2024年4月26日金曜日

ゴジラ-1.0

あまり怪獣ネタの映画は好きじゃないのだけれど、
ヤレ賞を取ったとか、メチャ面白かったとか耳に入ってくれば、
やはり映画ファンとしては、、、ねぇ。

で、鑑賞したのだけれど、、、

ここは賛否両論出てくるのはわかるのだけれど、、、

私としては、、、ん~、、、イマイチ感が。

そもそも歴史のあるゴジラネタと特攻隊の生き残りの話をかぶせて欲しくなかったな。

製作者側が、ゴジラ映画を撮りたかったのか、人間ドラマを描きたかったのか、いやその両方なのだろうけれど、
その内容と組み合わせは、正直言って私としては、観ていてツラかった、イタかった。

それにいろいろ「ん?」ってなるシーンの多いこと多いこと。
いやいやそんなことに引っかかっていては、素直に楽しめません。

更には、

このカップルは、まだ朝ドラの記憶が新しくてそれを振り切るのが大変だったし、
美波ちゃんまるでミッションインポッシブルだったし、
最後のシーンには、インディペンデンスデイが思い出されるし、、、

なかなか私には、何事もサラッと見過ごすことが必要な映画でした。



P.S

しかし、どうにも気になる点が、、、2点。

1、海の中のゴジラって、浮けるの?立ち泳ぎしてるの?

2、銀座からどっち方向に向かえば、すぐにあの海に近い田園風景になるの?

# だからぁ細ケーこと考えるなよ。

ゴジラも不死身でしたが、美波ちゃんも同等の不死身になったということで

次回作もやはり、ゴジラvs美波ちゃん路線でいって欲しいと思います。










2024年4月24日水曜日

焼き芋の自動販売機

仕事の昼休み、フト目にした焼き芋の自動販売機。

焼き芋好きな私は、ブログネタだな、と買ってみた。

内容は、焼き芋というよりも、、、どうやって調理されているんだろう?

もはや完全なるスイーツ感。

味は、それなりに美味しいのだけれど、コスパを考えるとちょっとこの贅沢は続けられないな、

そんな一品である。

大:500円、小:400円

100円しか違わないなら、やっぱ大買いますよねぇ。

写真は、大サイズです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S

ケースが何かに使えそう。

そんな思いも初購入の背中を押してくれたのは事実です。




2024年4月22日月曜日

遠い過去と遠い未来をつなげるために自分がいる。

ネットからのヒロイモノであります。

「遠い過去と遠い未来をつなげるために自分がいる。」

そんな一行にフト思うことがある。

私は、お正月の数日間は、着物で過ごす。
近所の初詣も着物で行く。

# たぶん30年以上続けている。

だけど、なんで着物を着るかと言えば、別にファッションで着ているつもりではない。

私の小さな頃は、母はいつも着物だったし、父の着物姿の写真を見るにつけ、
自分も着物くらい気軽に着るようでありたいと思ったワケで。

女性と違って男性は、ものの5分もあれば着られるワケで。

伝統というものは、今そうでもしないと、未来に伝わらないような気がして。

別に、私の子供たちに強制するつもりもない。

けれど、街で私の着物姿を見た男性が「オレも着てみようかな」と思ってくれればそれで嬉しいんだがな。



P.S

したがって、私は冬物を一枚しか持っていなかった。

が最近になって、身近に着物に目覚めた女性が出現した。

彼女は、着物に興味を持ちだすと、その深みへのハマり方が凄まじい。
冬物、夏物、浴衣と揃え、一年中着物を着ようとする。
同じ所へ同じ着物で行くのはちょっと、と買い足されてゆく。

