
いつまで続くかなぁ、、、ただただそう祈って。

皆様も良いお年をお迎えくださいませね。



P.S

ただただひとつツラいのは、年内に60肩(65肩?)が治らなかったこと。
痛みも痛む場所も変化していて、肩も腕も今も痛い。

これが半年以上続いて、とうとう年を越すことになってしまうのが悔しい。
これも老人の特性であれば、静かに受け入れて耐えるしかないんだろうなぁ。

まぁいいことばかりじゃないよね、世の中。

そう自分に言い聞かせて。









2022年12月30日金曜日

令和4年度 映画鑑賞総括

 
さて毎年恒例となりました一年の映画鑑賞総括。

他人には、まったく参考にならないかもしれませんが、
私としては、ここにまとめておかないと記憶から消えていってしまいそうで、
ヒトから“おススメ”を尋ねられた際には、このページで思い出すわけで。

やっぱメジャーな映画はともかく、私としても掘り出しモノをメモっておきたいですし、ね。

さて、令和4年に観た映画は、64本。

けど、振り返ってみると、強烈におススメしたくなる映画は、極めて少なかったような。

さて、その中からも印象に残った作品を引っ張り出すと、、、


旅情

 いやはや個人的な懐かしさのみの観てよかった作です。




 今となっては、クレヨンしんちゃんを思い出すようになってしまった作品ですが、
 やはり日本の超大作と思います。


ゴッドファーザー Part2

 やっぱPart2だけは、おさえておきたいですよね。


流浪の月

 おススメ度はありませんが、私にはプラトニックさが好ましかった。


笑の大学

 終わり方は好きじゃないけれど、三谷作品らしさがやはり楽しいです。


トップガン マーヴェリック

 ま、迫力はあったものね、確かに。
 映画感で観るのが必須でしょ。


夏への扉 ―キミのいる未来へ―

 誰に何を言われようが私は、このラストのハッピエンド感が好きなんで。


トゥモロー・ウォー

 やっぱタイムパラドックスものがどうしても好きさっ。


奇跡の人

 教養的にね、知ってる必要あり、と思うんだがな。


ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜

 映画の出来はともかくとして、この出来事は知っているべきでしょう。




P.S

DVDばっかりですね、コロナと映画館が物理的に遠くなったせいで。

# なに言い訳してんのよ。

実は、お芝居もちょくちょく観に行っているのですが、お芝居に関しては、なるべく書かないようにしていまして。

# いろいろ多方面から言われるもので。

ただ、これには参りました。

フェイクスピア

 台風で新幹線が止まりチケットをボツにしてしまいながらも、
 なんとか劇場で二回鑑賞。ネットでも何回も鑑賞。
 今までの野田秀樹ワールドの中で一番泣けた。
 何回観ても泣けてしまう。


いやぁ、映画もお芝居もホントに楽しい。

来年もいっぱい観る所存です、はい。











2022年12月29日木曜日

ワイルド・スピード/ジェットブレイク

いやはや、、、

まぁ一応、ワイルドスピードを追い続けている私は、とりあえず今作も観たのですが、、、

車で宇宙へ、、、ってちょっと行き過ぎでしょ。

# 頑張ってネタバレ回避したい。

それにあの磁力、、、そもそもエネルギーはどこから?

なにか都合のいいモノが都合のいい方へ磁力を及ぼしているような気がして

お互いの質量比なんかが物理的に合っているとは、とても思えない。

# 私は、元理系。

それに、、、生き戻ってくるか?今頃。

しばらく休養を取っていた為のストーリー展開としか思えない。

# 何か他の超大作にでも出てたのかしらん。
# 以前のレティもそうだったとしか思えない。

もうツッコミどころ満載の映画でありました。

毎回、ワイルド・スピードはもういいや、と思いながらも
忘れた頃にまた現れるからまた観てしまう。

タチの悪い映画である。

# けど、、、映画館で観なくなったな。



P.S

次回作で、ジゼルも戻ってくることを期待しています。





2022年12月28日水曜日

夜のピクニック

原作を読んだ後、映画化されていることを知り、
高校生の大群が列を歩く様が実際に目にすることが出来るのであれば、、、 と思い鑑賞。

まず第一印象は、、、
いくら撮影のためだと言っても、、、
キミたちダラダラ歩きし過ぎでしょ。

そんなペースじゃぁ、24時間で80km歩けないでしょ。

で、ちょっと考えてみる。

24時間と言っても、昼食(1H)、夕食(1H)、仮眠(2H)を差し引くと 、歩く時間は正味20時間。

であれば、全行程が80kmであれば、やはり4km/Hのスピードキープが必要でしょ。

であれば、最初っからあのダラダラじゃぁダメでしょ。

# というのは、高齢者の甘い計算か?

もっとも最後の20kmで取り戻すってのかぁ?

と本編とはどうでもいいところが気になって。

しかし、確かに、楽しそうではある。

# 体力があれば。

ただ歩くだけのはずが、なにか特別なモノになるというのもわからぬものではない。

しかし、今回もつくづく思うのは、2時間という映画の枠では、やはりつらかろう。

原作読んでない人は、ここんところの移り変わりは理解できるんだっけ?と思えてしまう。

なんだか原作で味わえる状況・感情とか、抒情的なものが、かなり削ぎ落されてしまっているのが残念である。

けれど、私だって、原作がありながらも、映画を観て終わってしまうパターンも数限りない。

そのすべてが、やはり原作の味わい薄く、あらすじの確認で終わってしまっているのだろうなぁ、

と、つくづく反省させられるのでありました。

それにしても、この作品の製作は、2006年。
今から16年も前の映画であれば、キャストがみんな若い若い。

でも、みなさん16年後もご活躍している方ばかりでなによりです。


P.S

さぁ、どうする?「ピクニックの準備」

原作を先に読む? 映画を先に観る?

