2020年5月30日土曜日

携帯のボタン

携帯電話をスマートに作ろうとする設計者・デザイナーの気持ちもわからぬものではないけれど、

すべての突起物をなくしたそのデザインは、
押すべきボタンがあっても、実に押しにくい。

そもそも手触りでは、ボタンがどこにあるのかわからない。

で、私は、ボンドを盛り付けて、
出っ張りを作ってみたのだけれど、
なんだかデザイン思想の行き過ぎを感じるのは私のウザさ?


P.S

じゃ、最初っからその機種買うなよ、って言われそうですけど、
会社から支給された携帯なんで。

いえいえ、どんなものでも、
自分が使いやすいように改造してゆくのが

私の主義です、はい。




2020年5月28日木曜日

ロシュフォールの恋人たち

NHK2355で紹介された音楽がなんとなく懐かしくて、
どんな映画?とレンタル視聴。

1967年作、フランス映画。ミュージカル。
近くに居るのになかなか運命的な出会いが出来ない3カップルの物語。

# ちょっとイライラさせられるわね。

まぁ物語そのものは複雑じゃないし、所詮ミュージカルなので
サラッと見過ごせてしまう映画なのだけれど、

やはりミシェル・ルグランの音楽が、
その軽快さ、ノリが実にいいんだな。

# 所詮、昭和のノリですわ、すまんね。

しかも、カトリーヌ・ドヌーヴとジョージ・チャキリスが共演しているのが
私には、なんとも新鮮で。

# 物語の中で、この二人がカップルとは限りません。

物語の終わりになる頃、
どうしても3カップルの内の1カップルがお互いに出会えず

〝どうすんだよ、どうすんだよ、
 明るいミュージカルなんでしょ、ハッピーエンドなんでしょ?
 もう時間がないよ。どう終わらせるのよ。”

と焦らせてくれた辺りも
鑑賞者を最後まで引きずるあたりは流石です。

そこは、わずかに消化不良も残りますが、
まぁ明らかなハッピーエンドが予想出来てグッドです。

おススメするには今更感がある映画ですが、
うん、観て良かったです。


P.S

遥か昔のことなので、記憶があいまいだったのですが、
カトリーヌ・ドヌーヴとジョージ・チャキリスって
こんな同世代だったんだ、、、ということを改めて実感。

もっともジョージの方がカトリーヌよりも9歳も上だったわけですが。




2020年5月26日火曜日

ニンジンの芽

普通に買ってきたニンジン。

普通、ヘタの部分は切り捨てるわけだけれど、
切り離した部分にもまだ養分のエネルギーがあれば、
そのまま捨てるのは可哀そうだといつも水に浸しておくと、
いつもそのまますくすく育ってくる。

小さい芽でとても可愛いよね。

どんどん背が伸びてくると、
このまま、またニンジンとして育つのではないか、と
何かと挑戦してみたりもするのだけれど、
やっぱ無理なわけで、、、。

で、とりあえず写真だけは撮って、、、。


P.S

けど、こうも思うのである。

育つことが出来ないとわかっているのに、
水を与え、芽を出させ、とりあえずどこまで育つか試してみる行為って、
すごく残酷なんじゃないか、、、と。

自分で言うのも何なのですが、、、
私には、ちょっと心苦しい行為だったりして。

ふぅ。




2020年5月24日日曜日

ヒゲのおじさん、お出かけ中。

ニッカも思い切ったことをやったものだとつくづく。

いやなに、ウィスキーのボトルの表面印刷から、
シンボルマークであるひげのおじさんを消して出荷してしまうんだものね。

# 写真、右側ボトル参照。
# フォトショで消したわけではありません。

もっとも極めて特殊なキャンペーンで
ルパン三世が“ヒゲのおじさん”を盗んだという設定で、
ニッカのサイトでルパン三世を捕まえて、
おじさんを取り戻そうという企画。

もちろんそれには賞金が付いていて、、、と。

私もまんまと企画に乗っかってしまった人間ですが、
ルパンを捕まえたものの、その後で
ツイッターを使わされるので、そこで断念。

# ツイッター上をあまり汚したくないもんね。

それにしても、期間限定とはいえ、
商品のシンボルマークを載せないで発売するという勇気は、
やはり長年の知名度の蓄積がある会社だからこそ
許されるんだろうな、、、とつくづく思うワケで。

いやぁある意味、アッパレです。

で、記念に、パシャっと。


P.S

日頃、安いウィスキー飲んでるのがバレてしまう、、、な。

ま、水代わりなもんで。





2020年5月22日金曜日

8 1/2

フェデリコ・フェリーニの、、、
いわゆる“ついていけない”シリーズ?

