2011年10月30日日曜日

古着加工するジーンズって、、、

私は、完全にジーンズ派である。
会社の作業服の他には、基本的にはジーンズである。
 
# もちろんスーツというパターンもあるけれど。

したがって、色が抜け、穴が開いた時点でだいたい衣替えとなる。
 
が、とある女性とある議論が起きた。
その女性は、穴の開いているジーンズをはいていたのである。
 
私の攻めどころは、なんでわざわざ穴の開いているジーンズをはくか?である。
当然、彼女の穴あきジーンズは、デザイン的に開いているモノである。
 
「穴の開き方が違うのよ。」
そう彼女は言うけれど、ふつーに使っていれば、
そんな開き方はしそうにない。
 
# そもそもそんな段階まで履き続けんだろうっ。
 
ただ、そんなデザインを意識している彼女の考えは、まだ理解出来なくもない。
 
けれど、、、
さも使い古した様に加工し、新品なジーンズを販売していることが
どうにも理解出来ないこのオヤジ。
 
それもったいなくない?そもそもインチキでしょ?
そうも言いたいけれどその前に、
それって、何の為なのよ?そこが理解出来ない。
 
ボロボロに穴の空いているジーンズがデザイン的に良いのなら、
オラの穴の空いているこのジーンズは
憧れのマトのはずじゃん?
 
なのにデザイン的なその議論は、
色でもなく、カタチでもなく、ましてやサイズでもなく
穴の空き方、穴の配置、擦り切れ方、その破れ方となる。
悪いがそんなん全然わかりません。
 
長年使っていて、自然に擦り切れた私のジーンズの方が
少なくとも真実な心地よいオーラ放っているはずでしょうが!
 
しかし、議論は平行線に終わる。
# いや、そもそも相手にしてくれてないって。
 
時代について行けてないであろうこのオヤジは
現代が見栄と虚栄と不真実で満ち溢れているようでならない。
 
フト私は、私のジーンズの穴につぶやく。
オマエは、本物の穴だってことをオレは知ってるからね。
 
 
P.S
私がボロボロ寸前のジーンズをはいているのを見ると
80歳過ぎた母はいつも言う。
 
「アンタ、新しいの買ってあげよか?」
 
それを耳にする度に、新旧の時代のはざまに今まだ自分がいることを実感しながら
結局は、時代に乗り切れていない、乗れそうにないこのオヤジ。
 
まぁオラはオラの道を行くぜっ。
 
# そもそも 頭硬そうで、全く方向転回出来ないオヤジである。
 
そのクセ、お金がないわけでもないのに
穴の空いているジーンズを履き続けているこのオヤジはなんなのさ?
 
 
PM 10:45:36

2011年10月28日金曜日

蛍火の杜へ

メルヘンである。
 
こういった素朴なアニメが実に懐かしく感じるようになってしまったのは、なんでだろう?

# 時代のせい? アンタの歳のせい?
 
さて、この映画、44分の短編(?)アニメ映画である。
したがって、映画館では、ツーコイン1000円でありました。
 
何か癒やされそうな気がして、映画館に出向いたものの
イマドキだと、DVDでいいんじゃない?ということにもなりそうだ。けど、それを映画館で鑑賞することに贅沢さを感じたり。

それにしてもある意味、素朴な懐かしいアニメだ。

現実感が薄いのもメルヘンの特徴であれば
ジブリ系の慌ただしさや、騒がしさが含まれていないのもいい。
実にのどかな懐かしいお話なのだ。
 
長い年月の物語の割には、
最後の情景・心情があっけなかった気がしないでもないが
それもメルヘンの証かもしれない。
 
こういった映画が素直にお奨め出来なくなってしまったのが、
なんとも悔しくて複雑である。
 
 
P.S
そう言えば、メルヘンと書きながら、
思い出すのは雑誌「詩とメルヘン」(サンリオ刊)である。
 
私も高校生の多感な頃である。
毎月の発行日が待ち遠しかった。
 
実を言うと、恥ずかしながら自らの詩を投稿したこともある。
 
# もちろんボツである。言うまでもなく。
 
今はもう、ああいった雑誌は流行らないのだろうか?
それとも、自分がもはやその世界に入ってゆくどころから
その世界自体が見えなくなってしまっているのだろうか?
 