原作を先に読めば、映画はきっとつまらなくなる。

映画を先に観れば、原作読む時のイメージは、きっと映画のシーンになる。

映画ファンにとっての永遠の課題である。









2022年12月27日火曜日

12/30 原付10,000km越え

今回も単なるメモですが、、、

急いでたために、ジャストの写真が撮れなかったのがメチャ悔しい。

ま、そんな性格ですわ、ワ、タ、シ。


P.S

ファイブ9sと10,000kmの写真は、

100m移動して撮らなきゃいけないんだな、

と、ほくそ笑んでいたのは夢のまた夢。




2022年12月26日月曜日

ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜

# このタイトルを見て、漠然と韓国での冬期オリンピック(2018年平昌オリンピック)の物語と思いこんでいた自分が恥ずかしい。

さてこの物語、日本の長野オリンピックの際の物語である。

実話が基になっているというから信じられない。

ラージヒルのスキージャンプ競技のテストジャンパー達の活躍の物語である。

# あえて、あらすじは、パスする。

それにしてもまず第一に思うことは、

ジュリー会議って、そんな基準を課すのかよっ、である。

もっと数値的に判断すんじゃないのかよっ。

テストジャンパーは、使い捨てかよっ、である。そこに呆れた。

# その内容については、映画をご覧ください。

まぁ、こんな彼らの縁の下の力持ち的なお話を聞かされれば感動せざるを得ない。

いや、こんなことが事実としてあったのであれば、やはりこの題材は映画にしておくべきだったと思った。

私は、まったく知らなかった出来事。

観てよかった、と思った。


 
P.S

選手たちのエピソードもそれに伴う葛藤や想い、その後のことも知ることもできて良かった。

ただ一つ難点だったのは、、、

原田選手が本人に微妙に似ているような似ていないような配役が、、、なんだかツラかったな。





2022年12月25日日曜日

クリスマスのプレゼント

この歳になると、私の子供たちもそれぞれ子持ち家庭を持ち、私にサンタの役目はない。

で、私が子ども食堂で勉強を教えている子供たちに何気に尋ねてみる。

「サンタさん来た?プレゼントもらった?」

「来たよっ!」って言う小学生。

「なにそれ?」「来たけど、、、つまらんかった。」という中学生たち。

それを聞き流しながらニヤニヤしながら何気にスルーする高校生。

子供の成長につれて、サンタの存在が移り変わってゆくのが面白い。

今年のクリスマスは、土曜日だった。

日常からちょっとだけ背伸びをするチャンスは、やはり大切にしたい。


 
P.S

「私にサンタは来なかったな。」そうつぶやくと誰からともなく声が。

「大きな事故もなく過ごせた一年をプレゼントされたじゃん。」

サンタさん、ありがとう。来年もよろしくお願いしますね。







2022年12月24日土曜日

歩いても 歩いても

今日は和モノで気分転換、と思ってフトこのDVDを観ようとした時に、

冒頭に是枝監督の文字が目に入って、思わず「しまったぁ。」と思ってしまってすみません。

いやなに、やはりきっと重いんじゃないか、、、と。

さぁこの映画、息子家族がお盆に実家に帰ってきた二日間の物語である。

もうまったくそれだけ。もうごくごく普通の生活が淡々と演じられる。

出演者たちのその自然さが、この映画の真骨頂であろう。

樹木希林、YOU、夏川結衣のその自然な演技には脱帽である。

しかし、何気ない自然な家族たちの様相には、やはりごく普通に裏があって

その裏が、これまた何気ないタイミングで会話の中に現れる。

それが痛い。

家族ならば、いや、家族だからこそ、痛い思いをすることになるのだろう。

他人同士の付き合いなら、そんな痛みは避けるはずで。

会話の自然とその表現の面白さを感じながらも、私にとっては、もうイタイイタイ。

やはり是枝監督でありました。

それにしても、モチーフがちょっとわかりにくいような気もしますが、

逆にものすごくいろいろなコトが含まれていそう、、、です。

# うん、無事ネタバレ回避。




P.S

私にとってもっとも痛かったのは、

夏川結衣発するひと言

「ちょっと休憩。」

なんだか私には、それがあまりにもわかり過ぎて、この一言がとても刺さった。

もう二度と観たくないな。


P.S 2

実に後日、また観ることになった。

が、セリフなどが事前にわかっていると、その伏線となる出来事や表情に新発見があって、これまた楽しめたり。

けど、内容的には、二度観たい映画じゃないんだけどな。

ふぅ。



















2022年12月23日金曜日

Ahamoでゲットのからあげクン

いやなにAhamoのアプリ上のクエストクジが当たってゲットした“からあげクン”

ユーザー数から見たら、とてつもない確率だよなぁ、

マジ当たるんだ。

という感激の一品。

とりあえずココにメモ写真。

ごちそうさまでした。


P.S

もう引き換えましたので、当選した事実は、もう消していただいて構わないのですが、、、

キャンペーンが終了してもいつまでも当選事実を表示し続けるのって、、、。

大丈夫ですよ、これからもAhamoを使い続けますから。→ Ahamo殿

# たまには、また当てさせてくださいね、ムフッ。










2022年12月22日木曜日

マルコムX

もう30年経つのだなぁこの映画が上映されてから。

黒人解放運動の指導者の一人として名を馳せた人物「マルコムX」。

彼の伝記的映画である。

当時、何かと話題になったけれど、私は映画館で観ることなく、そのタイトル・名前だけが深く記憶に残った。

この人生で観ておかなきゃいけないでしょと思い続けた一本であります。

それにしてもなんだかツラく重い。

# マルコムXについては、Wikiででも。

牧師の父を持ち、その父が殺され、児童養護施設から里親のもとで育ち、
いわゆるワルになり刑務所に入る。

そこでイスラム(正確にはちょっと違うようで)の運動組織に入り、
改心して黒人解放運動家として名を上げてゆく。

しかし、組織の師に失望し、組織を離れメッカを訪れ、再び主張を変え活動するも 、最後は暗殺されてしまう。

その一生の一生懸命さが伝わってくる映画ではある。

肌の色が単に周りと違うだけで、浮かばれない人生を送るハメになるという世界って 、いつになったら人類は卒業できるのだろうか?

そんなことを思う。



P.S

最後に、キング牧師のコメントが流れる。

「残念ながらこの国には今も、意見の相違を殺人という形で 解決しようとする人間が大勢いるのです。

 暴力を用いない解決法を学んでいないのです。」

この映画は、アメリカ映画であるけれど、日本も例に漏れていない状態であるのが哀しい。









2022年12月21日水曜日

CMD.EXEのF7

 
まぁどこまでの人にとって重要なことかは微妙だけれど、、、

ツイッターに流れてきて驚いたことをココでも共有。

Windowsのコマンドプロンプト(CMD.EXE)実行中の際に

F7を押すとコマンド履歴がポップアップされるという事実。

これにはビックリ!!!

# わたしには。

今までどんだけコピペを駆使して頑張ってきたことか。

こういう情報は、どこかでちゃんと習うモノなの?

この人生内で、もっと早く知りたかったぜ、まったく。


P.S

何を今さら、って上から目線で私に言う人へ、、、

Windowsド素人でゴメンね。





2022年12月20日火曜日

翔んだカップル

終活だよ、終活。

遥か遥か昔、、、そう40年以上前。

何故か断片的な一部をビデオテープ(Uマチックで、って知ってます?)で持っていて

妙にシーンが記憶に残っているものの、物語が全く思い出せない。

既に社会人になっていた私は、こんな高校生モノにあまり興味もなく

原作の漫画のタッチは知っていたけれど、原作も知らない。

# なんとなく耳には入ってきていたけれど。

やっぱそんな思いをクリアしておこうと鑑賞に及ぶ。

40年前の映画であれば、薬師丸ひろ子も鶴見慎吾もはっきり言ってまだ学生だ。

若いって言うか、、、ガキ、、、で。

まぁ見てられないシーンもセリフも多いけれど、
40年も前は、こんな物語にワクワクしていたんですねぇ、世は。

もう今では、こんな話じゃ誰も見向きもしまい。

しかし、そう振り返ると、なんて昔は無邪気な恋愛物語で済んだのだろう。

今の学生恋愛青春モノは、もっとドロドロしくて複雑さに満ちていてなんだかなー。

もっとも恋愛の根源は、40年経ってもあまり変わっていないのだろうけれど。

まぁ、とりあえず観終わってまた終活のノルマ達成、、、です。


P.S

と思いきや、Wikiでググってみたら、、、

彼ら彼女の50歳になった時の物語があると知った。

ふぅ~ん、このカップルは結ばれなかったんだぁ、、、と知って、複雑な気分である。

やっぱり、この爽やかな物語の後、彼らの人生も結構グチャグチャドロドロしてたんだろうなぁ。

けど、、、この映画の後のことは、追いかけるのは辞めます、もちろん。

人生、爽やかに終わりたいですもん、、、ね。








2022年12月19日月曜日

RecRoom Golden Trophy solo制覇

若者たちから見れば、もちろん何を今さら、と言われるのは覚悟の上。

でもね、こんなおじぃちゃんがね、VRのHMDを頭に付けてね

仮想空間で弓と剣でワケもわからん作り物のバケモノと戦ってるわけよ。

で、ソロでGolden Trophyを制覇できたのは、我ながら嬉しいわけよ。

だから、恥も外聞もなく、ブログのひとコマ使って載せちゃうわけよ。

以上。


P.S

もうルーティングもほぼほぼ決まり、ほとんどクリアできるようになった。

# 危ない冒険的行動をしなければ、、、ね。

ただ、他の人と一緒に戦うと、ダメなんだなぁ。

無理に助けようとしてやられちゃう。

人類愛と戦いと、、、この天秤の葛藤がまた楽しいんだけど、、、さ。






2022年12月18日日曜日

劇場版 奥様は、取り扱い注意

しまったぁ大失敗!

