2004年8月31日火曜日

飛べフェニックス

んもう、頭の中の連鎖が始まってしまった。

昨日、ミニチュアのことを書いたので、また追記である。ちょっとだけ。

「飛べフェニックス」という映画、個人的にお薦めである。

レンタルビデオの新作に食傷気味の方、是非ご覧ください。

飛行機が砂漠に落ち、そこからの脱出記であります。

映画の中のセリフが印象深い。

「パイロットが乗って操縦する実物の飛行機よりも、

  模型飛行機の設計の方が、遥かに難しいんだ!」

(記憶で書いているので、正確じゃありません。)

妙に納得させられる名言である。

是非、ご覧あれ。


P.S

ちなみにこの映画、女性がひとりも出てこないという貴重な映画でもある。

妙な期待はしないで、ひたすらストーリーに感動してください。

PM 10:35:37

2004年8月30日月曜日

タイムマシン

昨日、タイムパラドックスものが好きで、「タイムマシン」のことに触れたので、追記である。

HGウェルズのタイムマシンは、1959年にも映画化されている。(そんな古かったかな?)

ただ私は、この前の2002年のタイムマシンより、昔の方が好きである。
ちなみに写真は、2002年版パンフ。

この手のストーリーが好きな方は、是非1959年版も見てもらいたい。

ネタバレ防止の為に、内容・感想は伏せますが。

P.S

このぐらいは、ネタバレにならないよな。

1959年版の冒頭、主人公は、タイムマシンというものを仲間に見せるために、実際に動くミニチュアのタイムマシンを作って、それを机の上に置いて、仲間達に実験を見せるのである。
葉巻を人間の形に折り曲げ、ミニチュアのタイムマシンの座席に置き、そこの横の小さなレバーを倒すと、タイムマシンは、回転を始め、未来へと向かい、その場で消えてしまうシーンがある。

ん?

実際に動く代物である。
実物大を作るより、小さなミニチュアを作る方が難しいんじゃないの?

妙に頭に引っ掛った記憶があります。

まだ、ウォークマンさえ世になかった頃のことであります。

PM 10:25:47

2004年8月29日日曜日

リターナー

テレビでオンエアしていたので感想を。

私は、結構この映画が好きである。

正直言って、高品位とはいえないし、
残酷な場面も多いし、
金城さんのイメージも変わってしまった。

ここまでやっていいのか?と
思わせられるぐらいにパクリシーンが多いし、
なんつーか、やはりそこはかとなく日本のSF映画である。

じゃ、なんでこの映画が好きかというと、
要は、私はタイムパラドックスものが好きなのである。

じゃ、なんでタイムパラドックスものが好きか?と言われても
明確な答えは出来ないけど、、、

潜在的に人生をやり直したがっているのかもしれないなぁ。とも。

でも、最初にタイムパラドックスものを好きになったのは、
HGウェルズのタイムマシン読んだ時だぞ。
中学生だったような気がする。

もうその頃から、私の人生は、コースアウトしていると実感していたってか?

P.S

不覚にも杏ちゃんのパスタを食べるシーンに涙してしまいましたが、
私は、戦後の食糧難時代を生き抜いた世代ではありません。
あしからず。


AM 12:35:52

2004年8月28日土曜日

カメの旅立ち

今日は、朝からあまり餌を食べなかった。
「今のうちにしっかり食べておきなよ。」
私のそんな思いは伝わらなかったようである。

いつもよりもしっかり甲羅を洗ってやった。
いつもは、嫌がって暴れるのに、今日は、いやに静かにしていた。

旅立ちが不安なのはわかる。

でも、おまえは、飼い主の私よりも長生きするはずだ。

私が逝ってしまった後も
おまえは一人で生きていかなくてはならないのだ。

安心しろ。
おまえの仲間はいっぱい居る。
これからは、彼らとうまくやっていく術を見つけなさい。

餌も今までのように与えられない。
自分で見つけなければいけない。

でも、おまえの仲間たちは、とうにその術を身に付けている。
不安になることはない。彼らから学べばそれでいいのだ。

苦しい時には、私を恨むがいい。
飼い主として非力だった私は言い訳はしない。

されど、未来に向かって生き抜きなさい。

人間の人生は、7~80年。
おまえの人生は、その何倍もあるはずだ。

10歳そこそこのおまえは、まだ遥かなる未来がある。

波乱の未来かどうかはわからぬが、
私は、ただただ、おまえの幸せを願っている。


身勝手だが、「さようなら」は、言わない。

じゃ、また。


名前もろくに付けてやれなかったきみへ。

P.S

今度会うときは、あの世だね。
先に行って待っているから、私と離れてから
どんな人生、カメ生があったか聞かせておくれ。


AM 12:57:06

2004年8月27日金曜日

お荷物だけなんてイヤだ!