当時買った本棚に並んでいるメルヘン小説の本だけが
確かに、私にも青年期があったことを証明してくれている。
 
 
PM 10:34:18

2011年10月26日水曜日

悪魔の実

写真は、「悪魔の実」である。
 
そりゃアンタ、目に留まったからにゃぁ、
買って食してみない訳にはいかないでしょ。

で、購入。
んー、やっぱグミは苦手だな。

 
P.S
しかし、、、思うに、、、
私が仮に本物の”悪魔の実”を手に入れて、目の前にあったとしても、それが何の実なのかわからなかったら、
やっぱり口に入れるのをしばし躊躇するだろうか?
 
そんなことには、一切気にしない強者だけが得ることの出来る”能力”なんだろうなぁ。
けど、、、溺死したくはないよなぁ、、、
 
# と、ささやかな出来事に夢と妄想を膨らませられるこのオヤジ。
 
でも、もし手に入ったら、絶対に食べよう!人に食べられちゃう前に。だよねっ。
そう心に誓って。
 
# "悪魔の実"ってなに?って方は、、、あっち向いてホイっ。
 
 
PM 07:50:51

2011年10月24日月曜日

ミッション:8ミニッツ

まず最初にクレームである。

広告にある「このラスト、映画通ほどダマされる。」ってどういう意味だよ。
 
# そう言うアンタにダマされた、って感じ。
 
日本の広告代理店(?)のそのコメントの付け方が酷すぎるな。ったく。
 
さてこの映画、なかなか面白かった。
理科系的なツジツマを議論し始めると
なかなか、、、というか、無理っしょ。
この映画は、純粋な文科系的理科理解力で観ないとツラい。

しかし、この主人公もツラいよなぁ。
何回も何回も死ぬ目に会わないといけない。
そんなの有り得んでしょ。
 
人間、死ぬのは、一回きりだから、何とかなるのである。
死の苦痛を何回も味わうなんて、
地獄の方が楽なんじゃないかい?などと。
 
しかし、この映画、久々の94分の短か目の映画である。
けれど、充分に思わせてくれるのは、
ストーリーと脚本のおかげであろう。
 
うん、面白かった。
 
さて、この映画の終わり方に貴方は、何と思うか?
それが、この映画の最大の話題のひとつであることも付け加えておきまする。
 
んー、これはパンフを買わなきゃならんなー、そう思いながらも
売り切れでした。まだ、封切り1週間も経っていないのにぃ。
 
 
P.S
この映画の終わり方について議論したいなぁ。
 
私の解釈もここに書いてしまいたいけれど、
完全にネタバレなりそうだから、映画が終わったら
追記しようと思います。(今は、、、ですが)
 
では。
 
 
PM 07:17:52

2011年10月22日土曜日

やっぱフレンチは苦手だな。

フト入ってしまうフレンチレストラン。
 
私は、ジビエ的なモノが好きではないので
お店によっては、メニューからの選択に困ってしまう。

逆に、食べられるモノを選ぼうとすると、
選択肢がなかったり。
 
けど、まぁ、ワインがあれば、
僅かのパンとサラダとソーセージでもあれば、
ノープロブレムな訳だけれど
なかなかそうはいかないもんねぇ。
 
 
 
P.S
写真はフランスもの。

どう見てもラベルで選んでいるとしか思えんし。

 
PM 07:04:42

2011年10月20日木曜日

猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉

正直言って、ガッカリした。
なんの予習もなく、タイトルだけで映画館に足を運んでしまったので大失敗である。
 
私は、かつて遥か昔の「猿の惑星」が好きだった。
てっきり、そのシリーズの”創世記”物語だと信じきっていたからである。

”かつての猿の惑星シリーズ”は、五話からなる。
その一作目のチャールトンヘストンと、その衝撃的最後のシーンは、極めて有名であろうから、何も解説には及ばないであろう。

そして、二作目、三作目と、いつも終わりは、衝撃的なシーンで終わる。
 
確かに、作が続くにしたがって、B級映画っぽくはなっていったけれど、
タイムパラドックス的な(だから好きなのか?)物語と、
とりあえず整合性の取れた計五作のストーリー展開に、昔はそれなりに満足していたものである。

