2025年7月7日月曜日

七夕の短冊

今年も七夕がやってきた。

せっかくだから、どこかのお祭りにでも、と思ったけれど、7月7日になんて殆どない。

いや、そもそも七夕の発端は中国で、旧暦の7月7日であれば、
今の7月7日を七夕として扱うのであれば、日本化したイベントになる?

いや、今日の本題は、笹につける短冊についてである。

短冊に願いを書いて、笹に結ぶイベント、、、その発祥をご存じで?

# ま、それはググっていただくとして。

要は、高技術織物職人の織姫にあやかって、個人的な技能の向上を願って短冊を書くものであって、

子ども達が「字が上手に」とか「スポーツ選手になれますように」程度までが織姫の範疇であって、

大人が「世界平和」とか「不老長寿」とか書いても、織姫には荷が重すぎるというものである。

フト目に入った「お母さんが優しくなりますように。」という願いも難しいと思うよ。

あえて修正すれば、「お母さんが優しくなくても平気になれますように」だと思うんだけど、

それも哀しいなぁ、、、。

以上、七夕のタンザクについての考察でありました。



P.S

七夕になると何かとしょーもないことを書いてしまうんですけど、

今回のネタが、一番程度が低い気がするな。

参考までに今までの七夕ネタにご興味がある方は、
このページ左上の検索窓で「七夕」と入れてみていただくと、、、

やっぱり、しょーもない内容ばかりでしたが。






2025年7月6日日曜日

フランス館

なんとも入館していきなり目に入るのは、、、

ルイ・ヴィトン、ディオールのこれでもかっ!的な夢(?)のような展示。

# あ~、日本向け展示だなぁ、、、なんて。
 


今回の万博のテーマに?と思いながらもでもそれを否定はしまい。

ブランドというものは、やはりそれを獲得する為には、充分に裏付けされた技術力、デザイン力、政治力も重要な要素と信じているからね。

更に、やっぱりフランスと言えば“ワイン”のイメージも忘れていません。

フト気がつけば、ロダンの手の彫刻があちらこちらに。

フランスパビリオンのテーマは「愛の讃歌」。

「赤い糸の伝説」から、さまざまな愛の表現を試みています。

# 素直にわかるかどうかは別にして。

そして、フランスと日本を結ぶ赤い糸が

ノートルダム大聖堂と首里城の間に、モンサンミッシェルと宮島に、、、他。

なんとも幻想的でもあり、イメージ的な展示のフランス館でした。




P.S

SNSでは、虫の話題がのぼっていましたが、、、(真偽はともかく)

全然気になりませんでしたよ。
何か対策をしたんでしょうかね。

# それにしても「虫どうだった?」と聞かれることの多いこと。
# ネガティブキャンペーンにとっては、重要な要素なんでしょうね。(大笑) 




2025年7月4日金曜日

イタリア館

とても人気が高かったイタリア館。
でもって私にとっても一番気にしていたパビリオン。

イタリア館のアプリから直接予約が取れていたのでスムーズに入場できまして。

私にとっては目玉がいっぱい。

# 万博のテーマにあっているかどうかは別にして。

まぁここも語り出すとキリがなさそうなので、個人的なネタだけをパラパラっと。

流石にイタリア館であれば、歴史ある芸術から文化、現在の技術までその内容は興味を持たざるを得ない。

それも、盛りだくさん。

でやはり一番目立っているのが“ファルネーゼ・アトラス”

紀元2世紀の大理石彫刻で日本で初公開。

そもそもわかってます?地球をかついでいるんじゃないですからね。
天を、宇宙をかついでんですからね。

知識の重みに圧倒され、膝をつくアトラスは、理解し、向上しようとする人間の努力と、
自分の限界を超えようとする欲求を表現しています。(イタリア館HPより)

もう二度とお目にかかれないと思って、撮影が可であれば、、、

とScaniverseアプリで3Dスキャンしてきました。

# 撮影可=3Dスキャン可 という認識、、、
# 私自身も間違っているような気がしますが。

でも、ココに掲載してしまう。
(このブログ、動画が載せられなかったのでGIFで。)