観終わった後、なんか中途半端だったなとググってみたら、テレビドラマの続編だったぁ!

# そんなん観てなかったし。

レンタルショップで、なるべくパッケージの裏を見ないで、全くの既成知識なく観る派の私にとっては大いなる失敗である。

別に超面白くなかったわけではないのだけれど、 妙に前半の間延びした構成と、なんで?なんで?という疑問から逸脱できず。

そもそも指輪をしていながら、ホンモノの夫婦なの?ニセモノの夫婦なの?
なんて考えている段階で、きっとこの映画を観る資格ないわけでしょ。

まぁ日本人ながら、アクションの似合わぬ二人が、なかなかのアクションを演じているところが、 その意外性が、このドラマの見せどころのひとつであろう。

けれど、ドラマの評判は高かったようで、最終回のあとで 、この続きが見たい、と書いている人が多そうだから、テレビドラマの方も観てみるかなぁ。

# って、こんなん観るんかいっ今更。

ちなみに「ぼくの彼女はサイボーグ」が好きです。


 
P.S

まぁパッケージを観ないで借りるということは理解できなくはないけれど 、
またなんで借りたん?このタイトルのDVD。

その手に取った瞬間が思い出せない、、、。

きっと心が重くて、軽いものを欲していたのに違いない、、、のかな。






2022年12月17日土曜日

リモコンのお掃除

最近、またビデオリモコンの効きが悪くなってきて
なんだか受光部に近づけて、ボタンをギュッて強めに押さないと動かない。

まぁ私は、家の中で一番低電圧でも動く機器がリモコンと信じていたりするので、 電池を最後まで使い切るのに、少なくなった電池をリモコンに入れて使っているわけで。

ただ、今回の症状は、なんか変。
要は、ボタンによっての効きが違うのだ。

リモコンの発するコマンドデータに、届きやすいコマンドと届きにくいコマンドの違いがあったりするのか?

# などという発想が浮かぶのは、さすが元エンジニアである。

そんなはずはない。

# すぐにそう思えるのもリモコンの苦い経験があったりして、、、さ。

で、何でだ?スイッチ部の接触が汚れたのか?導電ゴムが劣化した?

で、面倒でしたけれど、開けましたよ、リモコン。


開けづらいんだよね、リモコンって。

まぁ10年以上も使っているビデオチューナーデッキであれば、
やはりそれなりにゴムに劣化も。
 
ただ、やはり汚れが結構ある。
で、アルコールで拭きとって、、、

復活しましたぁ私のリモコン。

電池を新品に替えなくてもサクサク動くようになって、超快適。

学習リモコンにでも乗り換えようとも思ったけれど、
やはりボタンの配列を指が憶えてしまっていますからね。

10年に一度は、リモコン掃除もおススメです。

もちろん自己責任で、ですが。


 
P.S

導電ゴムをアルコールで拭くってのは、ホントはおススメではないのですがね。

# と、最後にもうひとつエンジニアっぽいことを書いておく。









2022年12月16日金曜日

劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日

タイムスクープハンターは、とても好きな番組である。

いつも本当なの?と思えてしまうけれど、
NHKがきっと時代考証を充分にやっての物語であろうことを信じて。

の映画版である。

最近、時代モノを観る機会が多くて、安土城の最後の一日ってタイトルが付いていれば、 そりゃ観てみたくもなるというものである。

で、この映画、いつも通りのパターンであるけれど、 劇場版に無理してしまった感が逆に残念。

そんな未来と行き来して、物を移動させちゃぁダメでしょ。
歴史の改変の阻止の為とはいえ、もうグチャグチャでしょ。

# って、そういう細かいこと言ってちゃダメでしょ、この番組に。

まぁ安土城の最後の一日のドタバタ劇であって、
結局は、なにが真実かわからぬ仕舞いになってて、残念。

# わかってないことだから仕方がないのだけれど。

今回は、なんとなく全体的にアドベンチャーアクション感満載で、 
史実らしさよりもワクワクドキドキ感に導かれてしまっているような気がして
ちょっと残念でした。

やっぱり30分程度の番組の方がいいかもね。


P.S

あの時間を30秒止める銃の効果・表現が、、、コメディー?







2022年12月15日木曜日

その日のまえに

その日のまえに

 重松清著

「その日」というのは、「人生の最期の日」のことである。

7編の短編で構成され、最後の3編が

「その日のまえに」
「その日」
「その日のあとで」

前半の短編は、そのスピンオフにあたる。

# ってかなりネタバレか?
# いや、知っていた方がいいと思う。

それぞれがガンであることを知り、その日に向かっての本人や周りの人たちとの出来事・想いの小説である。

現実を受け入れながらも、葛藤と闘いながらも、その日に至るまで明るく生きようとしている姿に胸を打たれる。

自分なら、自分の境遇なら、その日までに何を成そうとするのか。

そんな覚悟を投げかけてくれるような気がしてならない。

お涙頂戴的な小説という人もいるだろうが、いつか必ず来るであろう自分自身の「その日」の為に

何かを示唆してくれていそうな小説である。

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「……じょうぶな子に産んでやれんで、すまんかった」

神さまよりも人間のほうが、ずっと優しい。

神さまは涙を流すのだろうか。

涙を流してしまう人間の気持ちを、神さまはほんとうにわかってくれているのだろうか。

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神さまは、なぜ人をガンにして命を奪うのか。

本当に私もわからない。


P.S

その日のその時の情景には、私も涙が我慢できなかった。

が、ちょうどその部分を読んでいるその時、仕事の電話がかかってきた。

「なんで今なの?」

神さまは私にもわずかに意地悪だ。

けれど、、、いつもわずかであってほしい、そう願わざるを得ない。






2022年12月14日水曜日

騙し絵の牙

ジャンルは、ミステリーになるのか。

原作は、塩田武士。

大泉洋を主人公として書いたって言うけれど、マジ?