1963年 白黒。

なんなんだろーなー、
作れなくなった映画の作家の
苦しみ、周囲のうっとおしさ、オンナ、想い出、
もぅ自己を表現する映画しかないっかー的な、、、葛藤の映画、、、なの?

冒頭から、閉じ込められた人間、それを冷ややかに見つめる周囲。
自由に飛びながらも足は紐で縛られていて、
いざとなれば地上に引き落とされてしまったり。

フェリーニの自分の悩みをイメージ化して1本作りました、、、なの?

で、自分を殺してみたり、、、?、、、死んでないし。
最期は、居直って、みんなで手をつないで
人生、何があってもお祭りだぁ~、、、なの?

各シーンは、極めて意味深なシーンばかりなのだけれど
なかなか凡人には、うまく呑み込めない、、、。

# この映画が有名なのは、それが飲み込めた人たちの評価、、、なの?

感動できる人は、感動するんでしょうね、、、なの?

とりあえずは、この有名なフェリーニのこの映画、、、ノルマ達成です。

あなたもどうですか?

# って、他人の人生から無駄な時間を奪うなー、、、って感じ?



P.S

そう言えば、遥か昔、、、

ウルトラQの中に「1/8計画」ってタイトルがあったな。

つい思い出してしまうわっ、このタイトルは。
この映画のタイトルの意味は、ウィキででも。

実にしょーもないタイトルの付け方でした。



2020年5月20日水曜日

「般若心経」from Spotify

私は、Spotifyユーザーである。

基本的に周囲に音楽を垂れ流している性格上
この無料なるサービスは
実にうれしい。

ただ、聞くものは、イージーリスニングだったり
ジャズだったり、昭和のポップスだったり
極めて、個性の強いモノだったりするのだけれど。

# って、誰でも嗜好っては、そんなもんでしょ。

ところがある時、あなたへのおススメで流れてきたのが

実に、、、「般若心経」

ところがこれがなかなかいい。
いろいろなバージョンがありそうだけれど、
私は、やはりギターと優しいお経のサウンドがいい。

ところどころではあるけれど、一緒に口ずさめるのもいい。

いやぁ~、あなたも一度どうですか?
Youtubeでも聞けるみたいです。

カラオケ出てくるかなぁ。
ちゃんと覚えなきゃなぁ、、、歌詞。

私のお通夜の時には、是非これでお願いしたいです。


P.S

ちょっと引っかかるのは、、、

何で私のおススメに「般若心経」が出てくるかぁ?




2020年5月18日月曜日

テレワークって、、、

世はテレワーク流行りである。

まぁ、通勤地獄から解放された輩は
どれだけ救われているか、、、なによりであります。

が、一方で、、、当方は、地方で通常勤務中。

「VPNが繋がらなくなっちゃったんだけど、どうしたらいいか教えてっ。」

とか

「テレワーク中で手元に資料がないので教えてくれるぅ。」

とか

「納品物を自宅に置いておくスペースがないから、
 今日送るから、そっちに置いておいてよ。
 納品日になったら発送しておいてね。」

なんて類のタスクが何気に割り込んでくる。

結局、会社の一定の仕事量をみんなでこなしているとすれば、
なんか仕事の荷重平均に不均衡が起きているような気がしてならないんだがな。

いやなに、、、単なるグチであった。

以上。


P.S

ま、仕事があるだけきっと幸せ者です。はい。



2020年5月16日土曜日

ザ・ファブル

レンタルショップで多数レンタル中、一本だけ残っていて、
まったく予備知識なく、人気がありそうだとレンタル。

漫画が人気があるようで
その映画化。

ま、その面白さはわからぬものではないけれど、
やっぱ殺人シーンが多いのが私は苦手。

それにしても豪華な俳優陣を
全員悪者にして、その〇〇っぷりを競い合っているのが
この映画の楽しいところなのでしょう。

岡田くん、やっぱオチャラケはどうも私は、、、。
柳楽くん、恐かったです。
福士くん、こっちが本性?
向井くん、背伸びしてる感否めず。
木村さん、これはこれで素敵です。
佐藤さん、いいとこ取り。ズルいです。

