会社の近くを歩いていると、
全身ビショ濡れで、息絶え絶えのねずみ君がいました。
私が近づいても、もう逃げる体力もない、気力もない
そんな感じで。
苦しそうで、辛そうで、、、
助けてあげたいような気もするけど、私もその術もなく。
そして、帰り道には、もういなかった。
ごめんね、写真だけ撮って、通り過ぎてしまって。
せめて、君がこの世に存在した証をここに残しておきます。
P.S
生き物の最期は、ある意味、みんな同じであろう。
苦しさが一瞬の最期もあれば、辛い状態が何年も続く最期もある。
今は、自分にどんな最期が訪れるのかは、わからないのだけれど、
でも、必ず1回は、何とかしても通り過ぎなければならない生き物の宿命。
いつ訪れるかわからない、自分のそんな最期を
私は、そのねずみ君に見ていたような気もする。
