2023年12月31日日曜日

毎年大晦日の紅白歌合戦は楽しみなんだけど

ネットをついザッピング(サーフィング?)していて目に入った二つの雑誌記事のタイトル

“10代・20代が「まったく見る気にならない」紅白歌手ランキング!【紅組編】”

“紅白歌合戦「一番見たい」と思っているアーティストランキング”

それはそれぞれだれ?と両方のサイトを見てみたら
どちらも一位は、Adoだったりする。ハハハ。

なんだか笑えるような笑えないような。

まぁその下にはそれなりの理由も書かれているわけだけれど、
どちらも無難な意見が羅列されていたりして、それぞれは納得できる。

けれど、雑誌によってほとんどマ反対の結果を載せているこの状態が、なんとも複雑である。
どちらか一方しか読んでいなかったら、やっぱそれを信じ込んじゃうんだろうな。

でもある意味でのネットの良さは、その記事の真偽も含めて
さまざまな情報を雑多に見られることで、そこに妙に安心できたりするんだな。

単純に言ってしまえば、要は、何も信じられなくなるのである。

意見なんて、そこには必ず反対の見方をする意見が存在する。
それが雑多に見られることに、逆に安心できたりする。

私は、かなり前から新聞を読まなくなった。
そりゃ全種類の新聞を読み比べるほどのチカラと環境があれば、それを読み解くことも出来ようものだろうけれど、
一種類の新聞だけで自分の知識なり思いが左右されてしまうのが恐くなったからで。

まぁそれだけに自分の考え・思いを持つことにチカラを使うことになって、ある意味良い傾向にあると思う。

上の2誌からだって、対象年代が設定されている以上、データ自体はどちらも正しいかもしれない。

けど、アンケート自体が“その程度のもの”と思えるのがきっといいと思うんだな。

世は、混沌としている。
政治も経済も生活すべてにおいて。

昔のように、信じていれば済む時代から、そうでない時代に移り変わっている。

それを単に難しい時代と表現するか、自由度の高い時代と表現するか、
来年は、福沢諭吉の「学問ノススメ」でも読み直そうか。

そんなことを思いつつ、本年を閉じる。
来年こそ平和な時代へ移行しますように。


P.S

私は、かなり前から紅白歌合戦を録画しながらしっとりじっくり観る人間である。

今年は特に歌詞が追えない曲ばかりで、、、
録画したモノも特に残したいものもなく全部捨ててしまった、、、。

実に自分の老いを感じたひとときでもありました。







2023年12月29日金曜日

令和5年度 映画鑑賞総括

さて、今年も映画鑑賞総括を。

まぁ記憶に残った映画というか、

もう一度観てもいいかな、
もう一度記憶をリセットして観たいな、

という基準です。

決して、万人におススメする映画ではないと思いますが、
私には、いつまでも忘れたくない映画です。


セント・オブ・ウーマン 夢の香り

やはり終わり方がいいよね。
ヨタヨタのおじいちゃんがスコーンとホームランを打つ感じ。
よかったです。


ハイジ

何しろ純粋、無垢。
それに何にしても一生懸命。
いろいろ悩みも葛藤も問題もあるけれど、
全てが報われる物語がよかったです。


天地明察

いや、この日本人の凄さはやっぱ知っていないとダメでしょ。
どんなことでもひとつのことに人生を捧げるというのは尊いものだと
つくづく思います。
(とてもマネできそうにありませんが。)


大逆転

いや、大金持ちを道楽に、ギャフンと言わせる物語は
やはり甘美でうれしい。
(我が凡人の証明)


私の中のあなた

いやなにすごい物語であった。
出てくるみんながすごい。
悲壮感が軽めで助かりました。


手紙は憶えている

ドンデン返しの極めつけの物語。
絶対にボケたくないと思いつつ
ここまでボケてしまえば、それも有りか?などとも。


インディ・ジョーンズと運命のダイアル

ま、最後にタイムパラドックスの要素があったからね。
この出来事は、私にはかなり嬉しかった。


RRR

物語の壮大さ、人間の絡み、使命と愛、、、
やはり、超大作でしょう。
映画自体も長尺でありながら、どこまでも飽きさせることもなく
うん、面白かった。


こうやって選んでみると、私にはやはり結局、終わり方が大切なんだな、とつくづく。

いやぁホントに映画って楽しいです。



P.S

今年の鑑賞数が合計56本。
ちょっとペースが落ち気味。
その分、読書に流れている感がある。

時間の有限さをつくづく感じます。








2023年12月27日水曜日

MEMORY メモリー

「記憶障害の完璧な殺人者」

って、全然記憶障害じゃないでしょこの人。

この程度の記憶障害ならアナタもワタシも、、、でしょ?

# って言いたくなっちゃうから年寄りはいけません。

まぁ高齢者のタイムリミット感は認めなくはないです。

が、ある意味、そんなタイムリミットを感じた暗殺者って、、、もはや恐いもの知らず。

でもって、犯罪ネタは人身売買であれば、わかりやすい勧善懲悪もの。したがって、この映画のモチーフは、

「業界最高齢の暗殺者」ではないでしょうか。

ボケてても主義は守ります。ってのはわかりますが、、、んー。

# そんなうまくいくのかな。

しかし、確かにリーアム・ニーソンも歳を取りましたね。
現在は71歳ですか。
そういう意味では、このキャスティングは成功しているかもしれません。

「96時間」が既に15年ほど前の作品になるのでしょうが
その路線最後の映画なのでしょう、きっと。

お疲れさまでした。と伝えたいです。


P.S

しかし、、、

もう殺しまくる麻薬や人身売買ネタの物語、、、

もう、、、いらないですから。









2023年12月25日月曜日

クリスマスに思うこと

今年もクリスマスがやってきた。

クリスマスになるといつも思うことがある。
それは、クリスマスを楽しむ側と楽しませる側との存在。

クリスマスイブともなると、
プレゼントを用意し、家族や友達・恋人と楽しく過ごすことを思い浮かべる側と、
「さぁ儲け時!仕事仕事!」と仕事に励む側の存在。

いやまぁ世界観も価値観も多様な世の中であれば、
ひとつのイベントをどちら側で過ごそうとも別に構わない。

もっとも“クリスマスを楽しみたい側”の人間が、“仕事仕事側”の人間に付き合わされている人も大量に居そうで
それはそれでちょっとツラそうだけれど。

# 更には、クリボッチも相当居そうだし。

欧州のようにクリスマスは殆どのお店も閉まってしまって、交通機関も止まるような状態と比べれば
まぁ所詮、クリスマスの本来の意義を単なるイベントとして扱っている日本なんだから
クリスマスに対する価値観もその時の過ごし方もいろいろあって何でもアリで構わないと私は思う。