まぁ、おススメはできませんが、
原作読んでみようかなー、とも思えるのだけれど、、、
そこまで到達できそうにないな。


P.S

スタントなしで壁を簡単によじ登ってゆく岡田くん。

そのあまりの簡単さに、ひょっとして自分もできるのではないか、と
錯覚してしまったのは、私だけではないと思うんだがな。



2020年5月14日木曜日

残念な言葉「アベノマスクもう要らないよね。」

最近残念に思う言葉がある。

「アベノマスクもう要らないよね。」

まぁ、他人の思いであれば、それをとにかく言うつもりはないけれど、
ことの発端は、世からマスクが消えたことにある。

そもそもマスクなるもの、日頃から中国からの輸入が多かったとも聞く。
そして、中国の輸出制限の為なのか、誰かの買い占めの為なのか、
巷からマスクが消えてしまった。

そして「マスクが手に入らない!」という世論のせいで
“アベノマスク”なるものが浮上した。

コロナがどういうモノなのかわからない、死者は徐々に増えてゆく、
国は大急ぎで手配することになった。

手配業者の問題、不良品の問題、その経費、配達の課題、、、
様々な問題点が指摘された。

私は、それら一つ一つの問題点をここで議論するつもりはない。
けれど、コトの発端は「マスクが手に入らない」という現実であったはずで。

ところが最近、マスクが世に出てきた。
それは、中国での需要が減ったから?中国での生産数が増えたから?
“アベノマスク”の配布で、買い占め業者が手放し始めたから?
私には、よくわかりません。

ただ、世から消えれば、「マスクがない」と大騒ぎし、
たとえ中国産でも手に入る状態になれば、
「もうアベノマスク要らなくね?」というセリフが口から出てくることに
あまりにもわがままで残念に感じてしまう。

また無条件に中国の手のひらに乗っかっている状態も残念でならない。
私には、中国人の友人がいるし、知り合いもいる。とてもまじめな人ばかりだし
別に中国産のマスクの是非論をするつもりもない。

けれど「アベノマスクもう要らないよね。」という言葉がとても残念な気がしてならない。

「じゃ、今更受け取った“アベノマスク”どうすればいいの?」
そんな質問には、私はこう答える。

例えば、地震の時の為に、緊急持ち出しバッグみたいなものを用意してるでしょ。
その中に入れておけばいい。そして、さらに言えば、私は
“このマスクがボロボロになるまで、もうマスクは欲しがりません。”
ってマジックで書いておくべきだとも思う。

そんなんじゃダメですか?


P.S

ただ、今度また有事が起きた際に、
そいうった準備すらしていない人たちがまた
「マスクが手に入らないっ。」
って右往左往することになるのかな。

であれば、それはそれで、また残念な気がするな。





2020年5月12日火曜日

Tile

いやなにこれもコンビニでの衝動買いであります。

その名も“Tile”

要は、例えばキーホルダーとして付けておけば、
カギが見つからない時、
スマホで見つけることができるのであります。

音でね。

しかも、その逆も可。
キーホルダー側から、スマホを見つけることも出来る優れモノであります。

こんな小さなもので、Bluetoothで、
私の購入したのは、電池が交換できないタイプで約1年使えるという。

いやぁ優れモノだなぁ、とつくづく思うワケです。


P.S

電池がなくなる1年間の間に何回使うことになるのだろう?

ひょっとして1回も使わなかったり?

いいえ、これは、保険なのですよ、、、ね?




2020年5月10日日曜日

君の膵臓をたべたい(アニメ版)

実写版を観てしまっているので
どうしてもイメージがダブります。

実写版がそれなりに仕上がっていたので
アニメ版は、、、やはり残念感が、、、。

実写版よりもいろいろ細かく表現されているところもありますが、
いかんせん、先に観た実写版が印象に残り過ぎてて、、、。

実写版で、うまくキャストが当たってしまうと
その後に出てくるアニメ版は、、、
やはり主人たちが軽く薄っぺら感を感じてしまうのは私だけでしょうか。

それはなんでなんだろう、、、
やはり顔ひとつとっても表情などの再現性に限界があるからなのでしょうか。

実写版でキャストがうまく当たらなかったら、アニメの方が良かったよね、
となりそうなものですが、そうならなかったのであれば、
やはり実写版の成功を裏付けているような気がします。

# って、アニメ版の感想で実写版ほめててどうすんの。



P.S

最期のメールを読んだかどうかは、はっきりしていて良かったです。

# 私には。




2020年5月8日金曜日

自粛警察


「自粛警察」

また面白い言葉が生まれたもんだ。

「自粛」なるもの、自分の思いで実行するもののはずなのに
他人にまで共有を強いる輩は、
よくドラマに出てくる割烹着にタスキ姿のおばちゃん達が
あ~だ、こ~だと口をはさんでくるシーンを思い出さずにはいられない。