なのに、なに?また新しいシリーズを始めるの?
前シリーズと全く違うお話を始めるなら、少なくとも、
しっかり違うタイトルを付けてくれよっ。
ある意味、私からのクレームである。

ただ、さすがにあれから40年以上も経っていると、猿の表現が違う。
VFXのCGIで作り出す猿は、リアルを通り越してすごい。

が、その技術に力を入れすぎた結果か?ストーリー展開が甘いような気がしたのは、
私だけであろうか
 
違うよ、今回の物語は、猿の愛情や人間性の表現なんだよ、と言われれば、
確かにそれは認めざるを得ないけれど、
なんだか、衝撃的なストーリー展開を期待していたこの古いオヤジは、
なんだか物足りない映画でした。
 
今回まだ観ていない方は、
もうちょっと次回作の展開を見極めてから、まとめて見た方がいいような気がします。
 
P.S
しかし、この新シリーズ、これから何年かかって、何作作る気なんだろう。
 
20世紀フォックスは、前シリーズの一作目しか観ていない人を巻き込んで
これからも”猿の惑星”というタイトルで引っ張ってゆこうとするなら、
その思考は、今回出てきた猿以下だぞ。と、強烈な皮肉で締めくくらせていただきます。
 
 
PM 09:30:18

2011年10月18日火曜日

エレベーターの中の若いカップルの会話

夜遅く、とあるデパートでのことだ。
食堂の階のフロアは、結構遅くまで営業している。

私が遅い夕食を取り、帰りのエレベーターに乗った時、
一緒に若いカップルが乗り込んで来た。
 
そのカップルは、私の存在など全く気にせず会話をしている。
# ま、所詮空気、うんにゃ、窒素のような存在のこのオヤジ。
# はいはい二酸化炭素ですわ、ったく。
 
女の子が言う、
「この時間だと、地下鉄へつながる連絡通路が閉まっちゃっているんだよね。すっごく遠回りになっちゃうね~。面倒だな~」
 
男の子が応える、
「んじゃ、このエレベーター降りた出口から、タクシー乗ってく?」
 
女の子が即座に反応した。
「ばーか。」
 
私は、その一言を耳にした時、複雑な思いにかられた。
まず、この女の子の頭の中にはタクシーで帰るという思いはない。
それはなぜかと考えるに、もちろん"もったいない"の一言につきるであろう。
 
# このカップルは、夫婦なのかなぁ、それにしては若いな。
 
彼女の生い立ちが余りにも貧乏か?
女性として、うれしいほどの倹約家か?
 
いやいやそうではなかろう。
今時は、デートをしても、必ず割り勘という世界だそうだ。
そもそも贅沢が有り得ない。
 
ましてや、オトコにゴチされるという概念さえもが無いとすれば、
それはそれで、また何となく哀しくなるこの昭和生まれのオヤジ。
 
彼女の「ばーか。」の一言の裏に様々な想いをめぐらしながら
彼女の倹約さの嬉しさの一瞬後、
何となく殺伐な気持ちになってしまったのでありました。
 
 
P.S
もし、今が昭和なら。バブルの真っ最中なら、、、
二人は、何の抵抗もなくタクシーを選択したであろうか。
 
いやいや、エレベーターに乗り込んだ時の
彼女の第一声が、「タクシーで送って!」だったに違いない。
 
日本は、進んだのだろうか?それとも逆行したのだろうか?
イマイチ価値観が定まらない私は、
そんな些細な会話に心を惑わされることになってしまうのだ。
 
けれど、、、昭和生まれの昭和スタイルのこのオヤジだから
続けることが出来る限りは、昭和スタイルを突き進もうと思ったりも、、、。
 
そんなオヤジを平成ガールズ達は、呆れるのかもしれないなぁ。
 
時代が移り進んでも、私にとっての世の複雑さはなかなか変わらないモノである。
 
 
PM 09:25:11

2011年10月16日日曜日

一命

哀し過ぎる。
あまりにも哀し過ぎる。

そもそも”狂言切腹”なるものは実在したのであろうか?
確かに映画中の話を聞けば、有り得そうな気もしないわけではない。
しかし、もしあればあったで、それでは武士も情けなさ過ぎる。
 