私も20年も前は、ちょっとレストランを予約して、、、なんてこともあったけれど、
サービスをしてくれる側のその忙しさとそれ故にサービスの無機質化がどうにも痛々しい。
それも行きつけたレストランであったりすると、やたら「ごめんなさい、ごめんなさい。」の連発。

なら、うちでシッポリの方がいいよね、と宗旨替え。

しかし、日本人にとって、クリスマスってなんだろーなー、とつくづく。

そんないい加減な日本のクリスマスであれば、
その雰囲気に負けて、若者の深刻な事故が増えないことをただ祈るばかりです。



P.S

最近は、私はと言えば、せっかくのチャンスだから、
ちょっと背伸びをしてデパ地下なんぞでおいしそうなモノを買ってきて
あとクリスマスケーキを食べる。

しかしなぁ、、、このイベントも、、、楽しめるのはあと何回?







2023年12月23日土曜日

政と源

教え子の高2が河合塾で模試を受けて、
持ち帰った国語の問題の中の小説の引用を読んでいて

「これなんで?」と尋ねたら

「この問題は、全文が載っていないのでそれはわかんないんですよー。」

# ったく、世は欲求不満になる問題に溢れている。

で、全体を読みたくなって購入してしまった一冊。

二人のジジイの物語であります。

その二人のジジイの名前が国政と源二郎でタイトルが「政と源」

著者は、三浦しをん。

70歳を過ぎたジジイのドラマであれば、
三浦しをんならきっと明るく楽しく書いてくれるだろうな、と期待して読み始めた。

まぁ私よりもいくらか年上の世界だけれど、
ジジイであってもそれなりの考えや想いもあるよね。

いろいろうまくいかないこともあれば、それをなんとか乗り切る術ももう知ってるはずだよね。

いや、もう残りの人生、楽しくやろう。

# そんな気分になれました。

人生をそれなりに生き抜いてきたジジイ達の物語であれば、
こちらのジジイもいろいろ感慨深く楽しく読ませてもらえました。

うん、こういう小説が好きだな。




P.S

しかし、河合塾の問題作成者も粋なモノを選んで若者にぶつけてくれたよなー。

こんなジジイの物語を、、、さ。

この物語に巡り会わせてくれた模試作成者に感謝です。





2023年12月21日木曜日

フォール

どうしようもねぇなぁこの二人。

いやなに、高所・冒険好きの女子二人がとんでもなく高い(600m)古い鉄塔を登り詰めて

降りられなくなった物語。

いやはや高所恐怖症の私としては、もう絶対に有り得ません。

それにしても軽薄なこの二人。
ちょっと見ててイラって来る。

が、最後に大きなドンデン返しがあって。

# なので、ネタバレ厳禁であろうけれど、、、。

いやいや有り得ないでしょ、いろいろと、物理的にも心象的にも。

# と思うんだがな。

まぁスリル満載の映画であれば、こういったパニック映画好きにはおススメかもしれません。

私は、決して好きではありませんが。



P.S

なんでこんなDVD借りたん?

怖いもの見たさ?

最近、自分が理解できないことが多くいけませんわ。






2023年12月19日火曜日

仙人化進行中?

テレビのニュースは、、、

日々戦争の行方を知らせる。

政治の世界はグダグダ。

経済は、良きも悪きも負の面しか伝えない。

芸能に至っては、、、もうどーでもいいわっ。

 
ネットは、、、

誹謗中傷が溢れ、自己肯定感と自己顕示欲の情報が氾濫している。

もちろん自分にとって貴重な情報もあるのだけれど

そこに到達するためには、その何倍かの見たくない情報の中を泳がなければならない。

で、もうお疲れ気味。

何気にスマホを手に取っても、起動したいアプリが見つからない。

最近、天気予報ばかり見ているような気もする。

なんかなー、自分の仙人化が進行中の気がして。


 
P.S

ま、まさか、ボケ世界の入口だったりするのか?






2023年12月17日日曜日

流人道中記

浅田次郎著

たまには時代物を、と思い立ち、やっぱしっとり泣けるようなものがいいよね、とまた性懲りもせずに浅田次郎で。

話は、姦通罪を犯した旗本が切腹を言い渡されたものの

「痛えからいやだ」と。

かと言って幕臣の首を刎ねるのも抵抗があって蝦夷へ流罪となる。

そして、それを送り届ける為、若い与力との片道一カ月の物語である。

犯罪者と言っても威厳の漂う旗本とまだペイペイの若い与力との珍道中(?)であれど
この旗本、なかなかしっかりした人物で、さまざまな出来事と出会いながらもそれをそれなりに収めてゆく。

やがて若者与力は、彼のことを、、、そして、真実がわかり、、、

まぁネタバレは避けねばならぬな。

2冊からなる物語であれば、ま、いろいろ起きるわね。

そしてこの旗本、なんだかフラ~っとしているのに、物事を収めていくだけの気風も度胸もあって
そのあたりの表現はうまく表現されていると思います。

まぁ終わり方に残念というかさみしさ感が残るけれど、、、
それも仕方がないか、、、。

今回もやんわりじんわりほっこりする一冊でありました。



P.S

やっぱり義理人情劇を書かせたら浅田次郎ですね。





2023年12月15日金曜日

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

# なに今頃?って
# 書き忘れていたんで。

まぁミッションインポッシブルであれば、
映画館での鑑賞は外せない。

けれど、どうにも気が向かなかったのは、最初っから前編とわかっていたからで。

007やスターウォーズなんかもそうだけれど、
そんなん観ても、後編までに2年もあれば内容忘れちゃうよ。

# っていうのは、あまりにも記憶力無さ過ぎってか

どうせ後編が上映される前に前編もきっと上映されたりするから
2本続けて観た方が良くね?とどうにも敬遠しがちだったけれど、
やっぱ話題と予告編に負けて鑑賞。

物語よりもスリリングなシーンを楽しむ映画だからね、と割り切って。

トム・クルーズは、スタントアクションは自身でやっているとはよく耳にしますが、
やはりCG処理満載の映画であれば、まぁそこは割り切って、
単にハラハラドキドキを楽しむ遊園地気分での鑑賞は仕方がないですよね。