全然そんな感じがしないのは、こちらが凡才の証か。

さて、内容は、、、うん、まぁ面白かった。

やはり、二転三転のドンデン返し的な物語が何故か心地よかったりして。

# なんか暗いか?我が性格。

そもそも出版業界での設定が珍しい。
本屋さん自体が生き残りも難しい世であれば、
業界自体は、きっと過酷であろう。

そこには、裏の思考もきっとあるはず。

いやいやそもそもマスコミの一端という世界であれば、
相当ドロドロな世界であろうことも、想像できる。

# 想像し過ぎ? そんなことなかろう。

それにしても、書店サイド、作家サイド、出版社サイド、、、
様々な立場の物語がとてもうまく表現されている。

# 現実的かどうかは別にして。

どのサイドもあるある的でなかなか面白かった。
タイトルの付け方もなかなか良いな。

おススメ、とまではいかないけれど、私は楽しく観られました。


 
P.S

やっぱり人が殺されない映画が好き。









 

2022年12月13日火曜日

ねこに学ぶ楽しい毎日のすごし方


この本は、かなり前に姉からもらった本で。

誕生日にだったかな。

# この本は、誕生日のギフト用ブックです。

私も現役でバリバリ働いていた頃で。

貴方にもおススメしたいのですが、ググっても出てこないので、

あへてココに書いてしまう。

 

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その1
どんな時もごはんをおいしく食べる。

その2
なにかあったらとりあえず寝て忘れる。

その3
遊ぶ時は本気で遊ぶ。

その4
好奇心を忘れない。

その5
つねに身だしなみはきちんと整える。

その6
かたまったら時々のびてみる。

その7
小さなことは気にしない。
(世の中のほとんどは小さなことです。)

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以上の言葉が見開き左ページにあって、右ページには、ネコの写真が。

数ページの写真集のような本ですが、なぜかフト手に取ってしまう一冊です。


P.S

私は、幸せなことに、、、

今年、ネコになりました。










2022年12月11日日曜日

どん兵衛 Salt off

いやなに、フトどん兵衛のSalt offバージョンをいただき、 「ほぉ最近は、こんなモノがあるのか。」と感心した次第。

しかし、ちょっといろいろ思考の散歩をしてしまうと、、、

そもそもこれは健康志向から産まれたものであろう。
 
健康に気を使う人々もカップうどんを食せざるを得ないこともあろう。
そんな時に、この減塩バージョンは、きっと何気に救われるかもしれない。

けれど、これを自分にあてはめてみると、、、

私は、外食の際もカップ麺もラーメンやうどんのお汁は、すべて飲み干す人間で。
であれば、ヤレ減塩などいう前に、スープを飲み干すなよっ自分、が先であろう。

様々な食に対して、わざわざ値段高めの減塩バージョンに手を出す前に、
もっとすることがあるだろうっ、と反省するわけで。

なのになぜついつい飲み干してしまうのか、、、

# あへて恥を忍んで書く。

それは、お汁以外の固形物、小さな麵の端切れだとか、ネギとか、野菜とか、タマゴのかけらとか、、、

そういった僅かなモノも残したくないからで。

そこには、せっかく生まれてきたのに、その役目を果たせずに捨てられてしまう物質に対して不憫に思うワケで。

それらを見捨てるわけにはいかないので、、、。

# もちろんお汁も。

私は、自分の健康を犠牲にしてまでも、それらを救いたい、、、。

そんな思いでお汁を飲み干していたりする。

変人ですみません。


P.S

かなり前、会社の同僚たち数人でラーメンを食べに行ったことがある。

私は、担々麺を頼んだが、隣の女性が「いいなぁ。」とうらやましがった。

「なんで?」と訳を聞くと、彼女が言う。

「担々麺は好きなのだけれど、スープを飲み干せないので、

 お汁の下に沈んでいるであろうひき肉を食べきれなくて残るのがイヤだから。」

私は、その意見に激しく同意をした。その同類的感性がとても嬉しかった。

そう、この手の貧乏くさい変人は、結構多いのだ、うん。

うん、うん。







2022年12月10日土曜日

野火

原作は、大岡昇平の小説である。

# 原作は、未読である。

題名は、よく耳にしたことがあったけれど、かなり前にNHKの100分de名著で取り上げられ 、新たにその内容に触れ、気になっていたものである。

で、この夏、終戦の日前後に片っ端から戦時モノを観て 、いつかこの「野火」も観ておかないとな、と思いつつ今日に及んだ。

# あらすじなどは、Wikiででも。

太平洋戦争末期のフィリピン・レイテ島での物語である。

もはや日本の敗戦は濃厚で、ジャングルの中、行き場もなく主人公は放浪することになる。

孤独の中での飢え、屍だらけの道中、意思の伴わない殺人、そして行きつくところは人肉食へも。

更には、その為には、日本人さえも殺しあう。

主人公は、その過酷な状況の中で翻弄され、やがて、、、。

この小説、実に二度製作されている。

# 1959年と2015年。

が、その過酷の生々しさは、きっと現代に近い方が、、、と思い、2015年度版を選んだ。

まぁ、この原作の映画化には、とても容易ではないことが想像できる。

極限での人間の行動・思いは、簡単に理解できるものではなく、再現できるものでもなかろう。

そして、そうやって映画化されたものの中から何を感じ取るべきなのか、実に難しい。

が、とりあえずは、主人公の目線からすべては観察され、

その主人公は、その過酷な状況の中であっても他を観察できる状況であってくれたことが唯一の救いである。

もっとも最後には、、、であるけれど。

本来の原作の中での“神”についての絡みは少ない。

そこがもっともこの小説の扱いが難しい部分であることは容易に想像できる。

まぁ90分にも満たない映画の中では、とても語りつくせるものではないのだろうけれど。


P.S

しかし、、、今も世界のどこかで戦争は続いている。

こんな状況に陥ることもあろうことを思うと、あまりにも哀しい。






2022年12月9日金曜日

真冬に芽が出たアサガオたちへ

今年のアサガオも種がいっぱい採れた。

ただ、全部採ったつもりでも、知らないうちに下に落ちたものも何粒かあるのだろう。

その落ちた種が、12月になって芽が出て二葉まで育ってしまった。

アサガオは、ある程度の温度と強い日差しを欲しがる植物である。

このままでは、自分の持っていた養分分だけで二葉まではいくだろうけれど、

この寒さの中、果たして本葉まで出せるのか?

で観察を続けるも、やはりしばらく経っても、もう成長の兆候が見られない。

で、不憫に思って、ペットボトルで簡易温室を作ってみた。

ちょっと肥料を投入して、本葉まで行くかどうかの挑戦である。

簡易温室とは言っても、夜まで温かくしているわけじゃないからなぁ。 
それにこの状態で室内に置きっぱですし。
 
# 所詮、その程度の愛情ですみません。
 
結果は、またいつか書きますね。


 
P.S

何かアサガオにツラい思いをさせているような気がしたりもして、、、

ちょっと心が痛んでたりする。






2022年12月7日水曜日

餃子の王将どんぶりゲット

今年も餃子の王将のスタンプカードのスタンプが貯まり、 今年は会員証だけでなく、ラーメンどんぶりもゲット。

# 正直言うと、ちょっと嬉しい。

ズッシリと重めで、我が家には存在していなかったまさにラーメンどんぶり感がうれしい。

これでインスタントラーメンも美味しくなろうというモノである。

じゃぁ、インスタントラーメンも王将のラーメンのような雰囲気になるか?と言えば、 王将のラーメンはほとんど食べたことがないので、よくわかりませんが。

毎年、物理的なカードがもらえるのが楽しみだったのですが

# さんざんカードのデザインに毎年ケチ付けてるくせにね。

今年からは、カードも割引券もアプリ内に潜ってしまって物理的なカードはもらえませんでした。

# スマホ持ってない人はどうなるのかな

まぁ、王将もイマドキになっていってくれているのがうれしいかも。
だって、お財布持たずに買いに行けますもんね。

これからもお世話になります。


P.S

そう言えば、奈良だったかな、出張先で餃子の王将に入ったことがある。

仕事中のランチであれば、餃子臭くなってはまずいだろうな、とラーメンを食べた記憶がある。

その時だけだろうなぁ、ラーメンを食べたことは。

だって、餃子の王将って言ったら、やっぱり餃子でしょっ!