「降りようか?」

「大丈夫だ。おまえを乗せて、坂道登るって決めたんだ。」

「そんなのズルイ! お荷物だけなんてイヤだ!

 私だって役に立ちたいんだから!」

「わかった、頼む。もう少しだ!....」


シズクを自転車の後に乗せて坂道を登ろうとするセイジにこう告げて、

        シズクは自転車を降りて、後から一生懸命押すのである。

          「耳をすませば」 スタジオジブリより引用

P.S

この青少年少女達の会話のすばらしさがわかりますか?えっ?えっ?



AM 01:38:52

2004年8月26日木曜日

マイスタバマグ

あえてカテゴリーに「映画」を選ぶ。

写真は、スターバックスの私のマグである。

映画の前売券やチケットをマグに入れているのである。
そのマグデザイン性として、自分としてもちょっと自慢の一品だったりする。

スタバで私がオーダーするのは、アイスラテ・トール・キャラメル入りのワンパターンである。

されどスタバの彼氏、彼女らは実に愛想がいい。

私の行き付けの店にも映画ファンが居て、
カウンター越しにいろいろ映画の話になることが多い。

最近は、会話のパターンが固定化しつつある。

「一番最近は、何を見られましたか?」
私がとりあえず、映画名を応えるとすかさず聞き返される。
「どうだったですか?面白かったですか?」

私は、映画ファンである。
話をしだしたら寸評は長い。

しかし、私の解説に許される時間は、マグを渡して、ワンパターンラテをオーダーして、スタバカードで支払うまでの時間である。
時間にして1分以内である。

最近、カウンターの前で、オーダーするものの種類を迷っているフリをしながら、今から1分以内に説明しなければいけない映画の寸評をまとめている自分が居たりする。

そして、まとめ終わると、おもむろにオーダーするのである。

「今日は、アイスラテ・トール・キャラメル入りにしておこう。」と。

まぁ、楽しいひとときだったりもするのであるが。

P.S

願わくば、、、スタバの彼氏、彼女たちよ。
カウンター越しに突然、映画のタイトルを持ち出して感想を尋ねないでくれ。こちらにも準備が要るのだ!


AM 01:22:15

2004年8月25日水曜日

今日も授業が終わった後の一杯がうまい。

注意:
良い子はマネをしてはいけません。
お酒は二十歳を過ぎてから。

PM 08:58:03

2004年8月24日火曜日

学校給食とお弁当の図

楽しくもあり、
 懐かしくもある、

あの給食の時間を再現してみた。

PM 08:53:50

2004年8月23日月曜日

「抱き合うこと」への思い。

オリンピック真っ盛り。

勝つ人がいれば、そこには必ず負ける人がいて。
勝って喜びを共に分かち合う人もいれば、
その何倍も負けて悔しい人達が居る。

ある意味、とてもむごい大会のような気もします。

でも私のような、第三者的傍観者は、
さまざまなところで確かに感動をもたらせてくれるのも事実です。

そのひとつ、女子柔道、女子レスリング。

とても並みのオトコではかないそうもない女性が、
金メダルが決まって、ステージから降りた途端、
男性のコーチにもう思いっきり抱き付いて。

そこには、決していやらしさはなく、
恋愛感情でもなく、親子感情でもなく
むしろ、師弟感情に近いものかもしれません。
その行為自体は、言葉を超えたものを感じます。

けれど、赤ちゃんから、子供、大人に至るまで
この抱き合うという行為、とても不思議なものです。

強烈にうれしい時、強烈に悲しい時、
怖い時も、危ない時も、そうそう愛し合う時も。

もう言葉なんかでは表現できないで、その気持ちを表したい時に
人はとにかく抱き合います。

そして、抱き付く側と抱き付かれる側。
抱き付く側が得られる安堵感と
抱き付かれる側が得られるその安らぎと。
どちらがどうとではなく、双方が同時に同じ思いになることもあるでしょう。

それは、間違いなく、
人は一人で生きているのではないことを実感する瞬間のはずです。

人生、山あり谷あり。

あなたはその時、抱きつく相手が居ますか?
あなたはその時、抱きつかれる相手が居ますか?