とりあえずノルマこなしました映画鑑賞でした。


P.S

次回がシリーズ最終話のウワサってホントかな。











2023年12月13日水曜日

日本国紀

百田尚樹著。

私は、歴史というモノは、みんなで創るものだと割り切っている。

文献などで事実を救いあげながらも、そこから真実を作り出して歴史が出来る。

であれば、人によって歴史の見え方が異なるものであろう、そんな思い。

いろいろな文献を読んでも、それはこの作家の想いね、と割り切っている。

だから、自分の歴史観を持つには、いろいろな人の歴史を読まねばな、とも思う。

ちょっと前に、竹田恒泰著の中学歴史なる本に目を通して、
であれば、この本も読んでみるか、と分厚い本に目を通した。

ま、史実としての大方の流れは一般的であるけれど、
教科書や歴史の本と違って、百田氏の想いが濃厚に表現されているのがこの本の魅力の一つかもしれない。

また、分厚い一冊ながら、近代現代で約半分を占めていることも最近の傾向なのか百田氏の想いなのか。

まぁ上でも書いたように、信じている歴史というのは人によって違えば、
こういった本は、他の人から重箱の隅をつつくような指摘がいっぱい来るんだろうなぁ。

でも時おり現れるコラムの中には初めて知ることもあって、私は新しい知識が身に付いた気もしています。




P.S

しかし、歴史って曖昧なんだろうなぁ、とつくづく思う。

だって、例えば、、、

後に生きた秀吉は、信長のイメージを作り上げただろうし、
家康は、秀吉のイメージを作り上げただろうし、、、

彼らが残したであろう文献から本当の真実なんてわかるわけないじゃん、
と割り切ってしまう私は、所詮歴史ってノンフィクションとは言えなくね?などと

私は、歴史不信ですみません。

でも、歴史を知るの読むのって楽しいです、うん。







2023年12月11日月曜日

プログラミングと親の想いと。

ネットで流れてきた。

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息子が中学生の時にWindowsPCをあげたんですよね

そしたらVBScriptで遊び出して

 「このままではITエンジニアになってしまう」

と危機感を感じたのでITエンジニアの皆さんが得意とする「重箱の隅をつつくようなソースレビュー攻撃」を実施して

開発が面白くないと思わせる事に成功しました

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大いに笑ってしまった。

まぁ私も一応仕事でプログラミングなるものもしていたりもしましたが
確かに趣味でのプログラミングと仕事としてのプログラミングは全くの別物で、

息子にもプログラミングの楽しさは伝えたいと思いながらも
それを生涯の仕事にするにはちょっと、、、ね、と思っていた人間です。

で、結果、息子は無事(?)IT産業に従事することにはならなかったのですが、
なんとも複雑な思いを持っていたことも事実です。

最近は、中高生たちも学校でプログラミングをやらされる。
私もいろいろ聞かれてプログラミングのテクニックを説明しながら、その楽しさを伝えたいと思いながらも

「深みにハマるなよ」などと内心思ってしまっているから、きっとタチの悪い先生ですね。

まぁ世で言うプログラミング思考は身に付けて欲しいと思いますが。



P.S

よく、我が子が二代目を継いでくれない、ということを耳にしますが、
私は、あまり自分と同じことはやらせたくない派であったりもする。

# 変人かもね。

それは、親のやっていることを引き継いで、失敗しているパターンをあまりにも多く目にしているからかもしれない。

自分が成功した親は、自分のやっていたことを我が子にも伝えたい・やらせたい、という思いもわからぬものではないけれど、

私は、みんな人生を一代目として生き抜くのを勧める派です。





2023年12月9日土曜日

県庁の星

2006年の映画であります。

昔からどうにも気になっていた一本。

私には、“ドンデン返し映画”と認識されていて、
織田裕二と柴咲コウのラブストーリーかな、と思ってたらかなり違ってた。

それにしても前半の織田裕二の県庁職員ぶりにイライラさせられ、素直に気分が悪くなったものであります。

# さすがの役作りかもしれませんね。

けれど、スーパーのダメっぷりも普通以上だよね。

# と思うんだがな。

まぁ、物語の流れとしては、面白かったと思います。

けれど、やっぱ、公務員の中でのやり取りが、どうにも見ていてツラい。
それも有り得そうなだけに。

# と市井の人は思いますよ、きっと。
# もちろんすべての公務員がそうだとは思いませんが。

ま、どこまで公務員側がいやらしく表現されているかがこの物語のモチーフでしょうから
なんとも見ていてツラい映画でありました。

とりあえずのハッピーエンドが着地点ではありますが、
この構図は、どうにもならんだろうなぁ、、、。

# とも思えてしまってすみません。



P.S

しかし、何を“ドンデン返し”と言われていたんだろうなぁ。

一番は、織田裕二の変わり身なのかなぁ。

# それにしても、あのフィアンセもその父親も、、、ケッ、、、だな。






2023年12月7日木曜日

昔の映画館あれこれ。

映画館で映画が始まるまでの時間、妙に感慨に耽ることがある。

いやなに、遥か昔は、、、

そもそも座席に指定席はなかったし、
映画が始まるまで、場内が明るい時には、だいたいその映画の曲が流れた。

場内も常に出入り自由で、映画の途中に入場して、エンディングまで観て、
また頭から観て、「ここからは観たね。」と帰ってきたものである。

人気の映画の時には、上映中の暗い中で場内後方から空いてる席を探すのがひと苦労。 上映中にもかかわらずスクリーンの前まで行って、場内を見回して席を探す輩もいた。

複数人で行っても、隣り合わせで座ることが難しかったし、
映画の途中でも隣の席の人が帰ったりすると慌ててツレを呼び寄せたり。

映画館側も定員なんかを考えずに入場させていただろうから
劇場の壁沿いに立ち見も多かったし、通路に新聞紙を敷いて座り込んで観た経験も私はある。

それに、何が一番すごかったかって、タバコも場内禁煙じゃなかったりしたことだな。

今から思えば、なんて無法状態だったんだろう。

でも、その何でもアリアリがふと懐かしくなる。

# いや決してそんな状態には戻って欲しくないんだけれど。

ただ逆に、昔には観ながらのポップコーンは、あまりなかったような気がするんだがな。

最近でもやはり、隣の席で音を立てて食べられると、私はとってもイヤである。(きっぱり)

なんでもアリアリから、鑑賞環境の向上を求め、どんどん改善されてゆきながらも、
隣がポップコーンを食べる人間に当たるかどうかのギャンブル的要素の残る座席選択システムってどうよ、

と思ったりもする。
 
# ポップコーン専用席を作ってもらいたいものである。



P.S

何の映画か忘れたけれど、高齢になってから、母と姉とで映画を観に行ったことがあった。

映画が始まって暗くなると、「おむすび作ってきたから。」とおむすびを渡された。

# おいおいおい。

姉にとっては、映画鑑賞とピクニックは同次元のようである。






2023年12月5日火曜日

感謝の伝え方

こんな感謝の伝え方もあるんだな、と思わずパシャッ。

余程助かったんだろうな。

けれど、その感謝の気持ちはちゃんと伝わるのだろうか?
ちゃんと拾い主に気付いてもらえるのだろうか?