あともうひとつ芸術面では

カラヴァッジョの「キリストの埋葬」

こちらもルネッサンス期の芸術を勉強していた人間には現物が拝めるなんてたまらないですね。

レオナルド・ダ・ヴィンチの素描は、長蛇の列でしたが、あまりの列に係の人から

「写真は一枚撮ったらすぐ前に進んでください。」と声をかけ続けてるのがなんとも。

確かにただ見るだけだったらネットの方がじっくり見られるかも。

いや今回は「現物見てきました。」感の獲得しか得られないかも。

私は、本場イタリアのダヴィンチ博物館を訪れたことがあるので、素描に関してはあまりワクワク感が起きなくてすみません。

とまぁネタにつきないイタリア館なので、やっぱりおススメパビリオンでした。

裏の通路からチラッと見えた関係者の商談ルーム(?)の雰囲気がメチャカッコよかっです。
ショップの表示があったのに、幕を開けて無理に入ったら何もなくて。
スタッフの尋ねたら、「まだオープンできてないんですよ。」と言われちょっと残念。

レストランもメチャ列だし、そもそもそこに馴染める気がないし、、、。

いやぁいろいろいろいろお腹いっぱいになるイタリア館でした。


P.S

かつて昔、カラヴァッジョといえば第一人者の宮下規久朗先生の授業で習った「突出効果」をフォトショで捏造した画像を掲載してしまう。

昔からやってみたかったんだなぁ。

かなり真横からの撮影が出来なきゃ作れないわけで、今回この撮影も一生に一度のチャンスでした。
(^_^!)












2025年7月2日水曜日

侍お握りTシャツ

EARTH MARTの入場までに10分ほど並ぶことになって、
私の前に立っていた外人さん。

どうにも目立つTシャツだったので写真を撮らせてもらった。
 

侍お握り
ULTRA PRESSED RICE !!!
IF YOUR TEETH DON'T BREAK,
WE WILL RETURN YOUR MONEY...

どうも日本のニュアンスじゃなくね?

限りなく日本人が作った感があるけれど、
最後の一歩が日本人製になり切れていないような気がして。

やっぱ、どこで買ったか聞けばよかったな。


P.S

昔々、ロサンゼルスのマジックマウンテン遊園地でジェットコースターに乗るために並んでいたら、前の女の子が突然

「あなた日本人?」と声をかけてきた。

「そうだよ。」と応えると

「じゃ、これなんて書いてあるの?」と自分のTシャツの胸に書かれている漢字一文字を指さしながら尋ねてきた。

ところが「君」に似たその漢字は、どうにも見たことがない漢字。

「それ日本語じゃないと思うよ、中国語じゃないかな。」

途端にその女の子は落ち込み、回りの友達たちからは笑われ、、、

何か、とても申し訳ない気持ちでいっぱいになった経験がある。

知らない方が良いこともあるよなぁ、きっと。

そんなトラウマで今回も詳しくツッコむ気になれなかったんだな。



2025年6月30日月曜日

EARTH MART

7日前予約で取れてた「EARTH MART」。

小山薫堂氏がプロデュースのシグネチャーパビリオン「食を通して、いのちを考える。」

いや、なかなか良かったです。

入場して最初に見せられる映像が、どアップでの松潤がご飯を食べるシーン。
これ、松潤ファンには、たまらんでしょう。(きっと)

# ご飯をお茶碗によそう時、ちょっとほぐした方が良くない?なんて不粋な感想を持ったりした
# ヤなオヤジ。

それにしても、本当に「食」というものを考えさせられる。

イワシの10万粒の卵から、人間の口に入るのは3匹という。

日本人ひとりが一生で食べる卵の数は、約28,000個。その数の卵の模型で作られたシャンデリア。

それを多いとみるか少ないとみるか。

 展示されている豚肉、牛肉、鶏肉のパック、、、その肉が生まれて育つシーンを見せられちゃぁ涙も滲むでしょ。

コーヒー一杯分の豆の収穫に140リットルの水が必要で、育つまでに3~5年かかる一本の木からは、約40杯分のコーヒーしか作れないという。

いつもお米に疑問に思っていたこともわかりました。

一粒のたねもみから稲が成長して実るお米は400~500粒。
お茶碗一杯分(約3000粒)は、6粒から。

チョコレートのカカオもハチミツも、その貴重さをつくづく感じさせられる。

いやはやどんな贅沢してんだ?私。

そんな思いにさせられる。

展示後半の「未来の食」も感心させられてしまう。

野菜でできたお米をブレンドして、サラダのように食べられる“サラダ米”
お米だけで親子丼を味わう“親子米”
シカ、イノシシなどの肉もあますことなく活用できる“いのちまるごとブイヨン”