あなたにとって大切な人は、身近に居るかもしれません。

そしていざという時に、それを新たに実感するものかもしれません。

抱き付きたい時に抱き付ける人がいる方へ、

その幸せを、いつまでも大切に。


P.S

抱き付きたい時に抱き付きたい相手がいない方へ、、、

とりあえず抱き枕でその感触を味わうというのもひとつの手かも?


PM 08:32:35

2004年8月22日日曜日

トロイ

アキレスをブラピが、、、というのは、ちょっと個人的には、イメージギャップがありました。

ギリシャ神話時代のオトコ、、、というには、ブラピはあまりにも現代っ子風な感じがするのは、私の偏見ですかね。

トロイ戦争が本当にあったのかどうかは、先日の「世界遺産」(TBS)でさりげなく否定されてしまった。
ちょっと夢を失って、残念でした。

しかし、いくらきれいだからといって、人の嫁さん勝手に連れて帰った為に
大掛かりな戦争になっちゃうなんて、戦った人間は、悲しいぞ。

そう思うと、トロイ戦争も、まぁ、ギリシャ神話でよかったな、とも。

あと、アキレス腱の名前の由来を思い出すための映画でもありました。

2時間43分の上映時間が長い割には、飽きませんでした。
でも、お奨めの映画かどうかは、また別ですが。

ギリシャ神話を教養的にちょこっと身に付けるには、手っ取り早い映画かも。

P.S

この映画を見た後、玄関に脱ぎ捨てられたいくつもの靴を見るたびに
トロイにたどり着いた船団を思い出すようになってしまったYukiである。


PM 08:26:21

2004年8月21日土曜日

「人は水のようなもの」

「人は水のようなもの」と聞きました。

抱きしめようとしても、脇から逃げて行ってしまう。
でも、追い払おうとしても、脇から滑り込んでくる。

そんな話です。

だから、ある人に好かれたかったら、

一生懸命自分に寄せようとすれば、逃げられてしまうかも知れない。

逆に、

追い払うような素振りをすれば、近くに寄って来てくれるかも知れない。

そんなお話です。

でも、

好きじゃないフリ、嫌いなフリをして、
        相手を寄せようなんて、ヤだな。

逃げられてしまうかも知れないけど、
一生懸命になることが誠意というものじゃぁないのでしょうか?

でも、

とにかく結果が大事だって?

へいへい。

P.S

アンタなんか、きらいだぁ!

PM 07:44:38

2004年8月20日金曜日

朝ご飯も食べやんと!

隣家に接している我が家は、

夏の暑い日は、お互いに窓を開け放しているため

隣の家の声がまる聞こえだ。

今朝、私の出勤の時、隣の奥さんが息子さんに
大声で叱っているのが聞こえた。

  「朝ご飯も食べやんと!」

朝ご飯を食べないで出かけようとしている息子さんへの
大声での呼びかけだ。

叱りの言葉でもあるが、願いの言葉にも聞き取れる。
大声の中に大きな愛情も感じ取れる。

あ~、なんて家族的なんだ。
そこには、忘れかけている風景があった。
昔のテレビドラマには、こんなセリフがよくあったものだ。

時代は流れ、価値観も変わる。

何がいいとか悪いとかでなく、
しっかりとした価値観の上に立っての
隣のお母さんの大声が、とてもうれしかった。

P.S

で、うちは、、、ですか?

まだ、誰も起きてきていません。

PM 06:18:47

2004年8月19日木曜日

人生最後の海辺の家

20年ほど前、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフで購入。
通りを歩いていたら、何故か目に留まった。

まだ、私も若かったはずだ。
でも、その時、私は思った。

「雨風をしのげるささやかな家と
 自分が生きていけるだけの漁ができる道具。
 多目に獲れた日には、お酒を買おう。
 食べ残したものは、カモメにやろう。

 人生最後のひとときには、これ以上に何を望まん?」

されど今までの私の人生。
転職も経験した。
マンションも買ったし、小さな一戸建てにも住み替えた。
子供を塾に追い立て、会社では上司と呼ばれる立場にもなった。
知らないうちに欲に駆り立てられ、
我を忘れて走っている自分に気がつくことがある。