2022年12月5日月曜日

沈黙のパレード

まぁ、あの「ガリレオ」シリーズだもんね。
スルーするわけにはいかないよね。
と、映画館へ。

ちょっと前に、テレビで「禁断の魔術」が放映されると知って、 やっぱ時系列的にこちらを観てからじゃないといけないんじゃないかと思って、ちょっと劇場に出遅れました。

で、鑑賞後思うことは、、、

「ちょっと期待し過ぎたかしらん?」という極めて残念な思い。

これでもかっ的な話の展開は、“なるほど”とは思うけれど、
それらが全部が自白と言葉によるものであったりして、、、

そもそも湯川先生のところ構わず数式を書く象徴的なひらめきシーンがなかったのが残念。

あのシーン、コミカルで無駄なシーンとは思うけれど、
それは、湯川先生のひらめいた瞬間を表わすものだから、
物語の流れ的には、きっと必要だと思うんですよね。

それに、物理的な事象って、あのヘリウムの充満させることだけ?
妙に素人っぽい低次元な内容で、ちょっとモノ足りませんでしたし。
真実に至る湯川先生の観察眼もちょっとなー、、、

と、いろいろ不満ばかりですみません。

まぁ、ガリレオファンなら、見逃すわけにはいかない一本ですが、
大きな期待は持たずに、映画館に行きましょう。


P.S

しかし、いろいろな宿題を残したまま終わっていますし、、、

なんだか鑑賞後もすっきりしない話で残念でした、はい。








2022年12月3日土曜日

夜のピクニック

夜のピクニック

    恩田陸 著

第2回本屋大賞をもらっていて、かなり前から気になっていた一冊、やっと読みました。

高校生活で毎年行われる「歩行祭」での80kmを友達と歩く24時間。

ただただ歩きながら、そこで交わされる会話での物語でありました。

# まぁ、あらすじについては、今さらでしょうからパス。

そもそも設定が面白い。実際にあるのだそうだけれど、全校生徒がとにかく列を成して歩き続ける。

その数、1200名。

前半は、クラスごとに歩き、後半は、自由歩行ということで、
仲のいい友達どうしで歩くなり、時間の記録を目指すなり、、、とのことで。

未体験の私には、なんとなくその情景がイメージしにくいのだけれど、
その疲労たるや想像できませんが、高校生ならば可能なんでしょうね。

# 私も大学生時代に参加した山手線一周歩行ラリーを思い出しましたが
# 山手線の一周歩行って50kmもないような気がするし。

最初前半は、なんとも私の苦手な青春物語のような気がしてダラダラ読み始めましたが 、ちょうど半分を過ぎたあたりからは、どんどん引き込まれて一気に読んでしまいました。

そういう意味では、本屋大賞に納得です。

けれど、やはり題材が若いし、登場人物も若いし、大きな感動があるわけでもない、

ただ、なんていうか、、、よどんでいたものがクリアになって大団円を迎えるこの物語は、

とても軽やかで明るかった。

うん、面白かった。


P.S

映画化もされているのですね。

更には、歩行祭の前日譚「ピクニックの準備」という小説もあるという。

そして、それも映画化されているという。

う~観ようか迷う。原作読んじゃったら映画はつまらないだろうかなぁ。

けれど、「ピクニックの準備」も読んでみたいしなぁ。

んんん、、、参った。







2022年12月1日木曜日

STAR WARS:スコードロン

 
「STAR WARS:スコードロン」が限定期間中に無料ダウンロードが出来ると耳にして、スマホのahamoしかネット環境がないにもかかわらずダウンロードしましたよ、根性で。

そのサイズなななぁんと40G。

# ま、マジか。

けど、ahamoの大盛契約(100G)で11月の残りがたんまりあったので、無事1時間半ほどでダウンロード完了しました。

なので、先月の使用履歴が笑えます。  
 
 
 
さてさてさて、やってみました。宇宙空間でのドッグファイト。

なにせVR環境ですから、コックピットに乗り込んで、昔の映画に出演しているかのごとくの体験が出来ますが、 フォースの力も持ち合わせていない一般人としては、、、ムリムリムリ。

そもそも操縦が難しいし、なんだか自由に動き回れないし、目が回るし、酔いそうになるし、、、。

けれど、とうとうVRでここまで出来るようになったのかぁ、の感慨はあります。

ちょっと感動しました。

しかし、、、高齢者の私には、とても楽しめる感がしませんが、、、ね。


P.S

遥か昔、、、

# 30年ほど前だと思う。

会社の帰り道、ゲームセンターでスーツ姿でシートに乗り込んで、ベクタースキャン的な画面表示で結構戦いに燃えたことがありましたが

今や銀河帝国側の戦闘機にまで乗れるようになってしまったのがなんともスゴい。

やっぱり長生きするもんだなぁ、とつくづく思うわけです。








 
 
 
 
 
 
 
 
 

2022年11月29日火曜日

奇跡の人

もう約半世紀も前、映画館で上映されていた時に、キリスト教系学校に通う姉が、学校で観て良かったから観ておいで、と言われて映画館へ。

確かに最後の瞬間の感動に体が震え、その日に続けて2回観た記憶がある。

# 昔の映画館は、何回でも一日中観ていても許されたのですよね。

さて、「奇跡の人」は、ヘレンケラーの目覚めの物語であります。

目も見えない、耳も聞こえないヘレンケラーが自我に目覚めた瞬間、 今までは、まるで動物のような人間が、人間として一歩を踏み出す時のお話であります。

そしてそこには、サリバン先生という偉大な導師が居て。

ちなみに“奇跡の人”というのは、サリバン先生のことを指します。

まぁ、いろいろなところで映画は事実と幾分異なるところもあるようですが、 ヘレンケラーがどのような状態であり、どのように変化したか、 その想像を絶する出来事に関しては、やはり知っておくべきではないでしょうか。

私は、この「奇跡の人」は、お芝居でも観ることがありましたが、 やはりこの映画の方が感動が大きかったような気がします。


P.S

「奇跡の人」については、教養として知っているべきだと、私は思います。










2022年11月27日日曜日

サバイバル・シティ

レンタルショップでパッケージに“ブルース・ウィリス”で“サバイバル・シティ”と書かれていれば、 つい“ダイハード”ようなものを想像してしまうでしょ?

久しぶりにそういうのもいいっかー、と借りてみて視聴。

けど、、、んんん、、、大ハズレだったな。

そもそも主役は誰なの?