私は、いつも思うことがある。
武士の哲学、武士の倫理観、、、決して嫌いではない。
いや、どちらかと言えば、好きな方だ。
 
しかし現代、それは、あこがれるべきモノ、目指すべきモノであって、それを行動に移すには、高い壁があったりすることも多い。
時代が変われば、ある意味、当然のことだ。
 
しかし、この映画を観て思った。
そもそも武士として生きるのは、今も昔も大変なことなのだ。
 
さらに、その時代の体制や、その結果としての貧乏などが加わると
どうにもならないことも多々あったであろうことは容易に想像できる。
 
それに比べて、最悪でも生活保護システムがある現代は、なんて進歩したんだろう。
そもそも今の自分は、なんて恵まれているのだろう。
そんなことを無理やり感じさせてくれる映画である。
 
あまりにも哀し過ぎるので、お奨めしたくはない。
けど、私には、一生のトラウマになりそうな物語であった。
 
P.S
私は、どちらかというと、主演の海老蔵や瑛太が好きではない。
が、このストーリーのものすごさに、彼らを嫌悪しているヒマもなかった。
 
そういう意味では、演技者としての彼らに、私はしてやられてしまったのかもしれない。
ちょっと悔しい。
 
PM 09:19:21

2011年10月14日金曜日

IQチェックはいかがっすかぁ?

自分のIQがテストできるサイトだそうである。

ここをクリック。
 
40分ほどかかりますが、まぁお暇な時にでも。
 
P.S
その前に
 
あなたの根性・忍耐力も試してもらえそうです。えへ。
 
PM 10:58:15

2011年10月12日水曜日

小学生のための電気相談コーナー開設

私は、電気系エンジニアである。
仕事としての経歴は、30年以上となってしまった。

この歳ともなると、目も見えず手も震え、
ハンダゴテ技術に衰えを感じたりもしながらも
# 回りの若者達に感謝。
現在の仕事は、たとえハードウェアの設計をしていても、
むしろ画面に向かうことばかりで救われていたり。

ただ、いろいろなモノを設計してきたけれど、
この歳になってその原点をふと思い出すことがある。
 
私の電気との本格的な出会いは、小学校の4~5年の頃だったと思う。
電子ブロックのようなキット玩具が出てきた頃だ。
 
組み立て回路図、というよりも、ブロックの並べ替え図を見ながら、
さまざまな回路が出来上がる玩具だ。
 
アンプやラジオやインターホンや警報機の類、、、
それを手に入れた私は、相当それで遊んだ。
 
そもそもその前からレゴのような組み立てモノ好きな私は、
この手のモノにツボが刺激されたのには、間違いがない。
なにしろ単に形状を作るレゴに対して、そのブロックは、ある意味動くのだ。
 
ところがそれで遊び飽きると、次の段階に移った。
自分で本物を作ろうと思い立ったのだ。
 
もちろん設計できる技術などまだない。
回路図集に載っている回路図から部品のリストを作って、
わけのわからぬ記号と数字とその個数をメモして、
父と二人して、○○無線に部品に買いに行ったのだった。
不思議にその時の記憶は、しっかり残っている。私のトラウマだ。
 
店内に入るとそこは部品だらけだ。
初めての部品屋さんは、その雰囲気に私は圧倒されてしまった。
リストを手に持ちながらも、何がなんだかわからなかった。
 
その時に父が言ったのだ。お店の人にそのメモを見せたらどうか、と。
私は勇気を出して、書きなれない記号のそのリストを店員さんに見せた。
 
ところがその店員さんはメモを見ながら、私に言ったのだ。
「このリストでは、部品を集められない。」
 
ショックだった。というか、その後どうしていいのかわからなかった。
そのリストは、私が調べ得るすべての情報のはずだったから。
 
部品を売っているその店員さんがそう言うのだろうから、
やはり部品は集められないのだろう。
私も父ももうそれ以上どうにも為すすべもなく、店を出た。
 
恥ずかしいような、悔しいような、、、
その思い、そのシーンは、一生忘れられない思い出となった。
 
それから、半世紀近く経つけれど、
たまに電気街を歩いていると、そんな親子を見かける時がある。
タイムマシンにでも乗って、50年も前の自分を観ているような気になる。
なんだか放っておけない気持ちになる。
 