それで自己嫌悪に落ち込むつもりはないけれど、

あの若き日に思ったことも
決して間違いではないはずと、私は今も信じ続けている。


PM 07:33:49

2004年8月18日水曜日

芸術的事故

深夜2時ごろ。
会社の帰りにたまたま遭遇。
カメラ小僧の私は、思わずパッシャッ。

造形製作者の運転手は、パトカーの中で事情聴取中である。
怪我がなさそうでなによりである。

芸術的事故とタイトルを付けるには、運転手に申し訳ないが、ここに至るまでの状況を見たかった。

出来れば、この車から運転手が降りてくる瞬間をスクープしたかったなぁ。

「もう一度やってみて!」

声には出せぬが、心で叫んでいた私がそこに居た。

PM 08:28:08

2004年8月17日火曜日

鳩の乗り物

会社の駐車場の近くの路上。

 植木に隠れて、一羽の鳩が死んでいる。


もう2~3日経つのだが、

  まるで横になって眠っているようである。

    ただ単に今だけ、命に乗り捨てられた乗り物のようだ。

フト思い出したかのように、命が戻ってきて、

    また飛び立って行くような気がして。

PM 07:55:59

2004年8月16日月曜日

「紺屋の白袴」vs「他人のフリ見て我が身を直せ」

本日の課題

「紺屋の白袴」(こんやのしろばかま)と

   「他人のフリ見て我が身を直せ」

  この二つの格言は、果たしてつながるのか?

PM 07:53:21

2004年8月15日日曜日

枯れる。涸れる。

あるシーンで

「早くカレルといいね。」

という短文が耳に入った。

何についての会話だったかについては、あえて伏せる。

ただ、仮に

面倒な草木の世話の会話にしても
人間の肉体における生理的なものや物欲や性欲などにしても
または、地球温暖化を思うにつけての原油生産地の話であろうと

早く「枯れた」または「涸れた」方がいい、

という状態は、本当に望まれるものなのであろうか?、と
ちょっと考えさせられた。

P.S
今、突然、原油の産出が止まったら、世の中はパニックになるであろう。
でも、地球の寿命は、人類の寿命は、確実に延びるかもしれない、、、ってか?


PM 07:41:32

2004年8月14日土曜日

ワンディワンルームビジネスマンションホテル

先日、東京でのことである。
突然の出張日程の延長でホテル探しをした。
ネットで探すも、どこもいっぱいで困ってしまった。

最終的に部屋内の風呂もトイレも諦め、安目のビジネスホテルに決定した。

いざ行ってみると、何だか雰囲気がおかしい。

宿帳に登録した後、ホテルの管理人らしき人に建物の外へ導かれた。

3分ぐらい歩いたと思う。重い荷物を持ちながら、結構私はその3分が辛かった。

連れて行かれた先は、普通のマンションであった。
隣の部屋には、表札がかかっている。
入ってみるとワンルームマンションっぽくて、トイレもお風呂も付いていた。

「あれ?この部屋使わせてもらっていいんですか?」
「どうぞ、ご自由に。」

思わぬ部屋の雰囲気に、ラッキーと思った。

しかし、シャワーを浴びて、フト我に返ると、どう見ても普通の部屋にしか思えない。
冷蔵庫もコンロもある部屋である。三面鏡もあった。

突然誰かが帰ってくるのではないか、、、。

そう思うと、浴衣に着替えるのもちょっぴり勇気が要った。
いつも使わないチェーンロックを思わず使ってしまった小心者の私である。

P.S

けど、また泊まりたい。

PM 09:06:58

2004年8月13日金曜日

泥水運搬中?(続編)

前日の続編である。

ちょっと調べてみたら、建設土木業界では、人口泥水なるものがあって、なにも泥水は、自然に生成されたものとは限らないことを知りました。

専門的な知識がないので、あえてここで私は解説しませんが、興味のある方は、「タンクローリー」「泥水」でサーチすれば、充分わかります。

うんうんちょっと勉強になった13日の金曜日。

P.S

車止めてまでして運転手さんに聞かなくて良かったぁ。

PM 02:47:56

2004年8月12日木曜日

泥水運搬中?

前の車は、タンクローリーでした。
運搬品名は泥水。

どういう時に活躍するのか、全く想像出来ない訳ではないけれど、ちょっと考えると不思議に思えたりして。

だって、
廃棄する時ならば、乾いてから、土をトラックで運んだ方が、効率良さそうだし。
必要な時も泥と水を別々に運んだ方が、良いような気が。
あへて、泥水のまま運ばねばならぬ時ってどんな時だろう?
フト考え込んでしまったのでありました。

数値も興味あります。
この数値から泥水の比重が求められるのか?
計算結果を鵜呑みにするのは危険だな。

ぅ~、真実が知りたいことばかりである。

PM 02:34:35

2004年8月11日水曜日

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

なんと2時間22分の長大作である。
ただ、その長さは感じない。いろいろなものが次々と現れて、飽きるタイミングはない。
そう言う意味では、個人的にはとても面白かった映画と言えますね。