正義側の3人の全員がイマイチ感。
敵である麻薬売人もおバカなどうしようもない軽いヤツばかり。

とある農場借りて、低予算で100分ばかりのアクション映画を作ってみました、、、そんな感じ。

# アクション?にもなってないぞ。

ブルース・ウィリスもこんな役で良かったの?てか、もうお歳なのね、きっと。

と、もう感想書く気もないからここで終了。

時間のムダだったな。

# って、ボロボロですね。


P.S

もう、ブルース・ウィリスの映画は、ダメかも、、、

と思えてしまってすみません。









2022年11月25日金曜日

紅葉


秋の山々は紅葉が美しかった。

けれど、殆どは、茶色や黄色。

その中にたまに赤色の紅葉が混じっていたりすると、

その配色に美しさが際立つ。

けれど、フト思ったりもするのだな。

それは、冬へと向かう木々の葉を落とす作業。

新たな来年を生きる為に、古くなったものの断捨離作業だ。

人間でいうと、私は今、紅葉の時期かな。

たくさん葉を落として迷惑かけたらすみません。


 
P.S

写真は、原田泰治美術館の脇の一本。

妙に魅かれてパシャ。

青、赤、黄、茶、緑、そして、白。

様々な色に囲まれて立つ一本の木。

自分もこんなだったらいいな。











2022年11月23日水曜日

原田泰治美術館


まぁ諏訪湖に行ったということになれば 、原田泰治美術館も外せない。

かつては、朝日新聞の日曜版で毎週懐かしい日本の原風景を楽しませてもらった。
それがとても好ましく思えたのだから、私も昭和の人間なんだろうな。

ただ、館内に流れる映像や資料を見て思うのは、
原田泰治の描く風景は、とても素朴で静かなのだけれど、
それを書くためにスケッチした時は、必ずしもそうではないということも知った。

# そりゃぁそうだろう、とも思う。

原田泰治がその現場に訪れれば、同行のスタッフもいれば人も集まるし騒がしくもなろうというものである。

そこから、原田泰治はエッセンスをすくい取り、静かな素朴な風景に仕立て上げているということ。

いやいやそれはそれでいいんだよ。

そのすくい取ったエッセンスから、作者本人がいない時の原風景を描いているのだから。

それにしても原田泰治の絵は、素朴で静かだ。

そして、なぜか懐かしい。

一枚の絵を部屋に飾っておけば、心静かになるのは間違いない。


 
P.S

原田泰治の絵には、老人や子供が描かれていることが多い。

私は、心の中で話かけたくなる。

その子供は、大きくなってどうしたのだろう。

住んでいた田舎を出ていってしまったり?

いつも働いているおばぁちゃん、たまには温泉に行ったりしてる?

どの絵に出てくる人物たちも、なんだか親戚のような気がしてならない。

























2022年11月21日月曜日

おみくじ 大吉 諏訪大社

美ヶ原の帰りに寄った諏訪大社。

そこで何気に引いたおみくじが「大吉」

# おおおおおっ、って感じ。

久々ですねー、ってか最後に大吉引いたのいつか全然思い出せないし。

おみくじは、毎年、年頭に神社で引きますが、
中吉や末吉ばっかり。

# 凶じゃなきゃいいじゃん、ておっしゃる方へ。
# そこは、「凶」は、無いとかで。

それにしても諏訪大社らしいのが、運勢の中に

・養蚕 利益少なし

なんてのがあること。

それにしても

・抱人(かかえびと) よし 女特によし

って、なんなんなん?


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
P.S

ところでおみくじの運勢の有効期間ってどのくらいなの?

今、部屋の中で探し物が見つからなくて困っているのだけれど、

・失物 出る 近きところ

って、探し物が出てくるまでは、「大吉」の有効期間?

# もう探すのやめよかな。

ってか、もう今後、おみくじというモノを引くのは辞めよかな。

この人生、もうこの「大吉」で逃げ切るぜっ。

















2022年11月19日土曜日

美ヶ原 美しの塔


ちょっと行ってきました美ヶ原の美しの塔。

なぜこの季節にそんなところへ?と尋ねられても困ってしまうのですが、まぁ今の時期であれば空いているだろう、と。

# やっぱオンシーズンは夏でしょう。高原なんで。

いやなに、小さな頃に行ったことがあるのかないのかわからないのだけれど、
どうも美しの塔の横を歩いた記憶がおぼろげにある。

何もない高原で、柵があって、石を積み上げた塔があって、、、。

その記憶が、極めて稀に頭が浮かぶことがある。
それが単なる記憶なのか、何かの写真で観た私の勝手なイメージなのか、、、

それを確かめたくて。いえ、言い換えれば、その曖昧なイメージをしっかりとホンモノに塗り替える為に。

で、シーズンオフで殆ど誰も居ない高原で、しっかり確かめてきましたよ。

やっぱり来たことがある、そう確信しました。

# 60年近く前に、、、きっと。

ちょっとだけイメージが違っていたのは、塔がもっとゴツゴツした岩山のイメージだったこと。

いやいや塔も建て直されたろうけれど、
50年以上も経てば、こちらの記憶が化けた可能性の方が遥かに高い。

でも、これでしっかりとしたイメージが持てました。

行って、観て、、、良かった、うん。



P.S

もう明らかに終活の一環です。









2022年11月17日木曜日

どぶ川学級

遥か昔、たぶん中学生の頃にリアルタイムで映画館で観た。

当時、チケットを自腹で買ったとは思えないので、 たぶん学校から配られたのであろうか。
それとも割引券か何かをもらったか。

中学生ではあったが、友達同士で観に行った記憶がある。

で、妙に記憶に残る映画となった。

パンフも買った。
上條恒彦の歌う歌詞も頭の中に貼り付いた。
中学生なりの感動と言えば簡単だけれど、それ以上のモノが私に食い込んだような気がする。

そして、半世紀が経って、フト探してみたらレンタルの中にあって、
思わず借りて鑑賞。

こちらも50年も経っていれば、観方が大人になっている。
中学生の頃には、きっと持ち合わせていなかったであろう労働組合へのイメージも、 “赤”と言われるそのイメージも、今となっては、私ながらのイメージを持っていれば、 多少50年前とは観方が違ってくる部分は、致し方ないであろう。

しかし、思う、感じる。

今、子ども食堂で勉強を教えている私の行動の原点は、きっとこの映画だ。

自分では、気が付いていないかもしれない、子供自身の欲求。
大人しか、気が付いていないかもしれない、今子供に必要なこと。

それらをなんとかしたいと思う私の気持ちの発現は、きっとこの映画の影響に違いない。

そんなことを再確認する映画であった。


P.S

中学生というある意味未熟な段階においての感動は、

きっと一生モノになることを、今また実感している。

そして、今回のこの映画鑑賞もまた終活のひとつである。






2022年11月15日火曜日

クラシックカーの展示会

クラシックカーの展示会があったのでフラッと観に行った。
日頃から愛好している人々の愛車の展示会である。

みんなそれぞれそれなりに使いこんでいるのがうれしい。
綺麗に飾っておくというよりも、その車内にはそれぞれの生活感があってそれも私には嬉しかったな。

何台かは、エンジンルームも見せてくれていて、、、。

それにしてもつくづく思うのは、昔の車は良かったよね。
自分では作れないにしても、その動作やしくみがしっかりわかってた。

たまにやったプラグの接点磨きは当然のこと。
ディストリビューター開けて点火時期をいじったり、なんかいろいろ直接触れたのが楽しかったよね。

それがやがて電子化されて、どんどんブラックボックス化されて、
にわか素人には、車は手を入れられないものに変貌していった。

ま、時代の流れ、というか、進化であれば、仕方がないことだけれど。

「あ~、車って本来は、こういう身近な原理のモノだったんだよなぁ。」

と、昔が思い出せて楽しかったです。


P.S

しかし、、、クラシックカーも維持するのも大変であろう。

価値観の違いと言えばそれだけだけれど、
維持するのって、メチャお金かかってるんじゃないの?

