2008年1月14日月曜日

成人式に思う

娘が今年、成人式を迎えた。

どちらかと言えば、

誕生日の方が、記念日としては重要なんじゃないの?

と思ったりもするのだけれど、

まぁ、お役所がイベントを企画して祝ってくれると言うのであれば、
何もあえて言うことはない。

小学校時代の友と再会し、お互いを懐かしむのもいい機会だ。

日が昇る前から、振袖姿の娘を美容室に収容・運搬なども
一生に一回のイベントと思えば、また、それも楽し。

とりあえず、息子と娘の二人の子供達がちゃんと成人式に参加できたことは、
私には、感無量であったりもした。

いっぱい写真撮らせてほしかったんだけどなぁ、、、→ 娘よ。

まぁ、とりあえずは、おめでとう。


P.S

私の成人式と言えば、、、と、ちょっと書いてみる。

私は、中学の頃、擬似夜逃げ経験者であったりする。

したがって、小学校の頃の友との連絡は、すべてそこで途絶えた。

同様に、成人式の知らせなど、届くはずもなかった。

もっとも、その頃、東京での貧乏学生であったので、
自分の成人式の日も、アルバイトで銀座の遊歩道の屋台でみたらし団子を焼いていた。

体中、醤油のにおいを染み付かせ、醤油だらけのエプロンをかけながら団子を焼いていると、振袖姿の女性やスーツ姿の男性が団子を買いに来る。

きっと、成人式の帰りなんだろうな。

そして、団子を渡しながら、思ったものだ。

この屋台の暖簾の向こうとこっちの差は、どこで生まれたのだろうか?と。

別にそのことにひがんだり、悔しい思いはしなかった。

けれど、自分に子供が出来たら、成人式だけにはちゃんと参加させてやりたいと思った。

だから今日、私はひとつの願いがかなって、感無量なのである。