このチラシを外す権利を持つのが拾い主か落とし主だとすれば、
街の清掃業者の判断もツラいだろうな。

そのうち風雨に負けて、ただのゴミにならないことを祈るばかりです。

とてもステキ、とも思うのですが、、、ね。


P.S

寒かったり暖かかったり気温の違いが激しい今日この頃。
プチハイキングにも服装の判断に困ります。

写真をもう一枚。季節は初冬。

一面真っ黄になった絨毯の上を歩いてフト思うこと。

街中に林立するのが雄株ばかりってのもイチョウの木もなんだか不憫だな、なんて。

結局、人間の求める自然なんて、人間に都合のよい自然であって、、、。

世の性別を問題にする最近の風潮でも、こういうのは議論にならないんだろうな。

# ハハハ。





2023年12月3日日曜日

湯道

「湯道」、、、

ウィキペディアに載ってるんだ。

冗談的な単語だと思っていたら、ちゃんとそれなりに意義が存在していたことを知ってちょっとビックリ。

確かに日本の入浴が大勢の人と裸で同じ湯船に入る行為であれば、
そりゃルールやマナーがある程度必要になろうモノである。

ま、そこに“道”が発生してもおかしくはないけれど、、、

# 極めようとすると、、、きっと大変だな。

さて映画に話題を戻すと、、、

まぁ基本コメディーだわね。
で、基本シーンは、銭湯となる。

かつて中学・高校・大学・社会人と、、、
結婚するまで銭湯にお世話になっていた私としては、銭湯ネタは実に懐かしい。

でもって、私にとって温泉・銭湯の何が魅力かって、
まず第一に、脚を伸ばせることであろう。

そして、その空間の広さ。
露天風呂なんかに行ってしまうと、1時間以上も入っていたりもする。

しかし、大勢の人が集う銭湯ではあるけれど、

この映画のように、そこで全く知らない人と知り合いになることはあんまりなかったのは
私が若かったせいか、人見知りだったせいか、、、

ま、そもそもお風呂を楽しむというよりも、急いでカラダを洗う場所の意味合いの方が強かったからね。

だから私には、この映画がやっぱり作られたドラマに見えてしまっていけません。

それとやっぱ湯道の家元シーンは、、、痛かった、、、な。

# ちょっと無理でしょ。

まぁ全体的に昭和の想いを醸し出してる映画でしょうが、
若いシャワー派の人にこの映画はどうなんでしょうね。

# もう「神田川」の世界なんてありえないんでしょうし。

なので、昭和を生きた人向けの懐古映画に過ぎないのかもしれません。

しかし、確かに小さな銭湯の経営は大変だろうなぁ、とつくづく思う。

今も街には存在しているけれど、ある意味生活必需場としては、簡単になくすわけにもいかないだろうし。

個人的には、今回も笹野さんのさりげない演技が良かったです。



P.S

近頃は、サウナも流行っていて、そこにもマナーがあるという。

# 心臓いじってから、サウナを私はなんとなく避けるようになってしまった感。

しかし、サウナのマナーなんて、全然知らないもんな。

もう、なんとなく恐くては入れませんわな。









2023年12月1日金曜日

近所の池で釣り、川で釣り。

川べりの公園のベンチで一休みしていると

私の前を中学生ぐらいの少年が釣竿を持って通り過ぎた。

ん?この街中の川で釣り?そう思って橋から見てみたら、草むらの中で彼がひとりで釣りをしている。

思わず懐かしくなった。

私も50年も前、中学生の頃に近くの池で魚を釣っていた想い出。

どうせ釣れてもコイかフナ、とても食卓に上がるものではない。

けれど、昔は私にもそんな時間が流れていた。

小さな池に針を垂らしながら、長い時間何を思っていたのだろうかと今から思えば不思議だ。

# いや、釣りってそういうモノでしょ。

少年の持っていた釣り具は、リールの付いたオシャレなもので、ちょっと時代の進化を見た気がするけれど、

今も昔も変わらぬものがあることに、ちょっと嬉しくなったことをココにメモ。





P.S

釣っている少年も写っていますが見つけられますかね。




2023年11月29日水曜日

バスじゃないよ電車だよ。

街中を歩いていて、珍しい市バスが走っていたので思わずパシャッ。

何が懐かしいってよくわかんないけれど、この色、この配色、、、

昔はこうだったよね、と感じた。

けれど、何かおかしい。

いくら昔と言っても、ヘッドライトが中央に一個ってなんか変。

で、ググってみたら、、、

そうこのデザインは、名古屋市中を走っていた電車のデザインを模したものであった。

でも、面白いなぁ、と思う。

確かに懐かしさを感じたのだから。

この色のモノが市内を走る、ということ自体に懐かしさを感じてしまうんだろうな。

で、このデザインから、やがてワンマン電車になって
超目立つ緑地に赤い帯が入る実利以外に何ものでもないデザインの市電が産まれてくるのでありました。




P.S

きっとあなたも懐かしく思うと思います。

あなたが、還暦過ぎた人なら、、、ですが。













2023年11月27日月曜日

RRR

インド映画である。

なんと3時間に渡り、途中に休憩が入るという長尺もの、、、

ですが、、、面白かった。とっても。