ある種、高級車に負けない優雅な人たちの展示会でもあったような気がするな。









2022年11月13日日曜日

レトロおくすり袋ポーチ

ガチャである。

レトロおくすり袋ポーチシリーズである。

ちょっと数日の旅行なんかに、毎日使っている薬箱から、 何日分か小分けにして持ち出したい時にいいかな、と思って ガチャってしまった一品。

何種類かの錠剤に、顆粒タイプの薬もあるからこのぐらいのサイズがちょうどいい。

あんまり使うことがないのだけれど、一目で薬とわかっていいですぞ。 
 
# サイズがわからない写真だな。失敗。


P.S

あ~なんてジジィネタ。






2022年11月11日金曜日

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

いやなにちょっと懐かしく思えて、DVDレンタル。

遥か昔、1980年代だよね。
当時もVHSビデオレンタルで何回も観た記憶がある。

押井守の初期の頃の監督作品。
もうストーリーは、しっちゃかめっちゃかだよね。

でも、面白かった。

1作目よりも、私は、この2作目のビューティフル・ドリーマーの方が好きだった。

なんで?って言われても困るのだけれど、なんでだろうね。

一日を何度も過ごすというネタは、他にもいろいろあるけれど、
その理由もなかなか、、、ね。

何だかうまく説明できないけれど、何故か好きなんだな。

その後、サウンドトラックのCDもレンタルして、
その中の曲を編集して、誰かの結婚式のBGMに使ったこともある、
そんな想い出も。

あたるのどうしようもないオンナ好きキャラと、それでもひたすら追いかけるラムちゃんの一図さは 、オトコの永遠の憧れだったりしたり?

# って、令和の世にそういうこと言っちゃまずいのか?

いやぁ、私の人生の中のアニメの大切な一本であります。


P.S

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーの再視聴、、、

いやなに、、、これも終活の一環です、はい。













2022年11月9日水曜日

皆既月食&天王星食

昨日11/8は月食だった。

月食自体は、1年に1~2回起こることであれば、特に珍しいものではない。

本日は快晴、最初、月食を見かけた時、あ~始まったな、と思った。

しかし、皆既月食の最中に天王星が月の向こうを通過する、いわゆる「天王星食」が同時に起きるのは、442年ぶり、次は200年以上後と言われれば、ちょっと見ないわけにはいかないでしょ。が、当方、肉眼で観られるほどの視力もなし。

ということで撮影に挑戦。
けれど、天体望遠鏡を持っているわけでもなく、デジカメで撮れるのか?

デジカメは、DSC-QX10、いわゆるレンズカメラである。
それをダンボール箱の上に斜め上方に向けて置いて、スマホで画面を見ながら撮影。

# ま、光学10倍ズームでは、限界は見えているわね。

けど、ズームマックスで月を捉えるのがそもそもツラい。

# ダンボールにガムテなんで。月の動きも結構早いんで。

撮影条件は、オートにしては全然ピンとも合わないし、
モードをプログラムマニュアルにして撮影。

実際に、天王星の動きなんて小さくて、スマホ上でリアルタイムで観れないもので、天王星が月に重なり始める時刻にただただ連写するしかない。

100枚以上撮ったかな。

# こういうことが出来るのがデジカメの最高仕様だよね。
# 昔のフィルムじゃぁそうはいかない。

で一番うまく撮れた一枚がこれ。
 
まぁ、自分的には、満足です。

月から出てくる方も撮れるかな、と思ったけれど、そちらは、月が全然明るくて全くダメでした。


P.S

月食&天王食は、4つのものが一列になっているというのを知っていますか。

それは、月と天王星と地球と、、、あとは忘れてはいけない“自分”です。

だから貴重なんですよね。

# って、前にも書いたような気がするな。

























2022年11月7日月曜日

終 NIPPON TABLET

前号までのあらすじはこちら
 
いやなに、じゅうたんの床に転がしておいたら、 フトその上に足を乗せたら割れてしまった。

やっぱ安物のとりあえず作ってみましたタブレットは、キャシャだな。
だって、すぐに気がついて、足を上げたのに。

あの圧力だったら、iPadだったら割れないもん。

もう捨てようと思いながらも、捨てるのにちょっと抵抗があって 、なかなか捨てられない。

というのも、OSを載せるのに苦労したからである。

一生懸命ググって、最初に載っていたOSを全部消して、
まるまる新しいOSに載せ替えて、
今後アンドロイド端末の実験用に、、、と思っていたのに。

電源さえ入れば、表面上のガラスなんて割れててもいいや、と思っていたけれど、 タッチセンサーまで破壊されちゃってるから、殆ど使い物にならず。

でありゃぁ捨てるべきものなのにね。

これが何故か悔しくてなかなか捨てられない。


 
 
P.S

じゃ、もう一台ヤフオクで買う? 3,000円で。

いやいやそんな気もないし。












2022年11月5日土曜日

涙するまで、生きる

もういい、ここで終わってくれればいい。もうこの先の話はいらない。ここで終わってぇ!

と、心強く思った瞬間、エンドクレジットが始まってホッとしてしまった。

それにしても、地味ながら、見せる映画である。

シンプルなストーリーの中に、様々な思いが含まれていて。

人間らしく生きること。
そして、生きていることの素晴らしさ。
そして、そして、とにかく生きること。

そんなこんなが詰まっている。

美しい風景などもない。が、情緒的に映像が綺麗だ。
寡黙な男たちの会話もいい。男たちの接し方がいい。

世がどんな状態であれ、自分自身は、己を信じて、人間らしく生きよう。

そんなことを思い返させてくれる。

私には、実に良作でありました。


 
 
P.S

この後のことも実に気になるのも事実である。

けれど、どう転んだって、明るい平和な状態になるとも思い難い。

だから、今、この状態で終わってくれればいい。

甘いかもしれないけれど、とりあえずこの映画はここまででいい。

だから、とても中途半端でありながらも、
私は、この終わり方でとても満足です。












2022年11月3日木曜日

カルピスと森永ミルクれん乳

私は。カルピスが好きである。

# 今でも。

が、知らないうちにカルピスは、味の素を経由して、アサヒ飲料になってしまっていたんだなぁ。

けれど、どういう政治的経緯をとりながらも、とりあえずカルピスが昔のまま存在していてくれていれば、

私には、文句を言う筋合いはなかろう。

が、この度、コンビニでまた「カルピスと森永ミルクれん乳」なる作品を発見。

# あへてタイトルに“森永”というブランド名が入っていることに驚きである。

私としては、カルピスの味はわかる。
森永ミルクれん乳の味もわかる。

けれど、それが一体化された時にどうなるのか?想像がつかない。

「これなに?メチャクチャ甘い飲み物じゃない?」

気持ち悪くなりそうであろうが鼻血が出そうであろうが、買ってみないわけにはいかない。

# 私は、カルピスファンである。 今でも。

さて飲んでみた。

カルピス味とれん乳味が液体水面下で密かに戦っているのがよくわかる。
だが、優勢なのは、やはり“れん乳側”のような気がするのは、私だけではあるまい。

が、これはこれでアリだよな。そう思えてしまってすみません。

確かにラベルにも書いてあるように“しあわせマシマシ”感は、感じられました。

けど、、、“カラダにピース”か?

