まだ上映中だから、あへてストーリーは避ける。
が、この映画はストーリーの問題ではない。
なんて言えばいいんだろう。
たぶん、観る人によって思うことが大きく違う映画かもしれない。
いや、そんなことはなかろう。
感じるものの根底は、きっと同じもののはずだ。
この映画、2時間14分である。
で、観終わって、私は呼吸困難気味におちいった。
頭が空っぽになった。
とにかく苦しかった。つらかった。
迷い、葛藤、そのつらさ。愛するつらさ。欲するつらさ。
思うつらさ。考えるつらさ。待つつらさ。別れるつらさ。我慢のつらさ。
つらい時のつらさだけでなく、幸せの時にもつらさがある。
うまく表現できないけれど、2時間以上、私は、そのつらさを感じ続けた。
そして、そう感じる自分のつらさも、また感じるに至った。
私は、原作を知らない。けれど、
実にシーンのひとつひとつが奥深く感じられた。
そんなこの映画、映画としては、評価の高い映画であろう。
でも、本当につらかったのである。
最後もまたつらかった。
けれど、この終わり方しか見つからないようにも思えた。
あなたにお奨めの映画かどうかは、わからない。
けれど、映画たる映画であることは間違いのない映画である。
P.S
私にとっては、まるでパンドラの箱を開けたような映画だった。
あらゆるつらさがこの映画から、飛び出してきたような感じだったからである。
そして、最後に残った希望は、、、「永遠の別れ」のつらさであったりもした。
# この映画を観終わって、すぐに今の想いを書かなければ、、、
# と思って書き出したので、どうも文がまとまらない。
# うまく想いが表現できないのが苦しい。
それにしてもこのブロークバックマウンテンというタイトルがまたつらい。
ここが公式ページかな?(←は、もうありませんでした。)
PM 10:55:50