ただ、、、ヒゲ面オヤジ達は、みんな似通って見えてしまうのは私だけでしょうか。

何度か、これはどっち?と思った瞬間があったのは否めません。

それにしても、もう終わったな、と思っても復活してくるあたりは、
不自然であってもちょっとうれしい。

ストーリも複雑そうで単純で、単純そうで複雑なのがうれしい。

途中で休憩が入った時も、

「ここで半分?その後まだどう続くんだよ?」

と思いながらも、後半もしっかり楽しめました。

ちょっと殺し合いのシーンと痛々しいシーンが多いのがツラかったですが、

いやぁ、、、面白かった。

インド映画によくある、空気読まずに突然入ってくる唄と踊りも素直に受け止められたし、よかった。

とにもかくにも、ハラハラしながらも
とりあえず気持ちよくハッピーに終わってくれるのが

やはり私は好きです。

うん、面白かったです。




P.S

長尺のインド映画は「きっと、うまくいく」以来だったけど、

ライオン、とか、スラムドッグミリオネアとか

「インドネタ映画って、ハズレがないんじゃないの?」

って言ったら、となりから

「そんなこともないだろ、知らないだけで。」

と冷や水が。
 
# だよね、やっぱ。

けれど現在、密かに私の中ではインドネタ映画が爆上がり中です。







2023年11月25日土曜日

欲情の作法

欲情の作法 渡辺淳一

私はかつて、渡辺淳一のファンであった。
本棚には、単行本・文庫が列を成して立っている。

或る日、ブックオフの100円コーナーでこの本が目に入った。

「渡辺淳一にこんな本があったんだ。それにしても露骨なタイトルだな。」

久しぶりに読んでみるか、と購入。

で、内容は、なんとも、、、

一応、ひと通り人生を通り過ぎてきた人間としては、、、
まぁ、今更こんな本読んでもなぁ、、、が感想である。

何なんだろうなぁ、渡辺淳一が現代の草食人種に向けた恋愛指南書とでも言いましょうか。

基本的には、男女両サイドに当てはまるように努めていますが、やはり作家自身が男性であれば、
男性への提言に傾いているような気がしますが、それはある意味当然だろうな。

けれど、フト思うことは、、、

年代的に私は渡辺淳一側だと思う。
であれば、彼の思考・思いは、よく理解できる。

けれど、恋愛についての成り立ち・仕組みは、不変、、、

ということは、私も信じたいけれど、それは本当なのであろーか、と思ったりもする。

昔の恋愛の行為・やり方・思いは、今でも同じなのだろうか?などとフト内省してしまうんだな。

ま、どちらにせよ、哀しいかな自分にはもう関係ない感の内容なので、
も、どーでもいいわけなのですが。

文字も大き目で、1ページあたりの文字数が少ないのですぐに読めます。
内容も内容ですし、、、ね。

ただただ若者達がこれを読んだらどう思うのかが、気になるばかりです。


P.S

ちなみに、ブックオフで税込み110円。

100円クーポンを使って、10円で購入。
また引き取ってもらったら、5円戻ってくるかなぁ。

最近、ブックオフが図書館化していてすみません。





2023年11月23日木曜日

品位が問われる記事

ネットに流れてきた。

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日々、人々が品位ある記事にPVやお金を与えていれば、

「マスゴミ」もゴシップを追いかけなくていいわけで、

パパラッチと読者は共犯関係なんですよ

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ほんとにそうだよなー、と思う。

けれど、逆に、きっと無理だよなぁ、とも思う。

そもそもコンテンツを提供するマスコミ側が視聴率や読者数のアップや人々の扇動を目的としていれば、
安易な記事や本能や欲望をくすぐる記事を提供してでも目的を達しようとするわけで。

そして、その為に品位のないタイトルをはじめ、さまざまなモノを仕掛けてくる。

それに抗うのは、きっと相当難しい。

でも、なんとか自分を失わないようにしたいものである。


遥か昔、半世紀も前、そう高校生だった頃、私は放送部に所属していた。

そこでテレビやラジオの「習慣的視聴」と「選択的視聴」という言葉を学んだ。

その後時代は流れ、テレビもラジオも録画できるようになり、
選択的視聴がずっとしやすくなった。

私は近年、録画されているものしか見ないようになった。

見たいものがあったら、まず録画をセットする。
そして、それ以外は、決して見ない。
家に帰ったら、とりあえずテレビをつける、なんてのは言語道断。

それが「選択的視聴」の基本である。

ただ、インターネットの時代になってくると、それも難しくなってくる。
情報が垂れ流され、SNSでは、興味のないものまで濁流のように流れてくる。
選択することすら難しいのである。

で、あれば、いっそとりあえず、すべてスルーしよう、と思う。

「それじゃぁ時代に乗り遅れるよ。」なんて言う人もいるけれど、
今や何を知っていれば時代に乗っているのか、
何を知らなければ時代に乗っていないのかもはっきりしない世の中であれば、
何もかもが、極めてどうでもいいことにしか思えなくなってしまった老人である。