私は、着物姿の彼女と会う時は、私も着物で立ち向かう。
私の方が20年以上も先輩なのに、彼女だけ着物というシーンがなんとなく悔しいからだ。

そうなると夏の着物も必要になりそうだけれど、
もし新しいのを新調しても、残りの人生で元が取れるのかぁ?
そう思ってしまう自分が、、、なんとも複雑である。

でも、、、とりあえず浴衣を買った。




2024年4月20日土曜日

DUNE


叙事詩的SF映画ということであれば、スターウォーズのように続くのかぁ?と思いながらも

DUNE2が出てるので、この際一作目を観るかぁ、とつい手に取ってしまった。

原作は、1965年作の“砂の惑星”。

この小説からスターウォーズやジブリが影響が受けたと言われていれば、
確かに思い当たることの多いのがよくわかる。

それにしても観終わって思うのは、また面倒な物語に出会ってしまったなぁ感。

なかなかわかりにくい物語であったりもするので、
映像が綺麗なのでその雰囲気で流されてしまうと、「ん?あらすじは?」に陥りますが、

イマドキはネット上で詳しくあらすじ解説してくれているサイトがありますので、
そこに助けを求めましょう。

それにしても、今となっては、スターウォーズを知っていたりすると、どちらが先に生まれたのか微妙な感じになりますね。

ナウシカにしても、砂漠のシーンであったり、
羽ばたく航空機が出てくると、あのラピュタの空飛ぶ乗り物を現実的に見せるとこうなるのかぁ、と思わされてしまうのがいいのやら悪いのやら。