どの部品屋も、回路に詳しいとは限らない。そもそも部品を売るだけの商売だ。
相談されても責任を持って応えられないこともわかる。
 
けれど、あの親子は、ちゃんと自分の欲しかった部品を手に入れられたのだろうか?
手に入れられたのなら、それでよい。
 
もし、そうじゃなかったら、、、
あの時、シャシャリ出ても相談に乗ってあげるべきだったんじゃないか?
そう思うと、いつもちょっと心が痛む。
 
でもって、このオヤジ、もうこの歳だ。
少しでも小学生達の手助けになれば、と思い活動を開始しようと思う。
 
まぁ、このオヤジ、最新の開発ツールは、ついていくのがやっとだけれど、
電気というものは、こういうもので、こうやって動くものだ、という物理現象は、
何も50年経ってもちっとも変わっていない。
 
とりあえずこのブログにもその旨を載せておきます。
 
困った時には、左下段の「以下は秘密事項」の欄からメールでもください。
是非、このオヤジの脳ミソから、電気的知識を少しでも持って行ってくれれば、
私もうれしい、です。
 
 
P.S
そうそう、電気街での私の経験談には、続きがある。
 
部品を手に入れられなかった私は、相当ガックリしたのは間違いのない事実だ。
けれど、私はそこで諦めなかった。
 
私が次に起こした行動は、電子ブロックをすべて壊したのだった。
当時は、高価な玩具だったけれど、もう遊び尽くしていたのかもしれない。
迷いはなかった。
 
そして、すべてのブロックから、中身の部品を取り出して
それで回路を作るようになった。
 
欲しい部品は、そのブロックから取り出した部品をお店に持って行って買った。
ちょっとわからない時もコレと同じものをください、と言えば、
とりあえずそれなりのモノを手に入れることが出来るようになった。
 
そうやって、私にとっては、まだ真っ暗な電気世界の中を
ゆっくりゆっくり一歩一歩進んで行ったのでありました。
 
まだまだ毎日の時間がいっぱいあった頃のお話である。
 
 
PM 10:49:34

2011年10月10日月曜日

はやぶさ/HAYABUSA

厳しい意見に思われるかもしれないけど、、、
ちょっと残念だった。
 
まず、この映画にウけるのは、今まであまりはやぶさに興味がなかった方々であろう。
 
へぇ~、はやぶさって、こんなドラマがあったんだぁ~、
 
はやぶさを知らなかった多くの方々は、そんな感想を持とう。
 
しかし、それなりにはやぶさを追いかけている人にとっては、この映画は、やはりノンフィクションではなくドラマだ。

もちろん私も要所要所で泣けた。
それに再認識もあった。
プロジェクトも長ければ、プロジェクトから去ってゆく人も居よう。
亡くなってしまうスタッフも居たり。
確かにそうだよなぁ、そんなことも改めて再認識をしたり。
 
けれど、、、申し訳ないが、、、まず、、、
あの主役の彼女がいただけない。
そもそも彼女は架空の人物だ。
ムリな理系的な彼女のキャラやその他、、、
理系人間を余りにも屈折表現し過ぎている。
 
、、、という思いやその他をゴックンと飲み込んで、、、。
 
まぁ遥か昔は、種子島の射場にも足を運んだコトがあるこのオヤジ。
いささか懐かしい部分もある。
 
私としてそもそも一般の方々に知っていただきたいのは、
宇宙で何が起ころうとも、何も目にするコトが出来ないことである。
全ては、画面に表示される文字で、そのシーンを知るのだ。
いや想像するのだ。
 
私もかつてはペンレコーダーの動きを見ながら、
想定している時刻とそのイベントを確認していた。
 
ロケットなるもの、通常全てが順調に行けば、
緻密なシーケンス・オブ・イベントを
ただただ追いかけて確認するのみのはずだ。
 
しかし、今回のはやぶさは全く想定外・想像外のことばかりが起きた。
それをはやぶさ自身が、また地球のスタッフからのコマンドで
目に見えないさまざまな問題を解消し、
見事に地球に戻って来たこの事実は、
やはり私たちには想像が出来ない大変だったであろうことが
この映画からも理解できる。
 
