今回の最初の目的は、大原美術館。
観たい見たいと思いつつも、岡山までは仕事なんかでイヤってほど来ていたのに、仕事だとどうしてもトンボ帰りしてしまってなかなか来れなかった憧れの美術館。
毎週日曜朝に楽しみにしているNHK番組“日曜美術館”に何かとネタとして出てくるこの美術館。
私立美術館なので、国立ほどの展示数はありませんが、やはり見どころは多いですね。
常設展示を見ても「あ、この絵、ここのだったのか。」と今更ながら。
# ま、絵画それぞれへの想いは、キリがないので飛ばして、、、
今の目玉は、エル・グレコの「受胎告知」の修復後の初公開―プレ再展示―でしょうか。
企画展として“1925:ピカソ・フジタ・ヤクシジ―むすび100年前”もやってました。
点数はそんなにありませんでしたが、ピカソから影響を受けて描いたと思われるフジタの一枚が印象に残りました。
なんて言うかなー、キュビズム的でありながらもピカソほどに到っていない程良さが私には好みかも。
あとでネットで探して観直そうと思ったけど、見つからず。
あの絵とは一期一会だったのか?と思われると、ちょっと、いやかなり哀しい。
「工芸館」には、棟方志功や芹沢銈介の作品が並び、
「あ~日曜美術館に出てきてたあのシーンは、ここかぁ。」などとも。
今年全面改修が終わった「児島虎次郎記念館」も見学。
お腹いっぱいになりました。
P.S
やっぱちゃんと観ようとすると半日の予定組まなきゃダメだなぁ、とつくづく。
今回のプランでは90分しか取れなかったので、かなり“来ました記念”に近いですが、
でも、大原美術館が身近に感じられてよかったです。
だって、名古屋からだと東京の美術館に行くのと、距離的には大して変わりませんもんね。
「また来ればいいや。」
その感覚が得られたことが、今回の一番の収穫かもしれません。