その疑問がぬぐえませんでした。


 
P.S

正面のデザインを観るからには、“Asahi”よりも“森永”の文字の方が大きいのは、 アサヒ飲料ブランドの余裕だろうか。

いつか出るであろう“カルピス味のミルクれん乳”なる森永社のチューブを期待して止まない。







2022年11月1日火曜日

公園で読書


秋の天気の良い日は気持ちがいい。
 
午後も過ぎると家の中に閉じこもってちゃダメだよね。
そう思ってどこかに行こうかと思えども、とりあえず思いつかない時は、本を一冊持って公園へ。

ベンチに座って読書であります。

カフェなんかだと、運が悪い時は、どうも隣のテーブルの会話にダンボ耳になってしまったり、いろいろ気が散ることがあるけれど、公園はいい。

遥か遠くに聞こえる子供たちのキャッキャ音は、しっかり聞き取れる音でもなく、内容に耳を傾ける必要もなく、私には、なんとなくホワイトノイズに近くてよい。

# むしろピンクノイズか? でも子供たちの声は高いからな。

ただ、秋の日暮れは早い。
急に気温も下がってくる。
で、キリのよいところで帰宅となる。

ずいぶん暗くなっても遊んでいる子供たちを見るととても懐かしくなる。

私も遥か昔には、そんな記憶がある。

「もう、球が見えないよ。」

誰からともなく発するそのひと言で、みんな家に帰ろうということになる。

そんなこんながしっかりと思い出せるのは、
人生は、長いようで短かったな、そんなことを思ったりもする。


P.S

公園のベンチでの読書は、ただひとつデメリットがある。

たまにボールのようなものが飛んできて、転がってきて、ドキッとすることである。

サッカーボールなどがやってくると蹴り返してやろうかと思うけれど、
いやいや子供たちの自己責任やろ、と放っておくのが常である。

正直言うと、うまく蹴り返せなくて、腰を痛めるんじゃないと、思ってたりするわけですが、、、あは。







2022年10月30日日曜日

カウントダウン

スマホに“COUNTDOWN”というアプリをインストールして

それを実行すると自分の寿命の残り時間が出るというシロモノ。

そして、カウントダウンが始まり、0の時に死んでしまうというストーリーである。

アプリの削除も出来ず、新しいスマホに替えてもすぐに復元できてしまうという優れモノである。

で、この映画、SFと思って観たら、ホラーだった。

# なら観なきゃよかったな。

さて、最後はどうなって終わるのか、なんとも息もつけない展開であれば、

約1時間半、ドップリドキドキしましたよ。

そういう意味では、面白かったB級映画ですが、、、観たくなかったな。

しかしなぁ、エンジニアの見地から考察させてもらうと、、、

まず60Gのサイズ、そんなに簡単にダウンロードできるん?近未来なの?

で、その60Gのサイズには、データーベースとして、名前と寿命のデータが入っている。

# しかも、テキストコードで。

んじゃぁ、同姓同名は、同じ寿命なの?

世界中の人間のデータが入っているの?だから60G?

日本人は、ローマ字で入っていそうだから、同姓同名が超多そうだな。

まぁ、自分のスマホの中の自分のデータを書き換えてしまっても 、また修復されるところは、ブロックチェーン技術でしょうか。

# だから、SFじゃないってばさ、ホラーなんだってばさ。

まぁ、なんだかんだ言ってもドキドキな90分を過ごせたのなら、

この映画は面白かった、っていう評になるのかなー?

# だから、ホラーは、よくわからん。


P.S

よく、自分の寿命がわかったら、年金や貯金の使い方が調整できるのにね、

と、歳を取った方は言われますが、

# 私もそう思わないでもない。

けれど、“あと残り3日”と突然知らされても困るわなぁ、確かに。

まぁ、そういう意味では、いろいろ考えさせられる映画でもありました。

# だけど、ホラーは嫌いだってばさ。














2022年10月28日金曜日

三千円の使いかた

三千円の使いかた 原田ひ香

どんな小説? そもそも小説?

と思って読みだした。

物語は、6話に分かれていて、もう全く日常の普通のやり取りである。

が、すべての話が、ちゃんとお金に絡ませて物語が進んでゆく。

お金の“貯めはじめ”から始まって、高齢者にとってのお金、 結婚の決断・破綻に絡むお金、熟年離婚の経済から、奨学金という名の借金に至るまで。

物語自体が極めて日常的なことなので「そうだよね、そうだよね、」とうなずきながらページは進んでゆく。

大きな感動があるわけでもなく、話の中のいろいろな人の悩みを知ると

「自分はそんな悩みがなくてよかったな。」

そう思えることも多いと思うんだがな。

だけど、、、最後の最後に、、、泣かされてしまった。

大粒の涙が本のページに落ちてしまった。
そう、きっと、私の琴線に触れたんだろうな。

まぁテレビドラマを観る感覚で読めてしまいますので、感動の大作というわけではありませんが、

ふつうに面白かったです。

# 頑張ってネタバレ回避


P.S

おばぁちゃん、、、アッパレです。

そんなお年寄りになりたいなぁ、、、。

# って、もうおじいちゃんでしょ。→ わ、た、し。









2022年10月26日水曜日

母の健康手帳

母の健康手帳である。

もう30年以上前のものなのだけれど、

3冊をうまく貼り付けて、一冊のビニールカバーにしている工夫にちょっと感心して。

確かにボケていない頃は、いろいろ工夫の人でありました。

昔の人は、みんなそうだったかもね。


P.S

母は、今年95歳になります。

ボケてしまってはいますが、元気です。




2022年10月24日月曜日

予告犯

ん~、すみません、やっぱ私はそんな動機では死ねないかも。

と思える自分は、きっと幸せ者です。

# という風に思わせる映画なんじゃないかと深読みしてしまったワケですが。

# 幸せ者なんで。

いろいろと社会問題も含まれ、観ていてツラいことも多い。

実際、そんな境遇の人も少なくないかもしれない。

けど、、、だから、、、こんな風に進んでいってしまうのは、ちょっと違うでしょ。

物語としては、息つく暇もなく観られましたが、
やっぱり小説でしょ、と思えてしまってすみません。

それにしても、、、最後は、、、ハッピーエンドってことになるの?

なんとなく、結局この後も何も変わらず進んでいきそうで、なんとも複雑な気分がしないでもない。

だ、か、ら、この映画は、自分が幸せ者であることを実感するための映画なんですよ。

きっと、、、きっと、、、。


P.S

原作の漫画は未読ですが、

映画版は、どうも俳優の既成イメージが強い人ばかりで

なんとなく雰囲気の不自然さが否めなくてすみません。







2022年10月22日土曜日

女のいない男たち

女のいない男たち 村上春樹著

オトナの小説である。

村上春樹って、この手のお話も書くんだなぁと改めて思ったり。

実に私は、、、思いっきり楽しんでしまった。

オトコとオンナの観方を変えればドロドロの物語になりそうだけれど、

それを読んで楽しめてしまったことに、なんて言うか、、、自分も歳を取ったな。

いわゆる男女の営みもエロチックというよりもひとつの行為・出来事として 、淡々に把握できてしまって、

やれ恋愛だ、やれ不倫だ、の世界が、特に大きな出来事として捉える必要が無くなってしまっている自分に

歳取った、というか、大人になってるな自分、そんなことを思ったりも。

# 何言ってるん?今更。

私も、人生いろいろ経験し辛酸をなめてきたからこそ、その域に達したんだろうな。

そんなことを思い返してくれた一冊でした。

おススメの一冊ではありませんが、、、


P.S

身近に置いておいて、何気にペラペラ読み返したくなる一冊になりました。