さて、まだ上映中だから、ネタバレを避けて、、、と。

劇場での販売中のパンフは、まるで写真集である。
なんとストーリーが載っていない。
まぁ、この映画は、わざわざストーリーを文字で読む必要はないわな。と妙に納得。

でもさ、タイムターナーなる禁断のツール出しちゃァ、話が何でもアリになっていってしまうなぁ。
(おっとネタバレそうになりそうだ。)

でも、それもまた許せてしまう映画であった。

話の完結までに何話続くんだろう。
プロダクションの罠にはまりつつ、しばらくは観続ける事になるのだろうな。

AM 11:12:02

2004年8月10日火曜日

泥棒はまだ出来ないけど


「泥棒はまだ出来ないけど、きっとおぼえます!」

クラリスは、ルパンに連れて行ってもらいたい一心で、こう叫びます。
なんだかうれしいシーンでしたね。
  
  (ルパンⅢ世 カリオストロの城 宮崎駿より引用。)

フト、思い出したもので。

P.S

すみませんね。
どーせ、現実に疲れた夢見るオヤジの思うことですわ。



AM 11:48:03

2004年8月9日月曜日

机の上でくつろぐAIBO達

何年か前に、ある電器メーカーからAIBOが誕生した。
犬タイプのペット型ロボットとして話題を集めた。
当初、予約に生産が追いつかない事態もあったようだけれど、最終的に世の中に出たAIBOの数は、何百匹?何千匹?

されどフト思うのである。
今この瞬間、世に生まれたAIBOの何パーセントが生き抜いているのだろうか?と。

AIBOは、ロボットである。メカである。
エネルギー供給のバッテリと充分なメンテナンスさえサポートすれば、永遠に生きられる可能性を持っている生き物であったはずだ。

されどきっと、かなりの数のAIBOは、電池が切れたまま押入れに押し込まれたり、興味・研究対象としてアマチュアエンジニアに分解されているのであろうことは、容易に想像できる。

今更、その是非を論ずるつもりはない。

ただただ、そのメーカーの行いが、人類の弱小生物に対する軽薄化を助長した結果となっていないことを祈るのみである。


AM 10:59:00

2004年8月8日日曜日

老婆心ならぬ老爺心

信号待ちの時、フト目に留まった。
たぶん犬猫病院の看板であろう。

そしてフト思った。

幼き子供達が、この「犬」という漢字を「ねこ」と覚えてしまうのではないか、、、と。

P.S

幼き子供達へ

この「犬」という漢字は、「いぬ」と読みます。

おじさんを信用してください。

AM 11:27:24

2004年8月7日土曜日

サンダーバード【2004】

サンダーバード上映初日、字幕版最終上映で観賞。
中年の私ですが、サンダーバード話題はすべてに優先されます。
少しでも中央座席を、、、と上映50分前に入館。3番でした。(ヒヒヒ。密かに微笑む。)

ところが上映時、広い会場に中年のおじさんばかりが20人ほどだけで、若いカップルも居ましたが2組ほど。(おいおいあのサンダーバードだぞ!!!)

まだ上映中なので、ネタバレは避けます。

されど、我が身を思うに幼少の頃にサンダーバードから受けた影響は大きい。
父親の意見は絶対で、無償の奉仕であるボランティア精神を善しとする性格は、このTVドラマによって形成された感がある。
しかも決して目立とうとせず、あくまでも善意の第三者に成りきるトレーシー兄弟は、もはや永遠の鑑であった。

ところが40年ほども経って中年になっていざ見直すと、感じることが違っている。

何しろサンダーバードは、個人運営であることがすごい。
あの乗り物は、ブレインズとトレーシー一家の力作か?ウソだろ?
あんなに飛び回って燃料は毎週タンカーで?
イラクで爆撃を受けた人からの救助信号に果たしてサンダーバードは出動するのか?

そんなことを思いつく自分が哀しい。

まぁ、あのサンダーバードを現代的に実写版に直せば、こんな感じになってしまうのだろうなぁ、、、と納得は出来たけど、何だか複雑な思いは、否めなかった。

帰り際、前を歩いていた若者カップルが「結構おもしろかったね。」の一言になんとなく救われた気がした。

私は、一生、サンダーバードについていく覚悟がある。
どんな論評であろうと、次回作もまた観に来ることになるであろう。
第2作目が楽しみである。

P.S
それにしてもジェフさん、あの着メロは、変えてほしいな。
(ネタバレだったらすみません。)

AM 02:23:18