燃え尽きてしまう運命のはやぶさのがんばりにも泣かされるが
それでも宇宙の迷子にならず、なんとか地球に帰ってきた
はやぶさの、はじめてのお使い、そして最後のお使いのことは
是非、日本人として知っておきましょうよ、うん。
 
 
P.S
 
この映画に感動された方は、
ドキュメント版 はやぶさ -HAYABUSA BACK TO THE EARTH-
、、、も観ていただきたいなぁ。
 
私は、やはり両方観るべきだと思います、うん。
 
# どちらかというと、こっちの方が観るべき優先度は高いと思ます、うん。
 
 
 
PM 10:41:59

2011年10月8日土曜日

54th

誕生日がまた来た。
 
プレゼントをいろいろもらった。
お香、セーター、ワイン、現金、、、
この歳になっても祝っていただける皆様に感謝です。
 
さて、今年の区切りで、何を目指そう。
腹筋は、1回に55回こなすようになった。
20年続けたお習字は、先生が亡くなって、カットアウト中だ。
絵を始めながらも遅々としている。
 
そして、今日、これから何を始めるか?というと、
やはり人生のクロージングを意識しての断捨離準備だな。
 
余分なものを買わず、食せず、身に付けず、、、
されど、贅沢なものは、贅沢に、、、
 
# じゃないと、経済が、、、だよね。
 
まぁ、まだ基準もはっきりしないけれど、
目指すは、そんなあたりで、、、。
 
まぁ、とにもかくにも、この歳まで元気でいられたことへと
お付き合いくださっている方に、感謝です。
 
今年もよろしくお願い申し上げます。
 
 
P.S
 
断捨離準備とともに、私のエンジニアとしての原点のトラウマへの反逆を準備開始。
 
# それについては、また今度。
 
ささやかなコメントを左の欄、最下段のプロファイル(以下は秘密事項)に
 
「お知らせ」として追加しておきます。
 
 
PM 09:42:14

2011年10月6日木曜日

Steve Jobsへ

朝、Yahooのトップページのニュースで知った。
 
とうとうスティーブジョブズ氏が亡くなった。

正直言って、哀しい。かなり哀しい。
なにか喪失感のようなものが確かに大きい。
 
なんとなく時間の問題のウワサは、耳にしていたし
ネットで最後に観た彼の姿は、余りにも痛々しかった。
 
けれど、いざ亡くなった報を目のあたりにすると
やはり残念でならない。

正直言って、私は彼を無条件に好きにはなれていない。
けれど、彼のドラマスティックな人生は、
何故か私のモチベーションを持ち上げてくれるのだ。
 
生まれがどうであろうと、会社をクビになろうと
人間は逆境を乗り越えて、
よりそれ以上のステージに上がれる可能性を持っているのだ。
 
もちろん凡人には難しそうだが、
その可能性の存在を示してくれている彼の人生は、
いつも私に元気を与えてくれていた。
 
そして、彼の排出してくれたその作品群は、
間違いなく私のアイデアやライフスタイルを変容させている。
 
今後、彼のような人間が再び現れるのはいつだろうか?
 
今は、とにかく残念である。実に残念である。
 
 
P.S
それにしても短命だった。
 
私は、iPhone4とiPad2で充分過ぎるほどの満足感を味わえている。
 
けれど、そんな状態がまだまだ単なる経過であるコトを
まだまだジョブズには、示してもらいたかった。
 
私は今、自分では想像も出来ない世界への近道トンネルを
思いっきり塞がれてしまった思いに陥っている。
 
 
PM 09:23:07

2011年10月5日水曜日

ライフ -いのちをつなぐ物語-

さてこの映画、「ディープ・ブルー」「アース」のBBCアース・フィルムズのいわゆる大自然紹介映画である。(と言い切ってしまう。)
 