P.S

そして、そんな私のSNSの使い方は、、、

自分で保持する必要はないけれど、捨てるには惜しいデータをアップし、
つぶやきたいことがあれば、つぶやく。

そこには、他人の反応なんかまったく気にしないし、
他人のつぶやきもほとんど追わないし、、、。

まさにこのブログも書きっぱなしで、コメント欄もなくして人の反応もお構いなし、、、

広告も載せなきゃ、ビューカウントも気にしない、、、
それは、単なる記録やメモに過ぎず、、、そう、いわゆる単なる日記です。

私もいつも低次元なコンテンツを垂れ流していて、、、すみませんね。





2023年11月21日火曜日

ブレット・トレイン

日本の新幹線の中で起きるストーリー、と聞けば、やっぱ観たくなるというモノで。

予告編でなんだかハチャメチャ感を感じながらも
原作が伊坂幸太郎、ブラピが主役ならば、真田広之も久々出てるし、、、
と大きな期待を胸に鑑賞を始めたものの、ジャンルの中にアクションとコメディーが含まれていて

あ~キルビル的かぁ、と観始めたことをちょっと後悔。

しかしなぁ、、、配役だけでなく製作側にも結構日本人が含まれているはずなのに、
シーンも日本人表現もなんだか見ていてツラいなぁ。
海外の人から見た日本のイメージがまた屈折しちゃうなぁ、と残念でならない。

ただそんな思いを持ちながらも、スピーディーに話が展開してゆくので、
2時間の長尺でも飽きることもなく観られたけれど、
ホラー的な演出もあったので、画面から目を逸らした箇所も何回か。

やっぱこの手の映画は苦手です。

もうちょっとシリアスなものに仕上がっていて欲しかったなぁ。



P.S

伊坂幸太郎は、これで良かったのかしらん。

ただただそれが気になってましたよ。









2023年11月19日日曜日

バス路線でハイキング(経過報告)

今年3月頃から始めた“バス路線をハイキング

その記録をツイッターに記録しはじめ、とうとう50回を超えた。

この地図は、歩いた軌跡。(名古屋市)

週に1~2回ほどしか歩けないのだけれど、我ながらよく続いていると思う。

最初は健康のために、旅行などに行った時に長距離を歩けるように、と歩き始めたのだけれど、

これがなかなか楽しいのだ。

排気ガス吸って健康によくないんじゃない?なんて思ったりもしたのだけれど、そもそも街に住んでいるってことは、吸ってる空気同じじゃね?的に解釈して。

それよりも何が楽しいって、歩きながら様々なモノを見て哲学してしまうことにある。

懐かしい道や風景は、歩いているだけでとにかく懐かしい。
初めての道を歩ききった時には、なんだか達成感がある。
知らなかったコトを知った、、、的な。
 
どこまで行っても街並みはあるし、
人の仕事をしている風景には何となく感謝を覚え、
大きな家を見た時には、どんな仕事をしてこんな大きな家を持てたんだろうと想像する。
 
どんな小さなお店にも日々の仕事と夢がありそうだし、
ボロボロの空き商店にも開店時にはきっと大きな夢があったのだろうなと
そんなこんなに思いを巡らすのが実に楽しい。
 
なんだか人生を総括しているような気分になる。
 
大体歩く距離は、1万歩ちょっと。時間にして1~1時間半ほど。
だんだんスタート地点まで行くのに時間がかかるようになってきた。
 
でも未だに続いているのが、その楽しさのある証拠であります。
 
空気の美味しい緑の中を歩くハイキングがいいのはもちろんだけれど、
身近な街の中をハイキングすることも結構新発見があって楽しいですよ。
 
ちょっとおススメしたい、街中のプチハイキングです。



P.S

いつまで続けられるかなぁ。

いつか続けられなくなった時のことがフト頭をよぎったりするのを振り払いつつ

今日も、とにかく歩く、楽しく歩く。





2023年11月17日金曜日

みたらしだんご

写真は、某高山方面の道の駅の写真である。

私は、この手のみたらし団子を見つけるとついつい買って食してしまう。

# 甘ダレじゃなくて、醤油ダレのヤツね。

それは、ただただ懐かしいからで。それは、、、

大学生の時、無謀にも仕送りなしの条件で東京へ行った。

上京してまだ間もなく、そんなアルバイトなどを選ぶなんていう余裕もなく、
部活の先輩から紹介されたアルバイトがこのみたらし団子焼きであった。

場所は、銀座の遊歩道。

高山と印刷されたハッピを着て、屋台を倉庫からゴロゴロ押して出して組み立てて、とにかく1日焼き続ける。

1日が終わると体中が醤油の臭いだらけになる。そんな仕事のアルバイト。
9時間ぐらい働いて、1日4,000円(交通費込)、土日二日働くと8,000円になった。

まぁ時間が空いた時にはツマミ食いは自由だったけれど、
そんな何本も食べられるものじゃないし、いい加減見るのも嫌気がさして食べたいとも思わなかったな。

それでも銀座がにぎわう時期には、2日で2,000本ほど焼くことになる。

1本50円。

日曜日の夕方にもなると、屋台のオーナーは、もうすぐ大台(10万円の売り上げ)に乗るぞぉと喜んでいたけれど、
焼いてる方はもうヘロヘロになったものである。

そんな半世紀近く前の想い出。

この味この食感は、私の大切なものを思い出させてくれる大切な一品であります。



P.S

この道の駅でみたらし団子を買って受け取りながら、そんな懐かしい話をポロっとしたら

アンタの方が焼くの上手なんじゃない?なんて言われたりしてちょっと盛り上がった。

この時1本90円。

50年も前に1本50円で売ってたのに、今時90円って、もっと高くてもいいんじゃない?

なんて言ったら焼いてたおばさん考えこんじゃった。

余分なこと言っちゃったかな。





2023年11月15日水曜日

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト

一応知らないうちにこのシリーズを追っかけちゃってる私としては、とりあえず見るか、、、と、そんな程度で鑑賞開始。

まぁいつもと変わらぬドタバタ劇でありました。

けど、いつも思うのは、ココまでくると、もうCGありきの話であって、そのCGでどこまで演出しちゃうかの勝負になってきてしまって、

今回の最後なんか、もうアニメじゃね?なんて思ってしまったワケで。

それにつくづく思うのは、こんなに乱暴で殺人もあるメチャクチャなストーリーに

ファミリー的なお話をベースに敷くのは、やっぱちょっとムリじゃね?