# あ~キリがない。

そして、それらを見て思うのは、今自分たちはどんな贅沢をしているのか、

そして、持続可能性な食は、今後どうしてゆくべきなのか。

否応もなく考えさせられる展示群でありました。

私的には、今回見た中での一番おススメのパビリオンでありました。


P.S

お土産は、2050年に食べられる万博漬け引換券とグリコのお米のキャラメル。

25年後かぁ、たぶん万博漬けは、私の口には入らないだろうなぁ。

ちょっと悔しい。












 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2025年6月28日土曜日

日本館

東ゲートから近くにあって、9時からしばらくの間は予約なしで入場できるというので、とりあえず日本館に。

待ち時間約1時間と言われながらも、そんなにかからずに入場。

ま、日本での万博だもの、人気の有無はともかくとしても日本館ぐらい見ておかないとね、と。

木がベースに作られたパビリオンは、外観はなかなか良かったです。
 

で、展示物については、書き出すと止められないので、、、ん~、パス。

# 他の方々のブログなどに任せちゃおうっと。

テーマも多く、多岐にわたっています。

ただ、私の個人的な感想としては、やっぱ工業的感が強く漂ってた気がして、、、。

プラントが目に入っても、どうも現場を思い出してしまっていけません。(笑)

藻とキティちゃんのコラボも、ちょっと複雑な思いを持ちましたが

でもま、それが日本らしさなのかもしれませんね。

日本館のスタッフのユニホーム、ブラックコスチュームがなんともEXPO70の時と対照的ですが、

素材やデザインがリサイクルしやすいように出来ているとか。

「何かをリサイクルして作られているのですか?」と尋ねたら

「いいえ」と応えられたのが、個人的にはイマイチ感があって残念でした。


P.S


「火星の石」見ました。触ってきました。

けど、、、すみません、素人には、単なる石でした。

50年前のEXPOアメリカ館で見た「月の石」も、ただの石でしたが。

凡人は、そんなですみません。




2025年6月26日木曜日

東ゲートから入場


9時東ゲートから入場の予約を持ち、地下鉄で到着がちょうど8時。

で、ゲートの開場が9時ちょっと前から始まったようで、私のゲート通過は9時7分でした。

入場ゲートには金属探知機ゲートと手荷物の✕線検査。

愛・地球博の時には、ペットボトル持ち込み不可だったけれど、今回は飲み物も食べ物も持ち込み可ということでペットボトルの検査が結構時間かかってた。

未開封のペットボトルはそのまま通過できたけれど、開封済みペットボトルとか水筒の持ち込みなんかは、その場で飲まされたりしているのが印象的でした。

まぁその分、時間がかかるけど、仕方がないんだろうなぁ。



P.S

ゲートを通り過ぎると、走り出す人も多く、もうすぐゲート通過となると心がワサワサしますね。

それもまた楽しいと思わなきゃね。







2025年6月24日火曜日

移動基地局

万博へは、私は地下鉄でアプローチしたので東ゲートでの入場で。
地下鉄から押し出されるようにして、もはや迷うこともなく流れに乗って。

で、地上に出てまず最初に目に入ったのが、コレ。
  

これがウワサの移動基地局かぁ。

いざ万博がオープンしたものの、スマホが繋がりにくいという事象に対して、各通信キャリアが基地局を補填。

私のこの写真の基地局が追加されたものか最初からの計画設置なのかは不明だけれど、
回りを見渡せば、人、人、人、、、しかも会場前の人だかりは、ほとんど全員がスマホをいじりながら待っているわけで。

その密度や利用率は、きっとコンサートやスポーツ観戦を上回るに違いない。
だって、待っている間、スマホいじってるしか仕方がないし。
しかも、予約だぁ入場証だぁ、みんなスマホが要るわけで。