まぁこの手の映画は、作り手の費やした時間を思えば、、、
今回は、どんな生態の生き物が出てくるんだぁ?
私の基本観に行く目的はそんなモノになってしまう。
 

-いのちをつなぐ...- なんていうサブタイトルをつけられても、そんな、、、もうわかってるよ、って応えたくなったりも。


まぁ、確かに新たに知る生態もあれば、
今回もやはり珍しい生き物も出てくる。

# オタマジャクシを背中に背負って、木を登るカエルは、
# スゴさを通り越して、なんだか不憫だったな。 

けれど、、、残念だ、、、たぶん日本人にとっては。

何しろこの手の番組、、、日本人にとっては、
NHKの「ダーウィンが来た!」で様々な生物の生態で、毎週驚かされている。
それに比べると、このライフは余りにもそのひとつひとつの内容が希薄だ。
 
人間以外の生物の生きる上での大変さ、その健気さは
ダーウィンの方が極めて深く、また情緒的だ。
毎週そのダーウィンが来たを楽しみに見ている私には、
このライフは、ちょっとモノ足りなかったな。
 
ダーウィンが来た!をご覧になってない方には、お奨めかも、、、
その前にダーウィンが来た!を観ましょうよ、と奨めるこのオヤジ。

P.S
しかし、あえてダーウィンの方に話を引っ張ってしまうが
NHKは、よく毎週毎週放映出来るだけの撮影をしているなぁ。

30分の番組の中には、1年を通した映像もある。
そう考えると、番組の撮影は、ブツ切りで行っていることになろう。
 
まぁ、NHKにしか出来ない番組であろうコトをつくづく感じるのでありました。
NHK殿は、その映像を海外に売ったりして、ちゃんと儲けていますよねぇ?
 
それよりも収録した映像は、貴重な資料・情報として
世界に広がっていってもらいたいモノである。
 
 
PM 10:52:18

2011年10月3日月曜日

モテキ

いわゆる平成モノである。
 
けれど、主人公たちの年齢設定を思うに、
彼ら彼女らは、昭和生まれのはずだな。私と同じ。

さて、このオヤジ、プチ真木よう子ファンで
彼女のパターンが観たかったのにぃ。
 
# ネタバレか?違うよ、クレームだよ。
 
せっかく、美女が4人も出てきながら、結局
長澤まさみたった一人メインの映画じゃんさ。
 
# 確かにこの女性をまともに見れたのは、セカチュウ以来だ。
 
で、モテキって言っても、
結局ごく限られた二人の単なる恋愛ドラマに着地してしまっている。
 
やっぱ連続した2時間の一本の映画にしてしまうと、
逆にこうなり易いのかもなぁ。
 
長澤まさみファンは、必見でしょう。
# それ以外の方は、肩透かしを覚悟しましょう。
 
 
P.S
そもそもモテキってなんなんだぁ?
 
それが独身時代であれば、突然訪れるモテキは、
我が身の優柔不断を知る結果となる人生の試練の期間かも。
 
妻帯者にとっては、、、
その後の人生が上昇するか下降するかは、とにかくとして
ウホホ~~ィ期間!?
 
くれぐれもお気をつけくださいませ。
 
 
PM 10:33:56

2011年10月1日土曜日

放送事故

あまり放送事故をネタにするのは好みじゃないのだけれど、ちょっとめずらしいので、このシーン。

要は、日本地図で天気解説中に
その裏のコントロールパネルが出てきてしまったのである。
 
でもって、かるぅ~く考察してみる。
 
まず、OSは、Windowsである。
コントロールパネルに表示の為のボタンがなさそうなので
ショートカットキーでの送信切り替えであろうか。

しかし、オンエアに使うPCにしては、
デスクトップが散らかり過ぎじゃないか?
フォルダの名前が見えないのがせめての救いかも?

そもそも危機管理として、こういう事態を想定していたのであろうか?
変な壁紙が出なくてよかったよね。

それにしても、彼女の平静さがある意味流石である。
さすがNHKである。

しかし、スイッチャーはドジだなぁ。
ま、とりあえずは、始末書もんだろうな。

でも、結果としていいものを見せてもらえました。

P.S
本当は、ムービーでネットで存在するのですが、、、
公表は、辞めておきます。

ま、その気になれば、すぐに見つかるでしょうし。

 
PM 10:21:58