# ゴッドファーザーの路線を押し通しているのでしょうかね。

なんだか殺人もいっぱい含まれる物語に、まだ小さい少年を絡ませるのはどうもいただけません。

って思うのは平和日本人だからでしょうか。

最近日本で、アメリカ映画の人気が落ちている、という話を耳にしたりもしますが、もうこういうのって食傷気味なんだと感じるのは、私だけではないのでしょう。


P.S

でもって、今回の物語は、次回作繋がっていますので、ご注意ください。





2023年11月13日月曜日

伏線回収


ネットに流れてきた。

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なぜ俺たちが映画やマンガの「伏線回収」を喜ぶかというと、
たぶん、人生に意味があるかもしれないと感じさせてくれるからだ。

日常で目にする何てことない出来事の1つひとつが、
もしかしたら、将来すごく大きな意味を持つかもしれない。

そう感じさせてくれるからだ。

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なるほど、、、と、私はひどく感心した。

確かにその通りで、そう思えると日々の何気ない出来事が大切に思えるかもしれない。

けど、、、残りの人生が短くなってくると、、、

その伏線の先が、私の人生内に起きるかどうかが怪しくなったりもする。

すると、その伏線は、私の子供たちの時代につながることになるかもなぁ、、、。



P.S

そもそも伏線の先が良いことばかりとは限らないだろうし、、、。

息子娘たちに、、、

この先に私が起因とする何か不具合が生じたら、、、

「すまなんだな。」

先に謝っておく。






2023年11月11日土曜日

コンシェルジュってなぁに。

小学3年生に尋ねられた。

「せんせぃ~、コンシェルジュってなぁに?」

「なにまた突然に。」

「だって問題に出てくるもん。」

いや恐るべき社会の小3問題集である。

私のような昭和の平民に育ったジジイとしては、

ここ日本では、コンシェルジュなる単語に、なんとなく高貴感が漂い、
ホテルにそんなテーブルを見つけても、なんとなく畏れ多さを感じたものである。

が、令和ではスーパーのサービスカウンターもコンシェルジュと呼んでしまうようになったのだろうなぁ、と

やはり時代の流れを感じざるを得ない、、、

のは、私がやっぱ貧乏育ちだからなのかなー。



P.S

ま、フランスでの元意味に戻っていった、、、と言えば、そりゃそうなんだけどな。

コンシェルジュという単語の高級感を引きずりおろした感に残念感を感じたりもして

所詮、昭和のジジイですみません。






2023年11月9日木曜日

アポカリプス 宇宙終焉

たまには、宇宙SFモノを見たいな、と手に取った一本。

黙示、宇宙終焉、ということであれば、極めつけの終焉物語?と期待して鑑賞開始したら、、、

85分に5個のエピソードが含まれているオムニバスだった。

確かにどれもSFではあるけれど、宇宙終焉とはちょっと違わなくない?

でもま、テーマも消化不良ながらも、ま面白いって言えば面白かったかも(私には。)

けど、ちょっと残念ながら、すべてのオチに意外性が今ひとつ。 
どれも、「あ、そのオチね。」と初めて“オオッ!”と思わせてくれるものがなかったこと。

# ちょっと辛口ですみません。
# けど、SF映画ファンなら、同じ感想だと思うんだがな。

まぁどのエピソードも完全に独立しているので、観る順番は気にせず、
20分ぐらいの時間が空いた時にひとつのエピソードをサクッて観ることが出来ます。

いわゆる、、、米国版世にも奇妙な物語って感じでしょうか。

もっとひねられたSF超大作が観たかったのに、、、
作家たちの安易な短編集っぽくて、、、
面白いといえば面白いのですが、、、おススメ度は、、、あまりないな。



P.S

意外性が乏しくて、、、
書きたいことがあまりなくて、、、
簡単にこんなことしか書けなくて、、、無念。






2023年11月7日火曜日

進撃の巨人

5年ほど前、進撃の巨人を読み始めた。

けれど、どうにも絵が苦手で(だって恐いでしょうが)

家の中に置いておくのも抵抗があったのでコミックをレンタルして読んでいた。

ところが人気があれば、いつも借りられてて、なかなか借りられない。

何度もお店に立ち寄るのもツラくなって、、、

それでも25巻までは読んだけれど、やがて途切れてしまった。

コミックは、34巻で完結したと聞いて、ブームが下火になった頃に読もうと思いながら、ついつい遠のいてしまった。

けれど今回、アニメが完結するというので、それまでに読み切ろうと決意。

もう物語の詳細などサッパリ忘れてしまっていたので、最初っから読み直そうと
古本と電子データとレンタルを駆使して、この度読破完了。

今頃なにやってんの?って言われそうだけれど、とりあえず全てを知ることが出来て満足です。

それにしても壮大な物語でした。
どちらが正義か悪かも曖昧な状態は、まさに現代社会における状態そのもので。

それにしても思うのは、原作者は最初っからすべての筋を作って書き始めたのでしょうか?

# であれば、すごいですね。

ただ思うに、この進撃の巨人にこうも魅了されるのは、その物語の時系列のグチャグチャにあるわけで。

このわかりにくさと伏線だらけの構成は、やはりかなり前からストーリーが決まっていないと書けないはずで。

そこがこのマンガのスゴイところでしょう。

まぁ物語の詳細について書き始めたらキリが無さそうで避けますが、
とりあえずはすべて納得できてよかった、です。

# すべて把握できているかどうかは、自信がありませんが。

ちなみにアニメは、完結編の前後編だけ観ましたが、
アニメは、コミックよりも分かり易かったことは事実です。

それは、

・コミックでは、誰のセリフかすぐにわかりにくいことがある。
・アニメは動きが連続していてわかりやすい。
・着色されている方が人物の特定や状況がイメージしやすい。

などなどなど。

じゃ、アニメ全部観直す?