が、少しだけ自分の知識に補正をかけると、
割烹着にタスキ姿がユニフォームになったのは、「国防婦人会」

着物で競い合ったりするのを防止するためだったというけれど、
戦争もひどくなってくると、割烹着じゃダメでしょ、とモンペになったり。

だから、第二次世界大戦末期に、他人の家に押しかけてくるシーンに
割烹着とタスキのシーンは、その正確性にいささか疑問である。

# むしろ「隣組」だよね。

が、割烹着とタスキのおばちゃん達の時代は、
他人へのツッコミよりも、むしろちゃんとした仕事があった。

出征する兵士をみんなで見送ったり、慰問袋の用意や千人針集め、
そもそもお互いの援助や世話の役割もあったはずで。

それが激化していって他人への干渉に至ったとなれば、
なんとなく想像もつかないでもない。

けれど、今回のこの21世紀の「自粛警察」なるもの
70年以上昔とちっとも変わらない。

そりゃいろいろなパターンもありそうだけれど、
ネットのおかげで、匿名性の嫌がらせやいわゆるチクリは
むしろ陰湿性も帯びてきている気がするのは気のせいだろうか。

# 戦中のことを知っているわけではありませんが。

ま、もっとも「自粛警察」の人は、
自分がそうだとは思っていないだろうことを想像すれば、
自分も知らないうちに同じことを思っているかもしれないことは否定できない。

もはや、言うか言わないか、するかしないか、
私と自粛警察の間は、そんな僅かな差でしかないのかもしれない。



P.S

先日も地下鉄の中でマスクをしていない数人が大声でしゃべっていた。

“ちゃんとマスク着けろよぉ~”と私も思ったことは事実である。
けど、その一言を言わなかったのは、“勇気”がなかったから?

もしそれを言ったら、私も「自粛警察」?
よく考えると、、、なんとも難しく思えてしまう。



2020年5月6日水曜日

リモートクリーニング

いやなになんとなくちょっとスゴイなと思ったこと。

近所のクリーニング屋さんが、
リモートクリーニング(私が勝手に言っているだけです。)を始めた。

要は、3蜜を避けるために、電話をかければ、取りに来てくれるのである。
もちろん、仕上がれば、持ってきてくれる。

コロナ不況であれば、クリーニング屋さんが、
そこまでやるようになるのも仕方がないのかもしれないけれど
すごい時代になったな、とも思う。

これからいろいろな商売がどんどん変わってゆくんだろうな。



P.S

いえいえ、それを言うならば、ゴミひとつとっても
自分の家の前や集積所に置いておけば持って行ってくれる

ってこと自体も、私はスゴイと思ったりもするのですが。




2020年5月4日月曜日

運び屋

クリント・イーストウッド監督。

アラ90歳のおじいちゃんが
麻薬運びに勤しむ物語。

最初は何運ばされてんだかわかんないままに。

やがてそれが麻薬と知ってしまったけれど、
そこは辞められなくなっちゃったおじいちゃん。

報酬も大きいからね。

とりあえずは、じいちゃんなりの葛藤もあるのだけれど、
90歳ともなると、ある意味恐いもの知らず感も大きいわけで。

最期は、やはり刑務所に入ってしまうわけだけれど、
今まで嫌われ続けていた家族の同情が
ちゃんと得られるものだったの?こんなことしても。

そこがちょっと腑に落ちない。

まぁ家族に嫌われ続けて孤独に生きてゆくよりも
刑務所で大好きな花の手入れに勤しんでいた方が
日々は楽しいんじゃないの?さみしくないし。

と、この映画になんだかハッピーエンドを味わってしまった私は

# 、、、危ないか?

90歳のおじいちゃんの物語、、、誰向けなのかよくわからない映画だったな。

おススメに至りません。


P.S

マネするおじいちゃんが現れないか心配、、、です。




2020年5月2日土曜日

努力家 タヌキ


NHK ダーウィンが来た!からの抜粋であります。

-------

とにかく歩き回って、ちいさな食料を探し出すタヌキ

タヌキ研究15年 金子博士が言う

タヌキはそんなに脚も強くないし
キツネほどは速く走れないが
ひたすら努力でカバーするタイプ

得意なものが何も無いのに努力だけで成功している不思議な動物だと思う。

-------

いやなに、こんなことを耳にしたら、愛着がわかないはずないでしょ。


P.S

「いやぁ、タヌキって、自分に似てるなぁ。」

「体型だけでしょ。」

という会話は、タヌキに失礼だと思います。