しかし、設定は10191年というところだけれど、乗り物は凄いのだけれど、

着ているものや手持ちの武器に進化が見られないのは、原作製作時の技術的想像性の欠如だろうか。
スターウォーズ見ててもいつも思うことなのだけれど。



P.S

で、面白かったか?と尋ねられると、微妙で、、、すみません。

でもま、DUNE2もいつか観ることになるのだろうな、たぶん。

すっきり出来るかなぁ。

# って、そんな期待が哀しいかも、、、。






2024年4月18日木曜日

金のなる木

という名前であって、本当に金がなるわけではありません。

# わざわざ書く必要ないでしょうが。

よく行くフレンチ食堂で何気にもらった“金のなる木”のひとビン。

水耕栽培よりもやっぱり土の方がきっと嬉しかろうと鉢植えにしたら
めきめき大きくなりました。

5円玉に芽を通すテクニックも知りましたが、なんだか可哀想な気がして辞めました。

いつか花が咲くかなぁ。咲かない品種かなぁ。

多肉植物は“水はあまりやらない方がいい”ということだけれど、それが難しい。
万が一、干からびたら可哀想じゃんさ。

ベランダでの毎日の他の鉢への水やりの時に、世話好きな私は心を鬼にすることが求められている。



P.S

これからの季節、ちょっと株分けして、もう一鉢作るか迷い中。




2024年4月16日火曜日

だからこそ手札は多い方がいい


SNSで流れてきた一行。

「だからこそ手札は多い方がいい」

予備校の古文の講師の言だとか。

御意、である。

その後に続くコメント、、、

「若いうちに少しでもたくさん身に付けた方がいい。」
「もはや質よりも量。」
「手札が多い方が生き易くなる。」

これらコメントを何歳の人たちが書いているか想像もできないけれど、

確かに私も同意である。

「まずは、ブ~垂れる前に勉強しろ。」

ちょっと単純化し過ぎなひと言かもしれないけれど、

学生たちに伝えたい。



P.S

って、それを素直に受け付けて実行できれば、苦労はしないわ、、、よね。






2024年4月14日日曜日

ライフ

たまには、宇宙モノのSFでも見たいよね、と手に取ったDVD。

地球外生命体との遭遇の物語であれば、気持ち悪いかも、と思いながらも鑑賞開始。

ん?微生物ネタ?ならウィルスでの騒ぎなら、あんまり気持ち悪くないよね、と思ってたら

どんどん成長して、、、やっぱ、エイリアンものだったか。

# ま、やはりネタバレは避けて、、、

しかし、全編にわたる無重力シーンはどうやって撮影してるんですかね、流石です。

そして、ISSといい、制御室といい、極めて実体感があってよいのですが、、、

その割には、宇宙飛行士たち、、、もうちょっと精神的にも訓練されているはずじゃないの?感が残念。

それに比べて、エイリアン側は、、、成長したばっかで、、、知能高過ぎでしょ。

それにしてもこの終わり方、、、オラぁ信じていたんだがな。

# 思わずオイオイ、ウッソだろって声が出てしまいました。

と、とにもかくにもツラい映画でした。

ドキドキ感が途切れず、見入ってしまったことは確かなのですが、、、。

二度と観たくないな。



P.S

真田広之が出てました。
もう完全な本格的ハリウッド俳優になっていたんですね。

けど、、、やっぱツラい役柄だよなぁ。
日本なら、カッコいい主役を演じるだろうになぁ。

ちょっとその辺りも残念に思います。



2024年4月12日金曜日

背徳の味わい

いやなに、一般公共に売り出す商品名に“背徳”なんて単語使っちゃダメでしょうが。

が、第一印象である。

メーカーの勇気?なのか、賭け?なのか、品性の欠落?なのか。

そもそも“背徳の味わい”とは、どんなのをいうのか?

結局、手に取ってしまった。98円(税抜)

で、散歩途中で試食。

とりあえず甘い。菓子パンとしては、ハチミツたっぷり使用感もある。
口の周りがギトギトになるくらいに。

が、なぜ“背徳”なの?
美味しい割にカラダに悪いの?

とりあえず完食しましたが、特に“背徳”感は感じませんでしたが。

# って、既に背徳慣れしているのか?私。

まぁ、確かに商品名につられて購入してしまったひとりです。

結局、メーカー側の勝ちです。



P.S

けど、、、二度はないな。

老人には、ちょっと甘過ぎるっすよ、うん。 



2024年4月10日水曜日

捨てて生まれる空白に


「捨てられずとってあるもの」が時間と体力を奪い続ける。

 それは物だったり、関係だったり、感情、過去、プライド、自尊心、目標、約束、

 これらを捨てることはとても損をした気分になるのだが、

 捨てて生まれた空白に、ようやく待ってましたと、望んでいたものや人がすべりこんでくることが多い。」

―――――

ネットからのヒロイモノであります。

まぁふつうは、捨てずに新しいモノをツッコもうとするから

混乱とカオスの中で生きることになってしまうのかもしれません。

“二兎を追う者は一兎をも得ず”