まぁきっとその密度・トラフィックは想定を超えたんだろうなぁ。

けど、すごいなぁと思う。
この移動基地局でいったい何人分をさばけるんだろう。

いや、通常の街中でもいったいどんな状態なんだろうといつもつくづく思うワケで。
エンジニアとして40年も働きながら、もう完全に時代に取り残された感ひとしおであります。


P.S

まだ携帯電話が始まる前、もう30年ぐらい前のこと、
大手企業の携帯電話の交換機の設計に携わったことがあった。

その時はその時でこれからは凄いシステムになるんだなぁ、なんて思ってたけれど、
そのノリで30年も経てば、そりゃもう私が想像もつかない状態になっているのは、ま当然と言えば当然で。

でもそれって、わからないながらも、ちょっと嬉しさも感じたりもします。



2025年6月22日日曜日

大阪万博行ってきました。

大阪万博行ってきました。

夏休みはきっと混む。
後半になれば、もっと混む。
梅雨時前にとりあえず一回は、、、と。

まぁマスコミ上ではいろいろネガティブなことも言われているみたいだけれど、、、

で、ちょっとマジレスを書いたりする。


その1:大阪万博が面白そうじゃなさそうだ、という人へ。

それって何で判断してますかね?
テレビ?マスコミ?ネット情報?

で、それをそのまま鵜呑みにするの?
いつもマスコミなんかネットなんかそのまま信じちゃダメだ、と言っている人は、やはり自分で確かめなくていいの?

私は、コスパ・タイパなんて言わずに、とりあえず自分で判断してこようかと思います。


その2:かつて私は大学時代に学園祭の実行委員長をしていたことがありまして

学園祭というと、学校が休みだぁ、帰省する?旅行に行く?
実行委員達の一生懸命な作業を横目に、必ずそんな学生が一定数居るのは身をもって知っています。

まぁそれは仕方がないと割り切ってもいますが、
日本で行われる万博だもの、少しでも盛り上げる側に私は属していたいと思います。


その3:大阪以外の在住者にとってはコスパ悪くない?

すみません、20年程素人ながらも中世美術を勉強していた人間としては、
イタリア館のカラヴァッジョの「キリストの埋葬」が観られるだけでも入場料金、交通費、、、全然オッケーです。

私にとっては、やはりイタリアはそう簡単には行けないもので。


とまぁグダグダ言わずに、せっかくだもの、楽しめるものを楽しもうと思います。

この後、しばらくきっと大阪万博ネタが続きます。

よろしくお付き合いくださいませ。



P.S

まぁ、並ぶのは覚悟の上。混雑も楽しむぜっ!





2025年6月20日金曜日

国宝

今度は、映画の「国宝」であります。

上映時間は、約3時間。眠くなったりしないか?と思いながら、ちょっと昼寝して鑑賞開始。

いやいや眠くなんてなりませんわな。

# やっぱネタバレは避けねばな。

生々しいストーリーと美男子(美女子?)の歌舞伎所作。

吉沢亮と横浜流星の女形は、確かに美しい。

ただ、いろいろな細かいことが、過去に現実に起きた事件が思い出さされてちょっとツラかった。

いや、どこの業界でも有り得そうなことなのだけれど。

# 詳細は、あえて書きませんが。

原作を読みたくなっちゃうけれど、力が要りそうだなぁ。

それにしても、最近、横浜流星が目に入り過ぎ。

大河ドラマに、ついこの前、アキラとあきらを観たばっかりに、ちょっと見慣れ過ぎ感が。

吉沢亮も人間国宝というには、ちょっと見栄え感が若いってかイケメンで。

そんなところがちょっと残念でした。



P.S

Wikipediaで知ったこと。

日本政府が人間国宝に支給する助成金は一人当たりで年間200万円って決まっているとか。

で、助成金の総額は国家予算で決められていて、2億3200万円だそうな。

そうすると生きている人間国宝の人数は、最大値116人だとか。

だから、最大値の人数に達すると、死亡する人が出ないと新たに人間国宝は生まれないとか。

なんだそれー!

でもま、今は最大値には達していないそうですが、、、。