いえ、辞めときます。

これで進撃の巨人を卒業します。



P.S

今回完読するのにかかった費用。

1~20巻は、ブックオフでお試しセット2,000円の20%オフ、更に100円引きクーポンを使って1,500円。
21~24巻は、ノーコメント。
25~34巻は、ゲオでレンタル、88円x10冊、880円

合計:2,380円でした。

更に追記しておくと
読み終わった1~20巻をそのままブックオフへ返したら
1冊5円程になったので、100円戻ってきて
 
合計は、2,280円ということになりました。
 
 





2023年11月5日日曜日

HMD用の衛生布アイマスク

いやなに初めて使ったもので。

ハウステンボスのVRアトラクションの入口で受け取ったアイマスクであります。

アイマスクと言っても、目だけ見えるようになっているわけですから
普通にアイマスクと呼ばれるモノとは機能が逆ですが。

まぁ顔に当たる部分のパッドの衛生面を考えれば、
こういったモノが産まれるのはなんとなく理解できますが、

女性は、お化粧などに影響がないのかしらん?

でもま、きっと必要なものなのでしょう。

装着時にメガネをどう扱うかが微妙でした。




P.S

3枚あるってことは、3種類のVRアトラクションを楽しんだ、ということです。



2023年11月3日金曜日

バッファロー’66

1998年製作であれば、画質もファッションも、雰囲気のイマイチ感は仕方がないんだろうな、現代から見れば。

物語もなかなかツラい。

刑期を終えたこの主人公の男、
自己中で見栄っ張りで我がままでもうただただ見ていてツラい。

そんな彼が少女と出会い、まるで誘拐のように連れまわす。

正直言って、彼の言うこと成すこと、メチャクチャだ。
両親もひどいんだけど。

# その子だから?

だけど、、、言い方を変えれば、その心はきっと純粋だったりするんだろうな。
とても神経質で繊細で、、、優しさもなくはない。

そんな彼に彼女はただただ従う。

最初は恐がっていた彼女もやがて彼が理解できるようになり、
二人は気持ちが通い合うまでに至る。
まぁ彼にとって彼女は天使みたいな存在だな。

そして彼は、自分に罪を着せた相手を殺しに向かうけれど、
それが自分にとって全く意味がないことを悟って殺人を思い止まるのであった。

その後、彼は彼女にベッドで抱かれながら眠るシーンが最後になるのだけれど、
このシーンが観ている側を実にホッとさせてくれるんだな。

この後、彼らの将来のことを考えると、やっぱり不安だらけなのだけれど、
この映画がとりあえずこのシーンで終わっていることが何よりも鑑賞者を満足させてくれるのでありました。

人間関係や言葉もさることながら、撮影技法にも思わぬ工夫があって面白かった。

まぁ今更おススメするような映画ではないけれど、
何かと話題になった映画であることはよくわかりました。


 
P.S

彼女のような大きな愛で包み込めば、どんな悪人でも更生するのか?
がモチーフだったりもするのかなぁ。

いやそもそもこんな女性が現実的に存在するとは考え難い。

そこが小説であり映画なんでしょ、
 
ってことで終わらせてしまってすみません。




2023年11月1日水曜日

軍艦島 in VR

九州紀行のオマケネタであります。

クルーズツアーで軍艦島の上陸がかなわず、心の中で泣く泣く帰港しましたが、
まぁ軍艦島の現実感はしっかり得てきましたので、九州旅行からの帰宅後、VRで上陸してみました。

まぁ説明によれば、リアルで上陸してもそんなに歩き回れるわけでもなさそうで、
上陸したぞ的達成感は得られそうですが、見たい場所が見られることでもなさそうですので、そういう意味では、VRの方が自由に歩き回れるものかもしれません。

ただVRの方も、リアルと比べるとスキャン精度がかなり大雑把なので、
自由に歩き回れるといっても詳細についてはかなりモヤモヤした状態ではありますが。

ちなみに自分をドローンに設定して自由に飛び回れるようにして、
軍艦島からちょっと離れた所の上空からの撮影がこの画像です。

 
でも、リアルを見る前と見た後では、VRでの画像が改めて現実感を持って納得できるようになれたことは、リアルの軍艦島を見てきた意味は大きかったです。

 
 
 
P.S

でも、やっぱ上陸したかったなぁリアルで。

悔しい。


2023年10月30日月曜日

国産パーフェクト野菜プレミアム

「一日〇種類の野菜を食べよう」

なんてことをよく耳にする。
けど、それ普通の生活じゃムリっしょ。
だってムチャクチャ多くない?

# 素直な思いである。

そんな時に目に飛び込んできたこのパッケージの一品。

「国産パーフェクト野菜プレミアム」
32種類の国産野菜をギュッと1粒に!

適性摂取量が4粒/日ということであれば、
それだけでいいわけ?と飲んでみようと実験購入。

既に口コミでは、臭いがスゴイとは覚悟済みだけど
なるほどぉ、こんな臭いがするんだぁ、、、。
けどまぁ私には、耐えられないことはない。

ま少なめとはいえ普通に野菜も食べているから、
毎食1粒で3食で1日に3粒でいいっか、
と飲み続けてみた。

で、どうだった?と言われると、私にはよくわかりませんでした。

便秘だとか肌荒れだとか、
日頃から何か問題がある人には、
それが改善すれば効果が感じられるのでしょうけど、
特に強くそういったことがない人には、大きな効果は感じられないのかなぁ。

そんな感じでありました。

ただ、「うん、野菜はこれである程度摂れているよね。」
というプラシーボ的安心感は得られるかもしれません。

日頃から野菜を全く摂っていない人には、いい一品かもしれませんね。



P.S

遥か昔から思っていることがある。

俗にいう、肉も野菜もバランスよく摂取していたら、今と比べて何が違っていただろう?と。

もっと視力が良かった?
もっと聴力が良かった?

と低次元の想いを持つワケだけれど、

いやそれだけじゃダメでしょ、運動もしなきゃ。
いやいや睡眠も必要でしょ。

改善目標のハードルはどんどん高くなる。

で最後には、それ遺伝でしょ。

人に課されているのは、単に努力し続けることであることに違いない。

# ツレー人生だな。