新しいモノを手に入れたら、古いモノを捨てようと思いがちですが、

とりあえず古いモノを捨てた方が、本当に自分が必要としている新しいモノが入ってきやすいような気もしますよね。



P.S

いや、自戒の為のメモですよ。

是非、共有しましょう。







2024年4月8日月曜日

素晴らしき、きのこの世界

Tumblerで気になるコメントが流れてきて、どうにも見たくなって鑑賞。

タイトル通り“きのこ”に特化したお話であります。

PG-16。

# 最初、なんで?と思った。

それにしても初めて知ったことの多いこと多いこと。

# ホントなの?もかなり感じますが。

CGでの表現も実に色鮮やかで直感的であって綺麗で分かり易い。

そして“きのこ”というよりも、菌や胞子でのお話に拡がってゆく。

その不思議さには、確かに驚かされる。

けれど、中盤を過ぎると、その幻覚作用の効能や、それに伴う精神性、果ては、宗教まで絡んでくると、、、

ちょっと行き過ぎてない?と思わざるを得ない。

# この辺りで、PG-16に大いに納得。

人類の進化は、きのこの幻覚作用で起こった、とか、
マジックマッシュルームのポジティブ効果を全面的に打ち出されると、

そりゃ勘違いする人も出てくるでしょうよ、きっと。

前半の部分までは、なかなかよい映画だと思ったんだがなぁ。

ちょっと残念です。


P.S

そうそうこの映画を見ようと思ったのは、その中に出てくるシロアリの生態について。

自分たちに悪い菌をカラダに付けて巣に戻ってきたアリは

巣の門番アリに、自分たちの墓場まで連れられて、頭を食いちぎられて殺されるそうな。

そして、殺した門番アリ達も自殺するという、、、。

# ス、スゴい。

先日紹介した「風の中のマリア」(百田尚樹著)のハチのように、

アリも個々が集まってひとつの生物を構成してるんだろうなぁ、、、。

きのこよりもその壮絶なアリ目当てに鑑賞し出したのでありました。






2024年4月6日土曜日

366日 物語のある絵画


にわかとはいえ、10年以上中世の西洋絵画を勉強していた私。

けれど、そのほとんどがルネッサンス期の宗教画で、

世界にはもっといろいろな物語があって、それに絡む絵画もいっぱいあるはずで、、、

と思って買った一冊。

全ページがカラーで、確かに絵本のような美しい一冊であります。

だけど、やはり自分の知識の無さを再確認する一冊でもありました。

宗教画の前にギリシャ神話ネタがあり、騎士物語、シェークスピアからおとぎ話まで網羅されている。

そして、366ページの絵画には、数行の解説が付いているけれど、、、

如何せん、それらの物語の事前知識がないと、その解説は殆どわかりません。

と言うわけで、絵画は楽しめますが、物語の知識が付くかっていうとちょっと難しいかも。

もっとも新たな物語との遭遇のきっかけになるかも、と言う意味ではとても良い一冊かもしれません。


P.S

私としては、次は、中世の騎士物語でも追っかけてみようかな、と思っています。




2024年4月4日木曜日

4月、環境リセットの季節

――――

若い人たちが先に進めるのは、
3年か4年ごとに卒業式がやってきて強制的に環境がリセットされるからだと思う。

環境が新しくなれば、いずれ中味も新しくなる。
同じ連中とツルんでいたら人間は変われない。

20年同じ会社で働いているオヤジが腐るのは、淀んだ水の中で暮らしているから。

     小田嶋隆氏のツイートより

――――

ネットからのヒロイモノである。

なので、彼の本当のツイートかどうかはわからないけれど、
確かに彼らしい文言である。

この季節、子供たちの進級を見ていると、本当につくづくこれを思う。

環境の変化とともに、
子供たちには、慣れ親しんだ友との別れもあれば、
次なる友や先生との新たな出会いもある。

友との別れを残念に思う子は、ある意味、大切な瞬間かもしれないけれど
長い人生を送ってきた人間から見れば、まだまだこれからのとてもたくさんの出会いと別れがあることを思えば、

「人生をスタートしたばかりに出会った相手なんて、すぐに上書きされちゃうって」

などと密かに思っている冷たい私である。

確かに同じ会社で同じ環境で長く働くのは、効率はいいけれど、たしかに腐りやすいよなぁ。(笑)

# 本当に効率いいのか?

まぁ受け継がれる技術や思考の伝承を考えれば、ある程度仕方がないことなのだろうけれど。

私は、40年働いていた会社や同僚達に何も未練はないけれど、
定年過ぎても会社に居続けるオヤジ達には「まだ居るの?」と思えてしまってすみません。



P.S

そろそろ私の人生の“強制シャットダウン”も見えてきそうだけれど、

それも腐らないための人類の仕組みなんだろうなぁ。

よく出来てるわ、、、とつくづく思う。




2024年4月2日火曜日

パンドラの匣

ちょっと前に、太宰治の“正義と微笑”を読みたくて買った本のタイトルが“パンドラの匣

何せ私の頭の中では“正義と微笑”の方がメインだったわけで、

DVDでこの“パンドラの匣”を見つけた時に、てっきり“正義と微笑”と勘違いしてレンタル。

映画を観始めて、「なんか違うじゃん。」と小説本をペラペラと見てみて、その違いに気づいた次第。

# なんか情けないな。

で、頭を切り替えて、再度鑑賞を開始。

戦後間もない時代の結核療養所でのお話。

# やっぱり、あらすじはパスね。

まぁ太宰治の世界を映画にすれば、こんな風になってしまうんだろうな、とは思わせてくれるけれど、

戦争、結核、死、恋、、、といった話のちょっと不思議な趣を有する物語であれば、

特に飽きることもなくダレることもなく、映画自体は観ることは出来てしまいましたが、

なんとも、私の中に何も残ることがなかったような、、、。

なにか情緒を楽しむ映画なのかもしれません。

そんな気がしました。



P.S

やはり思うのは、、、

そもそも時間の枠もあれば、俳優のキャラクターの事前認識もあったりして、、、

純文学の映画化って、、、やっぱ無理があるようなぁ、、、と、つくづく。